JPH0756356B2 - 管内へのケーブル挿入装置 - Google Patents

管内へのケーブル挿入装置

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JPH0756356B2
JPH0756356B2 JP7977390A JP7977390A JPH0756356B2 JP H0756356 B2 JPH0756356 B2 JP H0756356B2 JP 7977390 A JP7977390 A JP 7977390A JP 7977390 A JP7977390 A JP 7977390A JP H0756356 B2 JPH0756356 B2 JP H0756356B2
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pipe
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guide
tube
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正昭 伊良原
知伸 関
静夫 井上
祥己 桜井
博保 大濱
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Kubota Corp
Tokyo Metropolitan Government
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Kubota Corp
Tokyo Metropolitan Government
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は管内へのケーブル挿入装置に関し、特にTVカメ
ラを用いた管内内視工法におけるケーブルなど、比較的
剛性の高いケーブルを管に設けられた分岐管から管内に
挿入する場合に好適に利用される管内へのケーブル挿入
装置に関するものである。
従来の技術 従来から、管内に水などの流体を流したままその状態を
検査する方法として、先端部にTVカメラを取付けたケー
ブルを消火栓取付用の分岐管部分から管内に挿入し、こ
のTVカメラにて管内を内視して検査する管内内視工法が
知られている。
この管内内視工法におけるケーブル挿入装置は、たとえ
ば送りローラにてケーブルを挟持してこの送りローラの
回転駆動によりケーブルを送り出し、このケーブルを、
分岐管から管内にこの管と直角方向に挿入した挿入ガイ
ド筒内に通し、この挿入ガイド筒の先端から管内に挿入
するように構成されている。
発明が解決しようとする課題 ところが、上記のような従来の構成では、比較的剛性の
高いケーブルを管内に挿入する場合に、ケーブルの先端
が管と直角方向の挿入ガイド筒の先端から管内に繰り出
したときに、このケーブル先端の向きを管の軸心方向に
変えることが困難で、ケーブルの先端が管壁に当たって
円滑に挿入できないという問題点がある。
そのため、挿入ガイド筒の先端にケーブルの先端の向き
を変えるガイド板を設けることが考えられる。しかし、
挿入ガイド筒を分岐管に通す必要があるため、ガイド板
は挿入ガイド筒の断面より突出させることができず、そ
のためケーブル先端の向きを変える効果を十分に発揮す
ることができないという問題点が新たに生じる。
そこで本発明はこのような問題点を解決し、挿入ガイド
筒の先端部でケーブル先端の向きを管の軸心方向に円滑
に変えることができるようにした管内へのケーブル挿入
装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明は、管に設けられた分岐
管から管内に挿入ガイド筒を挿入し、この挿入ガイド筒
にケーブルを通して管内にケーブルを挿入するケーブル
挿入装置において、挿入ガイド筒の先端部にこの挿入ガ
イド筒の軸心方向に沿った姿勢と斜め前方に突出した傾
斜姿勢との間で揺動可能なガイド板を設け、このガイド
板の背面側に挿入ガイド筒の軸心方向に移動可能な移動
部材を設け、この移動部材とガイド板とをリンクにて連
結し、挿入ガイド筒に通した操作軸の操作にて移動部材
を移動させる移動手段を設けたものである。
作用 このような構成によれば、挿入ガイド筒の先端部を管内
に位置させた後に、操作軸を操作して移動手段にて移動
部材を移動させると、リンクを介してガイド板が前方に
突出した傾斜姿勢となる。そこで挿入ガイド筒内にケー
ブルを送り出してこのケーブルの先端がガイド板に達す
ると、傾斜姿勢のガイド板に沿ってその向きが管の軸心
方向に変えられる。このため、ケーブルが管内に円滑に
