JP5255346B2 - 荷役操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばアタッチメントを装備したリーチ式フォークリフト等の荷役車両に適用される荷役操作装置の改良に関する。
従来、この種の荷役操作装置としては、例えば特許文献1に記載された如く、マストに沿って昇降されるリフトブラケットに装着されるアタッチメントが複数の油圧アクチュエータを備えているフォークリフトにおいて、前記油圧アクチュエータに対する圧油の給排を制御するためのコントロールバルブを前記リフトブラケット側に設けると共に、コントロールバルブと運転席側の操作手段(操作スイッチや操作レバー)とを電気的又は機械的に連繋してコントロールバルブを遠隔操作可能にしたものが知られている。
特開昭61−81393号公報
ところが、この様なものは、マストに沿って配設される油圧アクチュエータの為の油圧配管数を減少させる事ができるものの、運転席(車体)側の操作手段(操作スイッチや操作レバー)でしかアタッチメント(荷役装置)を操作できなかったので、荷役装置の操作が極めて不便であり、作業能率も悪かった。
本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、車体側だけでなく荷役装置側からでも荷役装置を操作できる様にし、作業能率を高める様にした荷役操作装置を提供するにある。
本発明の荷役操作装置は、基本的には、車体と、車体に設けられた昇降装置と、昇降装置に依り昇降される荷役装置と、荷役装置に設けられた油圧アクチュエータと、車体に設けられて油圧アクチュエータに対してポンプからの圧油を給排する車体側バルブと、荷役装置側に設けられて油圧アクチュエータに対して圧油を給排する荷役装置側バルブと、車体に設けられて荷役装置側バルブに対してポンプからの圧油を給排する起動バルブと、起動バルブの中立時には荷役装置側バルブに対してポンプからの圧油の給排を停止すると共に、車体側バルブの作動を許容し、起動バルブの作動時には荷役装置側バルブに対してポンプからの圧油の給排を許容すると共に、車体側バルブを中立位置に保持し得るロック装置と、から構成した事に特徴が存する。
起動バルブの中立時には、ロック装置に依り荷役装置側バルブに対してポンプからの圧油の給排が停止されると共に、車体側バルブの作動が許容される。車体側バルブが中立位置から作動されると、ポンプからの圧油が油圧アクチュエータに供給されてこれが作動され、油圧アクチュエータに依って荷役装置が作動される。この時、起動バルブは、中立位置にあって作動されないので、ポンプから荷役装置側バルブへの圧油の供給が停止されて居り、荷役装置側バルブが作動されても油圧アクチュエータが作動される惧れがない。
起動バルブの作動時には、ロック装置に依り荷役装置側バルブに対してポンプからの圧油の給排が許容されると共に、車体側バルブが中立位置に保持される。荷役装置側バルブが中立位置から作動されると、ポンプからの圧油が起動バルブを介して油圧アクチュエータに供給されてこれが作動され、油圧アクチュエータに依って荷役装置が作動される。この時、車体側バルブは、ロック装置に依り中立位置に保持されているので、作動される事がない。従って、車体側バルブが作動されて油圧アクチュエータに依って荷役装置が作動される惧れがない。
ロック装置は、アンロック位置からロック位置まで移動可能なロックプレートと、回動操作に依りロックプレートをアンロック位置からロック位置までに移動させる回動操作手段と、ロックプレートに形成されてロックプレートがアンロック位置の時には、車体側バルブの荷役レバー及び起動バルブの起動レバーの傾倒を許容すると共に、ロックプレートがロック位置の時には、車体側荷役バルブの荷役レバー及び起動バルブの起動レバーの傾倒を阻止するロック孔と、を備えているのが好ましい。この様にすれば、回動操作手段を回動操作しなければロックプレートが移動されないので、単に手等が回転操作手段に触れても直ちにロックプレートが移動されず、それだけアンロック位置及びロック位置を確実に保持でき、安全性を高める事ができる。
