JPH0218797B2 - - Google Patents

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JPH0218797B2
JPH0218797B2 JP58243207A JP24320783A JPH0218797B2 JP H0218797 B2 JPH0218797 B2 JP H0218797B2 JP 58243207 A JP58243207 A JP 58243207A JP 24320783 A JP24320783 A JP 24320783A JP H0218797 B2 JPH0218797 B2 JP H0218797B2
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JP
Japan
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degaussing
power
switch
turned
relay
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP58243207A
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English (en)
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JPS60134585A (ja
Inventor
Shigeo Sugiura
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラーデイスプレイモニタ(以下
「モニタ」と呼ぶ)に於ける遅延タイマ装置と手
動スイツチとを備えた消磁装置に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 近年、端末機器としてモニタが多く利用される
ようになつてきた。このモニタは、地磁気の影響
を避けるため、消磁装置を備えているのが一般で
ある。消磁装置として広く用いられているのは、
正特性感熱素子と消磁コイルとを用いたもので、
電源投入時に、常温時低抵抗値を有する正特性感
熱素子に突入電流を流し、消磁を行わせる方法で
ある。しかしこのような消磁装置では、一旦電源
投入した後は、正特性感熱素子が自己発熱により
高抵抗値を維持するため、再び消磁をすることが
できない、即ち、モニタを使用中、モニタの向き
を変えた時に生ずる着磁を消すことができないと
いう不便があつた。
そこで従来、手動消磁スイツチと消磁素子と消
磁コイルとを備えたものも使われていた。この手
動消磁装置について第1図を用いて説明する。電
流プラグ1を電源コンセントに差し込み、電源プ
ラグ1とモニタ本体3との間に配設された電源ス
イツチ2を投入すると、モニタ本体3が動作し、
同時に正特性感熱素子からなる消磁素子4及び消
磁コイル5に電流が流れ、消磁が行なわれる。
(この消磁を以下「自動消磁」と呼ぶ)。次に、任
意の時間に再度消磁をしたい時に、手動消磁スイ
ツチ6を投入すると、消磁素子7及び消磁コイル
8にて消磁が行われる。9はモニタに内蔵された
自動消磁装置と手動消磁装置とからなる消磁装置
である。
しかしながら、上記のような従来の構成におい
ては、手動消磁用の消磁素子7と消磁コイル8と
が自動消磁用の消磁素子4と消磁コイル5との外
に必要であり、経済的に高価であつた。更に、電
源投入時に、モニタ本体3に流れる突入電流と自
動消磁用の消磁素子5に流れる突入電流とが重畳
し、電源スイツチ2として大電流容量のスイツチ
を用いる必要があつた。
上記従来装置の動作タイミングについて第2図
を参照して説明すると、時刻T1にて電源を投入
した時、モニタ本体3には第2図イのようにAア
ンペアの突入電流が流れ、同時に、消磁コイル5
には第2図ロのようにBアンペアの突入電流が流
れるので、電源スイツチ2には(A+B)アンペ
アの突入電流が流れる。
このため、1個の消磁素子と1個の消磁コイル
とにより、自動消磁と手動消磁との両方が行な
え、且つ電源投入時の突入電流を軽減できる消磁
装置が望まれていた。
発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、1
個の消磁コイルを自動消磁と手動消磁との両方の
用途に用いて部品数を削減でき、しかも電源投入
時に電源スイツチに流れる突入電流を削減できる
消磁装置を提供することを目的とする。
発明の構成 本発明の消磁装置は、電源プラグの一方の電極
に入力側端子が接続された電源スイツチと、この
電源スイツチの出力側端子と前記電源プラグの他
方の電極に電源端子が接続されて交流電源が供給
されるデイスプレイモニタ本体と、前記電源スイ
ツチの出力側端子に一側端子が接続されたリレー
と、このリレーの他側端子に一側端子が接続さ
れ、他側端子が前記電源プラグの他方の電極に接
続され前記リレーの動作時に交流電源が供給され
る消磁素子と消磁コイルからなる直列回路と、前
記電源スイツチのオン時に起動され、前記リレー
に作動定電圧を前記電源スイツチのオン時から所
定時間遅延させて一定時間供給する遅延タイマ
と、この遅延タイマのオフ時に前記リレーに作動
定電圧をそのスイツチ操作から一定時間供給させ
るための手動消磁スイツチとを備えた構成であ
る。
かかる構成によれば、自動消磁と手動消磁とを
共通の消磁素子と消磁コイルとを利用して行な
え、且つ電源投入時の消磁コイルへ流れる突入電
流を遅延タイマにより遅延させて、電源スイツチ
の電流容量を軽減できるものである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
第3図は本発明の一実施例における消磁装置の
回路ブロツク図であり、第1図に示す構成要素と
同一の構成要素には同一の符号を付してその説明
を省略する。第3図において、10は遅延タイ
マ、11は手動消磁用スイツチ、12は電源スイ
ツチ2の出力側端子に一側端子が接続されたリレ
ー、13は正特性感熱素子からなる消磁素子、1
4は消磁コイルであり、これらにより消磁装置1
5が構成されている。
まず電流スイツチ2が投入されると、モニタ本
体3が動作し、このモニタ本体3内で作成された
定電圧が供給されて遅延タイマ10が起動され
