JPS63159154A - 自動車用動力伝動装置 - Google Patents
自動車用動力伝動装置Info
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- JPS63159154A JPS63159154A JP61313570A JP31357086A JPS63159154A JP S63159154 A JPS63159154 A JP S63159154A JP 61313570 A JP61313570 A JP 61313570A JP 31357086 A JP31357086 A JP 31357086A JP S63159154 A JPS63159154 A JP S63159154A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 41
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は自動車用動力伝動装置、更に詳しくは単一のモ
ータで複数の作用軸に出力可能なものであって、特に自
動車に用いるシートの高さあるいは角度等の調整装置に
応用するのに好適なものである。
ータで複数の作用軸に出力可能なものであって、特に自
動車に用いるシートの高さあるいは角度等の調整装置に
応用するのに好適なものである。
[従来の技術]
従来より動力伝動装置は種々のものが提供されていた。
このような動力伝動装置としては、例えば直交する二軸
に動力を伝動してX、Yテーブル上の所定の位置に所定
のものを移動させる場合について考えると、従来はX軸
、Y輪番々別個の作動モータにより、移動させるような
手段がとられていた。
に動力を伝動してX、Yテーブル上の所定の位置に所定
のものを移動させる場合について考えると、従来はX軸
、Y輪番々別個の作動モータにより、移動させるような
手段がとられていた。
また例えば自動車のシートの調整等について考えると、
シートのリクライニング角度の調整。
シートのリクライニング角度の調整。
シートの前後方向への移動、更にはシートの前端部の上
下方向への移動等が全て電動で行えるような装置が提供
されていた。
下方向への移動等が全て電動で行えるような装置が提供
されていた。
ただこのような従来の自動車用シートの移動装置は、例
えば前述したような3種類の移動手段をとるに際しては
、3台の正逆回転モータを設け、各々のモータによりシ
ートを所定の方向、角度あるいは高さ等に移動させて調
整するようなことが行われていた。
えば前述したような3種類の移動手段をとるに際しては
、3台の正逆回転モータを設け、各々のモータによりシ
ートを所定の方向、角度あるいは高さ等に移動させて調
整するようなことが行われていた。
また更に最近自動車のドア等に付設するバックミラーに
おいては、バックミラーの角度調整をモータで行うよう
な装置も提供されていた。このような装置にあっては、
バックミラーの上下方向への角度調整と、左右方向への
角度調整とが必要とされ、かつ運転席から見て右側のバ
ックミラーと左側のバックミラー各々がモータにより作
動可能となっていた。従って1台の自動車のバックミラ
ーを調整するには、4台の正逆回転モータが必要とされ
ているものであった。
おいては、バックミラーの角度調整をモータで行うよう
な装置も提供されていた。このような装置にあっては、
バックミラーの上下方向への角度調整と、左右方向への
角度調整とが必要とされ、かつ運転席から見て右側のバ
ックミラーと左側のバックミラー各々がモータにより作
動可能となっていた。従って1台の自動車のバックミラ
ーを調整するには、4台の正逆回転モータが必要とされ
ているものであった。
このように従来用いられていた種々の動力伝動装置にあ
っては、所定の作動をさせるためにその所定の作動数に
合致した台数のモータが必要とされていたために、装置
全体が大型化すると共に重量も重くなり、かつ故障の確
立も高いものとなっていた。
っては、所定の作動をさせるためにその所定の作動数に
合致した台数のモータが必要とされていたために、装置
全体が大型化すると共に重量も重くなり、かつ故障の確
立も高いものとなっていた。
[発明が解決しようとする問題点]
