JPH0757318A - 光磁気記録媒体 - Google Patents

光磁気記録媒体

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JPH0757318A
JPH0757318A JP3072118A JP7211891A JPH0757318A JP H0757318 A JPH0757318 A JP H0757318A JP 3072118 A JP3072118 A JP 3072118A JP 7211891 A JP7211891 A JP 7211891A JP H0757318 A JPH0757318 A JP H0757318A
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JP3072118A
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English (en)
Inventor
Atsushi Koyamamatsu
淳 小山松
Kazutomi Suzuki
和富 鈴木
Kiyoshi Chiba
潔 千葉
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高C/Nで、記録感度がよく、しかも、再生信
号のエラー率が低く、レーザー光に対する長期安定性に
優れた光磁気記録媒体を得る。 【構成】基板上に光磁気記録層、金属反射層が順次積層
された光磁気記録媒体において、前記光磁気記録層と金
属反射層の間にタンタル窒酸化物又は酸化物からなる膜
厚5〜50nmの透明断熱層を少なくとも有し、前記金
属反射層は熱伝導率×膜厚の値が1.3μW/K以上で
あるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザー等の光ビームを
用い磁気光学効果により、情報の記録・再生を行なう光
磁気記録媒体に関し、更に詳しくは光磁気記録層の背後
に金属反射層を設けた光磁気記録媒体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体は高密度・大容量の情報記録
媒体として種々の研究開発が行なわれている。特に情報
の書替えが可能な光磁気記録媒体は、応用分野が広く、
種々の材料・システムが発表されており、注目されてい
る。
【0003】その基本構成は、透明基板上に、膜面に対
し垂直な方向に磁化容易軸を有する、希土類−遷移金属
非晶質合金磁性膜からなる光磁気記録層を設けたもので
ある。
【0004】該非晶質合金磁性膜の光磁気記録層は、単
独では耐久性が悪く、また、カー回転角が小さいため、
再生時に満足なC/N(搬送信号/ノイズ)が得られな
いなどの問題点を有する。そのため、それらの特性を改
善すべく、さまざまな提案が既になされている。
【0005】例えば、基板/金属窒化物透明誘電体層/
記録層/金属窒化物透明誘電体層/金属反射層の順に積
層した4層構成は、カー効果とファラデー効果の併用
と、誘電体によるエンハンス効果で高C/N値が得ら
れ、さらに誘電体として金属窒化物を用いることによ
り、耐久性面でも優れている。なお、金属反射層を設け
たことによりそれが無い場合に比べて記録感度が低下す
るが、適当な記録感度を得る方法として、金属反射層の
膜厚調整もしくは、金属反射層に添加物を加えるなどし
て、金属反射層の熱伝導を低くする方法が提案されてい
る。
【0006】しかしながら、本発明者らの検討では、前
記4層構成で、金属反射層の熱伝導を低くすると、記録
感度は良くなるが記録層からの熱の逃げが悪くなるた
め、さまざまな問題が生じる事がわかった。例えば、情
報の記録時には、隣接ビット同志が熱的に影響し合い、
ビットの書き込もうとする位置からのずれが大きくなる
という現象が生ずる。この位置のずれは、再生信号のピ
ークシフトとして検出することができる。ビットのずれ
が大きいとピークシフトが増大し、再生時のエラーが増
大するという問題がある。さらに、情報の消去時には、
高パワーのレーザー光が照射されるため、熱の逃げの悪
い構成では、記録層が過熱により劣化する恐れがある。
実際、発明者らの検討では、高パワーのレーザー光を連
続で照射した場合、C/Nが低下することがあった。つ
まり、レーザー光に対する長期安定性に問題が生じるの
である。
【0007】
