JPH0756862A - マルチプロセッサシステムの同期化方式 - Google Patents

マルチプロセッサシステムの同期化方式

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JPH0756862A
JPH0756862A JP5205990A JP20599093A JPH0756862A JP H0756862 A JPH0756862 A JP H0756862A JP 5205990 A JP5205990 A JP 5205990A JP 20599093 A JP20599093 A JP 20599093A JP H0756862 A JPH0756862 A JP H0756862A
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rtc
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cycle
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Kenji Hara
憲二 原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の割込信号で、これと同期する各CPU
での割込信号を同時発生することなく生成せしめる。 【構成】 一定の周期T1 で第1の割込信号を送出する
プロセッサと、前記第1の割込信号を受け、それに同期
する前記T1 の整数分の一の周期T2 の第2の割込信号
をそれぞれ生成する複数の独自のクロックにより動作す
るプロセッサとから成るマルチプロセッサシステムにお
いて、前記複数の各プロセッサは、前記第1の割込信号
によってプリセットされ、クロックパルスを計数して周
期T2 でオーバーフローして第2の割込信号を生成し出
力するカウンタを有し、前記第1の割込信号のパルス幅
は、第1の割込信号の動作クロックパルスと第2の割込
信号を形成しているクロックパルスとの位相誤差を吸収
可能な時間幅であることを特徴とするマルチプロセッサ
システムにおける同期化方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動作クロックに誤差の
あるマルチプロセッサシステムの、特に二重割込みを防
止する同期化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、FAシステムが高度化されるにつ
れてコントローラの高性能化が要求されるようになって
きた。そのため、コントローラがマルチプロセッサ化さ
れ、各プロセッサが割込みによって相互に通信するマル
チプロセッサシステムが現われた。ところで、割込みに
ついて、メインのプロセッサ(以下CPUと記す)から
出力されるクロックパルスを各CPUの時間基準信号と
して用いている場合には、割込みタイミングの位相が変
わる等の問題は生じなかった。しかしながら、割込みの
種類が増え、割込信号線が増えるにつれて、メインCP
U主導形のこの方法は妥当ではなくなった。また、マル
チプロセッサシステムにおいて、各CPUが同等のクロ
ックパルス発振器を内蔵し、1つのCPUから各CPU
に送出する一定周期の割込信号(リアルタイムクロッ
ク、以下RTCと記す)に同期してこの整数分の一の周
期で各CPUでの割込信号(以下INTLと記す)を生
成するカウンタを有し、システム全体の割込の同期を行
なうものもある。この割込みの同期化技術について、図
3を参照して説明する。
【0003】図3において、1は各CPUに内蔵された
クロックパルスを計数するカウンタである。カウンタ1
はクロックパルスCPを計数し、そのオーバーフロー信
号RCは、ノアゲート4を介してロードピン *LDに入
力してカウンタ1の計数値を0にプリセットすると共
に、割込信号 *INTLとして出力される。したがっ
て、カウンタ1はオーバーフローとプリセットを交互に
繰り返し、所定周期T2 のオーバーフロー信号RCを生
成する。一方、あるCPUから送出される、周期T1
割込信号 *RTCは、インバータ5、ノアゲート4を介
してカウンタ1のロードピン *LDに入力され、カウン
タ1の計数値をプリセットすると共に、割込信号 *RT
Cとして出力される。いま、図2Aに示すように、割込
信号 *RTCの周期T1 とオーバーフロー時に生成され
る割込信号 *INTLの周期T2 との比は整数値N(=
4)に等しくなるように予め設定されている。したがっ
て、カウンタ1のオーバーフロー時に生成される割込信
号 *INTLのある周期においては、あるCPUからノ
アゲート4を介してロード信号として割込信号 *RTC
がカウンタ1に入力されると(以下、この周期を同期化
周期と記す)、カウンタ1は割込信号 *RTCによって
プリセットされるので、その計数動作は、割込信号 *R
TCによって強制的に同期させられ、割込信号 *RTC
に同期した周期T2 の割込信号 *INTLを出力させ
る。
【0004】しかし、カウンタ1のオーバーフロー信号
をそのまま割込信号 *INTLとして用いると、次のよ
うな不都合事が生じる。同期化周期において、割込信号
*RTCと割込信号 *INTLとがカウンタ1にロード
入力するタイミングは、実際には、割込信号 *RTC及
び *INTLを生成する元のクロックパルスの発振器が
同等のものとはいえ、互いに微少な位相ずれがあるた
め、それに起因して割込信号 *RTCが割込信号 *IN
TLよりも幾分早く入力する場合及び割込信号 *RTC
が割込信号 *INTLよりも幾分か遅く入力する場合
(図2B)の、2つに分けて考えられる。特に、後者の
割込信号 *INTLが割込信号 *RTCよりも早くカウ
ンタ1に入力する場合には、割込信号INTL *と割込
信号 *RTCとの2回の割込みが短時間の間に相次いで
発生するという、二重割込みの問題が発生する。この問
題に対して、従来システムは、同期化周期における割込
信号 *INTLに対して割込マスクをかけていたため、
プログラムで割込マスクを制御することが必要で、ソフ
トウェアが煩雑になるという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の欠点を解決するもので、単一の割込信号でこれと
同期する個々の割込信号をそれぞれのCPUで生成し、
二重割込みのできない同期化方式を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明によるマルチプロセッサシステムの同期化方
式は、一定の周期T1 で第1の割込信号を送出するプロ
セッサと、前記第1の割込信号を受け、それに同期する
前記T1 の整数分の一の周期T2 の第2の割込信号をそ
れぞれ生成する複数の独自のクロックにより動作するプ
ロセッサとから成るマルチプロセッサシステムにおい
