JPH0986897A - 荷役車両のレバーロック装置 - Google Patents

荷役車両のレバーロック装置

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Publication number
JPH0986897A
JPH0986897A JP27665895A JP27665895A JPH0986897A JP H0986897 A JPH0986897 A JP H0986897A JP 27665895 A JP27665895 A JP 27665895A JP 27665895 A JP27665895 A JP 27665895A JP H0986897 A JPH0986897 A JP H0986897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
pin
slider
solenoid
cargo handling
Prior art date
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Pending
Application number
JP27665895A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Kitao
多賀宏 北尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Yusoki Co Ltd filed Critical Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷を移動するための荷役装置を備えた荷役車
両において、油圧回路とは独立した構造で、コントロー
ルバルブの流量に係わらず装着できる荷役車両のレバー
ロック装置を提供することを目的とする。 【構成】 荷役装置を作動させるためのレバーに、通
常、他端をソレノイドに固着したピンにスプリング圧に
て保持され、あらかじめ設定したスイッチを作動させる
ことでピン他端に固着したソレノイドが励磁し、スライ
ダ穴部を保持していたピンをスライダ穴部より開放して
なる構成の、リフトレバーの移動に応じて摺動可能にリ
ンクを介して設置したスライダにてなる荷役車両のレバ
ーロック装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷役車両の荷役装置を作
動させるためのレバーロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の荷役車両のレバーロック装置は、
電磁比例弁や電磁弁をコントロールバルブに内蔵あるい
は別に設置したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述従来の技術では、
コントロールバルブ及び該コントロールバルブ周辺機器
レイアウトの都合上、装着が困難である。更に流量の大
きいコントロールバルブを使用している大型の荷役装置
においては、適合する電磁比例弁や電磁弁すらなく、レ
バーロック装置を設置することはできない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、荷を移動す
るための荷役装置を備えた荷役車両において、荷役装置
を作動させるためのレバーに、通常、他端をソレノイド
に固着したピンにスプリング圧にて保持され、あらかじ
め設定したスイッチを作動させることでピン他端に固着
したソレノイドが励磁し、スライダ穴部を保持していた
ピンをスライダ穴部より開放してなる構成の、リフトレ
バーの移動に応じて摺動可能にリンクを介して設置した
スライダにてなる荷役車両のレバーロック装置とし、上
述課題を解決している。
【0005】
【実施例】本発明の実施例をカウンタバランス型フォー
クリフト(以下フォークリフト)のフォーク上昇下降用
のバルブレバー(以下リフトレバー)に実施し、説明す
ると、図3が本発明を実施したフォークリフトであり、
1がフォークリフトの車体、2が車体1前方に立設した
マスト、3がマスト2背面に配したリフトシリンダ、4
がマスト2に沿ってリフトシリンダ3の伸縮に合わせて
上下動する左右一対のフォーク、5がフォークリフトの
運転室に配したシート、6が車体1を操舵させるステア
リング、7がフォーク4の上昇下降を操作するリフトレ
バー、8がリフトレバー7の操作を不可能にする本発明
のレバーロック装置を示す。
【0006】一般にフォークリフトはリフトレバー7を
運転者席側に引き込むことにてコントロールバルブ9を
開け、同時にポンプ10を作動させ、リフトシリンダ3
下部からオイルを送り込みリフトシリンダ3を伸ばし、
フォーク4を上昇させる。また逆にリフトレバー7を押
し込むことにてコントロールバルブ9を開け、フォーク
4などの重量でリフトシリンダ3が縮み込みながらフォ
ーク4も同時に下降する。従って通常、フォーク4の下
降にはポンプ10を作動させる必要がなく、例えば車体
1のキースイッチ(図示せず)を切った状態でもリフト
レバー7を押し込めばフォーク4は下降する構造であ
る。
【0007】本実施例では、図3のようにアッパパネル
11の上面にロックブラケット12を介してレバーロッ
ク装置8を設置する。図1、図2のようにレバーロック
装置8には、ソレノイド13が内蔵されており、ソレノ
イド13先端にはソレノイド13伸縮方向と同方向に移
動するピン14を設置している。ピン14はスプリング
15に挿入してあり、スプリング15両端はピン14に
固着したスナップピン16と、ロックブラケット12に
ソレノイド13伸縮方向にスプリング圧を調整可能に固
着したスプリングストッパ17に挟み込まれている。ま
