JPH0757078A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0757078A
JPH0757078A JP5203102A JP20310293A JPH0757078A JP H0757078 A JPH0757078 A JP H0757078A JP 5203102 A JP5203102 A JP 5203102A JP 20310293 A JP20310293 A JP 20310293A JP H0757078 A JPH0757078 A JP H0757078A
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JP
Japan
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screen
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threshold value
frame
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Pending
Application number
JP5203102A
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English (en)
Inventor
Masahiko Yamaguchi
雅彦 山口
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
Original Assignee
Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Telecom Networks Ltd filed Critical Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Publication of JPH0757078A publication Critical patent/JPH0757078A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指紋照合等に適用できる画像処理装置に関
し、フレームメモリを省略して経済化を図る。 【構成】 テレビカメラ等による撮像部1と、この撮像
部1による1画面又は1画面を複数に分割したブロック
毎の映像信号の1フィールド分又は1フレーム分につい
て平均値を求めて2値化用の閾値とする閾値算出部2
と、この閾値算出部2により求めた閾値を用いて1画面
分の映像信号を2値化する2値化回路3と、この2値化
回路3により2値化された2値画像データを格納する2
値画像メモリ4と、各部を制御するプロセッサ等からな
る制御部5とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、指紋照合等に適用でき
る画像処理装置に関する。指紋照合は、予め撮像した指
紋の特徴点をディジタル処理により抽出して登録してお
き、次に撮像した指紋についても特徴点をディジタル処
理により抽出して照合するものであり、その特徴点の抽
出には、指紋を撮像した映像信号を2値化して処理する
ものである。このような映像信号を2値化して処理する
構成の経済化を図ることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】従来例の指紋照合等に適用される画像処
理装置は、例えば、図6に示すように、撮像部51と画
像抽出部52と、フレームメモリ53と、2値画像メモ
リ54と、プロセッサ(CPU)55とを備えている。
又DBはデータバス、CBは制御信号バス、Dはデータ
端子、Wは書込信号端子、Rは読出信号端子、WTは書
込タイミング信号、WSは書込信号を示す。
【0003】画像抽出部52は、撮像部51により撮像
した指紋の所要範囲を切り出し、且つディジタル信号に
変換するもので、例えば、512×512画素構成の画
面として抽出し、且つ1画素を8ビット構成としてディ
ジタル信号に変換するものである。フレームメモリ53
は、1画素を8ビット構成とし且つ512×512画素
構成のディジタル映像信号を格納する容量を有するもの
であり、又2値画像メモリ54は、1画素を1ビット構
成とした512×512画素構成の2値化信号を格納す
る容量を有するものである。
【0004】図7は従来例のフローチャートであり、画
像抽出部52により抽出した例えば512×512画素
構成で1画素8ビットのディジタル信号に変換した多値
画像データを、プロセッサ55の制御によりフレームメ
モリ53にデータバスDBを介して書込む(1)。この
場合、画像抽出部52からフレームメモリ53に書込タ
イミング信号WTが加えられる。
【0005】次に、プロセッサ55の制御により、フレ
ームメモリ53から1画面分又は1画面を複数に分割し
たブロック毎に多値画像データを読出し、平均値を求め
て2値化用の閾値を算出する(2)。次に、フレームメ
モリ53から再度多値画像データを読出して、2値化用
の閾値を用いて2値化し2値画像メモリ54に書込む
(3)。
【0006】この2値画像メモリ54に書込まれた2値
画像データを用いて、細線化処理や分岐点抽出等の処理
により、指紋の特徴点を求めて、指紋の登録や照合等の
処理を行うことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】撮像部51からの映