【発明の目的】本発明はかかる現状に鑑みなされたもの
で、前述の透明誘電体層と金属反射層との特性を生か
し、高C/Nで、記録感度が良く、しかも、レーザー光
に対する長期安定性に優れた光磁気記録媒体を提供する
ことを目的としたものである。
【0008】
【発明の構成及び作用】上述の目的は、以下の本発明に
より達成される。すなわち、本発明は、基板上に光磁気
記録層、金属反射層が順次積層された光磁気記録媒体に
おいて、前記光磁気記録層と金属反射層の間にタンタル
窒酸化物又は酸化物からなる膜厚5〜50nmの透明断
熱層を少なくとも有し、前記金属反射層は熱伝導率×膜
厚の値が1.3μW/K以上であることを特徴とする光
磁気記録媒体である。
【0009】以下、本発明の詳細を説明する。
【0010】前述した記録時のビットの位置のずれ、換
言すればピークシフトの生じる原因の一つには、隣接ビ
ット間の熱的干渉が考えられる。つまり、光磁気記録層
が、書き込みに必要な温度より過度に加熱された場合、
その熱が隣接ビットに影響すると考えられる。さらに、
高パワーのレーザーを連続で照射した場合のC/Nの低
下の原因も、光磁気記録層が消去に必要な温度よりも過
度に加熱されるためと考えられる。
【0011】従って、それらを防止するためには、熱の
逃げを良くする構成が必要であるが、単に金属反射層の
熱伝導率を高くしたり、膜厚を厚くしただけでは、記録
感度が低下してしまう。よって、記録感度を考慮に入れ
れば、ピークシフトが小さく、高パワーのレーザー光に
対する長期安定性に優れた媒体には、ある程度の温度
(記録温度)までは、温度が上昇し易いが、それ以上で
は、温度が上昇しにくく、過度の加熱が防止される構成
が必要であると考えられる。
【0012】そして、かかる構成を実現するものとし
て、熱の逃げの良い金属反射層を用いて光磁気記録層の
過熱を防止する一方、記録感度が低下しないだけ充分に
断熱性のよい透明断熱層を金属反射層の前面に設ける組
合せ構成に着目した。そして、断熱性のよいTaの窒酸化
物(以下“TaON”と略記する)またはTaの酸化物(以
下“TaO”と略記する)を透明断熱層として金属反射層
と光磁気記録層との間に設けると共に金属反射層の膜厚
を厚くしてその熱伝導性を良くした構成により、高C/
Nで記録感度が良く、しかも再生信号のピークシフトが
小さく、高パワーのレーザーに対する長期安定性に優れ
た光磁気記録媒体が得られることを確認した。
【0013】上述の構成では、TaON、TaOの熱伝導率
が著しく低いため、その断熱効果により、光磁気記録層
の温度が上昇し易くなる。さらにTaON、TaOの断熱効
果が著しく大きいため、金属反射層の熱伝導性をかなり
良くしても、高感度が保たれ、その金属反射層により余
分の熱が逃がされ、過度の加熱が防止されるのである。
また、TaON、TaOは透明性が良く、媒体の高C/N値
にも寄与している。以上が本発明により高C/N、高感
度、低ピークシフト、高パワーのレーザー光に対する長
期安定性が実現される理由と考えられる。
【0014】なお、光磁気記録層とTaON、TaOが直接
接した場合、作製方法によっては光磁気記録層が酸化を
受ける(例えば、プレスパッタ等の影響)恐れがあり、
それを防止する意味で、光磁気記録層と透明断熱層の間
に、金属窒化物からなる透明誘電体層を介在させる事が
さらに望ましい。そしてかかる窒化物透明誘電体層とし
ては、公知の窒化ケイ素、窒化アルミニウム、およびそ
れらの金属複合窒化物等が好ましい。しかし、透明性の
良い金属窒化物であれば、これに限定されるものではな
い。またさらにその膜厚は、厚い方が保護性は良くなる
が、ファラデー効果のエンハンスメントを考えると、5
〜30nmが好ましい。そして以上の窒化物透明誘電体
層は、常法により形成される。それは例えば公知の真空
蒸着法、スパッタリング法、イオンビームスパッタリン
グ法、CVD法等である。
【0015】本発明に置けるTaONすなわちTa窒酸化物
とはTaと酸素、窒素よりなる膜で、中でも窒素含有率が
1〜45atom%、酸素含有率が27〜71atom%の組成
のものが、その透明性、断熱性の点から好ましい。な
お、Ta、O、N以外の元素も、不純物オーダーで含まれ
てよいことはいうまでもない。Ta窒酸化物膜の製造方法
としては、公知の真空蒸着法、スパッタリング法等のP
VD法、あるいはCVD法など種々の薄膜形成法が適用
できる。中でもTa酸化物のターゲットを用いたArとN2
