JPH0756818B2 - 耐火性電気ケ−ブル接続器 - Google Patents
耐火性電気ケ−ブル接続器Info
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- JPH0756818B2 JPH0756818B2 JP61220824A JP22082486A JPH0756818B2 JP H0756818 B2 JPH0756818 B2 JP H0756818B2 JP 61220824 A JP61220824 A JP 61220824A JP 22082486 A JP22082486 A JP 22082486A JP H0756818 B2 JPH0756818 B2 JP H0756818B2
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- fiber material
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- core
- fiber
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- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G15/00—Cable fittings
- H02G15/08—Cable junctions
- H02G15/18—Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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- H02G15/10—Cable junctions protected by boxes, e.g. by distribution, connection or junction boxes
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/17—Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
- H01B7/29—Protection against damage caused by extremes of temperature or by flame
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/70—Insulation of connections
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
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- H02G15/08—Cable junctions
- H02G15/18—Cable junctions protected by sleeves, e.g. for communication cable
- H02G15/1806—Heat shrinkable sleeves
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/527—Flameproof cases
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- Cable Accessories (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
- Paper (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、その内部に、熱により収縮可能なスリーブと
共に耐火性無機質フアイバ層を使用する電気ケーブル接
続器に関する。
共に耐火性無機質フアイバ層を使用する電気ケーブル接
続器に関する。
(従来の技術) 従来の技術に従つて、上述した一般型式のケーブル接続
器は広く使用されている。そのような接続器は、適用場
所において、ケーブル成形材料を使用しないで容易に製
作することができる。しかしながら、そのような接続器
は、火災に対し強い耐火性が必要な場合には使用されな
かつた。ケーブル心線の外囲部を構成するケーブル・シ
ースは通常プラスチツクであり、また収縮スリーブもプ
ラスチツクであるので、火災の影響を受けると、ケーブ