て、前記複数の各プロセッサは、前記第1の割込信号に
よってプリセットされ、クロックパルスを計数して周期
2 でオーバーフローして第2の割込信号を生成し出力
するカウンタを有し、前記第1の割込信号のパルス幅
は、第1の割込信号の動作クロックパルスと第2の割込
信号を形成しているクロックパルスとの位相誤差を吸収
可能な時間幅であることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】同期化周期において、割込信号 *RTCと割込
信号 *INTLとが、相前後して生ずるのは、それぞれ
の信号を生成する元となるクロックパルスの各発振器に
微少な位相ずれがあることに原因するので、この位相誤
差を吸収可能な時間に割込信号 *RTCのパルス幅を設
定することによって、割込信号 *INTLの発生を割込
信号 *RTCの発生期間内に取り込むことができ、二重
割込みの発生を防止することができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は、本発明のマルチプロセッサシステムにお
けるカウンタ部の回路図である。1は、各CPUに内蔵
された、同じクロックパルス発振器からのクロックパル
スを計数するカウンタで、例えばTI社SN74LS1
61等のカウンタICが使われる。カウンタ1はクロッ
クパルスCPを計数し、オーバーフローするとRCピン
から割込信号 *INTLを出力する。一方、あるCPU
から送出される周期T1 の割込信号 *RTCがロード信
号としてロードピン *LDに入力され、カウンタ1の計
数値を0にプリセットすると共に、割込信号としてバス
に送出される。したがって、カウンタ1はオーバーフロ
ーとプリセットとを交互に繰り返し、所定周期T2 の割
込信号 *INTLを生成する。上記割込信号 *RTCの
周期T1 と割込信号 *INTLの周期T2 との比(T 1
/T2 )は整数値Nに等しくなるように予め設定されて
いるから、割込信号 *INTLのN周期に一度の割合い
で割込信号 *RTCと割込信号 *INTLがほぼ同時に
出力することになる。他の周期には割込信号 *INTL
のみがノット回路2を経て出力される。この割込信号は
CPU若しくは割込みコントローラ8259などに入力
される。
【0009】次に図2Bに示すような、各CPUのクロ
ックパルス発振器の互いの位相ずれにより、割込信号 *
RTCが割込信号 *INTLより遅い場合について、本
発明の実施例を説明する。いま、割込信号 *RTCの周
期T1 を8msとすると、割込信号 *INTLの周期T
2 はこれを内挿する2msである。ところで、通常の発
振器の精度は100ppM程度であるから、割込信号 *
RTCを作成しているクロックパルス発振器に当てはめ
れば、0.8μsの誤差が生じることになる。この誤差
は割込信号*INTLの元となるクロックパルス発振器
についても同様である。そこで、誤差のマイナス、プラ
ス成分に安全計数を倍とすれば、4μsのパルス幅を有
する割込信号 *RTCを生成することによって、同期化
周期における割込信号 *INTLは割込信号 *RTCの
発生期間中に包含される形となる。したがって図2Bの
ような場合でも、二重割込みが生じることなく、割込信
号 *RTCが割込信号*INTLを包含することで、割
込信号 *INTLの割込要因が無くなり、割込信号 *R
TCによる割込処理を実行した後で、割込信号 *INT
Lによる本来の割込処理を処置すればよい。
【0010】割込信号 *RTCのパルス幅については、
CPUに内蔵されるクロックパルス発振器に基づいて設
計段階で決めることができ、公知のパルス幅調整回路を
用いて各CPUに送出される割込信号 *RTCのパルス
幅を設定すればよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各プロセッサに送出されるリアルタイムクロック(RT
C)のパルス幅を広げるというハードウェアの追加だけ
で、マルチプロセッサシステムにおける割込みの同期化
ができると共に、二重割込みの防止をすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期化方式を実施するためのカウンタ
部の回路図。
【図2】A:割込信号 *RTCと割込信号 *INTLと
の関係を示す波形図。 B:同期化周期における2つの割込信号の関係を示す波
形図。
【図3】従来の同期化方式を実施するためのカウンタ部
の回路図。
【符号の説明】
1 カウンタ 2 ノット回路 3 パルス幅調整回路 4 ノアゲート回路 5 インバータ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の周期T1 で第1の割込信号を送出
    するプロセッサと、前記第1の割込信号を受け、それに
    同期する前記T1 の整数分の一の周期T2 の第2の割込
    信号をそれぞれ生成する複数の独自のクロックにより動
    作するプロセッサとから成るマルチプロセッサシステム
    において、 前記複数の各プロセッサは、前記第1の割込信号によっ
    てプリセットされ、クロックパルスを計数して周期T2
    でオーバーフローして第2の割込信号を生成し出力する
    カウンタを有し、前記第1の割込信号のパルス幅は、第
    1の割込信号の動作クロックパルスと第2の割込信号を
    形成しているクロックパルスとの位相誤差を吸収可能な
    時間幅であることを特徴とするマルチプロセッサシステ
    ムにおける同期化方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6326824B1 (en) 1999-11-10 2001-12-04 Fujitsu Limited Timing synchronizing system, devices used in the system, and timing synchronizing method
JP2006350435A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Fujitsu Ltd 再同期可能な割込発生回路
US20190252130A1 (en) * 2018-02-15 2019-08-15 Tdk Corporation Electrochemical device

Cited By (4)

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JP4490337B2 (ja) * 2005-06-13 2010-06-23 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 再同期可能な割込発生回路
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