JPH0756316Y2 - 荷役車両のバルブ装置 - Google Patents

荷役車両のバルブ装置

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JPH0756316Y2
JPH0756316Y2 JP6080091U JP6080091U JPH0756316Y2 JP H0756316 Y2 JPH0756316 Y2 JP H0756316Y2 JP 6080091 U JP6080091 U JP 6080091U JP 6080091 U JP6080091 U JP 6080091U JP H0756316 Y2 JPH0756316 Y2 JP H0756316Y2
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澄夫 浦部
勉 上田
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東洋運搬機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、荷役車両のバルブ装置
に関し、特に、油圧制御用メインバルブの配管用接続口
の位置に係る。
【0002】
【従来の技術】荷役車両においては、フオークの上下
動、前後傾動、あるいはブーム等の運動制御に油圧を用
いるのが一般的であり、この油圧を制御するバルブ装置
としては、複数の制御弁(コントロールバルブ)が使用
されている。図4,5は、中小型フオークリフトに広く
一般的に用いられている手動バルブ装置であり、このバ
ルブ装置は、リフトセクシヨン3、テイルトセクシヨン
4およびアタツチメントセクシヨン5を有している。バ
ルブ装置に組込まれたスプールS1〜S3を手動、電動
あるいは油圧作動等で操作し、各セクシヨン3,4,5
内のコントロールバルブを作動して、圧油の方向および
流量を制御し荷役作業を行つていた。
【0003】このバルブ装置をフオークリフトに使用し
た場合の回路図を図6に示す。図中、6は昇降マストを
昇降させるリフトシリンダ、7は固定マストの傾倒させ
るテイルトシリンダ、8はアタツチメントとしてのフオ
ークを昇降させるアタツチメントシリンダ、9はオイル
タンク、10はオイルポンプ、3Aはリフトシリンダ6
を作動制御するコントロールバルブ、4Aはテイルトシ
リンダ7を作動制御するコントロールバルブ、5Aはア
タツチメントシリンダ8を作動制御するコントロールバ
ルブ、A1〜A3、B1〜B3は各コントロールバルブ
3A,4A,5Aの各ポートに連通されシリンダ6,
7,8に夫々配管13を介して接続される接続口であ
る。
【0004】そして、図4,6の如く、リフトシリンダ
6は単動シリンダなので、リフトセクシヨン3では接続
口A1のみ開口され、接続口B1は閉じられている。ま
た、テイルトシリンダ7は復動シリンダであるから、テ
イルトセクシヨン4では接続口A2、B2が開口され、
さらにアタツチメントシリンダ8も復動シリンダである
から、アタツチメントセクシヨン5では接続口A3,B
3が開口されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記構造を有するバル
ブ装置は、図7,8の如く、通常リンクを介して操作用
レバー11に連結する必要があるため、ハンドル12付
近に取り付けられている。ここで、図中、Xはバルブ装
置、14はキヤビネツト(取付座)、15はマスト、1
6はフオークである。
【0006】運転席前方にバルブ装置Xが設けられる形
式の場合は、機種によつては、バルブ装置がフロアボー
ドの下に設けられる場合もあるが、これが寸法的に困難
な中小型のフオークリフトでは、図7のように、キヤビ
ネツト14に直接取付けられることが多く、配管13は
キヤビネツト14から運転席側に大きくはみ出す。ま
た、図8のように、運転席後部にバルブ装置Xが設けら
れる場合にも、図7の場合と同様に、配管13が大きく
運転席側にはみ出す。さらに、図7の如く、フオークリ
フトにサイドシフト、クランプ等の荷役アタツチメント
が装着される場合、上記配管13は、通常のテイルト用
弁、リフト用弁からなる2連セクシヨン方式にアタツチ