ル・シースとスリーブが急速に融解し、破壊されて、そ
の結果として、心線接続間に短絡回路を生じて、ケーブ
ルの機能は終りになる。
器は広く使用されている。そのような接続器は、適用場
所において、ケーブル成形材料を使用しないで容易に製
作することができる。しかしながら、そのような接続器
は、火災に対し強い耐火性が必要な場合には使用されな
かつた。ケーブル心線の外囲部を構成するケーブル・シ
ースは通常プラスチツクであり、また収縮スリーブもプ
ラスチツクであるので、火災の影響を受けると、ケーブ
ル・シースとスリーブが急速に融解し、破壊されて、そ
の結果として、心線接続間に短絡回路を生じて、ケーブ
ルの機能は終りになる。
前述したケーブル接続器は耐火性が低いので、そのよう
なケーブル接続器の使用を完全に止めて、耐火性ケーブ
ル・シースを使用する特殊ケーブルに変えることが好ま
れてきた。そして高価な特殊ケーブルを特別に使用する
ことが我慢されてきた。
なケーブル接続器の使用を完全に止めて、耐火性ケーブ
ル・シースを使用する特殊ケーブルに変えることが好ま
れてきた。そして高価な特殊ケーブルを特別に使用する
ことが我慢されてきた。
耐火性を増したプラスチツク材、例えば、高ハロゲン化
プラスチツク、又は火災防止添加剤を含むプラスチツク
材料(ドイツ公開明細書、offenlegungs schriften 15
69 123、14 94 922)が知られている。しかしながら、
そのようなプラスチツク材料の耐火性はあまり大きくな
い。このようなプラスチツク材料が火災の影響によつて
分解されると、不都合な腐食性又は毒性の気体及び蒸気
を発散する。収縮したホース又はスリーブは、そのよう
な材料からは製作できないので、そのような材料の使用
は、他の構造型式のケーブル接続器に限られる。
プラスチツク、又は火災防止添加剤を含むプラスチツク
材料(ドイツ公開明細書、offenlegungs schriften 15
69 123、14 94 922)が知られている。しかしながら、
そのようなプラスチツク材料の耐火性はあまり大きくな
い。このようなプラスチツク材料が火災の影響によつて
分解されると、不都合な腐食性又は毒性の気体及び蒸気
を発散する。収縮したホース又はスリーブは、そのよう
な材料からは製作できないので、そのような材料の使用
は、他の構造型式のケーブル接続器に限られる。
(発明の目的) 簡単な製造の可能性に悪い影響を与えない方法で製造で
き、火災の影響を受けても、なお、かなりの時間動作で
きることが確実である種類のケーブル接続器を提供する
こが本発明の目的である。
き、火災の影響を受けても、なお、かなりの時間動作で
きることが確実である種類のケーブル接続器を提供する
こが本発明の目的である。
(発明の要約) 本発明によるケーブル接続器では、耐火性無機質フアイ
バ材料からなる基本的形状保持層は、火災の影響下にあ
つても基本的に形状が保持されるので、ケーブル接続器
のプラスチツク成分が融解又は破壊されても、心線間の
偶然の接触、特に、短絡回路は避けられる。耐火性フア
イバ材料の層が心線接続個所に設けられるので、これら
の層は、動作中、心線接続に発生する熱の消散を実質的
に抑止しない。通常の動作において必要とされる心線接
続の緊密度は耐火構造でない類似のケーブル接続と同様
に収縮したホース、又はスリーブによつて確実に保たれ
る。本発明によるケーブル接続器は、使用場所で困難な
く製作できる。密封は収縮したホース又はスリーブを用
いて通常の方法で実施できるからである。フアイバ材料
の層を取付けるときも、特別な注意を必要としない。従
つて、本発明によるケーブル接続器は、熟練していない
作業者でも期待されるような満足な作業を行うことがで
きる。
バ材料からなる基本的形状保持層は、火災の影響下にあ
つても基本的に形状が保持されるので、ケーブル接続器
のプラスチツク成分が融解又は破壊されても、心線間の
偶然の接触、特に、短絡回路は避けられる。耐火性フア
イバ材料の層が心線接続個所に設けられるので、これら
の層は、動作中、心線接続に発生する熱の消散を実質的
に抑止しない。通常の動作において必要とされる心線接
続の緊密度は耐火構造でない類似のケーブル接続と同様
に収縮したホース、又はスリーブによつて確実に保たれ
る。本発明によるケーブル接続器は、使用場所で困難な
く製作できる。密封は収縮したホース又はスリーブを用
いて通常の方法で実施できるからである。フアイバ材料