そこで本発明は、このような従来から用いられていた種
々の動力伝動機構の欠点であるモータ数の増加、スペー
スの拡大等に対処するために、単一のモータに2台の電
磁クラッチを付設し、一方の電磁クラッチの作動によっ
て回転力を伝動すべきクラッチ板を選択すると共に、他
の電磁クラッチの作動によって選択したクラッチ板に回
転力を伝動可能に形成することによって、単一のモータ
と2台の電磁クラッチとによって複数の作動を可能とし
たものである。
々の動力伝動機構の欠点であるモータ数の増加、スペー
スの拡大等に対処するために、単一のモータに2台の電
磁クラッチを付設し、一方の電磁クラッチの作動によっ
て回転力を伝動すべきクラッチ板を選択すると共に、他
の電磁クラッチの作動によって選択したクラッチ板に回
転力を伝動可能に形成することによって、単一のモータ
と2台の電磁クラッチとによって複数の作動を可能とし
たものである。
[問題点を解決するための手段]
前述した問題点を解決するために1本発明は。
出力軸に自転用電磁クラッチと動力伝動用電磁クラッチ
とを連結したモータを回転体上に設置し、この回転体の
下部に回転体の回転支軸を中心とした弧状のギヤを配設
し、自転用電磁クラッチの投入によって回転体をギヤに
沿って所定位置に回転停止させ、動力伝動用電磁クラッ
チの投入によって停止位置にあるクラッチ板に回転力を
伝動するものである。
とを連結したモータを回転体上に設置し、この回転体の
下部に回転体の回転支軸を中心とした弧状のギヤを配設
し、自転用電磁クラッチの投入によって回転体をギヤに
沿って所定位置に回転停止させ、動力伝動用電磁クラッ
チの投入によって停止位置にあるクラッチ板に回転力を
伝動するものである。
[作用]
本発明においては、モータを回転させると共に、自転用
電磁クラッチを投入する。
電磁クラッチを投入する。
するとモータの回転力がギヤに伝動され、このギヤの回
転によって、モータ及び2台の電磁クラッチを配置した
回転体が支軸を中心として所定角度の回転を行なう。
転によって、モータ及び2台の電磁クラッチを配置した
回転体が支軸を中心として所定角度の回転を行なう。
この回転体の回転によって、動力伝動用電磁クラッチを
所定のクラッチ板に対向する位置まで回転させた後、自
転用電磁クラッチを切って回転体の回転を停止させる。
所定のクラッチ板に対向する位置まで回転させた後、自
転用電磁クラッチを切って回転体の回転を停止させる。
その後動力伝動用電磁クラッチを投入することによって
、モータの回転力を動力伝動用電磁クラッチに対向する
位置のクラッチ板に伝動するものである。
、モータの回転力を動力伝動用電磁クラッチに対向する
位置のクラッチ板に伝動するものである。
従って、単一のモータに2台の電磁クラッチを付設した
ものを用いて、複数のクラッチ板の内の所定のクラッチ
板位置に回転させ、かつ回転が停止した位置のクラッチ
板にモータの回転が伝動可能となるものである。
ものを用いて、複数のクラッチ板の内の所定のクラッチ
板位置に回転させ、かつ回転が停止した位置のクラッチ
板にモータの回転が伝動可能となるものである。
それ故、各々のクラッチ板にそれぞれ異なる機部を有す
る作用軸を連結することによって、単一のモータで複数
の作動を行うことができるものである。
る作用軸を連結することによって、単一のモータで複数
の作動を行うことができるものである。
[実施例]
以下1本発明の実施例を図示例に従って順次説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す平面図であり、第2図
は第1図のA−A線断面図である。
は第1図のA−A線断面図である。
この実施例では、平面扇形の基枠lO内部に回転体20
が内装しであると共に、この基枠lOの曲板11には等
角度で、かつ回転体20の回転中心である支軸14から
等距離の位置に、外部に作用軸30を突設させたクラッ
チ板31が軸支されている。
が内装しであると共に、この基枠lOの曲板11には等
角度で、かつ回転体20の回転中心である支軸14から
等距離の位置に、外部に作用軸30を突設させたクラッ
チ板31が軸支されている。
基枠lOは、上板12と底板13と曲板11と2枚の直
根17,17によって、上下をふさいだ扇筒状に形成さ