ロック装置は、車体側バルブが作動した事を検出する車体側バルブ検出器と、荷役装置側バルブが作動した事を検出する荷役装置側バルブ検出器と、起動バルブが作動した事を検出する起動バルブ検出器と、ポンプを駆動するモータと、車体側バルブ検出器に依り車体側バルブが作動した事を検出した時又は荷役装置側バルブ検出器に依り荷役装置側バルブが作動した事を検出した時にはモータを起動させるべく制御する制御器と、起動バルブ検出器に依り起動バルブの中立位置を検出した時には制御器と車体側バルブ検出器とを接続すると共に、起動バルブ検出器に依り起動バルブの作動を検出した時には制御器と荷役装置側バルブ検出器とを接続する切換器と、を備えているのが好ましい。この様にすれば、ポンプが荷役装置の作動時のみに駆動される電気式フォークリフト等の荷役車両に適用した場合には、切換器を追加するだけで簡単に電気的なロック装置を構成できる。
荷役装置側バルブから油圧アクチュエータまでの油路は、車体側バルブから油圧アクチュエータまでの油路に比べて圧油の流速が遅くなる様に形成されているのが好ましい。この様にすれば、車体側バルブでの操作速度に比べて荷役装置側バルブでの操作速度が遅くなるので、それだけ荷役装置側バルブに依る荷役装置の作業が安全に行える。
本発明に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができる。
(1)車体、昇降装置、荷役装置、油圧アクチュエータ、車体側バルブ、荷役装置側バルブ、起動バルブ、ロック装置とで構成し、とりわけ荷役装置側に設けられて油圧アクチュエータに対して圧油を給排する荷役装置側バルブと、車体に設けられて荷役装置側バルブに対してポンプからの圧油を給排する起動バルブと、起動バルブの中立時には荷役装置側バルブに対してポンプからの圧油の給排を停止すると共に、車体側バルブの作動を許容し、起動バルブの作動時には荷役装置側バルブに対してポンプからの圧油の給排を許容すると共に、車体側バルブを中立位置に保持し得るロック装置を設けたので、車体側だけでなく荷役装置側からでも荷役装置を操作でき、作業能率を高める事ができる。
(2)荷役装置側バルブと起動バルブとロック装置を設けるだけであるので、既存のものへも容易に適用する事ができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の荷役操作装置を備えた荷役車両を示す側面図。図2は、本発明の荷役操作装置を示す油圧回路図。図3は、機械的ロック装置のアンロック状態を示す横断平面図。図4は、機械的ロック装置のロック状態を示す図3と同様図。図5は、電気的ロック装置を示す電気回路図である。
荷役操作装置1は、車体2、昇降装置3、荷役装置4、油圧アクチュエータ5、車体側バルブ6、荷役装置側バルブ7、起動バルブ8、ロック装置9とからその主要部が構成されて居り、リーチ式フォークリフト(電気式フォークリフト)等の荷役車両10に適用される。
荷役車両であるリーチ式フォークリフト10は、車体2と、これの前部に延設された左右一対のリーチレッグ11と、これに沿って前後方向に移動可能に設けられたマスト12と、これを移動させるリーチシリンダ13と、マスト12に沿って昇降可能な昇降体14と、これを昇降させるリフトシリンダ15と、昇降体14に左右方向に横動可能に設けられた横動体16と、昇降体14に対して横動体16を横動させるサイドシフトシリンダ17と、横動体16に設けられて前後方向に伸縮可能なクレーンアーム18と、これの先端に設けられたフック19と、クレーンアーム18を伸縮させるクレーンアームシリンダ20と、車体2の後側下部に設けられた駆動輪21と、リーチレッグ11の前側下部に設けられた従動輪22と、車体2の後部右側に設けられた立席型の運転室23等を備えている。
昇降装置3は、車体2に設けられたもので、この例では、マスト12と昇降体14とリフトシリンダ15とを備えている。