の層を取付けるときも、特別な注意を必要としない。従
つて、本発明によるケーブル接続器は、熟練していない
作業者でも期待されるような満足な作業を行うことがで
きる。
ケーブル成形材料を使用しないケーブル接続器では、ケ
ーブル外囲部は、通常、ケーブル・シース間の密封機能
を果たす収縮ホース又はスリーブを使用して構成する。
そのような型式のケーブル接続器であつて、しかも本発
明によるものは、ケーブル外囲部の収縮スリーブの下方
に無機質フアイバ材料の層を設け、その層を耐火性で実
質的に安定形状のものとすることによつて、耐火性を極
めて増加させることができる。従つて、火災の影響を受
ける場合には、前述した保護効果が最初にケーブル外囲
部で発揮されるので、長時間の影響を受けた後でのみ、
火災の破壊作用が心線接続の領域にまで進行することが
でき、そのとき、取付けてあるフアイバ材料の層の前述
した保護作用が効果を発揮する。また、ケーブル外囲部
の収縮スリーブの下方に取付けた耐火性無機質フアイバ
の層は、収縮スリーブの収縮に加わる熱が、既に完全に
収縮してしまつた心線接続の収縮スリーブに悪影響を与
えることができないという利点がある。これに反して、
多くのフアイバ材料の熱伝導度は、通常規格のケーブル
接続の場合に動作熱を消散させるには十分なものであ
る。
ーブル外囲部は、通常、ケーブル・シース間の密封機能
を果たす収縮ホース又はスリーブを使用して構成する。
そのような型式のケーブル接続器であつて、しかも本発
明によるものは、ケーブル外囲部の収縮スリーブの下方
に無機質フアイバ材料の層を設け、その層を耐火性で実
質的に安定形状のものとすることによつて、耐火性を極
めて増加させることができる。従つて、火災の影響を受
ける場合には、前述した保護効果が最初にケーブル外囲
部で発揮されるので、長時間の影響を受けた後でのみ、
火災の破壊作用が心線接続の領域にまで進行することが
でき、そのとき、取付けてあるフアイバ材料の層の前述
した保護作用が効果を発揮する。また、ケーブル外囲部
の収縮スリーブの下方に取付けた耐火性無機質フアイバ
の層は、収縮スリーブの収縮に加わる熱が、既に完全に
収縮してしまつた心線接続の収縮スリーブに悪影響を与
えることができないという利点がある。これに反して、
多くのフアイバ材料の熱伝導度は、通常規格のケーブル
接続の場合に動作熱を消散させるには十分なものであ
る。
無機質フアイバ材料の実質的な形状保持層を製作するに
は、いくつかの可能性がある。一般に十分な形状安定度
は第1にフアイバの相互連結性によるものであるが、好
ましいある程度の変形性と弾力性は保持される。
は、いくつかの可能性がある。一般に十分な形状安定度
は第1にフアイバの相互連結性によるものであるが、好
ましいある程度の変形性と弾力性は保持される。
耐火性無機質フアイバ材料は周知であつて、例えば、マ
ツト、羊毛状、テープ、等種々型式のものが市販されて
おり、これら市販されている形式の多くのものは前述し
たフアイバ層の製作に適当している。フアイバ材料の層
を帯封形式のものにつくると特に便利である。そのよう
な帯封は羊毛、箔、テープ、紡ぎ糸などで極めて容易に
つくることができる。そのような帯封を十分な厚さにす
ると、例えば、圧着コネクタ又は裸導体のような応力状
態にある金属部品の上の臨界領域で特に十分な形状の安
定性が得られる。
ツト、羊毛状、テープ、等種々型式のものが市販されて
おり、これら市販されている形式の多くのものは前述し
たフアイバ層の製作に適当している。フアイバ材料の層
を帯封形式のものにつくると特に便利である。そのよう
な帯封は羊毛、箔、テープ、紡ぎ糸などで極めて容易に
つくることができる。そのような帯封を十分な厚さにす
ると、例えば、圧着コネクタ又は裸導体のような応力状
態にある金属部品の上の臨界領域で特に十分な形状の安
定性が得られる。
また、フアイバ層を形成体の形式とすることも便利であ
る。その製作には、フアイバ材料を硬化ペーストで使用
できる。
る。その製作には、フアイバ材料を硬化ペーストで使用
できる。
フアイバ層の形状安定性の所望の程度は、また、例え
ば、フアイバ層を共通保持する金属の締付け具のよう
な、耐火性保持装置を使用することによつて得ることが
でき、又は改善することができる。
ば、フアイバ層を共通保持する金属の締付け具のよう
な、耐火性保持装置を使用することによつて得ることが
でき、又は改善することができる。
フアイバ材料には、多くの耐火性無機材料で適当なもの
