JPS63163057A - 自動車用動力伝動装置 - Google Patents

自動車用動力伝動装置

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Publication number
JPS63163057A
JPS63163057A JP61313571A JP31357186A JPS63163057A JP S63163057 A JPS63163057 A JP S63163057A JP 61313571 A JP61313571 A JP 61313571A JP 31357186 A JP31357186 A JP 31357186A JP S63163057 A JPS63163057 A JP S63163057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
clutch
rotation
electromagnetic clutch
power transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61313571A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Okawa
修 大川
Tetsuya Tamahoko
玉鉾 哲也
Eisuke Imanaga
今永 栄輔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MURAKOSHI KOKI KK
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
MURAKOSHI KOKI KK
Tokyo Seat Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MURAKOSHI KOKI KK, Tokyo Seat Co Ltd filed Critical MURAKOSHI KOKI KK
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Publication of JPS63163057A publication Critical patent/JPS63163057A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用動力伝動装置、更に詳しくは単一のモ
ータで複数の作用軸に出力可能なものであって、特に自
動車に用いるシートの高さあるいは角度等の調整装置に
応用するのに好適なものである。
[従来の技術] 従来より動力伝動装置は種々のものが提供されていた。
このような動力伝動装置としては、例えば直交する二輪
に動力を伝動してX、Yテーブル上の所定の位置に所定
のものを移動させる場合について考えると、従来はX軸
、Y輌各々別個の作動モータにより、移動させるような
手段がとられていた。
また例えば自動車のシートの3!l整等について考える
と、シートのリクライニング角度の調整、シートの前後
方向への移動、更にはシートの前端部の上下方向への移
動等が全て電動で行えるような装置が提供されていた。
ただこのような従来の自動車用シートの移動装置は、例
えば前述したような3種類の移動手段をとるに際しては
、3台の正逆回転モータを設け、各々のモータによりシ
ートを所定の方向、角度あるいは高さ等に移動させて調
整するようなことが行われていた。
また更に最近自動車のドア等に付設するバックミラーに
おいては、バックミラーの角度調整をモータで行うよう
な装置も提供されていた。このような装置にあっては、
バックミラーの上下方向への角度調整と、左右方向への
角度調整とが必要とされ、かつ運転席から見て右側のバ
ックミラーと左側のバックミラー各々がモータにより作
動可能となっていた。従って1台の自動車のバックミラ
ーを調整するには、4台の正逆回転モータが必要とされ
ているものであった。
このように従来用いられていた種々の動力伝動装置にあ
っては、所定の作動をさせるためにその所定の作動数に
合致した台数のモータが必要とされていたために、装置
全体が大型化すると共に重量も重くなり、かつ故障の確
立も高いものとなっていた。
[発明が解決しようとする問題点] そこで本発明は、このような従来から用いられていた種
々の動力伝動装置の欠点であるモータ数の増加、スペー
スの拡大等に対処するために、単一のモータに2台の電
磁クラッチを付設し、一方の電磁クラッチの作動によっ
て回転力を伝動すべきクラッチ板を選択すると共に、他
の電磁クラッチの作動によって選択したクラッチ板に回
転力を伝動可能に形成することによって、単一のモータ
と2台の電磁クラッチとによって複数の作動を可能とし
たものである。
[問題点を解決するための手段] 前述した問題点を解決するために、本発明は、出力軸に
自転用電磁クラッチと動力伝動用電磁クラッチとを連結
したモータを回転体とし、この回転体を収納体内部に回