れており、2枚の直板17,17の交点付近に回転体2
0を回転自在に支持する支軸14が設けである。また更
に、支軸14から等距離の底板13には、支軸14を中
心とした弧状で、かつテーパ状のラックギヤ15が固定
しである。また第2図の底板13左方から回転体20に
かけて立設させであるのは、電源用の端子16である。
根17,17によって、上下をふさいだ扇筒状に形成さ
れており、2枚の直板17,17の交点付近に回転体2
0を回転自在に支持する支軸14が設けである。また更
に、支軸14から等距離の底板13には、支軸14を中
心とした弧状で、かつテーパ状のラックギヤ15が固定
しである。また第2図の底板13左方から回転体20に
かけて立設させであるのは、電源用の端子16である。
回転体20は、基枠lOの2枚の直根17゜17側から
下方に向って基枠10の支軸14に支持される軸孔21
が穿設してあり、基枠10のラックギヤ15に対応する
位置には、テーパ状の中間ギヤ22が軸支しである。ま
た回転体20の上面にはモータ40が固定してあり、か
つこのモータ40の出力軸41には、順次自転用電磁ク
ラッチ50と動力伝動用電磁クラッチ60とが設けであ
る。
下方に向って基枠10の支軸14に支持される軸孔21
が穿設してあり、基枠10のラックギヤ15に対応する
位置には、テーパ状の中間ギヤ22が軸支しである。ま
た回転体20の上面にはモータ40が固定してあり、か
つこのモータ40の出力軸41には、順次自転用電磁ク
ラッチ50と動力伝動用電磁クラッチ60とが設けであ
る。
また自転用電磁クラッチ50は、モータ40の出力軸4
1と中間ギヤ22に噛み合うテーパ状のピニオンギヤ5
1との間の回転力伝動を行なうためのものであり、この
自転用電磁クラッチ50を投入することによってモータ
40の回転をピニオンギヤ51に伝動し、自転用電磁ク
ラッチ50を切ることによってピニオンギヤ51がフリ
ーとなるものである。従って、この自転用電磁クラッチ
50を投入することによって、モータ40の回転がピニ
オンギヤ51、中間ギヤ22、ラックギヤ15と順次伝
動されるものの、ラックギヤ15が基枠10に固定され
ているために、反作用として回転体20が支軸14を中
心に回転することとなる。
1と中間ギヤ22に噛み合うテーパ状のピニオンギヤ5
1との間の回転力伝動を行なうためのものであり、この
自転用電磁クラッチ50を投入することによってモータ
40の回転をピニオンギヤ51に伝動し、自転用電磁ク
ラッチ50を切ることによってピニオンギヤ51がフリ
ーとなるものである。従って、この自転用電磁クラッチ
50を投入することによって、モータ40の回転がピニ
オンギヤ51、中間ギヤ22、ラックギヤ15と順次伝
動されるものの、ラックギヤ15が基枠10に固定され
ているために、反作用として回転体20が支軸14を中
心に回転することとなる。
また動力伝動用電磁クラッチ60は、回転体20が所定
の位置で停止した時に、この動力伝動用電磁クラッチ6
0を投入することによってモータ40の回転を対向して
いるクラッチ板31に伝動し、動力伝動用電磁クラッチ
60を切ることによってクラッチ板31がフリーとなる
ものである。従って、この動力伝動用Tlt磁クチクラ
ッチを投入することによって、モータ40の回転がクラ
ッチ板31を介して作用軸30に伝動されることとなる
。
の位置で停止した時に、この動力伝動用電磁クラッチ6
0を投入することによってモータ40の回転を対向して
いるクラッチ板31に伝動し、動力伝動用電磁クラッチ
60を切ることによってクラッチ板31がフリーとなる
ものである。従って、この動力伝動用Tlt磁クチクラ
ッチを投入することによって、モータ40の回転がクラ
ッチ板31を介して作用軸30に伝動されることとなる
。
なお詳細な図示は省略するが1回転した回転体20の回
転を所定の位置で確実に停止させるために、回転体20
の外周と基枠10の曲板11との一方に凹部を設けると
共に、この凹部に対応する他方の位置に、停止球及びこ
の停止球を凹部に押し付けるためのスプリングを設ける
と、適正位置での回転停止が確実に行なえる。
転を所定の位置で確実に停止させるために、回転体20
の外周と基枠10の曲板11との一方に凹部を設けると
共に、この凹部に対応する他方の位置に、停止球及びこ