がある。特に、ガラス・フアイバ又はセラミツク・フア
イバは作業が容易であるので知られており、種々の形状
例えば、マツト状、紡糸しない羊毛状などの形状で市販
されている。セラミツク・フアイバは特に高温に耐える
長所がある。特に適当しているセラミツク・フアイバ材
料は、デユツセルドルフ近くのラチンゲン所在モルガン
有限責任会社(Morgan GmbH)から“トリチオン・カオ
ウール(Trition Kaowool)”の商品名で販売されてい
るものである。その材料は約1400℃まで変化しない。
がある。特に、ガラス・フアイバ又はセラミツク・フア
イバは作業が容易であるので知られており、種々の形状
例えば、マツト状、紡糸しない羊毛状などの形状で市販
されている。セラミツク・フアイバは特に高温に耐える
長所がある。特に適当しているセラミツク・フアイバ材
料は、デユツセルドルフ近くのラチンゲン所在モルガン
有限責任会社(Morgan GmbH)から“トリチオン・カオ
ウール(Trition Kaowool)”の商品名で販売されてい
るものである。その材料は約1400℃まで変化しない。
無機質フアイバ材料は、結着剤を使用しなくとも相互に
結着する特性をもつ。この現象は、フアイバの相互連結
性、又は分子力(フアン・デル・ワールスの力)又は電
気力によるものとして理解されている。前述のフアイバ
材料“トリチオン・カオウール”は特にこの特性を示
す。この種のフアイバ材料を使用するときは、フアイバ
材料の層中のフアイバは、結着剤を使用しなくとも相互
に結着することができる。それとは別に、フアイバ材料
の層内で、フアイバが耐火性無機結着剤によつて相互に
結着されるという実施例も、もちろん可能である。結着
剤としては、ケイ酸ナトリウムが特に適当しており、こ
れは高価なものでなく、火災の影響を受けても有害ガス
を発生しない。
結着する特性をもつ。この現象は、フアイバの相互連結
性、又は分子力(フアン・デル・ワールスの力)又は電
気力によるものとして理解されている。前述のフアイバ
材料“トリチオン・カオウール”は特にこの特性を示
す。この種のフアイバ材料を使用するときは、フアイバ
材料の層中のフアイバは、結着剤を使用しなくとも相互
に結着することができる。それとは別に、フアイバ材料
の層内で、フアイバが耐火性無機結着剤によつて相互に
結着されるという実施例も、もちろん可能である。結着
剤としては、ケイ酸ナトリウムが特に適当しており、こ
れは高価なものでなく、火災の影響を受けても有害ガス
を発生しない。
心線接続用のフアイバ材の層を準備した後で、このフア
イバ材の層を心線接続上で調整することが望ましい。そ
れを容易にするために、フアイバ材料の層の下方に、例
えば、シリコン・グリスのような潤滑材(これは耐熱材
としても可能)を使用することが便利である。
イバ材の層を心線接続上で調整することが望ましい。そ
れを容易にするために、フアイバ材料の層の下方に、例
えば、シリコン・グリスのような潤滑材(これは耐熱材
としても可能)を使用することが便利である。
(実施例) 第1図は、2本の中電圧用3心ケーブル3と5用のケー
ブル接続器1を示す。各ケーブルは、それぞれ、ケーブ
ル・シース7及び9、ならびに3本の絶縁心線11,13,15
及び17,19,21をそれぞれ備える。
ブル接続器1を示す。各ケーブルは、それぞれ、ケーブ
ル・シース7及び9、ならびに3本の絶縁心線11,13,15
及び17,19,21をそれぞれ備える。
図示したケーブル接続器は、ケーブル心線の数に対応し
た数の心線接続部、従つてこの場合は3個の心線接続部
をもつ。それらの心線接続部の中で、心線15と心線21と
の間の心線接続部は、第1図ではわかり易くするために
省略した。残り2つの心線接続部23と25のうち、心線接
続部23は一部を切断面で示したが、他の心線接続部も対
応して設計されることを理解されたい。心線接続部23に
は、圧着コネクタ27を取付けるが、これが相互接続心線
の裸端末部29と31との間の電気接触を形成する。各心線
接続部には、電気的絶縁体でかつ密封心線外囲部33,35
を備える。これは図示の実施例では、それぞれ収縮ホー
ス又はスリーブ、37及び39を使用する。全体のケーブル
接続器には、一方のケーブル・シース7から他方のケー
ブル・シース9までに延びる密封ケーブル外囲部41を設
けるが、これには、図示の実施例では収縮ホース又はス
リーブ43を使用する。
た数の心線接続部、従つてこの場合は3個の心線接続部