の混合ガスでの反応性スパッタリング法、もしくは、Ta
ターゲットを用いたArとN2 、O2 の混合ガスでの反応
性スパッタリング法が異常放電等が少なく安定運転面、
生産性面で好ましい。
【0016】またTa酸化物としては、透明性、断熱性の
面よりTa含有率が20〜45atom%のものが好ましく用
いられる。その製造はTaONと同様に前述の種々の薄膜
形成法が適用できる。
【0017】なお、スパッタリング法によりTaOを製造
する場合、TaターゲットまたはTa25 ターゲットを、A
rとO2 の混合ガスでスパッタリングする反応性スパッ
タリングの他に、Ta2 5 ターゲットをArガスのみでス
パッタリングする方法も考えられる。しかしながら、Ar
のみのスパッタリングでは、膜の透明性が悪く、その方
法は適用できない。
【0018】さらに、本発明者らの検討では、ArとO2
の混合ガスを用いたTaOは、TaONとほぼ同等の断熱性
及び透明性を有し、本発明においてTaONと同様に適用
できることがわかった。ところが、このTaOは前述した
ように真空槽内に酸素を導入する事が必要であり、一方
TaONはTa2 5 ターゲットをArガスとN2 の混合ガス
でスパッタリングする事により透明な膜を作製できるた
め、製造プロセス上ではTaONの方が記録層が酸素に触
れない点で優れている。
【0019】なお、透明断熱層の膜厚は、厚い方が断熱
性が良くなるが、この層によるファラデー効果のエンハ
ンスメントも考えると、5〜50nmが好ましい。
【0020】本発明での金属反射層は、熱の放散を行な
うという重要な役割を有し、金属反射層の熱伝導性が良
い程、本発明の効果は大きくなる。金属反射層の熱伝導
性は、その熱伝導率が高く、また膜厚が厚い程良くな
る。本発明者らの検討では、光磁気記録媒体での金属薄
膜の熱伝導性は、ほぼ熱伝導率×膜厚の値に対応し、そ
の値で熱伝導性の比較を行う事ができる事がわかった。
そしてこの方法で、熱伝導性を定義した場合、本発明の
目的を達する金属反射層としては、熱伝導率×膜厚の値
が1.3μW/K以上である事が必要で、さらに好まし
くは2.0μW/K以上が必要である。
【0021】なお、ここでいう熱伝導率は以下のように
してもとめた値である。図4に示すように、金属薄膜(1
2)はガラス基板(11)上に作製した。ただし、金属薄膜(1
2)の幅(a)は10mm、膜厚(d)は100nmとし
た。次に、金属薄膜(12)上に図4のように4本のAu電極
(13)〜(16)を等間隔に蒸着により形成した。Au電極(13)
〜(16)の間隔(b)は、4mm とした。以上のような
サンプルで、金属薄膜(12)の電気抵抗(R)を4端子法
により測定し、電気伝導率(σ)、熱伝導率(λ)を下
式により求めた。ただし、Lはローレンツ数(Lorenz n
umber)、Tは測定温度であり、L=24.5nWΩ/K
2 、T=300Kとした。
【0022】σ=b/(a・d・R) λ=L・T・σ 以上の方法により求めた、Al膜及び、後述する実施例に
示すAg95.0Au4.1 Ti0.9 合金膜(以下、合金および薄膜
組成式中の添数字は、ことわり書のない限り組成(atom
%)を示す)、およびAl92.7Au4.8 Ti2.5 合金膜の電気
伝導率及び熱伝導率を表1に示す。
【0023】この表1に示すとおり、Al膜の電気伝導率
は1.6×107 Ω-1・m-1、熱伝導率は1.2×10
2 W・m-1・K-1であり、Ag95.0Au4.1 Ti0.9 合金膜の
電気伝導率は7.9×106 Ω-1・m-1、熱伝導率は
5.8×10W・m-1・K-1であり、Al92.7Au4.8 Ti
2.5 合金膜の電気伝導率は1.8×106 Ω-1・m-1
熱伝導率は1.3×10W・m-1・K-1である。
【0024】前述した理由から、金属反射層の材料とし
ては熱伝導性の良い金属が好ましく、Ag、Au、Al、Cu又
はこれを主体とした合金が好適に用いられる。これらの
金属では光の反射率も高いため、高いC/Nが得られる
いう利点も有する。中でもAgAu合金、AlAu合金は反射
率、熱伝導率、耐久性といった観点から優れており、特
に更にTiを添加した反射層はこの点で更に好ましい。こ
の金属反射層の膜厚は、熱の放散を適当な範囲に制御す
るということから決定される。金属の熱伝導率が低い場
合には厚い膜厚を要するし、逆に高い場合には薄くて良
