JPH0756298B2 - 減速クラツチ機構 - Google Patents

減速クラツチ機構

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JPH0756298B2
JPH0756298B2 JP62031267A JP3126787A JPH0756298B2 JP H0756298 B2 JPH0756298 B2 JP H0756298B2 JP 62031267 A JP62031267 A JP 62031267A JP 3126787 A JP3126787 A JP 3126787A JP H0756298 B2 JPH0756298 B2 JP H0756298B2
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rack
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
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    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/0081Programme-controlled manipulators with master teach-in means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
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    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
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    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/102Gears specially adapted therefor, e.g. reduction gears
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/06Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、動力を伝達するときの減速とクラッチ機能を
併せもつ機構に関し、特に、ダイレクト教示型のロボッ
トの駆動系において有用である。
発明の背景 高減速比の減速機を使用するロボットをダイレクト教示
する場合、減速機を介して駆動源であるサーボモータの
出力軸が回されるため、オペレータがロボットのアーム
を操作する時の操作力は、非常に大きなものとなる。
そこで従来は、ダイレクト教示型のロボットの駆動系の
構成として、例えば第6図に示すものが知られている。
つまり、モータの回転制御用の検出器2を有するサーボ
モータ3の出力軸と減速機4の入力軸とが連結され、こ
の減速機4の出力軸とアーム1の駆動力伝達機構とがク
ラッチ5を介して接続されている。
更に、上記アーム1の駆動力伝達機構には、教示専用の
検出器6が直結されている。
従って、ダイレクト教示時には、クラッチ5によってア
ーム1と減速機4とが切り離され、軽動化されたアーム
1をオペレータが操作することによって得られるアーム
1に関する教示位置が、検出器6によって位置情報に変
換され、図示せぬ制御操作に入力される。
他方、ロボットのプレイバック時には、クラッチ5によ
ってアーム1と減速機4とが接続され、上記制御装置に
よって所定の減速比及び駆動トルクでアーム1が駆動制
御される。
ところが、上記構成により駆動系においては、モータの
回転制御用と教示専用との2台の検出機が必要とされる
ため、構造が複雑になると共にコスト高になるという問
題点がある。
発明の目的 本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであり、例
えば、ダイレクト教示型のロボットの駆動系に用いた場
合、ダイレクト教示時には大きな操作力を必要とせず、
また、モータに接続された検出器を用いることにより教
示専用の検出器が省略された、構造が簡単で且つ安価な
駆動系を構成することのできる減速クラッチ機構の提供
を目的とするものである。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、モータの出力軸に連結
され、且つ同一軸芯上に設けられた入/出力軸の軸芯を