をもつ。それらの心線接続部の中で、心線15と心線21と
の間の心線接続部は、第1図ではわかり易くするために
省略した。残り2つの心線接続部23と25のうち、心線接
続部23は一部を切断面で示したが、他の心線接続部も対
応して設計されることを理解されたい。心線接続部23に
は、圧着コネクタ27を取付けるが、これが相互接続心線
の裸端末部29と31との間の電気接触を形成する。各心線
接続部には、電気的絶縁体でかつ密封心線外囲部33,35
を備える。これは図示の実施例では、それぞれ収縮ホー
ス又はスリーブ、37及び39を使用する。全体のケーブル
接続器には、一方のケーブル・シース7から他方のケー
ブル・シース9までに延びる密封ケーブル外囲部41を設
けるが、これには、図示の実施例では収縮ホース又はス
リーブ43を使用する。
各心線外囲部内には、収縮ホースの下方に設けた基本的
に形状安定層45、すなわち耐火性をもつ無機質フアイバ
材料を使用する。図示実施例では、フアイバ材料の層45
は、前述のモルガン有限会社で“トリチオン・カオウー
ル”の商品名で販売しているセラミツク・フアイバ材料
を使用したテープ状の紡糸しない羊毛状の帯封で構成す
る。このセラミツク・フアイバ材は、結着剤を使用しな
くともフアイバが相互に結着する。
に形状安定層45、すなわち耐火性をもつ無機質フアイバ
材料を使用する。図示実施例では、フアイバ材料の層45
は、前述のモルガン有限会社で“トリチオン・カオウー
ル”の商品名で販売しているセラミツク・フアイバ材料
を使用したテープ状の紡糸しない羊毛状の帯封で構成す
る。このセラミツク・フアイバ材は、結着剤を使用しな
くともフアイバが相互に結着する。
第2図は、第1図に示した実施例に対応する別の実施例
であるが、反覆をさけるため、第1図について述べたこ
とをここに参照する。また第2図では、3個の心線接続
部のうち、2個だけを示した。
であるが、反覆をさけるため、第1図について述べたこ
とをここに参照する。また第2図では、3個の心線接続
部のうち、2個だけを示した。
また、第2図に示したケーブル接続器では、各心線接続
部223,225は、心線外囲部233,235を備え、それぞれ下方
に収縮ホース237,239を備え、また、無機質フアイバ材
料の基本的に形状安定な層で、耐火性をもつ層245,47を
それぞれ備える。しかしながら、これらのフアイバ材料
の層は、また、鋼製締付け具49,51および53,55形状の耐
熱性保持用具によつてそれぞれ、まとめて保持される。
さらにまた、ケーブル外囲部241はその収縮ホース243の
下方に、無機質フアイバ材料の層57を含む。前記の層57
は耐火性であつて、基本的に安定形状のものである。こ
れにより、火災に対してさらに安全性を高めるので、心
線外囲部233,235の既に収縮したホース237,239に許容さ
れる高い加熱が加わらなくとも、ケーブル外囲部237の
収縮ホース243の収縮は行われる。
部223,225は、心線外囲部233,235を備え、それぞれ下方
に収縮ホース237,239を備え、また、無機質フアイバ材
料の基本的に形状安定な層で、耐火性をもつ層245,47を
それぞれ備える。しかしながら、これらのフアイバ材料
の層は、また、鋼製締付け具49,51および53,55形状の耐
熱性保持用具によつてそれぞれ、まとめて保持される。
さらにまた、ケーブル外囲部241はその収縮ホース243の
下方に、無機質フアイバ材料の層57を含む。前記の層57
は耐火性であつて、基本的に安定形状のものである。こ
れにより、火災に対してさらに安全性を高めるので、心
線外囲部233,235の既に収縮したホース237,239に許容さ
れる高い加熱が加わらなくとも、ケーブル外囲部237の
収縮ホース243の収縮は行われる。
第2図に示した実施例では、各心線外囲部の中に例え
ば、シリコン・グリスのような耐熱性潤滑材料59,51を
含んでおり、必要に応じてフアイバ材料の層245,47の移
動を容易にする。
ば、シリコン・グリスのような耐熱性潤滑材料59,51を
含んでおり、必要に応じてフアイバ材料の層245,47の移
動を容易にする。
第1図は本発明によるケーブル接続器の線図であつて、
一部断面を示したものであり、また第2図は別の実施例
を第1図に対応して示した図である。 第2図では、第1図に対応する部分には同一の参照番号