挿入される。ガイド板を傾斜姿勢から元の姿勢に戻す
と、このガイド板をガイド筒の断面内に収めることが可
能である。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図にもとづいて
説明する。
まず、第4図により管内内視工法について説明する。こ
こで1は地中に埋設された上水などの管路であり、その
上方には、適当距離ごとに地下式消火栓用のピット2が
形成されている。このピット2の内部には管路1から分
岐管3が導かれ、この分岐管3の上端に副弁4を介して
図示しない消火栓を取付けるように構成されている。管
内内視工法を実施するときには、副弁4を閉じて消火栓
を取り外し、この副弁4に図示のようにケーブル挿入装
置5を接続する。
ケーブル挿入装置5は、管路1の中に挿入するケーブル
6を巻き付けたケーブルドラム7と、管路1の内部の密
封を維持した状態でケーブル6を通過させるふたつ割り
のシール装置8と、ケーブル6を通すための耐圧ホース
9と、ケーブル6を対のローラで挟持した状態でそのロ
ーラを回転駆動することにより、このケーブル6を管内
に向けて送り込むように構成されたケーブル送り出し装
置10と、ケーブル送り出し装置10の下端と副弁4との間
に介装された緊急遮断弁11と、挿入外筒12と、挿入外筒
12の内部に挿通された挿入ガイド筒13とを有した構成と
されている。
挿入ガイド筒13からはケーブル送り出し装置10を貫通し
て上方に突出するように操作軸14が取り付けられ、副弁
4を開いた後に、挿入外筒12の中の挿入ガイド筒13を副
弁4および分岐管3を通して管路1の内部に挿入操作す
るように構成されている。さらに挿入ガイド筒13の下端
には操作軸14にて操作可能なガイド装置15が設けられ、
ケーブル6を直角方向に曲げて管路1の軸心方向に送り
出すように構成されている。ケーブル6にはその先端部
から適当間隔おきにTVカメラ、その照明,制御装置など
の複数の大径のブロック状体6aが取り付けられている。
次に、挿入ガイド筒13の下端部に設けられたガイド装置
15の構成を第1図〜第3図により説明する。挿入ガイド
筒13の下端部には、その周壁のほぼ半分が切り欠かれて
側方に大きく開いた開口16が形成されている。挿入ガイ
ド筒13の中の開口16のほぼ下半分に対応する部分には支
持ブロック17が取り付けられ、この支持ブロック17の中
間位置にガイド板18の上端が支軸19にて揺動自在に取付
けられている。ガイド板18は、挿入ガイド筒13の断面内
に収まる寸法に形成されている。ガイド板18の背面にお
ける支持ブロック17の部分には、ガイド溝21に沿って昇
降可能な移動部材としての移動ブラケット20が設けられ
ている。この移動ブラケット20にピン22にてリンク23の
一端が連結され、このリンク23の他端がガイド板18の下
部の背面に取り付けられた取り付けブラケット24に連結
されている。これにより、移動ブラケット20の昇降動作
に応じて、ガイド板18が第1図に実線で示すようにほぼ
垂直下向きになった姿勢と仮想線で示すように開口16の
前方に突出した傾斜姿勢との間で揺動するように構成さ
れている。移動ブラケット20は、第2図に示すようにガ
イド溝21にピン22の両端部がはまり合うことによって上
下方向に案内されている。
移動ブラケット20には上向きに連結軸25が接続され、そ
の中間部にナット体26が固定されている。支持ブロック
17の上部には、連結軸25と平行かつ回転自在な移動手段
としてのねじ軸27が設けられ、このねじ軸27にナット体
26がねじ合わされている。ねじ軸27の上端のボス部27a
に操作軸14の下端が固定されている。28a,28bは、支持
ブロック17の上部と中間部に設けられたスライド軸受
で、連結軸25を支持する。29aはねじ軸27の下端の軸
受、29は操作軸14の下端の軸受である。
支持ブロック17の上端前部に第2ガイド板30の上端が支
軸31にて揺動自在に取り付けられている。この第2ガイ
ド板30は、ガイド板18と同様に挿入ガイド筒13の断面内
に収まる寸法に形成され、ばね32にてその下端がガイド
板18の上部ないし中央部に接触するようにされている。
支持ブロック17の上端部から斜め上方に固定ガイド板33
が設けられている。開口16の上縁には、ケーブル6のブ
ロック状体6aを引き上げるときに引っ掛からないよう
に、ローラ34が取付けられている。
このような構成において、管路1の内部を内視検査する
場合には、第5図(a)に示すように消火栓40が取付け
られた状態から、第5図(b)に示すように副弁4を閉
じた後に消火栓40を取外し、副弁4に挿入外筒12を接続