転自在に内装すると共に、この収納体の内部にはギヤを
配設し、自転用電磁クラッチの投入によって回転体をギ
ヤに沿って所定位置に回転停止させ、動力伝動用電磁ク
ラッチの投入によって停止位置にあるクラッチ板に回転
力を伝動するものである。
[作用] 本発明においては、モータを回転させると共に、自転用
電磁クラッチを投入する。
するとモータの回転力がギヤに伝動され、このギヤの回
転によって、モータ及び2台の電磁クラッチから成る回
転体が、収納体の内部で所定角度の回転を行なう。
この回転体の回転によって、動力伝動用電磁クラッチを
所定のクラッチ板に対向する位置まで回転させた後、自
転用電磁クラッチを切って回転体の回転を停止させる。
その後動力伝動用電磁クラッチを投入することによって
、モータの回転力を動力伝動用電磁クラッチに対向する
位置のクラッチ板に伝動するものである。
従って、単一のモータに2台の電磁クラッチを付設した
ものを用いて、複数のクラッチ板の内の所定のクラッチ
板位置に回転させ、かつ回転が停止した位置のクラッチ
板にモータの回転が伝動可能となるものである。
それ故、各々のクラッチ板にそれぞれ異なる機能を有す
る作用軸を連結することによって、単一のモータで複数
の作動を行うことができるものである。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図示例に従って順次説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す平面図であり、第2図
は側面図であり、第3図は減速モータを用いた場合の実
施例を示す断面図である。
この実施例では、収納体10の内部には回転体20が内
装しであると共゛に、この収納体lOの側板11には等
角度で、かつ回転体20全体の回転中心から等距離の位
置に、外部に作用軸30を突設させたクラッチ板31が
軸支されている。
収納体10は、筒板12と、この筒板12の両側に設け
た2枚の側板11とによって、左右をふさいだ円筒状に
形成されている。またこの収納体10の内部には、リン
グ状の内歯車13が固定しである。また第2図の側板1
1左方から回転体20のモータ40にかけて設けである
のは、電源用の端子14である。
回転体20は、モータ40と、このモータ40の出力軸
41に固定された自転用電磁クラッチ50と動力伝動用
電磁クラッチ60とによって形成されている。また図示
例にあっては、回転体20が収納体10内部で円滑かつ
適確な回転を行なうために、モータ40に固定して回転
する円板状の回転リング21が設けである。
また自転用電磁クラッチ50は、モータ40の出力軸4
1に固定したピニオンギヤ51と収納体10の内歯車1
3との間の回転力伝動を行なうためのものであり、この
自転用電磁クラッチ50を投入することによってモータ
40の回転をピニオンギヤ51に伝動し、自転用電磁ク
ラッチ50を切ることによってピニオンギヤ51がフリ
ーとなるものである。従って、この自転用電磁クラッチ
50を投入することによって、モータ40の回転がピニ
オンギヤ51、内歯車13と伝動されるものの、内歯車
13が収納体lOに固定されているために1反作用とし
て回転体20が回転することとなる。
また動力伝動用電磁クラッチ60は、回転体20が所定
の位置で停止した時に、この動力伝動用電磁クラッチ6
0を投入することによってモータ40の回転を対向して
いるクラッチ板31に伝動し、動力伝動用電磁クラッチ
60を切ることによってクラッチ板31がフリーとなる
ものである。従って、この動力伝動用電磁クラッチ60
を投入することによって、モータ40の回転がクラッチ
板31を介して作用軸30に伝動されることとなる。
なお詳細な図示は省略するが、回転した回転体20の回
転を所定の位置で確実に停止させるために、回転体20
の外周と収納体10の内面との一方に凹部な設けると共
に、この凹部に対応する他方の位置に、停止球及びこの
停止球を凹部に押し付けるためのスプリングを設けると
、適正位置での回転停止が確実に行なえる。
ただこのように凹部等を用いて回転角度を規制しなくて
も、例えば所定角度の回転をマグネット等を用いたセン
サーにより検出すると共に、その検出結果をモータ40
にフィードバックすることによって、適正位置での回転
終了を行なうことができる。このような適正位置での回
転停止を行うためには、マグネット等を用いた磁気的な
検出手段の他に、例えば光学的な検出手段を取ることも
できる。
次にこのような実施例に係る動力伝動装置の操作及び作
動を説明する。
実際の使用開始前において、例えば第1図に示したよう
な位置に回転体20があったとする。
このようなときに1例えば第1図における上部の作用軸
30にモータ40の回転を伝動させる場合にあっては、
回転体20を回転させない状態で直接動力伝動用電磁ク
ラッチ60を投入し、この動力伝動用電磁クラッチ60
と上部のクラッチ板31とを磁気的に連結することによ
り、モータ40の回転を上部の作用軸30に伝動するこ
とが可能である。なおこの時には、自転用電磁クラッチ