荷役装置4は、昇降装置3に依り昇降されるもので、この例では、横動体16とサイドシフトシリンダ17とクレーンアーム18とフック19とクレーンアームシリンダ20とを備えている。
油圧アクチュエータ5は、荷役装置4に設けられたもので、この例では、リーチシリンダ13とリフトシリンダ15とサイドシフトシリンダ17とクレーンアームシリンダ20とを備えて居り、このうちのサイドシフトシリンダ17とクレーンアームシリンダ20が荷役装置4に設けられている。
車体側バルブ6は、車体2に設けられて油圧アクチュエータ5に対してポンプ24からの圧油を給排するもので、この例では、リーチバルブ、リフトバルブ、サイドシフトバルブ、クレーンアームバルブとを備えて居り、運転室23に設けられている。
而して、車体側バルブ(リーチバルブ、リフトバルブ、サイドシフトバルブ、クレーンアームバルブ)6は、荷役レバー(リーチレバー、リフトレバー、サイドシフトレバー、クレーンアームレバー)25を備えて居り、一次側がポンプ24とタンク26に接続されていると共に、二次側がリーチシリンダ13、リフトシリンダ15、サイドシフトシリンダ17、クレーンアームシリンダ20の各ロッド室及びテール室に夫々接続されている。
荷役装置側バルブ7は、荷役装置4側に設けられて油圧アクチュエータ5に対して圧油を給排するもので、この例では、第二リフトバルブ、第二サイドシフトバルブ、第二クレーンアームバルブとを備えて居り、クレーンアーム18の固定側に設けられている。
而して、荷役装置側バルブ(第二リフトバルブ、第二サイドシフトバルブ、第二クレーンアームバルブ)7は、第二荷役レバー(第二リフトレバー、第二サイドシフトレバー、第二クレーンアームレバー)27を備えて居り、一次側が起動バルブ8の二次側に接続されていると共に、二次側がリフトシリンダ15、サイドシフトシリンダ17、クレーンアームシリンダ20の各ロッド室及びテール室に夫々接続されている。
起動バルブ8は、車体2に設けられて荷役装置側バルブ7に対してポンプ24からの圧油を給排するもので、この例では、起動レバー28を備えて居り、一次側がポンプ24とタンク26に接続されている。
前記車体側バルブ(リーチバルブ、リフトバルブ、サイドシフトバルブ、クレーンアームバルブ)と起動バルブ8は、五連バルブとして一体に形成されている。
前記荷役装置側バルブ(第二リフトバルブ、第二サイドシフトバルブ、第二クレーンアームバルブ)は、三連バルブとして一体に形成されている。
而して、荷役装置側バルブ7から油圧アクチュエータ5までの油路は、車体側バルブ6から油圧アクチュエータ5までの油路に比べて圧油の流速が遅くなる様にしてある。
つまり、車体側バルブ6のリフトバルブから油圧アクチュエータ5のリフトシリンダ15までの油路(管路)は、管径が1/2インチ(12.7mm)にしてある。
荷役装置側バルブ7の第二リフトバルブ、第二サイドシフトバルブ、第二クレーンアームバルブから油圧アクチュエータ5のリフトシリンダ15、サイドシフトシリンダ17、クレーンアームシリンダ20までの油路(管路)は、管径が3/8インチ(9.53mm)にしてあって、前記管路より小さくしてある。加えて、荷役装置側バルブ7の第二サイドシフトバルブ、第二クレーンアームバルブの二次側には、可変絞り弁29が設けられて流量を可変できる様にしてある。
ロック装置は、起動バルブ8の中立時には荷役装置側バルブ7に対してポンプ24からの圧油の給排を停止すると共に、車体側バルブ6の作動を許容し、起動バルブ8の作動時には荷役装置側バルブ7に対してポンプ24からの圧油の給排を許容すると共に、車体側バルブ6を中立位置に保持し得るもので、この例では、機械的ロック装置30と電気的ロック装置31とを備えている。