い。ただし、製造の能率やコストの面からは、膜厚が5
〜500nmであることが好ましい。これら金属反射層
は公知の真空蒸着法、スパッタリング法によって形成さ
れる。
【0025】また本発明の光磁気記録層としては、光熱
磁気効果により記録・再生・消去できるもの、具体的に
は膜面に垂直な方向に磁化容易方向を有し、任意の反転
磁区を作ることにより光熱磁気効果に基いて情報の記録
・再生・消去が可能な磁性金属薄膜であればよく、例え
ばTbFe、TbFeCo、GdTbFe、GdFeCo、NdDyFeCo、NdDyTbFe
Co、NdFe、PrFe、CeFe等の希土類元素と遷移金属元素と
の非晶質合金膜、交換結合を利用したそれらの二層膜、
Co/Pt、Co/Pd等の人工格子多層膜等が使用できる。
【0026】基板の材料としては、ポリカーボネート樹
脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、4−メチル−ペンテ
ン樹脂などまたそれらの共重合体等の高分子樹脂、アモ
ルファスポリオレフィンもしくはガラスなどが適用でき
る。中でも機械強度、耐候性、耐熱性、透湿性の点でポ
リカーボネート樹脂が好ましい。
【0027】以上本発明の基本構成を説明したが、本発
明の光磁気記録媒体の構成は、前述のものに限定されな
い。特に公知の基板と光磁気記録層の間にカー効果のエ
ンハンスメントを目的とした第2の透明誘電体層を有す
る構成が好ましい。かかる透明誘電体層は、高温高湿下
における耐久性が良好である事から、シリコン窒化物ま
たは、アルミニウム・シリコン窒化物である事が好まし
い。そしてその膜厚は、光磁気記録層と金属反射層との
間の誘電体層の膜厚とも関係するので、一義的に決める
ことはできないが、光磁気記録層と金属反射層との間の
誘電体層の膜厚が3〜60nm程度であり、基板と光磁
気記録層との間の第2の透明誘電体層の膜厚は30〜1
60nm程度であることが好ましい。
【0028】さらに、通常は金属反射層上に、前述の誘
電体等からなる無機保護層を介して又は直接に機械的保
護、更なる耐久性の向上等の目的で有機の光及び熱硬化
型樹脂あるいは熱可塑性樹脂からなる有機保護層を設け
るのが一般である。
【0029】以上の構成の光磁気記録媒体は、公知の通
り上記構成のままで、更に保護平板、保護フィルム等必
要な保護を付加して片面記録媒体として、あるいはその
2枚を金属反射層側で貼り合わせた両面記録媒体として
使用される。
【0030】以上の通り、本発明は透明断熱層と熱伝導
の良い金属反射層との組み合わせにより、ビットエラー
レイトに関係するピークシフトと記録感度の相反する両
特性を向上せしめ、且つ高C/Nで、レーザー光に対す
る長期安定性にも優れた光磁気記録媒体を実現したもの
である。
【0031】以下、本発明の実施例を比較例と対比して
説明する。以下の通り、実施例1〜7、比較例1〜3の
光磁気ディスクを作成し、その最適記録レーザーパワ
ー、C/N及びピークシフトを評価した。
【0032】さらに、レーザー光に対する長期安定性
は、ディスクの回転数を低くして、レーザー光を連続照
射した後C/Nのを測定し、初期値から2dBC/Nが低
下するまでに、レーザー光を照射したディスク回転数に
より評価した。
【0033】
【実施例1】図1に示す基板(1) 上に、透明誘電体層
(2) 、光磁気記録層(3) 、窒化物透明誘電体層(4) 、透
明断熱層(5) 、金属反射層(6) 、を順次積層し、更に有
機保護層(7) を積層した構成の光磁気ディスクを以下の
ように作製した。
【0034】直径130mm、厚さ1. 2mmの円盤で
1.6μmピッチのグルーブを有するポリカーボネート
樹脂(PC)製のディスク基板(1) を、3ターゲット設
置可能なマグネトロンスパッタ装置の真空槽内に配置
し、0.4μTorrになるまで排気した。
【0035】次にAr、N2 の混合ガス(Ar:N2 =70:
30 vol%)を真空槽内に導入し、圧力10mTorrになる
ように調整した。ターゲットとしては直径100mm、
厚さ5mmのAl30Si70の焼結体からなる円盤を用い、放
電電力500W、放電周波数13.56MHzで高周波ス
パッタリングを行ない、PC基板を回転(自転)させな
がら、透明誘電体層(2) として膜厚112.5nmのAl
SiN膜を堆積した。
【0036】形成したAlSiN膜の組成は、オージェ電子