中心として回転可能に支持された本体フレームお有する
減速機と、上記減速機の本体フレームの回転を阻止する
ための第1の係止手段とを有する減速クラッチ機構にお
いて、上記第1の係止手段の非係止時に、この本体フレ
ームと減速機の出力軸とを係合させ、この減速機の出力
軸と上記モータの出力軸とを一体的に回転させるための
第2の係止手段と、上記第1の係止手段と第2の係止手
段とを交互に作動するための切替手段とを具備した点に
係る伝達クラッチ機構である。
尚、上記モータには、回転位置検出用の検出器を有する
サーボモータも含まれることは言うまでもない。
発明の作用 第1の係止手段で減速機の本体フレームの回転が阻止さ
れ、上記本体フレームと減速機の出力軸とを係合させる
ための第2の係止手段が非係止の状態の時、減速機の出
力軸は、この減速機の入力軸に接続されたモータによっ
て、所定の減速比及び出力トルクで回転される。
他方、切替手段によって上記第1,第2の係止手段が交互
に作動し、第2の係止手段で減速機の本体フレームと出
力軸とが係合し、本体フレームに対する出力軸の回転が
阻止され、且つ第1の係止手段が非係止の状態の時、減
速機の本体フレームは回転可能となり、出力軸は、この
減速機の入力軸と接続されたモータによって、減速機内
部の減速機構を介さずに、モータの出力軸と一体的に回
転される。
従って、例えば、上記減速機の出力軸にロボットのアー
ムの駆動力伝達機構が接続されている場合、ロボットの
ダイレクト教示時には、第1の係止手段を非係止の状態
とし、第2の係止手段を係止の状態する。
他方、プレイバック時には、第1の係止手段を係止の状
態とし、第2の係止手段を非係止の状態とする。
実施例 以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例に
つき説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下の実施例は、本発明を具体化した一例であっ
て、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。
ここに第1図は本発明の一実施例に係る減速クラッチ機
構の側断面図、第2図は上記減速クラッチ機構における
減速機の側断面図、第3図(a),(b)は上記減速ク
ラッチ機構の第1及び第2の係止手段におけるクラッチ
部の一例であって同図(a)は斜視図、同図(b)は同
図(a)におけるA−A′矢視断面図、第4図は第3図
におけるクラッチ部の噛合関係を示す説明図、第5図は
本発明の他の実施例に係る減速クラッチ機構の側断面図
である。
この実施例に係る減速クラッチ機構Bでは、上記減速ク
ラッチ機構Bの全体の構造を示す第1図及びこの減速ク
ラッチ機構Bを構成してその出力側に配設される減速機
C構造を模式的に表す第2図に明らかな如く、同一軸芯
7上に入/出力軸8,9を有し、噛合い且つ回転する複数
の歯車10a,10b,10c,10dを介して減速される減速機C
(第2図参照)の上記入力軸8に、図示せぬ回転位置検
出用の検出器を有するサーボモータ11の出力軸11aが連
結されており、このサーボモータ11はモータハウジング
12に固定されている。
上記減速機Cの本体フレーム13の外周面には、円筒形状
のハウジング14が装着されており、このハウジング14
は、上記軸芯7を中心に回転可能となるように、軸受け
15,15を介してクラッチハウジング16で支持されてい
る。
上記ハウジング14の軸芯7方向の両側面には、ラック1
7,18(第3図(a),(b)参照)が刻設されており、
上記一方のラック17と噛合可能なラック19が刻設され円
板状のディスク20の外周面には、軸芯7方向にスプライ
ン21が刻設されている。そして、このスプライン21と噛
合し、上記ディスク20を軸芯7方向に摺動案内するため
のスプライン22が内周面に刻設されたスプラインリング
23が、前記クラッチハウジング16に固定されている。
上記他方のラック18と噛合可能なラック24が刻設された
円筒形状のラックプレート25の内周面には、軸芯7方向
にスプライン26が刻設されており、このスプライン26と
噛合し、上記ラックプレート25を軸芯7方向に摺動案内
するためのスプライン27が外周面に刻設されたスプライ
ンリング28が、前記減速機Cの出力軸9の外周縁部に固
着されている。
そして、上記ラックプレート25を軸受29を介して回転可
能に支持する円板状のディスク30が、前記クラッチハウ
ジング16で軸芯7方向へ摺動可能に支持された複数のコ
ネクティングロッド31によって、前記ディスク20と一体
的に連結されている。