像信号を例えば256階調とすると、前述のように1画
素を8ビットとしてディジタル信号に変換することにな
り、512×512画素構成とすると、フレームメモリ
53は256kバイトの容量を必要とすることになり、
画素数を多くするに従ってフレームメモリ53の容量が
大きくなり、コストダウンを図ることが容易でない欠点
があった。又2値画像データを格納する2値画像メモリ
54は、フレームメモリ53の1/8の32kバイトの
容量で済むものである。本発明は、フレームメモリを削
減して経済化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、図1を参照して説明すると、テレビカメラ等の撮像
部1による1画面又は1画面を複数に分割したブロック
毎の映像信号の1フィールド分又は1フレーム分につい
て平均値を求めて2値化用の閾値とする閾値算出部2
と、この閾値算出部2により求めた閾値により撮像部1
からの次の1画面分の映像信号を2値化する2値化回路
3と、この2値化回路3により2値化された2値画像デ
ータを格納する2値画像メモリ4と、各部を制御するプ
ロセッサ等による制御部5とを備えている。
【0009】
【作用】撮像部1により指紋等を撮像した映像信号は閾
値算出部2により平均値を求めて2値化用の閾値とす
る。この平均値は、1画面について又は1画面を複数に
分割したブロック毎に求めることができる。又偶数フィ
ールドと奇数フィールドとの何れか一方或いは両方を含
む1フレーム分について求めることができる。この平均
値による閾値を基に、次の1フレームについて2値化回
路3に於いて2値化する。即ち、多値画像データを一旦
格納するフレームメモリを用いることなく、閾値を求
め、次のフレームに於いて多値画像データを2値画像デ
ータとし、2値画像メモリ4に格納する。
【0010】
【実施例】図2は本発明の実施例の説明図であり、11
はテレビカメラ等による撮像部、12は閾値算出部、1
3は2値化回路、14は2値画像メモリ、15はプロセ
ッサ等による制御部、16は画像抽出部、17は演算
部、18はレジスタを示す。
【0011】画像抽出部16は、従来例と同様に、撮像
部11からの映像信号の所要範囲を切り出してディジタ
ル信号に変換するものであり、例えば、512×512
画素構成に切り出して、1画素を8ビット構成でディジ
タル信号に変換する。この多値画像データを閾値算出部
12と2値化回路13とに加えることになり、最初のフ
レームでは閾値算出部12が動作し、2値化回路13は
動作しない。
【0012】閾値算出部12の演算部17は、1画面分
の平均値を2値化用の閾値とする場合、1画面分につい
て多値画像データを加算して画素数で除算することによ
り、平均値を求めることができる。実際の処理は、順次
入力される画素対応のデータを加算して1ビットシフト
することにより、隣接画素のデータとの間の平均値を求
めることを1画面分について行うことにより、最終的に
は1画面分の平均値を求めることができる。この平均値
を閾値としてレジスタ18にセットする。
【0013】閾値算出部12により閾値が求まると、次
のフレームでは2値化回路13が動作し、多値画像デー
タを閾値により2値化し、その2値画像データを2値画
像メモリ14に格納する。
【0014】図3は本発明の実施例のフローチャートで
あり、閾値算出部12に於いて輝度データ(多値画像デ
ータ)の1フィールド間又は1フレーム間の平均値を求
めて閾値とする(a)。次にこの閾値を用いて輝度デー
タ(多値画像データ)を2値化回路13に於いて2値化
する(b)。そして、2値化されたデータを2値画像メ
モリ14に書込む(c)。従って、多値画像データを書
込む為のフレームメモリを省略することができる。
【0015】図4は映像信号の説明図であり、(a)は
インターレース方式の場合を示し、E1 〜En は偶数フ
ィールドに於ける画素の輝度データ、O1 〜On は奇数
フィールドに於ける画素の輝度データを示し、1フレー
ムについての平均値Afは、 Af=〔Σi=1 i=n (Ei +Oi )〕/2n …(1) となる。なお、Σi=1 i=n は、i=1からi=nまでの
累算を示す。この平均値Afを閾値として次の1フレー
ム分の多値画像データを2値化回路13に於いて2値化
することになる。
【0016】又偶数フィールドのみの平均値Aeを求め
て閾値とすることもできる。これは、偶数フィールドと
奇数フィールドとの画素の輝度データの相関が大きいこ
とを利用したものであり、その場合の平均値Aeは、 Ae=(Σi=1 i=n i )/n …(2) となる。又奇数フィールドのみの平均値Aoを求めて閾
値とすることもできる。その場合の平均値Aoは、 Ao=(Σi=1 i=n i )/n …(3) となる。なお、1フレームについての平均値Afは、偶
数フィールドと奇数フィールドとのそれぞれの平均値A
e,Aoを加算して1/2した値に相当することにな
る。
【0017】又図4(b)はノンインターレース方式の
場合を示し、P1 〜Pn は画素の輝度データを示し、1
フレーム分の平均値Afは、 Af=(Σi=1 i=n i )/n …(4) となる。従って、1画面について1フレーム分又は1フ
ィールド分の平均値を求めて閾値とする場合は、1個の
レジスタ18で済むことになる。従って、このレジスタ
18は2値化回路13に設けることも可能となり、或い
は、他のメモリに閾値としてセットすることも可能であ