分光装置(PHI社、SAM610)を用いて分析したところ
Al19Si3942であった。
【0037】続いて光磁気記録層(3) として、直径10
0mm、4.5mm厚のTb19Fe72.5Co8.5 合金ターゲッ
トを用い、Arガス圧4mTorr、放電電力150Wの条件
でDCスパッタリングを行ない、膜厚22.5nmのTb
20.5Fe70.9Co8.6 非晶質合金膜を堆積した。
【0038】合金膜の組成は、誘導結合高周波プラズマ
分光分析(ICP)により求めた。以下に挙げるその他
の合金膜の組成も全てICPによるものである。
【0039】さらに引続いて、前記と同様の条件で、Al
SiN膜を窒化物透明誘電体層(4) として膜厚5nm堆積
した。
【0040】次にAl30Si70ターゲットをTa2 5 (添字
は化学量論比)ターゲットに取り替え、再び0.4μTo
rrになるまで排気後、Ar、N2 の混合ガス(Ar:N2
70:30 vol%)を真空槽内に導入し、圧力10mTorrに
なるように調節した。ターゲットは直径100mm、厚
さ5mmのTa2 5 の焼結体からなる円盤で、放電電力
400W、放電周波数13.56MHzで高周波スパッタ
リングを行ない、TaON膜を透明断熱層(5) として30
nm堆積した。また形成したTaON膜の組成を前記のオ
ージェ電子分光装置を用いて分析した所、膜中の酸素及
び窒素はそれぞれ51atom%、21atom%であった。
【0041】さらに、金属反射層(6) として直径100
mm、厚さ3mmのAg94.5Au4.4 Ti1.1 合金ターゲット
を用いて、Arガス圧2mTorr、放電電力60Wで、DC
スパッタリングを行ない、膜厚70nmのAg95.0Au4.1
Ti0.9 合金膜を堆積した。
【0042】これら各層の形成時において、PC基板は
20rpm で回転させた。
【0043】続いて、金属反射層(6) 上に、スピンコー
ターで紫外線硬化型のフェノールノボラックエポキシア
クリレート樹脂を塗布し、その後紫外線照射により硬化
させ、約10μmの有機保護層(7) を設けた。
【0044】
【実施例2】実施例1の透明断熱層(5) であるTaON膜
厚を20nmとし、さらに金属反射層(6) を、直径10
0mm、厚さ5mmのAl92.5Au4.5 Ti3.0 合金ターゲッ
トを用いて、Arガス圧1.5mTorr、放電電力125W
で、DCスパッタリングを行ない、膜厚100nmのAl
92.7Au4.8 Ti2.5 合金膜にした以外は、実施例1と同様
の条件で光磁気ディスクを作製した。
【0045】
【実施例3】実施例1の金属反射層(6) を、膜厚150
nmの実施例2と同様のAl92.7Au4.8 Ti2.5 合金膜にし
た以外は、実施例1と同様の条件で光磁気ディスクを作
製した。
【0046】
【実施例4】実施例1と同様の基板(1) 上に、実施例1
と同様の条件で、透明誘電体層(2)としてAlSiN膜を膜
厚100nm、光磁気記録層(3) としてTbFeCo非晶質合
金膜を膜厚22.5nm、窒化物透明誘電体層(4) とし
てAlSiN膜を膜厚5nm、透明断熱層(5) としてTaON
膜を膜厚30nmを順次積層し、続いて実施例2と同様
の条件で金属反射層(6) としてAl92.7Au4.8 Ti2.5 合金
膜を膜厚210nm積層した。さらに、金属反射層(6)
上に実施例1と同様の有機保護層(7) を設けて光磁気デ
ィスクを作製した。
【0047】
【実施例5】実施例1と同様の基板(1) 上に、実施例1
と同様の条件で、透明誘電体層(2)としてAlSiN膜を膜
厚112.5nm、光磁気記録層(3) としてTbFeCo非晶
質合金膜を膜厚22.5nm、窒化物透明誘電体層(4)
としてAlSiN膜を膜厚5nm、後記のようにして透明断
熱層(5) としてTaO膜を膜厚30nm、再び実施例1と
同様にして金属反射層(6) としてAg95.0Au4.1 Ti0.9
金膜を膜厚70nm順次積層した。さらに、金属反射層
(6) 上に実施例1と同様の有機保護層(7) を設けた。
【0048】ここでTaO膜は、直径100mm、厚さ5
mmのTa2 5 焼結体からなるターゲットを、Ar、O2
の混合ガス(Ar:O2 =70:30 vol%)で高周波スパッ
タリングして作製した。その際の放電電力は400W、
放電周波数は13.56MHzであり、ガス圧は10mTo