機械的ロック装置30は、アンロック位置からロック位置まで移動可能なロックプレート32と、回動操作に依りロックプレート32をアンロック位置からロック位置までに移動させる回動操作手段33と、ロックプレート32に形成されてロックプレート32がアンロック位置の時には、車体側バルブ6の荷役レバー(リーチレバー、リフトレバー、サイドシフトレバー、クレーンアームレバー)25及び起動バルブ8の起動レバー28の傾倒を許容すると共に、ロックプレート32がロック位置の時には、車体側荷役バルブ6の荷役レバー(リーチレバー、リフトレバー、サイドシフトレバー、クレーンアームレバー)25及び起動バルブ8の起動レバー28の傾倒を阻止するロック孔34と、を備えている。

ロックプレート32は、車体側バルブ6にブラケット(図示せず)を介して取付けられた一対のガイド35に依り各レバー25,28の傾倒方向(前後方向)とは直交する左右方向(図3に於て左右方向)に移動可能に設けられている。
回動操作手段33は、前記ブラケット(図示せず)に縦軸廻りに回転可能に設けられた回動軸36と、これの上端に付設されて運転室23の操作盤(図示せず)上から操作可能な回動撮み37と、回動軸36の下端に付設されたアーム38と、これに植設されたピン39と、ロックプレート32に穿設されてピン39が嵌合される前後方向に長い長孔40とを備えている。
ロック孔34は、車体側バルブ6の荷役レバー25及び起動バルブ8の起動レバー28の傾倒を許容するアンロック部41と、車体側バルブ6の荷役レバー25の傾倒を阻止して中立位置に保持する荷役レバーロック部42と、起動バルブ8の起動レバー28を傾倒(後傾)させた時にロックプレート32をロック位置に移動できて起動レバー28を同位置に保持する起動レバーロック部43とを備えている。
電気的ロック装置31は、車体側バルブ6が作動した事を検出する車体側バルブ検出器44と、荷役装置側バルブ7が作動した事を検出する荷役装置側バルブ検出器45と、起動バルブ8が作動した事を検出する起動バルブ検出器46と、ポンプ24を駆動するモータ(電気モータ)47と、車体側バルブ検出器44に依り車体側バルブ6が作動した事を検出した時又は荷役装置側バルブ検出器45に依り荷役装置側バルブ7が作動した事を検出した時にはモータ47を起動させるべく制御する制御器(コントローラ)48と、起動バルブ検出器46に依り起動バルブ8の中立位置を検出した時には制御器48と車体側バルブ検出器44とを接続すると共に、起動バルブ検出器46に依り起動バルブ8の作動を検出した時には制御器48と荷役装置側バルブ検出器45とを接続する切換器(リレー)49と、を備えている。
車体側バルブ検出器44、荷役装置側バルブ検出器45、起動バルブ検出器46は、夫々車体側バルブ6、荷役装置側バルブ7、起動バルブ8に設けられて居り、各レバー25,28が中立位置の時にはオフになると共に、中立位置以外の前後傾倒位置の時にはオンとなるリミットスイッチにしてある。
車体側バルブ検出器44は、リーチスイッチ、リフトスイッチ、サイドシフトスイッチ、クレーンアームスイッチとを備えている。
荷役装置側バルブ検出器45は、第二リフトスイッチ、第二サイドシフトスイッチ、第二クレーンアームスイッチとを備えている。
次に、この様な構成に基づいてその作用を述解する。
起動バルブ8の中立時には、機械的ロック装置30に依り荷役装置側バルブ7に対してポンプ24からの圧油の給排が停止されると共に、車体側バルブ6の作動が許容される。
つまり、図3に示す如く、起動バルブ8の起動レバー28の中立時には、機械的ロック装置30のロックプレート32が一方向(図3に於て右方向)に移動できないアンロック位置となり、車体側バルブ6の荷役レバー25が作動つまり前後方向(図3に於て上下方向)に傾倒できる状態になる。
この様な状態で、車体側バルブ6の荷役レバー25が中立位置から作動されると、ポンプ24からの圧油が車体側バルブ6を介して油圧アクチュエータ5に供給され、油圧アクチュエータ5が作動されてこれに依って荷役装置4が作動される。
この時、起動バルブ8は、中立位置にあって作動されないので、起動バルブ8に依りポンプ24から荷役装置側バルブ7への圧油の供給が停止される。従って、荷役装置側バルブ7の第二荷役レバー27が作動されても、油圧アクチュエータ5が作動される惧れがない。