メントセクシヨンが加わることにより3連となり、さら
に運転席側に大きくはみ出すことになる。なお、これ以
外に荷役アタツチメントの種類が増えれば増える程、セ
クシヨン数は4連、5連と増加し、前述のはみ出しは大
となる。
【0007】すなわち、従来の装置では、各コントロー
ルバルブの接続口が運転席側に配置されているから、前
述のように運転席の足周りに大きく配管13がはみ出
し、適切な運転席広さを確保できず、ペダル(アクセル
ペダル)操作時等においても運転者に不便、不都合を感
じさせるほか、乗降時、特に車両のサイドからの乗降に
際しては、不都合を生じるだけでなく、配管13に足を
とられ、危険でさえあつた。
【0008】本考案は、上記課題に鑑み、安全で快適な
運転席回りを確保し得る荷役車両のバルブ装置の提供を
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案による課題解決手
段は、図1〜3の如く、荷役車両の運転席の近傍に配さ
れ、バルブ装置本体22内に複数の荷役装置を夫々作動
制御する制御弁が内装された荷役車両のバルブ装置にお
いて、前記各制御弁の各ポートに連通され配管46を介
して各荷役装置に接続される接続口24〜28が、前記
バルブ装置本体22の運転席側以外の面に配置されたも
のである。
【0010】
【作用】上記課題解決手段において、制御弁の各接続口
24〜28と、各荷役装置とを、配管46を介して互い
に接続する。このとき、各接続口24〜28は、バルブ
装置本体22の運転席側以外の面に配置されているか
ら、その配管46が運転席側にははみ出ないため、作業
者の足周りが自由となつて運転席を広く使用でき、安全
で快適な運転席回りを実現できる。
【0011】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示す荷役車両のバ
ルブ装置の正面図、図2は同じくその一部切欠側面図、
図3は同じくバルブ装置を荷役車両に取付けた状態を示
す図である。
【0012】図1,2の如く、本実施例の荷役車両のバ
ルブ装置は、リフトセクシヨン35、テイルトセクシヨ
ン36およびアタツチメントセクシヨン37内にリフト
シリンダ、テイルトシリンダおよびアタツチメントシリ
ンダ制御用の制御弁を3連式に内装したのもので、図3
の如く、荷役車両の運転席の前側にあるキヤビネツト2
0の内に取付けられている。図において、46は配管、
24〜28、39,40は各制御弁のポートの接続口、
29〜31は圧油の方向および流量を制御するためのス
プールであり、その流体圧回路は図6に示したものと同
様である。
【0013】前記接続口24〜28はバルブ装置本体2
2の運転席側以外の面に配置されている。ここで、24
は配管46を介してオイルポンプに接続されるポンプ接
続口、25はリフト接続口、26は前記テイルトセクシ
ヨン36の一側の接続口である第一テイルト接続口、2
7,28はアタツチメントセクシヨン37のアタツチメ
ント接続口である。このうち、ポンプ接続口24、リフ
ト接続口25および第一テイルト接続口26は、バルブ
装置本体22の下面に下向きに配置されている。また、
アタツチメント接続口27,28は、図2,3の如く、
ここからの油圧を必要とするマスト側、すなわち、バル
ブ装置本体22の裏面に配されている。
【0014】なお、本実施例では、図1の如く、上記接
続口24〜28のほかに、テイルトセクシヨン36の他
側の接続口である第二テイルト接続口39と、オイルタ
ンクに接続されるタンク接続口40とが形成され、これ
らはバルブ装置本体22の表面、すなわち運転席側の面
に配されている。これは、既に下面に第一のテイルト接
続口26やポンプ接続口24を配置しているため、やむ
を得ず表側に配しているのであるが、このようにして
も、各セクシヨンについて二個づつ表面に配していた従
来に比べると、二個の接続口が垂直線上に重なるのを防
止できるため、二重配管を防止でき、その分運転席側へ
のはみ出しを軽減できるため、許容可能な範囲でそのは
み出しを許すことにしたのである。なお、はみ出しをさ
らに軽減するために、該接続口39,40をバルブ装置
本体22の裏面に配してもよいことはいうまでもない。
【0015】前記切換操作部29〜31は、図1の如