る。遅延タイマ10は、一定の時間後リレー12
を動作させ、消磁素子13と消磁コイル14とに
電流を流し、自動消磁が行なわれる。この時のタ
イミングを第4図により説明する。電源スイツチ
投入時T1には、第2図イのようにモニタ本体3
にAアンペアの突入電流が流れるのみで、この時
点では消磁コイル14には、まだ電流が流れな
い。時刻T2になつて、遅延タイマ10がリレー
12を動作させ、第4図ロのように消磁コイル1
4にBアンペアの突入電流が流れる。この場合、
突入電流は、従来例のように重畳されることはな
いので、AアンペアまたはBアンペアのみの突入
電流に緩和される。
次に手動消磁について説明すると、時刻T3
て遅延タイマ10がオフになるので、消磁素子1
3は暫くして(通常15分)冷却が完了し、時刻
T4にて手動消磁用スイツチ11をオンして再び
リレー12をオンさせると、消磁コイル14に電
流が流れ、消磁が行われる。消磁完了後、時刻
T5にて遅延タイマ10がリレー12をオフさせ
るので、何度でも手動消磁を繰り返すことができ
る。従つて、モニタ使用中に消磁したい場合、手
動消磁スイツチ11をオンすることにより容易に
消磁できる。
次に消磁装置の具体回路例について第5図を用
いて説明する。第5図において、Q1は極性反転
アンプを構成するトランジスタ、R1,C1は遅延
時定数をきめる抵抗およびコンデンサ、R2,C2
はリセツトの時定数をきめる抵抗およびコンデン
サ、Q2はリレー12を駆動するためのトランジ
スタである。またD1,D2はダイオード、R3〜R8
は抵抗、C3〜C5はコンデンサである。
まず電源プラグ1を電源に挿入し、電源スイツ
チ2を投入すると、モニタ本体3より供給される
+5Vの電圧が抵抗R1を通つてコンデンサC1を充
電し始める。コンデンサCがICからなる遅延タ
イマ10のしきい値電圧まで充電されると、遅延
タイマ10の3番ピンより、リセツトがかかり、
遅延タイマ10の13番ピンがハイ状態となる。従
つてトランジスタQ2がオンとなり、リレー12
を駆動し、消磁素子13と消磁コイル14とに電
流が流れ、自動消磁が行われる。この時、第4図
における遅延時間(T1〜T2間)は、抵抗R1とコ
ンデンサC1とにより希望の値に選べる。本実施
例では3.9秒に選んである。
次に抵抗R2とコンデンサC2との時定数(本実
施例は3.9秒)後に遅延タイマ10の13番ピンが
ローにセツトされ、トランジスタQ2はオフとな
る。
暫くして(約15分後)消磁素子13が充分冷却
された後、手動消磁スイツチ11をオンすると、
一旦接触した接点が離れた瞬間、トランジスタ
Q1のコレクタ側に正のパルスが現われ、結合コ
ンデンサC5を通つて遅延タイマ10の2番ピン
に正のパルスが加わり、遅延タイマ10の13番ピ
ンをハイにする。したがつてトランジスタQ2
オンされ、リレー12がオンし、手動消磁が行わ
れる。この後、抵抗R2とコンデンサC2とで決め
られた時定数により、再び遅延タイマ10の13番
ピンがローとなり、始めの状態に戻る。このよう
に本実施例によれば、電源投入時の突入電流を軽
減することができ、且つ、自動消磁と手動消磁と
を、共通の消磁素子13と消磁コイル14とを利
用して行なつているので、従来例に比し、その経
済的効果は大なるものがある。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、電源投入
時の突入電流を削減できると共に、手動消磁と自
動消磁とを同一の消磁コイルを用いて行なうこと
ができ、したがつてまずモニタの突入電流を削減
できるため、電源スイツチの電流容量を軽減でき
るばかりでなく、モニタを複数台一緒にシステム
として使う場合、システムの突入電流容量を軽減
できる。またモニタの使用中に、モニタの向きを
変えて着磁した場合に、手動の消磁スイツチをオ
ンすることにより容易に消磁できる装置を、高価
な消磁コイル1個にて実現でき、その経済的効果
は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の消磁装置の回路構成図、第2図
は第1図に示す回路の動作タイミングを示すタイ
ミングチヤート、第3図は本発明の一実施例にお
ける消磁装置の回路構成図、第4図は第3図に示
す回路の動作タイミングを示すタイミングチヤー
ト、第5図は本発明の一実施例における消磁装置
の具体回路図である。 10……遅延タイマ、11……手動消磁用スイ
ツチ、12……リレー、13……消磁素子、14
……消磁コイル、15……消磁装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電源プラグの一方の電極に入力側端子が接続
    された電源スイツチと、この電源スイツチの出力
    側端子と前記電源プラグの他方の電極に電源端子
    が接続されて交流電源が供給されるデイスプレイ
    モニタ本体と、前記電源スイツチの出力側端子に
    一側端子が接続されたリレーと、このリレーの他
    側端子に一側端子が接続され、他側端子が前記電
    源プラグの他方の電極に接続され前記リレーの動
    作時に交流電源が供給される消磁素子と消磁コイ
    ルからなる直列回路と、前記電源スイツチのオン
    時に起動され、前記リレーに作動定電圧を前記電
    源スイツチのオン時から所定時間遅延させて一定
    時間供給する遅延タイマと、この遅延タイマのオ
    フ時に前記リレーに作動定電圧をそのスイツチ操
    作から一定時間供給させるための手動消磁スイツ
    チとを備えたことを特徴とする消磁装置。
JP24320783A 1983-12-22 1983-12-22 消磁装置 Granted JPS60134585A (ja)

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JP24320783A JPS60134585A (ja) 1983-12-22 1983-12-22 消磁装置

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JPS60134585A JPS60134585A (ja) 1985-07-17
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