JPH0756552Y2 - テレビ受像機の消磁回路 - Google Patents

テレビ受像機の消磁回路

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Publication number
JPH0756552Y2
JPH0756552Y2 JP3941687U JP3941687U JPH0756552Y2 JP H0756552 Y2 JPH0756552 Y2 JP H0756552Y2 JP 3941687 U JP3941687 U JP 3941687U JP 3941687 U JP3941687 U JP 3941687U JP H0756552 Y2 JPH0756552 Y2 JP H0756552Y2
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JP
Japan
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degaussing
switch
posistor
circuit
common terminal
Prior art date
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JP3941687U
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JPS63147089U (ja
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美人 下江
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はテレビ受像機におけるCRTの消磁回路に関す
る。
〈考案の概要〉 本考案は、テレビ受像機の消磁回路において、電源ON時
から一定期間後に消磁コイルのみを電源ラインから切り
離し、ポジスタは電源ラインに接続したままにする事に
より、必要以上の消磁動作を抑制するようにしたもので
ある。
〈従来の技術〉 第１の従来例として、第３図の様な回路の場合、消磁回
路が電源ラインに接続されたままである。又、第２の従
来例としては、第２図のように、消磁動作に必要な一定
時間経過後消磁回路を電源ラインから、切り離すように
している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記第１の従来の消磁回路では、消磁動作が終了した後
も、電源回路の整流ダイオードのスイッチングノイズ
が、ポジスタの寄生容量Ｃを通して消磁コイルに流れる
為、画面に横縞が出るという欠点があり、これを解消す
る為に第２の従来例では、消磁動作終了後には消磁回路
を電源ラインから切り離しているがあるが、この場合、
ポジスタが電源ラインから切り離される為、ポジスタが
冷えて抵抗値が下がり、POWERオンの毎に消磁回路が動
作し、CRTのヒータが温まった状態でのPOWERオフ，オン
時、あるいは、電源の瞬断時等に、消磁電流による画面
の大きな揺れが目につくという欠点があった。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案では、テレビ受像機において２本の電源ラインの
内の１本がポジスタの一端に接続され、１つの共通端子
とこの共通端子と接続される２つの接点を持ちそのいず
れの接点に接続するか制御可能なスイッチの共通端子に
前記ポジスタの他の一端が接続され、前記スイッチの前
記２つの接点のうちの一方の接点が消磁コイルの一端に
接続され、残りの接点がダミー負荷となる抵抗の一端に
接続され前記消磁コイルと前記抵抗のそれぞれの他端が
前記２本の電源ラインの他の１本に接続された回路であ
って、電源オン直後には前記スイッチの前記共通端子と
前記消磁コイルの一端に接続された前記接点とを接続す
るようにして前記ポジスタの作用により時間の経過と共
に電流の大きさが減少してゆくような電流を前記消磁コ
イルに流し、電源オン直後から一定の時間経過以後は前
記スイッチの前記共通端子と前記抵抗の一端が接続され
た前記接点とが接続されるようにして前記ポジスタを流
れていた電流を前記抵抗に流すようにしている。
〈作用〉 これより、消磁動作終了後に消磁コイルへ残留電流が流
れず、しかも頻繁な電源オン・オフに対して不必要な消
磁動作を抑制できる。
〈実施例〉 本考案の実施例を第１図にて説明する。
まずTVセットがオフあるいはスタンドバイの状態では、
スイッチ２は接点Ａに接している。スイッチ３をONする
事により、選局IC4より出力された、POWER ON信号は、
スイッチドライブ回路５を通してスイッチ１をONしTVセ
ットが動作状態になる。
それと同時に単安定マルチバイブレータ６にて作られ
た、一定期間のパルス信号により、スイッチドライブ回
路７にてスイッチ２が接点ＢにONし消磁コイル８にポジ
スタR1を通して減衰電流が流れ消磁が行なわれた後、ス
イッチ２は再び接点ＡにONする。
〈考案の効果〉 これにより、ポジスタR1の寄生容量Ｃを通して流れる、
わずかな電流は消磁コイルに流れる事が無い為、画面に
横縞が現われる事が解消出来る。また、セット動作状態
において、ポジスタR1は接点Ａ及びダミー負荷R2を通し
て電源ラインに接続されている為、その温度は高く、抵
抗値も高くなっている為、セット動作状態から一度OFF
しすぐにONされるような場合においても、消磁コイルに
大きな電流が流れるという様な事は無い為、画面の大き
な揺れが見えるという事も解消出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の回路図、第２図は第２の従来例の回路
図、第３図は第１の従来例の回路図である。 1,2,3:スイッチ、4:選局IC、5:スイッチドライブ回路、
6:単安定マルチバイブレータ、7:スイッチドライブ回
路、8:消磁コイル、R1：ポジスタ、R2：ダミー負荷。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】テレビ受像機において２本の電源ラインの
    内の１本がポジスタの一端に接続され、１つの共通端子
    とこの共通端子と接続される２つの接点を持ちそのいず
    れの接点に接続するか制御可能なスイッチの共通端子に
    前記ポジスタの他の一端が接続され、前記スイッチの前
    記２つの接点のうちの一方の接点が消磁コイルの一端に
    接続され、残りの接点がダミー負荷となる抵抗の一端に
    接続され前記消磁コイルと前記抵抗のそれぞれの他端が
    前記２本の電源ラインの他の１本に接続された回路であ
    って、電源オン直後には前記スイッチの前記共通端子と
    前記消磁コイルの一端に接続された前記接点とを接続す
    るようにして前記ポジスタの作用により時間の経過と共
    に電流の大きさが減少してゆくような電流を前記消磁コ
    イルに流し、電源オン直後から一定の時間経過以後は前
    記スイッチの前記共通端子と前記抵抗の一端が接続され
    た前記接点とが接続されるようにして前記ポジスタを流
    れていた電流を前記抵抗に流すようにしたことを特徴と
    するテレビ受像機の消磁回路。
JP3941687U 1987-03-17 1987-03-17 テレビ受像機の消磁回路 Expired - Lifetime JPH0756552Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS63147089U JPS63147089U (ja) 1988-09-28
JPH0756552Y2 true JPH0756552Y2 (ja) 1995-12-25

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