たリフトレバー7にはリフトレバー7と同時にロックブ
ラケット12と平行に車体1前後方向に移動するスライ
ダ18がリンク19を介して設置している。このスライ
ダ18側面及びスライダ18外側面ロックブラケット1
2には、前記ピン14径より僅かに大きな穴部がリフト
レバー7中立時に、ピン14先端の延長線上となるよう
に設けている。
【0008】上述の構成により、本実施例のレバーロッ
ク装置8は荷役作業停止中はスプリング圧にてスナップ
ピン16を固着したピン14を、スライダ18側に押し
込みスライダ18側面の穴部、そしてスライダ18外側
面のロックブラケット12の穴部に挿入され、リフトレ
バー7は固定される。つまりフォーク4の上昇下降はで
きない状態となる。また、荷役作業中はあらかじめ設定
したレバーロック装置8を開放するスイッチを作動させ
ることにてソレノイド13が作動し、スライダ15及び
ロックブラケット12に挿入されていたピンは引き抜か
れリフトレバー7の固定は解除される。つまりフォーク
4の上昇下降は可能な状態となる。
【0009】上記のレバーロック装置8を開放するスイ
ッチは作業形態に合わせて設定でき、例えば作業者がシ
ート5に着座すれば作動するシートスイッチ(図示せ
ず)や、荷役車両のキースイッチ、この他にも前後進レ
バー(図示せず)など多くの利用範囲が考えられる。ま
た、複数のスイッチの組み合わせとすることも可能であ
り、例えばシートスイッチとキースイッチの組み合わせ
とした場合などは、作業者がシート5に着座しキースイ
ッチを入れて初めて荷役操作が可能となる構造とするこ
ともできる。
【0010】更に、ソレノイド14の励磁の解除に遅延
回路を設けて、スイッチが切れてもある一定時間ソレノ
イド14の励磁を解除しない構造とすることで、例えば
シートスイッチを利用した場合などのフォークリフトの
振動によるシートスイッチの一瞬の誤作動が生じても、
ソレノイド14の励磁の解除にはつながらない構造とす
ることが可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば上述の構成にて、油圧回
路とは独立した構造とすることになり、アッパパネル上
面に装着することができる。またコントロールバルブの
流量に係わらず装着することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロック装置上面図を示す。
【図2】 ロック装置側面図を示す。
【図3】 カウンタバランス型フォークリフト側面図を
示す。
【符号の説明】
1 車体 2 マスト 3 リフトシリンダ 4 フォーク 5 シート 6 ステアリング 7 リフトレバー 8 レバーロック装置 9 コントロールバルブ 10 ポンプ 11 アッパパネル 12 ロックブラケット 13 ソレノイド 14 ピン 15 スプリング 16 スナップピン 17 スプリングストッパ 18 スライダ 19 リンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷を移動するための荷役装置を備えた荷
    役車両において、荷役装置を作動させるためのレバー
    に、通常、他端をソレノイドに固着したピンにスプリン
    グ圧にて保持され、あらかじめ設定したスイッチを作動
    させることでピン他端に固着したソレノイドが励磁し、
    スライダ穴部を保持していたピンをスライダ穴部より開
    放してなる構成の、リフトレバーの移動に応じて摺動可
    能にリンクを介して設置したスライダにてなる荷役車両
    のレバーロック装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロック装置において、あ
    らかじめ設定したスイッチが複数個にてなる荷役車両の
    レバーロック装置。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載のロック装置
    において、あらかじめ設定したスイッチの作動が解除し
    ても、一定時間ソレノイドの励時は解除しない遅延回路
    を設けてなる荷役車両のレバーロック装置。
JP27665895A 1995-09-29 1995-09-29 荷役車両のレバーロック装置 Pending JPH0986897A (ja)

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JPH0986897A true JPH0986897A (ja) 1997-03-31

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168204A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Tcm Corp 産業車両の荷役レバー固定装置
DE112012000053T5 (de) 2011-10-28 2013-09-05 Komatsu Ltd. Betätigungshebelarretiergerät
JP2013185622A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Unicarriers Corp 産業車両の安全装置

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US9181963B2 (en) 2011-10-28 2015-11-10 Komatsu Ltd. Operation lever lock apparatus
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030305