JPH02254917A - 電力ケーブルの耐火接続部 - Google Patents

電力ケーブルの耐火接続部

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JPH02254917A
JPH02254917A JP1072832A JP7283289A JPH02254917A JP H02254917 A JPH02254917 A JP H02254917A JP 1072832 A JP1072832 A JP 1072832A JP 7283289 A JP7283289 A JP 7283289A JP H02254917 A JPH02254917 A JP H02254917A
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JP
Japan
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power cable
housing
cable
flame
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JP1072832A
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Takashi Tamekai
田米開 孝
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3M Japan Ltd
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Sumitomo 3M Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高温に加熱された場合の絶縁性に優れた電力
ケーブルの耐火接続部に関する。
[従来の技術] 従来の耐火′I11線の接続部としては、例えば次のよ
うなものが知られていた。
■ 導体相互を接続した導体接続部および耐火層を覆っ
て塗布された不燃性パテと、このパテの外周にかぶせら
れパテを固定した成型具と、この成形具の外周に設けら
れた絶縁被覆層とからなるもの(実開昭55−1573
5号公報)。
■ 耐火電輪の導体を圧縮接続してなる接続スリーブの
外周に絶縁層を設け、この外周に順次耐火層および防l
l11mを段けたもの(実11[5654839号公報
)。
■ 電線の導体接続部をセラミヅクハウジングでカバー
し、この中に硬化充填樹脂を設けたもの(特開昭61−
66522号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の前記耐火′R線の接続部には、そ
れが高温に加熱された場合には、前記絶縁層等の素材か
ら発生する塩素ガス等の導電性ガス等のため、その絶縁
抵抗に低下を来たすという問題があった。
本発明は、接続部の絶縁及び防湿処理が簡易に出来て、
しかも高温に加熱された場合に絶縁性の低下が少ない電
力ケーブルの耐火接続部を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、電力ケーブルの導体9及び接続子10
の外周に、順次、耐火性無機T4層8、難燃性絶縁層7
、充填絶縁防湿層4及び防護1i5を設けて成る電力ケ
ーブルの耐火接続部において、前記難燃性絶縁17がシ
リコーンゴム層であり、前記充填絶縁防湿層4がシリコ
ーン樹脂層であること、を特徴とする前記耐火接続部が
提供される。
本発明における耐火性無1ls1ri層は、例えばマイ
カガラステープに粘着剤を付着させた耐火テープを、粘
着面を内側にして巻くことにより形成される。この層は
、高温時に、有機物が全て焼失した場合でも、相聞及び
大地間の絶縁を保つために必要な層である。
融着性絶縁層は、燃焼しても絶縁低下を来たすガスを発
生しない材料であるシリコーンゴム製の自己融着テープ
を巻きつけることにより形成することができる。
充填絶縁防湿層は、二液性シリコーンゴムコンパウンド
を十分混合し、防護層のレジン注入口より注入して形成
することができる。
防護15の外周には、ざらに難燃性保護層を設けること
もできる。
[実施例] 以下、実施例及び比較例により本発明をさらに詳細に説
明する。
実施例1 第1図は、本発明の電力ケーブルの耐火接続部の部分所
面図である。第2図は、本発明の耐火接続部の部分拡大
部分断面図である。
まず、第1図及び第2図に基づいて、本発明の電力ケー
ブルの耐火接続部の形成について説明する。
電力ケーブルの導体9及び接続子10の周りに、粘着マ
イカガラステープを1/2ラツプで4回重ね巻きして、
厚さ約11111の耐火性無機質層8を設けた。この上
に、シリコーンゴム自己融nチーI(住友スリーエム(
株)社製スコッチNQ70テープ)をケーブル絶縁体2
と同じ厚さになるように巻いて、難燃性絶縁層7である
シリコーンゴム自己融着テープ層を設け、ケーブルシー
ス内の電線を絶縁処理した。他の2心に同様の処理をし
てケーブルシース1内のffi線を全て絶縁処理した後
、防護層5である3M社製のハウジングを第1図に示す
ようにケーブル接続部にセットし、このハウジングのケ
ーブルシース1との接点部分にNQ70自己融着テープ
を巻いて、ハウジングに充填する樹脂がもれないように
した。ハウジングの樹脂注入口3からシリコーンゴムコ
ンパウンド(ダウコニング社製シリコーンRTV)62
0gを注入し、本発明の電力ケーブルの耐火接続部を形
成した。
形成した電力ケーブルの耐火接続部の耐火試験を、昭和
53年消防庁告示第7号に準じて実施した。
心線間にAC600Vを印加した状態で、JIS−A1
304に定める火災温度曲線に沿って30分間加熱した
所、このm短絡がなかった。
そしてその直後のDC500V絶縁抵抗は4MΩであり
、合格基準(0,4M0)をはるかに上回った。又、A
Cl、500Vで1分という耐圧試験にも合格した。
比較例1 実施例1において、社70自己融着テープの代わりに自
己Wi着性絶縁テープ(3M判製Nn23テープ)を使
用して、線心接続部を形成し、シリコーンゴムコンパウ
ンドとハウジングの代わりに自己融着性絶縁テープを使
用して、電力ケーブルの接続部を形成した。この接続部
は、十分な耐火性能が得られなかった。
比較例2 実施例1においてシリコーンゴムコンパウンドの代わり
にエポキシ樹脂(3Ml#4レジン)を使用して電力ケ
ーブルの接続部を形成した。この場合も、比較例1と同
様に十分な耐火性能を得られなかった。
[発明の効果] 以上説明した通り、本発明によりはじめて、接続部の絶
縁及び防湿処理が簡易にできて、しかも高温に加熱され
た場合に絶縁特性に優れた電力ケーブルの耐火接続部の
提供が可能となった。
4、
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の電力ケーブルの耐火接続部の部分断
面図である。第2図は、本発明の耐火接続部の部分拡大
部分断面図である。 両図中、 1・・・ケーブルシース 2・・・ケーブル絶縁体 3・・・注入ロカパー 4・・・充填絶縁防1Ii1層 5・・・防護層 6・・・レジン漏防止層 7・・・難燃性絶縁層 8・・・耐火性無機質層 9・・・導体 10・・・接続子 11・・・ケーブル耐火層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電力ケーブルの導体接続部の外周に、順次、耐火
    性無機質層、難燃性絶縁層、充填絶縁防湿層及び防護層
    を設けて成る電力ケーブルの耐火接続部において、前記
    難燃性絶縁層がシリコーンゴム層であり、前記充填絶縁
    防湿層がシリコーン樹脂層であること、を特徴とする前
    記耐火接続部。
JP1072832A 1989-03-24 1989-03-24 電力ケーブルの耐火接続部 Expired - Fee Related JP2749110B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0530631A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Mitsubishi Cable Ind Ltd 高圧耐火ケーブルの接続部
WO1997039507A1 (de) * 1996-04-15 1997-10-23 Cellpack Gmbh Elektrische kabelverbindung
JP2018196207A (ja) * 2017-05-15 2018-12-06 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 接続構造、接続方法及び接続部材

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JP2018196207A (ja) * 2017-05-15 2018-12-06 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 接続構造、接続方法及び接続部材

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