この場合、上記ハウジング14のラック17,ラック19,ディ
スク20,スプライン21,22,スプラインリング23等で前記
減速機Cの本体フレーム13の回転を阻止するための第1
の係止手段Dが構成され、上記ハウジング14のラック1
8,ラック24,ラックプレート25,スプライン26,27,スプラ
インリング28等で上記第1の係止手段Dの非係止時に、
減速機Cの本体フレーム13と出力軸9とを係合させるた
めの第2の係止手段Eが構成され、クラッチ機構が実現
されている。
そして、上記クラッチ機構が、第1,第2の係止手段D,E
の作動時、減速機Cの本体フレーム13及び出力軸9に対
して1回転中の予め定められた所定箇所でのみ噛合可能
となるように、第3図(a),(b)に示す如く、上記
ハウジング14のラック17,18の接合面の軸芯7から偏心
した位置に、ピン32,32が植設されており、上記ラック1
7,18と噛合可能なディスク20のラック19,ラックプレー
ト25のラック24の各接合面には、上記ピン32,32を嵌入
し、1回転中の噛合を1箇所にのみ限定するためのピン
穴33,33が刻設されている。
尚、この場合、上記ピン32及びピン穴33に代わって、キ
ー及びキー溝の嵌合による上記機能を具現化することも
可能である。
また、上記第1,第2の係止手段D,Eの関係は、第4図に
示すことく、ラック17と19若しくはラック18と24の各噛
合高さhよりも噛合時に対向する他のラックの歯先間寸
法xの方が小さいため、後述の切替手段で上記第1の切
替手段Dと第2の切替手段Eとが交互に切り替えられる
際のディスク20及びラックプレート25の摺動中に、ハウ
ジング14のラック17,18がラック19と24とから完全には
ずれて位置ずれが生ずるということはない。
前記ディスク20の側面には、バネ34によって常時矢印35
方向(第1の係止手段Dのハウジング14のラック17とデ
ィスク20のラック19とが噛合し、減速機Cの本体フレー
ム13の回転を阻止する方向)に弾性付勢されるピストン
37が固着されており、このピストン37の一端部の外周面
37aが、前記クラッチハウジング16に固着され、ピスト
ン37を軸芯7方向へ摺動案内するシリンダチューブ38の
内周面に摺接されている。
そして、上記シリンダチューブ38の側壁であってこのシ
リンダチューブ38とピストン37の一端部とで形成される
シリンダ部38aに連通する箇所には、エアー供給口39が
穿設され、このエアー供給口39からエアーを供給するこ
とにより、ピストン37はバネ34の弾性付勢力に抗して矢
印36方向へ摺動駆動されるため、上記第1の係止手段D
は非係止の状態となり、他方、第2の係止手段Eのハウ
ジング14のラック18とラックプレート25のラック24とが
噛合し、減速機Cの本体フレーム13と出力軸9とが係合
状態となる。
この場合、上記バネ34,ピストン37,シリンダチューブ38
等で上記第1の係止手段Dと第2の係止手段Eとを交互
に作動するための切替手段Fが構成されている。
上記したようにして減速クラッチ機構Bは構成されてい
る。
次に、上記減速クラッチ機構Bの動作について、第1図
に基づいて説明する。
まず、第1図では、バネ34で矢印35方向へ弾性付勢され
るピストン37の作用によって第1の係止手段Dのハウジ
ング14のラック17とディスク20のラック19とが噛合し、
減速機Cの本体フレーム13の勝点が阻止され、他方、第
2の係止手段Eハウジング14のラック18とラックプレー
ト25のラック24とが離間し、減速機Cの出力軸9のみが
回転可能の状態にある。
従って、減速機Cの出力軸9は、この減速機Cの入力軸
8(第2図参照)に接続されたサーボモータ11によっ
て、所定の減速比(予め設定された減速機Cの減速比)
及び出力トルクで回転駆動される。
次に、エアー供給口39からシリンダ部38aにエアーが供
給され、矢印36方向へ摺動駆動される切替手段Fのピス
トン37の作用によって、第1の係止手段Dのハウジング
14のラック17とディスク20のラック19とが離間し、減速
機Cの本体フレーム13が回転可能の状態となり、他方、
第2の係止手段Eのハウジング14のラック18とラックプ
レート25のラック24とが噛合し、減速機Cの出力軸9の
上記本体フレーム13に対する回転が阻止された時、減速
機Cの本体フレーム13が上記サーボモータ11によって回
転されるため、上記減速機Cの出力軸9は、減速機C内
部の減速機構を介さずにサーボモータ11の出力軸11a
一体的に回転駆動される。
従って、例えば、上記減速機Cの出力軸9に図示せぬダ
イレクト教示型のロボットアームの駆動力伝達機構を接