の停止球を凹部に押し付けるためのスプリングを設ける
と、適正位置での回転停止が確実に行なえる。
ただこのように凹部等を用いて機械的に回転角度を規制
しなくても、例えば所定角度のの回転をマグネット等を
用いたセンサーにより検出すると共に、その検出結果を
モータ40にフィードバックすることによって、適正位
置での回転終了を行なうことができる。このような適正
位置での回転停止を行うためには、マグネ−2ト等を用
いた磁気的な検出手段の他に、例えば光学的な検出手段
を取ることもできる。
しなくても、例えば所定角度のの回転をマグネット等を
用いたセンサーにより検出すると共に、その検出結果を
モータ40にフィードバックすることによって、適正位
置での回転終了を行なうことができる。このような適正
位置での回転停止を行うためには、マグネ−2ト等を用
いた磁気的な検出手段の他に、例えば光学的な検出手段
を取ることもできる。
次にこのような実施例に係る動力伝動装置の操作及び作
動を説明する。
動を説明する。
実際の使用開始前において、たとえば第1図に示したよ
うな位置にモータ40及び動力伝動用電磁クラッチ60
があったとする。
うな位置にモータ40及び動力伝動用電磁クラッチ60
があったとする。
このようなときに、例えば第1図における右側の作用軸
30にモータ40の回転を伝動させる場合にあっては、
回転体20を回転させない状態で直接動力伝動用電磁ク
ラッチ60を投入し、この動力伝動用電磁クラッチ60
と右側のクラッチ板31とを磁気的に連結することによ
り、モータ40の回転を右側の作用軸30に伝動するこ
とが可能である。なおこの時には、自転用電磁クラッチ
50は切っであるものである。
30にモータ40の回転を伝動させる場合にあっては、
回転体20を回転させない状態で直接動力伝動用電磁ク
ラッチ60を投入し、この動力伝動用電磁クラッチ60
と右側のクラッチ板31とを磁気的に連結することによ
り、モータ40の回転を右側の作用軸30に伝動するこ
とが可能である。なおこの時には、自転用電磁クラッチ
50は切っであるものである。
また実際に作動を行わせる作用軸30が上側にある作用
軸30であった場合については、まず自転用電磁クラッ
チ50を投入し、かつ動力伝動用電磁クラッチ60を切
った状態でモータ40を回転させ、そのモータ40の回
転力を自転用電磁クラッチを介して、ピニオンギヤ51
、中間ギヤ22、ラックギヤ15と順次伝動して、回転
体20に支軸14を中心とした回転を行わせるものであ
る。またこの回転中に、動力伝動用電磁クラッチ60が
所定のり、ラッチ板31前面に位置したときには、自転
用電磁クラッチ50を切って、動力伝動用電磁クラッチ
60を図面上方のクラッチ板31に対向させるものであ
る。
軸30であった場合については、まず自転用電磁クラッ
チ50を投入し、かつ動力伝動用電磁クラッチ60を切
った状態でモータ40を回転させ、そのモータ40の回
転力を自転用電磁クラッチを介して、ピニオンギヤ51
、中間ギヤ22、ラックギヤ15と順次伝動して、回転
体20に支軸14を中心とした回転を行わせるものであ
る。またこの回転中に、動力伝動用電磁クラッチ60が
所定のり、ラッチ板31前面に位置したときには、自転
用電磁クラッチ50を切って、動力伝動用電磁クラッチ
60を図面上方のクラッチ板31に対向させるものであ
る。
このように自転用電磁クラッチ50を切ると。
モータ40に対してピニオンギヤ51がフリーになる。
この時、動力伝動用電磁クラッチ60を投入することに
よって、この動力伝動用電磁クラッチ60と所定のクラ
ッチ板31とを磁気的に連結させ、モータ40の回転力
をクラッチ板31に伝動させるものである。
よって、この動力伝動用電磁クラッチ60と所定のクラ
ッチ板31とを磁気的に連結させ、モータ40の回転力
をクラッチ板31に伝動させるものである。
このような状態でモータ40を回転させると。
モータ40の回転力は動力伝動用電磁クラッチ60、ク
ラッチ板31を介して、このクラッチ板31に固定され
た作用軸30に伝動されることとなる。
ラッチ板31を介して、このクラッチ板31に固定され
た作用軸30に伝動されることとなる。
なおモータ40の回転を動力伝動用電磁クラッチ60に
よって作動軸30に伝動して作動軸30を回転させた結