rrになるように調節した。なお、TaOの組成は前述のオ
ージェ電子分光装置で分析したところTa3268であっ
た。
【0049】
【実施例6】実施例1の光磁気記録層(3) 前後の透明誘
電体層(2) 、(4) を窒化ケイ素(SiN)膜とした以外
は、実施例1と同様の条件で光磁気ディスクを作製し
た。SiN膜は、直径100mm、厚さ5mmのSiターゲ
ットを用い、Ar、N2 の混合ガス(Ar:N2 =70:30 v
ol%)圧15mTorr、放電電力500Wで作製した。堆
積した膜厚は、光磁気記録層(3) の基板(1) 側の透明誘
電体層(2) として112.5nm、光磁気記録層(3) の
基板(1) と反対側の窒化物透明透電体層(4) として5n
mである。ここで形成したSiN膜の窒素含有率は、前記
オージェ電子分光装置で分析したところ43atom%であ
った。
【0050】
【実施例7】図2に示す基板(1) 上に、透明誘電体層
(2) 、光磁気記録層(3) 、透明断熱層(5) 、金属反射層
(6) 、を順次積層し、さらに有機保護層(7) を積層した
構成の光磁気ディスクを以下のように作製した。
【0051】実施例1と同様の基板(1) に実施例1と同
様の条件で、透明誘電体層(2) としてAlSiN膜を膜厚1
12.5nm、光磁気記録層(3) としてTbFeCo非晶質合
金膜を膜厚22.5nm、透明断熱層(5) としてTaON
膜を膜厚35nm、金属反射層(6) としてAg95.0Au4.1
Ti0.9 合金膜を膜厚70nm順次積層した。さらに、金
属反射層(6) 上に実施例1と同様の有機保護層(7) を設
けた。ただし、TbFeCo非晶質合金膜を堆積後、TaON膜
形成用のTa2 5 ターゲットのプレスパッタを行なう
と、TbFeCo非晶質合金膜が劣化するため、該ターゲット
のプレスパッタは、TbFeCo非晶質合金膜堆積前に行なっ
た。
【0052】
【比較例1】図3に示す基板(1) 上に、透明誘電体層
(2) 、光磁気記録層(3) 、透明誘電体層(4) 、金属反射
層(6) を順次積層し、更に有機保護層(7) を積層した構
成の光磁気ディスクを以下のように作製した。
【0053】実施例1と同様の基板(1) 上に、実施例1
と同様の条件で、透明誘電体層(2)としてAlSiN膜を膜
厚112.5nm、光磁気記録層(3) としてTbFeCo非晶
質合金膜を膜厚22.5nm、透明誘電体層(4) として
AlSiN膜を膜厚35nm、実施例2と同様の条件で金属
反射層(6) としてAl92.7Au4.8 Ti2.5 合金膜を膜厚60
nm順次積層した。さらに、金属反射層(6) 上に実施例
1と同様の有機保護層(7) を設けた。
【0054】
【比較例2】比較例1の金属反射層(6) の膜厚を100
nmとした以外は、比較例1と同様の条件で光磁気ディ
スクを作製した。
【0055】
【比較例3】比較例1に対して、透明断熱層(5) として
膜厚10nmのTaON膜を追加し、透明誘電体層(4) と
してのAlSiN膜の膜厚を5nmにした構成の光磁気ディ
スクを、実施例2と同様の条件で作製した。
【0056】次に実施例1〜7、比較例1〜3で得られ
た光磁気ディスクを光磁気記録再生装置(パルステック
工業製、DDU-1000型)を用い、下記条件でC/Nと最適
記録レーザーパワーを評価した。書込み時の半導体レー
ザーパワーを変化させ、再生信号の二次高調波が最小と
なる時が最適記録レーザーパワーとした。
【0057】[記録条件] ディスク回転速度=180
0rpm 、記録トラック位置=半径30mm位置、記録周
波数=3.7MHz、記録時の印加磁界=250Oe、記録
パルス幅=90nsec 。
【0058】[再生条件] ディスク回転速度=180
0rpm 、読出レーザーパワー=1.5mW。
【0059】さらに、実施例1〜7、比較例1〜3で得
られた光磁気ディスクについて、ピークシフトを測定し
た。ここでいうピークシフトは、図5に示す信号を記
録、再生した時に、記録しようとした信号のパルス間の
時間T2 と、実際に再生された信号のピーク間の時間T
2 ’の平均値 <T2 ’> との差の絶対値とした。従っ
て、 ピークシフト=|T2 − <T2 ’> | である。記録再生には、前記光磁気再生装置を用いた。
記録再生条件は下記する。再生信号のピーク間の時間T
2 ’は、ヒューレット パッカード(HEWLETT PACKARD