して第4図に示すようにケーブル挿入装置5を設置す
る。次に副弁4を開き、操作軸14にて挿入外筒12の中の
挿入ガイド筒13を下降させ、その先端部を副弁4、分岐
管3を通して管路1の内部に挿入する。このとき、ガイ
ド板18および第2のガイド板30を挿入ガイド筒13の中に
収容されているため、何ら支障なく挿入が行われる。そ
の後、操作軸14を回転操作してねじ軸27を回転させる
と、ナット体26が下降し、連結軸25を介して移動ブラケ
ット20が下降するため、リンク23にてガイド板18が第1
図の実線で示す状態から仮想線で示すように挿入ガイド
筒13から斜め前方に突出した傾斜姿勢となる。かつ、そ
れに伴って第2ガイド板30も仮想線で示すように前方に
傾斜し、固定ガイド板33、第2ガイド板30およびガイド
板18にて上方から下方に向かって水平方向との傾斜角が
順次緩やかになるように3段階に屈曲したガイド面が形
成される。
この状態で、ケーブル送出装置10にてケーブル6を挿入
外筒12を経て挿入ガイド筒13の中に送り込む。ケーブル
6の先端がガイド装置15の位置まで来ると、上記のよう
に3段階に屈曲したガイド面が形成されているのでケー
ブル6の先端は円滑に管路1の軸心方向へ向きを変え、
第5図(c)に示すように、ケーブル6が管路1内に確
実に送り出され、ブロック状体6aに設けられたTVカメラ
などにて管路1の内面の検査が行われる。
検査が終了すると、ケーブル送り出し装置10を逆方向に
作動させてケーブル6が引き上げられる。その後、操作
軸14を逆方向に回転させると、移動ブラケット20が上昇
してガイド板18が垂直姿勢に復帰するとともに、第2ガ
イド板30も元の姿勢に復帰して、両者は再び挿入ガイド
筒13の断面内に収まる。その後、操作軸14を引き上げる
ことによって挿入ガイド筒13が分岐管3および副弁4か
ら抜き出される。最後に、副弁4を閉じ、挿入外筒12を
取り外して消火栓40を取り付ければ、検査作業が終了す
る。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、挿入ガイド筒の先端
部を管内に位置させた後、操作軸を操作して移動手段に
て移動部材を移動させると、リンクを介してガイド板が
前方に突出した傾斜姿勢となるため、ケーブル先端の向
きを傾斜姿勢のガイド板に沿って管の軸心方向に向けて
容易に変えることができ、ケーブルを管内に円滑に挿入
することができる。また、ガイド板を揺動式としたた
め、これを挿入ガイド筒の断面内に収めることができ、
挿入ガイド筒を分岐管へ挿入する作業を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図はガ
イド装置の正面視の断面図、第2図はその要部の側面視
の断面図、第3図はガイド装置の側面図、第4図は管内
内視工法の実施状態を示す図、第5図(a)〜(c)は
ケーブルの挿入動作過程を示す図である。 1…管路、5…ケーブル挿入装置、6…ケーブル、13…
挿入ガイド筒、14…操作軸、15…ガイド装置、18…ガイ
ド板、20…移動ブラケット、23…リンク、26…ナット
体、27…ねじ軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 祥己 兵庫県尼崎市大浜町2丁目26番地 久保田 鉄工株式会社武庫川製造所内 (72)発明者 大濱 博保 兵庫県尼崎市大浜町2丁目26番地 久保田 鉄工株式会社武庫川製造所内 (56)参考文献 特公 昭62−24677(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管に設けられた分岐管から管内に挿入ガイ
    ド筒を挿入し、この挿入ガイド筒にケーブルを通して管
    内にケーブルを挿入するケーブル挿入装置において、挿
    入ガイド筒の先端部にこの挿入ガイド筒の軸心方向に沿
    った姿勢と斜め前方に突出した傾斜姿勢との間で揺動可
    能なガイド板を設け、このガイド板の背面側に挿入ガイ
    ド筒の軸心方向に移動可能な移動部材を設け、この移動
    部材とガイド板とをリンクにて連結し、挿入ガイド筒に
    通した操作軸の操作にて移動部材を移動させる移動手段
    を設けたことを特徴とする管内へのケーブル挿入装置。
JP7977390A 1990-03-27 1990-03-27 管内へのケーブル挿入装置 Expired - Fee Related JPH0756356B2 (ja)

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