起動バルブ8の作動時には、機械的ロック装置30に依り荷役装置側バルブ7に対してポンプ24からの圧油の給排が許容されると共に、車体側バルブ6が中立位置に保持される。
つまり、図3の鎖線で示す如く、起動バルブ8の作動(後傾)時には、機械的ロック装置30のロックプレート32が一方向(図3に於て右方向)に移動可能となり、回動操作手段33に依りロックプレート32が移動されると、図4に示す如く、ロックプレート32に依り起動バルブ8の起動レバー28が作動(後傾)位置に保持される。起動バルブ8が作動位置に保持されると、ポンプ24からの圧油が起動バルブ8を介して荷役装置側バルブ7に供給される。
この様な状態で、荷役装置側バルブ7の第二荷役レバー27が中立位置から作動されると、ポンプ24からの圧油が起動バルブ8、荷役装置側バルブ7を介して油圧アクチュエータ5に供給され、油圧アクチュエータ5が作動されてこれに依り荷役装置4が作動される。
この時、車体側バルブ6の荷役レバー25は、機械的ロック装置30のロックプレート32に依り中立位置に保持されているので、作動される事がない。従って、車体側バルブ6が作動されて油圧アクチュエータ5に依り荷役装置4が作動される惧れがない。
起動バルブ8の中立時には、電気的ロック装置31に依り荷役装置側バルブ7に対してポンプ24からの圧油の給排が停止されると共に、車体側バルブ6の作動が許容される。
つまり、図5に示す如く、起動バルブ8の起動レバー28の中立時には、電気的ロック装置31の起動バルブ検出器46がオフになり、切換器48に依り車体側バルブ検出器44と制御器48とが接続される。
この様な状態で、車体側バルブ6の荷役レバー25が中立位置から作動(前後方向に傾倒)されると、車体側バルブ検出器44がオンになって制御器48に依りモータ47が起動されてポンプ24が回転される。この為、ポンプ24からの圧油が車体側バルブ6を介して油圧アクチュエータ5に供給され、油圧アクチュエータ5が作動されてこれに依り荷役装置4が作動される。
この時、切換器48に依り荷役装置側バルブ検出器45と制御器48とが接続されていないので、荷役装置側バルブ7の第二荷役レバー27が中立位置から作動されてモータ47が起動される事がない。従って、荷役装置側バルブ7の第二荷役レバー27が作動されても、油圧アクチュエータ5が作動される惧れがない。
起動バルブ8の作動時には、電気的ロック装置31に依り荷役装置側バルブ7に対してポンプ24からの圧油の給排が許容されると共に、車体側バルブ6が中立位置に保持される。
つまり、起動バルブ8の起動レバー28の作動時には、電気的ロック装置31の起動バルブ検出器46がオンになり、切換器48に依り荷役装置側バルブ検出器45と制御器48とが接続される。
この様な状態で、荷役装置側バルブ7の第二荷役レバー27が中立位置から作動(前後方向に傾倒)されると、荷役装置側バルブ検出器45がオンになって制御器48に依りモータ47が起動されてポンプ24が回転される。この為、ポンプ24からの圧油が荷役装置側バルブ7を介して油圧アクチュエータ5に供給され、油圧アクチュエータ5が作動されてこれに依り荷役装置4が作動される。
この時、切換器48に依り車体側バルブ検出器44と制御器48とが接続されていないので、車体側バルブ6の荷役レバー25が中立位置から作動されてモータ47が起動される事がない。従って、車体側バルブ6の荷役レバー25が作動されても、油圧アクチュエータ5が作動される惧れがない。
尚、荷役装置4に設けられる油圧アクチュエータ5は、先の例では、サイドシフトシリンダ17とクレーンアームシリンダ20であったが、これに限らず、他のシリンダやモータ等でも良い。
車体側バルブ6は、先の例では、リーチバルブ、リフトバルブ、サイドシフトバルブ、クレーンアームバルブであったが、これに限らず、例えばこのうちの一つ以上のものや他のものでも良い。
荷役装置側バルブ7は、先の例では、第二リフトバルブ、第二サイドシフトバルブ、第二クレーンアームバルブであったが、これに限らず、例えばこのうちの一つ以上のものや他のものでも良い。