続した場合、ロボットのダイレクト教示時には第1の係
止手段Dを非係止の状態とし、第2の係止手段Eを係止
の状態とする。
その結果、サーボモータ11の出力軸11aが減速機Cの減
速機構を介さずにこの減速機Cの出力軸9との減速比を
1対1として回されるため、オペレータは非常に小さな
操作力でアームを操作することができる。また、この時
のアームに関する教示位置は、上記サーボモータ11の図
示せぬ回転位置検出用の検出器によって位置情報に変換
され、図示せぬ制御装置に入力される。
他方、プレイバック時には、第1の係止手段Dを係止の
状態とし、第2の係止手段Eを非係止の状態とする。そ
の結果、上記アームは、上記制御装置及び回転位置検出
用の検出器によって所定の減速比と駆動トルクとで駆動
制御される。つまり、上記減速クラッチ機構Bをダイレ
クト教示型のロボットに適用することにより、ダイレク
ト教示時及びプレイバック時に共通の検出器を使用する
ことができる。
また、上記第1,第2の係止手段D,Eの作動時には、前述
した如く、減速機Cの本体フレーム13及び出力軸9に対
する1回転中の噛合位置が1箇所にのみ限定され、ラッ
ク17と19若しくはラック18と24の各噛合高さhよりも噛
合時に対向する他のラックの歯先間寸法xの方が小さく
構成されているため、教示時の位置データとプレイバッ
ク時の位置データとの相関関係を機械的に整合させるこ
とができ、更に、ディスク20及びラックプレート25の摺
動中に、ハウジング14のラック17,18がラック19と24と
から完全にはずれて位置ずれが生ずるということはな
い。
尚、上記実施例では、第1,第2の係止手段D,Eは共通の
切換手段Fによって駆動されているが、上記第1,第2の
係止手段D,Eそれぞれに独立した切替手段を設け得るこ
とは言うまでもない。
また、上記構成による減速クラッチ機構Bでは、エアー
を供給することにより、第1,第2の係止手段D,Eの切り
替えを行い、減速機Cの出力軸9の回転数と共に駆動ト
ルクも変化されるため、リモートティーチング時に減速
比を1対1とし、駆動トルクを減少させた状態でアーム
を駆動することにより、このアームが誤ってオペレータ
や周辺機器に衝突した場合における損傷をできるだけ小
さく押さえることができる。
次に、本発明の他の実施例である減速クラッチ機構Gに
ついて、上記減速クラッチ機構Bとの相違点のみ第5図
に基づいて説明する。
この減速クラッチ機構Gでは、同図に示す如く、減速機
Cの本体フレーム13が、この減速機Cの出力軸9に対し
て所定ストローク(後述の第1の係止手段Dと第2の係
止手段Eとの切替に必要とされるストローク)だけ軸芯
7方向へ摺動可能に構成されており、上記本体フレーム
13の外周面に装着された円筒形状のハウジング14が、デ
ィスク20に固定された円筒形状の支持部材44の内周面に
装着された複数のカムフォロア41で回転自在に支持され
ている。尚、上記ディスク20は、クラッチハウジング16
に固着されたピン45によって軸芯7方向へ摺動可能に支
持されている。
更に、上記ハウジング14の外周面に刻設された溝部43に
は上記支持部材44の内周面に装着された複数のカムフォ
ロア42が嵌入されており、このカムフォロア42の移動に
より上記ハウジング14が軸芯7方向へ摺動駆動される。
上記ハウジング14の一端部の側面にはラック17が刻設さ
れており、このラック17と噛合可能なラック19の刻設さ
れた本体フレーム係止板46が、クラッチハウジング16に
固定されている。更に、上記ハウジング14の一端部の側
面に取り付けられた出力軸係止板47にはラック18が刻設
されており、このラック18と噛合と噛合可能なラック24
の刻設されたラックプレート25が前記減速機Cの出力軸
9に固定されている。
この場合、上記ハウジング14のラック17,ラック19,本体
フレーム係止板46等で前記減速機Cの本体フレーム13の
回転を阻止するための第1の係止手段Dが構成され、上
記ハウジング14に係止手段Dが構成され、上記ハウジン
グ14に取り付けられた出力軸係止板47のラック18,ラッ
ク24,ラックプレート25等で上記第1の係止手段Dの非
係止時に、減速機Cの本体フレーム13と出力軸9とを係
合させるための第2の係止手段Eが構成されている。
上記したように構成される減速クラッチ機構Gにおいて
は、前記減速クラッチ機構Bの場合と同様、第5図に示
す第1の係止手段Dによる減速機Cの本体フレーム13の
回転阻止の状態から、エアー供給口39からシリンダ部38
aにエアーが供給されることにより、矢印36方向へ摺動
駆動される切替手段Fのピストン37の作用によって、上