果、回転数が適正であった場合、即ち所定の移動が行な
えた場合には良いものの、移動量が大きすぎた時には、
動力伝動用電磁クラッチ60とクラッチ板31とを磁気
的に接続したままで、モータ40を逆回転することによ
って、適正な移動量とすることができる。
よって作動軸30に伝動して作動軸30を回転させた結
果、回転数が適正であった場合、即ち所定の移動が行な
えた場合には良いものの、移動量が大きすぎた時には、
動力伝動用電磁クラッチ60とクラッチ板31とを磁気
的に接続したままで、モータ40を逆回転することによ
って、適正な移動量とすることができる。
また第1図に図示しである他のクラッチ板31にモータ
40の回転力を伝動させるときにあっても、同様の方法
により回転体20を支軸14を中心に回転させ、動力伝
動用電磁クラッチ60と所定位置のクラッチ板31とを
磁気的に連結することにより簡単に行えるものである。
40の回転力を伝動させるときにあっても、同様の方法
により回転体20を支軸14を中心に回転させ、動力伝
動用電磁クラッチ60と所定位置のクラッチ板31とを
磁気的に連結することにより簡単に行えるものである。
また回転体20の回転方向は、モータ40の回転方向に
よって決定されるものである。
よって決定されるものである。
この実施例にあっては、回転体20上に単一のモータ4
0及び2台の電磁クラッチを固定することによって、単
一のモータ40から各々異った作用を行う5組の作用軸
30に回転力を伝動することが可能となる。
0及び2台の電磁クラッチを固定することによって、単
一のモータ40から各々異った作用を行う5組の作用軸
30に回転力を伝動することが可能となる。
更にこの実施例にあっては、自転用電磁クラッチ50に
よって回転体20を回転させるので。
よって回転体20を回転させるので。
回転体20を回転させるための別個の動力源が不要とな
る。
る。
なお以上の説明において、中間ギヤ22を介してラック
ギヤ15とピニオンギヤ51との間で回転力の伝動を行
なうとしたが、中間ギヤ22を省略することもできる。
ギヤ15とピニオンギヤ51との間で回転力の伝動を行
なうとしたが、中間ギヤ22を省略することもできる。
更に実施例では、モータ4oの出力軸41を反支軸14
偏に1本突設させ、この出力軸41に自転用電磁クラッ
チ50と動力伝動用電磁クラッチ60とを軸支させたが
、モータ4oの出力軸41を支軸14側にも設け、この
支軸14側の出力軸41に自転用電磁クラッチ5oを付
設し。
偏に1本突設させ、この出力軸41に自転用電磁クラッ
チ50と動力伝動用電磁クラッチ60とを軸支させたが
、モータ4oの出力軸41を支軸14側にも設け、この
支軸14側の出力軸41に自転用電磁クラッチ5oを付
設し。
反支軸14側の出力軸41に動力伝動用電磁クラッチ6
0を付設することもできる。このときには、図示例に比
べてラックギヤ15の曲率が小さくなるものである。
0を付設することもできる。このときには、図示例に比
べてラックギヤ15の曲率が小さくなるものである。
更に実施例ではクラッチ板31を等ピッチに5枚配した
場合を示したが、ピッチあるいは枚数等に関しては適宜
選択できる。
場合を示したが、ピッチあるいは枚数等に関しては適宜
選択できる。
また動力伝動用電磁クラッチ6oは、電磁ソレノイドに
よって一方のクラッチ片が他方のクラッチ片と噛み合う
、噛み合いクラッチを用いることもできるが、摩擦クラ
ッチの一種である非接触電磁クラッチを用いることもで
きる。
よって一方のクラッチ片が他方のクラッチ片と噛み合う
、噛み合いクラッチを用いることもできるが、摩擦クラ
ッチの一種である非接触電磁クラッチを用いることもで
きる。
このように動力伝動用電磁クラッチ60として非接触電
磁クラッチを用いると、例えば椅子の移動レールに異物
がはさまって移動不能となった時のように、作動軸30
に過負荷が加わった時には、動力伝動用電磁クラッチ6
0がすべることによって、モータ40に過負荷を伝えな
いこととなる。従って、外因によるモータ40損傷等が
生じないものである。
磁クラッチを用いると、例えば椅子の移動レールに異物
がはさまって移動不能となった時のように、作動軸30
に過負荷が加わった時には、動力伝動用電磁クラッチ6