ロック装置9は、先の例では、機械的ロック装置30と電気的ロック装置31を備えていたが、これに限らず、例えば何れか一方だけを設けても良い。
機械的ロック装置30は、先の例では、車体側バルブ6の荷役レバー25をロックするものであったが、これに限らず、例えば車体側バルブ6のスプール等をロックするものでも良い。
本発明の荷役操作装置を備えた荷役車両を示す側面図。 本発明の荷役操作装置を示す油圧回路図。 機械的ロック装置のアンロック状態を示す横断平面図。 機械的ロック装置のロック状態を示す図4と同様図。 電気的ロック装置を示す電気回路図。
符号の説明
1…荷役操作装置、2…車体、3…昇降装置、4…荷役装置、5…油圧アクチュエータ、6…車体側バルブ、7…荷役装置側バルブ、8…起動バルブ、9…ロック装置、10…荷役車両、11…リーチレッグ、12…マスト、13…リーチシリンダ、14…昇降体、15…リフトシリンダ、16…横動体、17…サイドシフトシリンダ、18…クレーンアーム、19…フック、20…クレーンアームシリンダ、21…駆動輪、22…従動輪、23…運転室、24…ポンプ、25…荷役レバー、26…タンク、27…第二荷レバー、28…起動レバー、29…可変絞り弁、30…機械的ロック装置、31…電気的ロック装置、32…ロックプレート、33…回動操作手段、34…ロック孔、35…ガイド、36…回動軸、37…回動撮み、38…アーム、39…ピン、40…長孔、41…アンロック部、42…荷役レバーロック部、43…起動レバーロック部、44…車体側バルブ検出器、45…荷役装置側バルブ検出器、46…起動バルブ検出器、47…モータ、48…制御器、49…切換器。

Claims (3)

  1. 車体と、車体に設けられた昇降装置と、昇降装置に依り昇降される荷役装置と、荷役装置に設けられた油圧アクチュエータと、車体に設けられて油圧アクチュエータに対してポンプからの圧油を給排する車体側バルブと、荷役装置側に設けられて油圧アクチュエータに対して圧油を給排する荷役装置側バルブと、車体に設けられて荷役装置側バルブに対してポンプからの圧油を給排する起動バルブと、起動バルブの中立時には荷役装置側バルブに対してポンプからの圧油の給排を停止すると共に、車体側バルブの作動を許容し、起動バルブの作動時には荷役装置側バルブに対してポンプからの圧油の給排を許容すると共に、車体側バルブを中立位置に保持し得るロック装置と、を備え、
    ロック装置は、車体側バルブが作動した事を検出する車体側バルブ検出器と、荷役装置側バルブが作動した事を検出する荷役装置側バルブ検出器と、起動バルブが作動した事を検出する起動バルブ検出器と、ポンプを駆動するモータと、車体側バルブ検出器に依り車体側バルブが作動した事を検出した時又は荷役装置側バルブ検出器に依り荷役装置側バルブが作動した事を検出した時にはモータを起動させるべく制御する制御器と、起動バルブ検出器に依り起動バルブの中立位置を検出した時には制御器と車体側バルブ検出器とを接続すると共に、起動バルブ検出器に依り起動バルブの作動を検出した時には制御器と荷役装置側バルブ検出器とを接続する切換器と、を備えていることを特徴とする荷役操作装置。
  2. ロック装置は、アンロック位置からロック位置まで移動可能なロックプレートと、回動操作に依りロックプレートをアンロック位置からロック位置までに移動させる回動操作手段と、ロックプレートに形成されてロックプレートがアンロック位置の時には、車体側バルブの荷役レバー及び起動バルブの起動レバーの傾倒を許容すると共に、ロックプレートがロック位置の時には、車体側荷役バルブの荷役レバー及び起動バルブの起動レバーの傾倒を阻止するロック孔と、を備えている請求項1に記載の荷役操作装置。
  3. 荷役装置側バルブから油圧アクチュエータまでの油路は、車体側バルブから油圧アクチュエータまでの油路に比べて圧油の流速が遅くなる様に形成されている請求項1又は2に記載の荷役操作装置。
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