JPS626659Y2 - - Google Patents

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JPS626659Y2
JPS626659Y2 JP6923482U JP6923482U JPS626659Y2 JP S626659 Y2 JPS626659 Y2 JP S626659Y2 JP 6923482 U JP6923482 U JP 6923482U JP 6923482 U JP6923482 U JP 6923482U JP S626659 Y2 JPS626659 Y2 JP S626659Y2
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JP
Japan
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capacitor
magnet
coil
permanent magnet
transistor
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JP6923482U
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JPS58173209U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカメラにおいてレリーズマグネツトや
シヤツタの先後マグネツトの駆動に用いられるマ
グネツト駆動回路に関する。
第1図に従来のマグネツト駆動回路を示す。こ
のマグネツト駆動回路ではマグネツトMは永久磁
石PMにコイルCLを巻いたものであつてレリーズ
マグネツト又はシヤツタの先後マグネツトとして
用いられ、トランジスタTr1よりなるスイツチン
グ素子を介してコンデンサC1と並列に接続され
る。このコンデンサC1は抵抗R1を介して電源E
の両端間に接続され、電源Eはカメラにセツトさ
れた電池よりなる。
このマグネツト駆動回路は次のように動作す
る。
通常は電源Eより抵抗R1を通してコンデンサ
C1が電源Eの電圧まで充電されている。今トラ
ンジスタTr1のベースに低レベルの制御信号が一
時的に加わると、トランジスタTr1がオンとな
り、コイルCLに永久磁石PMの磁力を消磁する方
向に電流が流れて永久磁石PMが消磁され、永久
磁石PMが吸着していた図示しない部材が解放さ
れる。コイルCLに流す電流は通常数10mAと大き
く、電池がボタン形の場合電源Eから直接に供給
することはできないため一旦コンデンサC1に蓄
えてからコイルCLに供給している。抵抗R1の値
はコイルCLに電流を一時的に流してから次の撮
影までにコンデンサC1を充電すればよいので、
比較的大きな抵抗値に設定される。通常、コンデ
ンサC1の充電時間は100ms程度であればよい。ま
たトランジスタTr1がオンしている時間が長い場
合にはその時間に抵抗R1、トランジスタTr1、コ
イルCLを通して電流が流れ続けて消費電力が多
くなるため、抵抗R1の値をなるべく大きく設定
して消費電力を少なくした方がよい。
しかしこのマグネツト駆動回路を採用したカメ
ラにおいては電池がセツトされていない、又は消
耗している状態ではコンデンサC1が放電されて
おり、このような状態でレリーズ釦を押したまま
電池をセツトし、又は交換するという異状操作が
行なわれた場合シーケンス制御回路からはカメラ
の各部を作動させるための電気信号が順次に出力
される。そしてコンデンサC1が通常かなり高い
抵抗値をもつ抵抗R1を通して充電されるため、
シーケンス制御回路からトランジスタTr1のベー
スに低レベルの電気信号が入つたときにはまだコ
ンデンサC1の充電が充分に行なわれておらず、
永久磁石PMを完全に消磁するだけの電力がコイ
ルCLに供給されない。このため永久磁石PMによ
り吸着されていた部材が解放されず、カメラが作
動しないことになる。特にシーケンス制御回路の
リセツト信号を後幕の作動終了により作り出すよ
うなカメラでは上述のように作動しなくなると、
リセツト信号が作られずシーケンス制御回路がリ
セツトされなくなる。このため電源Eが入り放し
になつて電池が消耗するとともに、次のシーケン
スがスタートできなくなつてカメラの作動が全く
行えないという状態になる。
本考案は上記のような異状操作による不具合を
解消することができるマグネツト駆動回路を提供
することを目的とする。
以下図面を参照しながら本考案について実施例
をあげて説明する。
第2図に本考案の一実施例を示す。この実施例
は前述のマグネツト駆動回路において、トランジ
スタTr2よりなるスイツチング素子、コンデンサ
C2、抵抗R2を設けたものであり、トランジスタ
Tr2は抵抗R1と並列に接続される。抵抗R2及びコ
ンデンサC2は電源Eの両端間に直列に接続さ
れ、トランジスタTr2のベースが抵抗R2及びコン
デンサC2の接続点に接続される。
この実施例は次のように動作する。
カメラにおいてレリーズ釦を押したまま電池を
セツトした(新たにセツトした又は交換した)場
合コンデンサC1,C2がともに放電しているから
コンデンサC2にはトランジスタTr2のエミツタ・
ベース間を通して充電が始まるとともにその充電
電流がトランジスタTr2のベース電流となり、ト
ランジスタTr2がオンしてコンデンサC1が充電さ
れる。電池がセツトされてからシーケンス制御回
路の初期リセツトが終つてシーケンス制御回路よ
りトランジスタTr1のベースに低レベルのマグネ
ツト駆動信号が出力されるまでにコンデンサC1
が充分に充電されるようにしておけばコイルCL
には永久磁石PMを消磁するに充分な電流が供給
され、永久磁石PMに吸着されていた部材が解放
されてカメラは正常に作動する。
電池が前から入つている状態ではコンデンサ
C2は電源Eの電圧まで充電されてトランジスタ
Tr2がオフしており、従来のマグネツト駆動回路
と同様に動作する。
以上のように本考案によればマグネツトのコイ
ルに電流を供給するためのコンデンサが抵抗を通
して電源より充電されるマグネツト駆動回路にお
いて、前記抵抗と並列にスイツチング素子を接続
してこのスイツチング素子を電源の入つた時に一
時的に導通させるようにしたので、カメラにレリ
ーズ釦を押したまま電池をセツトするという異状
操作がなされても上記コンデンサが上記スイツチ
ング素子がより急速に充電されるためカメラは正
常に動作するようになり電源の入り放しもなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマグネツト駆動回路を示す回路
図、第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。 Tr2……トランジスタ、C2……コンデンサ、R2
……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 永久磁石及びこの永久磁石に巻かれたコイルを
    有しこのコイルに前記永久磁石の磁力を消磁する
    方向に電流が流されることにより前記永久磁石で
    吸着していた部材を解放するマグネツトと、この
    マグネツトのコイルに一時的に電流を供給するた
    めの第1のコンデンサと、この第1のコンデンサ
    から前記コイルへの電流をオン、オフする第1の
    スイツチング素子と、前記第1のコンデンサと電
    源との間に介在された第1の抵抗とを備えたマグ
    ネツト駆動回路において、前記第1の抵抗と並列
    に接続された第2のスイツチング素子と、この第
    2のスイツチング素子を前記電源の入つた時に一
    時的に導通させる回路とを具備することを特徴と
    するマグネツト駆動回路。
JP6923482U 1982-05-12 1982-05-12 マグネツト駆動回路 Granted JPS58173209U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6923482U JPS58173209U (ja) 1982-05-12 1982-05-12 マグネツト駆動回路

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JP6923482U JPS58173209U (ja) 1982-05-12 1982-05-12 マグネツト駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58173209U JPS58173209U (ja) 1983-11-19
JPS626659Y2 true JPS626659Y2 (ja) 1987-02-16

Family

ID=30078968

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JP6923482U Granted JPS58173209U (ja) 1982-05-12 1982-05-12 マグネツト駆動回路

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JPS58173209U (ja) 1983-11-19

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