)製、フリクエンシー アンド インターバル アナ
ライザー(FREQUENCY AND INTERVAL ANALYZER)を用いて
測定した。
【0060】[記録条件] ディスク回転速度=180
0rpm 、記録トラック位置=半径30mm位置、記録レ
ーザーパワー=6mW、記録時の印加磁界=250Oe、
記録パルス幅=90nsec 。
【0061】[再生条件] ディスク回転速度=180
0rpm 、読出レーザーパワー=1.5mW。
【0062】さらに、実施例1〜7、比較例1〜3で得
られた光磁気ディスクについて、レーザー光に対する長
期安定性を測定した。判断基準は、回転させたディスク
の半径30mm位置の特定トラックにレーザーを連続照
射しながら、ディスクを適当な回転数だけ回転させた後
C/Nを測定し、初期値からのC/Nが2dB低下する回
転数を求め、その回数が多いもの程安定であると考え
た。レーザーの連続照射時のディスクの回転速度は、光
磁気記録層の温度上昇を加速する意味で300rpm と
し、連続照射するレーザーパワーは6mWとした。C/
N測定の方法及び記録・再生条件は前述した通りであ
る。
【0063】最適記録レーザーパワー、C/N、ピーク
シフト、C/Nが2dB低下するレーザー照射回転数の、
各測定結果を表2に示す。
【0064】この表2に示す通り、実施例1における最
適レーザーパワーは4.5mW、C/N最大値は48.
6dB、ピークシフトは9.6nsec 、C/Nが2dB低下
するレーザー照射回転数は3.4×103 である。
【0065】また実施例2における最適レーザーパワー
は4.5mW、C/N最大値は48.5dB、ピークシフ
トは10.2nsec 、C/Nが2dB低下するレーザー照
射回転数は9.0×102 である。
【0066】また実施例3における最適レーザーパワー
は4.5mW、C/N最大値は48.4dB、ピークシフ
トは10.0nsec 、C/Nが2dB低下するレーザー照
射回転数は1.8×103 である。
【0067】また実施例4における最適レーザーパワー
は4.5mW、C/N最大値は48.4dB、ピークシフ
トは9.8nsec 、C/Nが2dB低下するレーザー照射
回転数は2.7×103 である。
【0068】また実施例5における最適レーザーパワー
は4.5mW、C/N最大値は48.5dB、ピークシフ
トは9.6nsec 、C/Nが2dB低下するレーザー照射
回転数は3.3×103 である。
【0069】また実施例6における最適レーザーパワー
は4.5mW、C/N最大値は48.4dB、ピークシフ
トは9.6nsec 、C/Nが2dB低下するレーザー照射
回転数は3.3×103 である。
【0070】また実施例7における最適レーザーパワー
は4.5mW、C/N最大値は47.8dB、ピークシフ
トは9.7nsec 、C/Nが2dB低下するレーザー照射
回転数は3.3×103 である。
【0071】一方比較例1における最適レーザーパワー
は4.5mW、C/N最大値は48.3dB、ピークシフ
トは12.8nsec 、C/Nが2dB低下するレーザー照
射回転数は2.0×10である。
【0072】また比較例2における最適レーザーパワー
は5.5mW、C/N最大値は48.4dB、ピークシフ
トは10.2nsec 、C/Nが2dB低下するレーザー照
射回転数は7.8×102 である。
【0073】また比較例3における最適レーザーパワー
は4.5mW、C/N最大値は48.2dB、ピークシフ
トは12.6nsec 、C/Nが2dB低下するレーザー照
射回転数は2.5×10である。
【0074】比較例1、2のように、透明断熱層(5) を
用いない場合、熱の逃げの悪い金属反射層(6) を用いて
も、また熱の逃げの良い金属反射層(6) を用いても、本
発明の目的である高感度で、かつピークシフトが小さ
く、その上レーザー光に対する長期安定性に優れるとい
う3特性を同時に満足する事はできない。熱の逃げを抑
制した金属反射層(6) を用いた比較例1では、最適記録
パワーは4.5mWと小さいが、ピークシフトが大き
く、わずか20回レーザー光を照射しただけでC/Nが
2dB低下してしまう。それに対して熱の逃げを良くした
金属反射層(6) を用いた比較例2では、ピークシフトは
比較的小さく、レーザー光に対する安定性も比較例1よ
り良いが、最適記録パワーが5.5mWとなり、感度が
低下してしまう。