50は切っであるものである。
また実際に作動を行わせる作用軸30が下部にある作用
軸30であった場合については、まず自転用電磁クラッ
チ50を投入し、かつ動力伝動用電磁クラッチ60を切
った状態でモータ40を回転させ、そのモータ40の回
転力を自転用電磁り一ラッチ50を介して、ピニオンギ
ヤ51、内歯車13と順次伝動して、回転体20に回転
リング21を中心とした回転を行わせるものである。ま
たこの回転中に、動力伝動用電磁クラッチ60が下方に
位置したときには、自転用電磁クラッチ50を切って、
動力伝動用電磁クラッチ60を図面下方のクラッチ板3
1に対向させるものである。
このように自転用電磁クラッチ50を切ると、モータ4
0に対してピニオンギヤ51がフリーになる。この時、
動力伝動用電磁クラッチ60を投入することによって、
この動力伝動用電磁クラッチ60と図面下方のクラッチ
板31とを磁気的に連結させ、モータ40の回転力を図
面下方のクラッチ板31に伝動させるものである。
このような状態でモータ40を回転させると、モータ4
0の回転力は動力伝動用電磁クラッチ60、クラッチ板
31を介して図面下方の作用軸30に伝動されることと
なる。
なおモータ40の回転を動力伝動用電磁クラッチ60に
よって作動軸30に伝動して作動軸30を回転させた結
果、回転数が適正であった場合、即ち所定の移動が行な
えた場合には良いものの、移動量が大きすぎた時には、
動力伝動用電磁クラッチ60とクラッチ板31とを磁気
的に接続したままで、モータ40を逆回転することによ
って、適正な移動量とすることができる。
また第2図に図示しである他のクラッチ板31にモータ
40の回転力を伝動させるときにあっても、同様の方法
により回転体20を回転させ、動力伝動用電磁クラッチ
60と所定位置のクラッチ板31とを磁気的に連結する
ことにより簡単に行えるものである。
また回転体20の回転方向は、モータ40の回転方向に
よって決定されるものである。従って、回転体20の回
転時に、その回転方向を選択することによって、回転体
20の回転角度は最大でも180°で足りる。
第3図に示した実施例は、モータ40として減速モータ
40を用いた場合を示す断面図である。
この時には、図示例のように、出力軸41をモータ40
の回転中心と外周の中間付近となるように形成すること
によって、回転体20の回転中心をモータ40の軸中心
とすることができる。
このように形成すると、回転リング21が単なる等厚リ
ングとして形成できるだけでなく、端子14の設置も容
易となる。更には、モータ40を直接収納体lO内部で
自転させることによって、回転リング21も不要となる
。またこのように回転リング21を使用しない時には、
モータ40外周あるいは収納体10内周にベアリング等
を設けると、スムーズな回転が行なえる。
この実施例にあっては、回転体20を1台のモータ40
及び2台の電磁クラッチによって形成することによって
、単一のモータ40から各々異った作用を行う4組の作
用軸30に回転力を伝動することが可能となる。
更にこの実施例にあっては、自転用電磁クラッチ50に
よって回転体20を回転させるので、回転体20を回転
させるための別個の動力源が不要となる。
更に以上の説明では、モータ40を正逆回転か行なえる
モータ40として説明したが、一方向回転モータ40を
用いることもできる。この時には、隣接するクラッチ板
31からの2木の出力軸41の内の、一方の出力軸41
の回転によって例えば椅子を前方に移動させ、他方の出
力軸41の回転によって椅子を後方に移動させるように
形成することによって、充分所定の作動を行なわせるこ
とができる。
更に実施例では、モータ4oの出力軸41を1本として
、この出力軸41に自転用電磁クラッチ50と動力伝動
用電磁クラッチ60とを軸支させたが、モータ40の出
力軸41を2本、例えばモータ40の両側に突出させ、
一方の出力軸41には自転用電磁クラッチ50を付設し
、他方の出力軸41には動力伝動用電磁クラッチ6oを
付設することもできる。
更に実施例ではクラッチ板31を等ピッチに4枚配した
場合を示したが、ピッチあるいは枚数等に関しては適宜
選択できる。
また動力伝動用電磁クラッチ6oは、TrL磁ソシソレ
ノイドって一方のクラッチ片が他方のクラッチ片と噛み
合う、噛み合いクラッチを用いることもできるが、摩擦
クラッチの一種である非接触電磁クラッチを用いること
もできる。
このように動力伝動用電磁クラッチ6oとして非接触電
磁クラッチを用いると、例えば椅子の移動レールに異物
がはさまって移動不能となった時のように、作動軸30
に過負荷が加わった時には、動力伝動用電磁クラッチ6
0がすべることによって、モータ40に過負荷を伝えな
いこととなる。従って、外因によるモータ40損傷等が
生じないものである。
またこのことは、自転用電磁クラッチ50についても同
様である。
更に動力伝動用電磁クラッチ60と、クラッチ板31と
は、互いの間で回転力を伝動することから軸心が同一と
なった状態で磁気的に連結することが望ましい。