に“2"を頭につけて示した。 図面は寸法に従つて描いたものではない。 (符号の説明) 1……ケーブル接続器 3,5……3心ケーブル 7,9……ケーブル・シース 11,13,15,17,19,21……絶縁心線 23,25,223,225……心線接続部 27……圧着コネクタ 29,31……裸端末部 33,35,233,235……心線外囲部 37,39,43,237,239,243……収縮ホース又はスリーブ 41,241……ケーブル外囲部 45,47,57,245……フアイバ材料の層 49,51,53,55……鋼製締付け具 59,61……耐熱潤滑材料
一部断面を示したものであり、また第2図は別の実施例
を第1図に対応して示した図である。 第2図では、第1図に対応する部分には同一の参照番号
に“2"を頭につけて示した。 図面は寸法に従つて描いたものではない。 (符号の説明) 1……ケーブル接続器 3,5……3心ケーブル 7,9……ケーブル・シース 11,13,15,17,19,21……絶縁心線 23,25,223,225……心線接続部 27……圧着コネクタ 29,31……裸端末部 33,35,233,235……心線外囲部 37,39,43,237,239,243……収縮ホース又はスリーブ 41,241……ケーブル外囲部 45,47,57,245……フアイバ材料の層 49,51,53,55……鋼製締付け具 59,61……耐熱潤滑材料
Claims (11)
- 【請求項1】複数個の心線接続部を含む電気ケーブル接
続器において、各心線接続部が前記心線上に耐火性のフ
アイバ材料の層を含む電気的に絶縁された密封心線外囲
部とその上に収縮したスリーブとを備え、また前記心線
外囲部を囲む密封ケーブル外囲部が第1ケーブル・シー
スから第2ケーブル・シースまで延び、前記耐火性フア
イバ材料の層が実質的に安定した形状を維持する電気ケ
ーブル接続器。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記密封
ケーブル封入部には、耐火性無機質フアイバ材料の層と
その上に収縮したスリーブを使用する電気ケーブル接続
器。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、前記フア
イバ材料の層を帯封の形状とする電気ケーブル接続器。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項において、前記フア
イバ材料の層を成形物の形状とする電気ケーブル接続
器。 - 【請求項5】特許請求の範囲第3項において、前記フア
イバ材料の層をまとめて保持するために耐熱性締付け用
具を使用する電気ケーブル接続器。 - 【請求項6】特許請求の範囲第1項において、前記フア
イバ材料の層にガラス・フアイバを使用する電気ケーブ
ル接続器。 - 【請求項7】特許請求の範囲第1項において、前記フア
イバ材料の層にセラミツク・フアイバを使用する電気ケ
ーブル接続器。 - 【請求項8】特許請求の範囲第1項において、前記フア
イバ材料の層に自己結着性をもつフアイバを使用して、
前記層には結着剤を使用しない電気ケーブル接続器。 - 【請求項9】特許請求の範囲第1項において、前記フア
イバ材料の層にフアイバと耐熱性無機質結着剤を使用す
る電気ケーブル接続器。 - 【請求項10】特許請求の範囲第9項において、前記結
着剤にケイ酸ナトリウムを使用する電気ケーブル接続
器。 - 【請求項11】特許請求の範囲第1項において、前記密
封心線外囲部には、前記フアイバ材料の層の下方に潤滑
成分を使用する電気ケーブル接続器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19853533375 DE3533375A1 (de) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | Feuergeschuetzte elektrische kabelverbindung |
DE3533375.8 | 1985-09-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6269473A JPS6269473A (ja) | 1987-03-30 |
JPH0756818B2 true JPH0756818B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
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