く、バルブ装置本体22内の各制御弁を開閉自在とする
スプールであり、図1中のスプール端部42,43,4
4は、図2の如く、リンク45を介して操作レバー21
に連結される。
【0016】なお、図3中、51はマスト、52は車両
のフロアボード、53は車両のフレームのタイヤ切欠
部、54はタイヤである。
【0017】上記構成のバルブ装置を荷役車両に取り付
ける際には、図3の如く、下面に配したポンプ接続口2
4、リフト接続口25および第一テイルト接続口26に
各配管46を直接接続し、この配管46を介して図示し
ないオイルポンプ、リフトシリンダおよびテイルトシリ
ンダに連結する。それ以外のアタツチメント接続口2
7,28、第二テイルト接続口39およびタンク接続口
40は、エルボ47を取付け後、下方へ配管する。
【0018】そして、各セクシヨン35〜37のスプー
ル端部42〜44に、リンク45を介して操作レバー2
1を取り付ける。
【0019】このように、ポンプ接続口24、リフト接
続口25および第一テイルト接続口26を下面に配置し
ているので、下向き配管が可能となり、これらの配管4
6は運転席側にはみ出ることなくストレートにバルブ装
置の下に配管できるため、その分、各配管46を接続口
に対して直交して配する際に必要なエルボ47等の高価
な配管金具を省略し得る。
【0020】また、第二テイルト接続口39およびタン
ク接続口40を本体22の表面に配しても、図1のよう
に接続口が垂直線上に重ならないので、二重配管を防止
でき、運転席の足周りでの飛び出しを極めて小さくでき
る。
【0021】さらにまた、アタツチメント接続口27,
28については、バルブ装置本体22の裏面側に設けて
いるので、運転席側への飛び出しもなく、極めて容易
に、低コストで配管できる。
【0022】以上のことから、安全で快適な運転席回り
を実現し得る。
【0023】なお、本考案は、上記実施例に限定される
ものではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0024】例えば、上記実施例では、バルブ装置を運
転席の前側のキヤビネツト下に配していたが、後ろ側の
座席下に配してもよい。
【0025】また、上記実施例では、3連式のものにつ
いて説明したが、2連あるいは4連、5連等のものにつ
いても適用できることはいうまでもない。
【0026】
【考案の効果】以上の説明から明らかな通り、本考案に
よると、各接続口をバルブ装置本体の運転席側以外の面
に配置しているので、配管の取り付け時にその運転席の
足周りへの飛び出しを防止できる。したがつて、運転時
において、ペダル操作時の誤操作および乗降時の不都
合、危険を防止でき、また、特に、接続口をバルブ装置
本体の下面に配置すれば、直接下向き配管が可能とな
り、エルボ等の高価な配管金具を省略し得るといつた優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例を示す荷役車両のバル
ブ装置の正面図である。
【図2】図2は同じくその一部切欠側面図である。
【図3】図3は同じくバルブ装置を荷役車両に取り付け
た状態示す図である。
【図4】図4は従来の荷役車両のバルブ装置の正面図で
ある。
【図5】図5は同じくその側面図である。
【図6】図6は同じくその流体回路を示す図である。
【図7】図7は従来にバルブ装置をフオークリフトに適
用した一例を示す図である。
【図8】図8は同じく他の例を示す図である。
【符号の説明】
21 操作レバー 22 バルブ装置本体 24〜28 接続口 29〜31 切換操作部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役車両の運転席の近傍に配され、バル
    ブ装置本体内に複数の荷役装置を夫々作動制御する制御
    弁が内装された荷役車両のバルブ装置において、前記各
    制御弁の各ポートに連通され配管を介して各荷役装置に
    接続される接続口が、前記バルブ装置本体の運転席側以
    外の面に配置されたことを特徴とするバルブ装置。
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