そのためには動力伝動用電磁クラッチ60とクラッチ板
31との軸心が同一となるような位置で回転体20の回
転を停止させれば良いが、技術的に困難である場合には
、例えば動力伝動用電磁クラッチ60と、クラッチ板3
1との接触面において、一方を凸テーパ状に形成し、他
方を凹テーバ状に形成し、動力伝動用電磁クラッチ60
に投入によって軸心が同一となるように形成することも
できる。
更に内歯車13は、収納体10の軸中心に配置した外歯
車で代用することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、単一のモータに2台の
電磁クラッチを付設し、一方の電磁クラッチの作動によ
って回転力を伝動すべきクラッチ板を選択すると共に、
他の電磁クラッチの作動によって選択したクラッチ板に
回転力を伝動可俺に形成することによって、単一のモー
タと2台の電磁クラッチとによって複数の作動を可f走
としたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は本
発明の一実施例を示す平面図、第2図は同側面図、第3
図は減速モータを用いた場合の実施例を示す断面図であ
る。 10・・・収納体     11・・・側板12・・・
筒板      13・・・内歯車14・・・端子  
    20・・・回転体21・・・回転リング   
30・・・作用軸31・・・クラッチ板   40・・
・モータ41・・・出力軸 50・・・自転用電磁クラッチ 51・・・ピこオンギヤ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、出力軸に自転用電磁クラッチと動力伝動用電磁クラ
    ッチとを連結したモータを回転体とし、この回転体を収
    納体内部に回転自在に内装すると共に、この収納体の内
    部にはギヤを配設し、自転用電磁クラッチには、自転用
    電磁クラッチの投入によって、前記ギヤに噛み合うギヤ
    が固定してあり、 更に収納体には、回転体の回転停止時の動力伝動用電磁
    クラッチの対向位置各々に、クラッチ板を配して形成し
    たことを特徴とする自動車用動力伝動装置。 2、モータを、減速モータとし、かつ収納体の内部とほ
    ぼ一致する大きさとした特許請求の範囲第1項記載の自
    動車用動力伝動装置。
JP61313571A 1986-12-24 1986-12-24 自動車用動力伝動装置 Pending JPS63163057A (ja)

Priority Applications (2)

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JP61313571A JPS63163057A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 自動車用動力伝動装置
US07/366,195 US5009296A (en) 1986-12-24 1989-06-08 Power transmitting apparatus for use in vehicle

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61313571A JPS63163057A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 自動車用動力伝動装置

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JPS63163057A true JPS63163057A (ja) 1988-07-06

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JP61313571A Pending JPS63163057A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 自動車用動力伝動装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5009296A (en) * 1986-12-24 1991-04-23 Tokyo Seat Co., Ltd. Power transmitting apparatus for use in vehicle
JPH0526598U (ja) * 1991-09-19 1993-04-06 日本発条株式会社 車両用いすの自動回転装置
EP1332964B2 (en) 2002-02-05 2009-09-30 The Boeing Company Dual drive for hydraulic pump and air boost compressor
CN103082720A (zh) * 2013-02-04 2013-05-08 张少堂 可缓解久坐疲劳的交替变换承重部位座垫板

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