記第1の係止手段Dが非係止の状態となり、他方、第2
の係止手段Eが係止の状態となり、出力軸9の本体フレ
ーム13に対する回転が阻止される。
従って、上記構成による減速クラッチ機構Gにおいても
前記減速クラッチ機構Bの場合と同様の機能及び効果を
奏することができるのである。
発明の効果 本発明は、上記したように、モータの出力軸に連結さ
れ、且つ同一軸芯上に設けられた入/出力軸の軸芯を中
心として回転可能に支持された本体フレームを有する減
速機と、上記減速機の本体フレームの回転を阻止するた
めの第1の係止手段とを有する減速クラッチ機構におい
て、上記第1の係止手段の非係止時に、この本体フレー
ムと減速機の出力軸とを係合させ、この減速機の出力軸
と上記モータの出力軸とを一体的に回転させるための第
2の係止手段と、上記第1の係止手段と第2の係止手段
とを交互に作動するための切換手段とを具備したことを
特徴とする減速クラッチ機構であるから、例えば、ダイ
レクト教示型ロボットの駆動系に用いた場合、ダイレク
ト教示時には大きな操作力を必要とせず、また、モータ
に接続されたこのモータの回転位置検出用の検出器を用
いることにより教示専用の検出器が省略された、構造が
簡単で且つ安価な駆動系を構成することのできる減速ク
ラッチ機構の提供が可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る減速クラッチ機構の側
断面図、第2図は上記減速クラッチ機構における減速機
の側断面図、第3図(a),(b)は上記減速クラッチ
機構の第1及び第2の係止手段におけるクラッチ部の一
例であって同図(a)は斜視図,同図(b)は同図
(a)におけるA−A′矢視断面図、第4図は第3図に
おけるクラッチ部の噛合関係を示す説明図、第5図は本
発明の他の実施例に係る減速クラッチ機構の側断面図、
第6図は従来のダイレクト教示型ロボットの駆動系の構
成を表す概念図である。 (符号の説明) 7……軸芯、8……入力軸 9……出力軸 10a,10b,10c,10d……歯車 11……サーボモータ 11a……出力軸 12……モータハウジング 13……本体フレーム、14……ハウジング 15……軸受 16……クラッチハウジング 17,18,19……ラック 20……ディスク 21,22……スプライン 23……スプラインリング 24……ラック、25……ラックプレート 26,27……スプライン 28……スプラインリング 29……軸受、30……ディスク 31……コネクティングロッド 32……ピン、33……ピン穴 34……バネ、35,36……矢印 37……ピストン 38……シリンダチューブ 39……エアー供給口、37a……外周面 38a……シリンダ部 41,42……カムフォロア 43……溝部、44……支持部材 45……ピン 46……本体フレーム係止板 47……出力軸係止板 B,G……減速クラッチ機構 C……減速機、D……第1の係止手段 E……第2の係止手段、F……切替手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの出力軸に連結され、且つ同一軸芯
    上に設けられた入/出力軸の軸芯を中心として回転可能
    に支持された本体フレームを有する減速機と、 上記減速機の本体フレームの回転を阻止するための第1
    の係止手段とを有する減速クラッチ機構において、 上記第1の係止手段の非係止時に、この本体フレームと
    減速機の出力軸とを係合させ、この減速機の出力軸と上
    記モータの出力軸とを一体的に回転させるための第2の
    係止手段と、 上記第1の係止手段と第2の係止手段とを交互に作動す
    るための切替手段とを具備したことを特徴とする減速ク
    ラッチ機構。
  2. 【請求項2】上記減速クラッチ機構がダイレクト教示型
    ロボットのアームの駆動力伝達機構に接続されてなる特
    許請求の範囲第1項記載の減速クラッチ機構。
  3. 【請求項3】上記モータにダイレクト教示時とプレイバ
    ック時とに共用される回転位置検出用の検出器が接続さ
    れてなる特許請求の範囲第2項記載の減速クラッチ機
    構。
  4. 【請求項4】上記第1の係止手段及び第2の係止手段が
    一体的に連結され、それぞれ減速機の本体フレーム及び
    減速機の出力軸に対して1回転中の所定箇所で噛合可能
    に構成されてなる特許請求の範囲第1項,第2項又は第
    3項記載の減速クラッチ機構。
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