る。
【0018】図5は1画面を複数に分割してブロック毎
に平均値を求める場合の説明図であり、(a)はインタ
ーレース方式の映像信号、(b)はレジスタを示す。又
11,E1i,E21,E2i,Ek1,Ekiは偶数フィールド
の画素の輝度データ、O11,O1i,O21,O2i,Ok1
kiは奇数フィールドの画素の輝度データを示し、各ブ
ロック毎の1フレームについての平均値Afkは、1ブ
ロックの画素数をmとすると、 Afk=〔Σi=1 i=m/2 ki+Oki)〕/m …(5) となる。なお、kは1〜jである。
【0019】又偶数フィールドのみのブロック毎の平均
値Aekは、 Aek=Σi=1 i=m/2 ki)/(m/2) …(6) となる。同様に、奇数フィールドのみのブロック毎の平
均値Aokは、 Aok=Σi=1 i=m/2 ki)/(m/2) …(7) となる。
【0020】又ノンインターレース方式の場合は、画素
の輝度データをPkiとすると、ブロック毎の平均値Af
kは、 Afk=Σi=1 i=m (Pki)/m …(8) となる。
【0021】前述のブロック毎の平均値は、図5の
(b)に示すように、ブロック対応のレジスタR1 〜R
j にセットされる。そして、次のフレームに於ける多値
画像データを2値化する時に、ブロック対応のレジスタ
1 〜Rj から読出された閾値を用いて2値化され、2
値画像メモリ14に書込まれる。この場合のレジスタR
1〜Rj は、例えば、512×512画素構成を16×
16画素のブロックに分割した場合でも、1kバイトで
済むことになり、大容量のフレームメモリを省略するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、テレビ
カメラ等による撮像部1により指紋等を撮像し、その1
画面分又は1画面を複数に分割したブロック毎に、1フ
ィールド分又は1フレーム分について平均値を求めて2
値化用の閾値とする閾値算出部2を設け、指紋等を撮像
した映像信号は静止画に相当するから、この閾値算出部
2により算出した閾値を用いて、2値化回路3により次
のフレームについて2値化するもので、多値画像データ
を一時的に格納する大容量のフレームメモリを省略し
て、2値画像メモリ4に格納することができる。従っ
て、指紋照合装置等に適用して経済化を図ることができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例の説明図である。
【図3】本発明の実施例のフローチャートである。
【図4】映像信号の説明図である。
【図5】映像信号の説明図である。
【図6】従来例の説明図である。
【図7】従来例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮像部 2 閾値算出部 3 2値化回路 4 2値画像メモリ 5 制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/62 460

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像部(1)による1画面又は該1画面
    を複数に分割したブロック毎の映像信号の1フィールド
    分又は1フレーム分について平均値を求めて2値化用の
    閾値とする閾値算出部(2)と、 該閾値算出部(2)により求めた閾値により前記撮像部
    (1)からの次の1画面分の映像信号を2値化する2値
    化回路(3)と、 該2値化回路(3)により2値化された2値画素データ
    を格納する2値画像メモリ(4)と、 各部を制御する制御部(5)とを備えたことを特徴とす
    る画像処理装置。
JP5203102A 1993-08-17 1993-08-17 画像処理装置 Pending JPH0757078A (ja)

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JP5203102A JPH0757078A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 画像処理装置

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JP5203102A JPH0757078A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 画像処理装置

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JPH0757078A true JPH0757078A (ja) 1995-03-03

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JP5203102A Pending JPH0757078A (ja) 1993-08-17 1993-08-17 画像処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012212287A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Dainippon Printing Co Ltd 個体識別装置、個体識別方法、及びプログラム

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