【0075】また、比較例3をみれば、透明断熱層(5)
を用いても、熱の逃げを抑制した金属反射層(6) を用い
た場合は、本発明の効果は発揮されない事がわかる。
【0076】それに対して、透明断熱層(5) を用い、同
時に熱の逃げの良い金属反射層(6)を用いた実施例1〜
7は、全て最適記録パワー4.5mWと高感度を保ちな
がら、ピークシフトが小さく、レーザー光に対する長期
安定性も優れている。
【0077】さらに、実施例2〜4をみれば、本発明で
は、金属反射層(6) の熱の逃げを良くする程、効果が大
きくなる事がわかる。
【0078】以上より、ピークシフトや高パワーレーザ
ー光に対する長期安定性は、実施例2のレベルであれば
充分である事を考えれば、本発明は、透明断熱層(5) を
用い、さらに膜厚100nmのAl92.7Au4.8 Ti2.5 合金
膜と同等以上の熱伝導性を有する金属反射層(6) を用い
て、はじめて達成されると考えられる。つまり、熱伝導
率×膜厚の値としては1.3μW/K以上が必要であ
る。さらに、より大きな効果を期待すれば、金属反射層
(6) の熱伝導性としては、膜厚150nmのAl92.7Au
4.8 Ti2.5 合金膜と同等以上が必要で、熱伝導率×膜厚
の値としては2.0μW/K以上が好ましい。
【0079】各層に用いる好適な膜は、実施例1〜6よ
り、透明断熱層(5) としては、TaONとTaOが、窒化物
透明誘電体層(2) および(4) としては、AlSiNとSiN
が、金属反射層(6) としては、AgAuTi合金とAlAuTi合金
が同等に使用できる事がわかる。また実施例7より、光
磁気記録層(3) 上に、直接TaON膜が接する場合でも、
本発明の効果としては充分である。
【0080】以上、本発明は、光磁気記録媒体の実用上
重要な特性を大きく向上させるものである事は明らかで
ある。
【0081】
【表1】
【0082】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1〜6および比較例3の膜構成図
【図2】実施例7の膜構成図
【図3】比較例1〜2の膜構成図
【図4】熱伝導率測定配置図
【図5】ピークシフト説明図
【符号の説明】
1 基板 2 透明誘電体層 3 光磁気記録層 4 窒化物透明誘電体層 5 透明断熱層 6 金属反射層 7 有機保護層 11 ガラス基板 12 金属薄膜(サンプル) 13〜16 Au電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に光磁気記録層、金属反射層が順次
    積層された光磁気記録媒体において、前記光磁気記録層
    と金属反射層の間にタンタル窒酸化物又は酸化物からな
    る膜厚5〜50nmの透明断熱層を少なくとも有し、前
    記金属反射層は熱伝導率×膜厚の値が1.3μW/K以
    上であることを特徴とする光磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】前記金属反射層の熱伝導率×膜厚の値が
    2.0μW/K以上である請求項1記載の光磁気記録媒
    体。
  3. 【請求項3】前記透明断熱層がタンタルの窒酸化物であ
    る請求項1または請求項2記載の光磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】前記光磁気記録層と透明断熱層との間に金
    属窒化物からなる透明誘電体層を介在させた請求項1、
    請求項2、または請求項3記載の光磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】光磁気記録層の他方の側にも金属窒化物か
    らなる第2透明誘電体層が設けられた請求項1、請求項
    2、請求項3、または請求項4記載の光磁気記録媒体。
  6. 【請求項6】前記金属窒化物がシリコン窒化物またはア
    ルミニウム・シリコン窒化物である請求項4、または請
    求項5記載の光磁気記録媒体。
  7. 【請求項7】前記反射層がAgAu合金またはAlAu合金であ
    る請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5
    または請求項6記載の光磁気記録媒体。
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