0がすべることによって、モータ40に過負荷を伝えな
いこととなる。従って、外因によるモータ40損傷等が
生じないものである。
またこのことは、自転用電磁クラッチ50についても同
様である。
様である。
更に動力伝動用電磁クラッチ60と、クラッチ板31と
は、互いの間で回転力を伝動することから軸心が同一と
なった状態で磁気的に連結することが望ましい。
は、互いの間で回転力を伝動することから軸心が同一と
なった状態で磁気的に連結することが望ましい。
そのためには動力伝動用電磁クラッチ60とクラッチ板
31との軸心が同一となるような位置で回転体20の回
転を停止させれば良いが、技術的に困難である場合には
1例えば動力伝動用電磁クラッチ60と、クラッチ板3
1との接触面において、一方を凸テーパ状に形成し、他
方を凹テーパ状に形成し、動力伝動用電磁クラ・ツチ6
0に投入によって軸心が同一となるように形成すること
もできる。
31との軸心が同一となるような位置で回転体20の回
転を停止させれば良いが、技術的に困難である場合には
1例えば動力伝動用電磁クラッチ60と、クラッチ板3
1との接触面において、一方を凸テーパ状に形成し、他
方を凹テーパ状に形成し、動力伝動用電磁クラ・ツチ6
0に投入によって軸心が同一となるように形成すること
もできる。
また回転体20を図示例では板状として示したが、他の
形状とすることもできるし、更には枠状に形成すること
もできる。委するに回転体20は、モータ40を固定し
た状態で支軸14を中心に回転可能なものであれば足り
る。
形状とすることもできるし、更には枠状に形成すること
もできる。委するに回転体20は、モータ40を固定し
た状態で支軸14を中心に回転可能なものであれば足り
る。
更に図示例における出力軸41は、モータ40の回転軸
そのものとして示したが、本発明における出力軸には、
減速モータを用いた際の減速機からの出力軸をも含むも
のである。
そのものとして示したが、本発明における出力軸には、
減速モータを用いた際の減速機からの出力軸をも含むも
のである。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明は、単一のモータに2台の
電磁クラッチを付設し、一方の電磁クラッチの作動によ
って回転力を伝動すべきクラッチ板を選択すると共に、
他の電磁クラッチの作動によって選択したクラッチ板に
回転力を伝動可能に形成することによって、単一のモー
タと2台の電磁クラッチとによって複数の作動を可能と
したものである。
電磁クラッチを付設し、一方の電磁クラッチの作動によ
って回転力を伝動すべきクラッチ板を選択すると共に、
他の電磁クラッチの作動によって選択したクラッチ板に
回転力を伝動可能に形成することによって、単一のモー
タと2台の電磁クラッチとによって複数の作動を可能と
したものである。
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は本
発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1図のA−A
線断面図である。 10・・・基枠 11・・・曲板12・・・
上板 13・・・底板14・・・支軸
15・・・ラックギヤ16・・・端子
17・・・直根20・・・回転体 21・・
・軸孔22・・・中間ギヤ 30・・・作用軸3
1・・・クラッチ板 40・・・モータ41・・・
出力軸 50・・・自転用電磁クラッチ 51・・・ピニオンギヤ
発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1図のA−A
線断面図である。 10・・・基枠 11・・・曲板12・・・
上板 13・・・底板14・・・支軸
15・・・ラックギヤ16・・・端子
17・・・直根20・・・回転体 21・・
・軸孔22・・・中間ギヤ 30・・・作用軸3
1・・・クラッチ板 40・・・モータ41・・・
出力軸 50・・・自転用電磁クラッチ 51・・・ピニオンギヤ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、出力軸に自転用電磁クラッチと動力伝動用電磁クラ
ッチとを連結したモータを回転体上に設置すると共に、
この回転体の反動力伝動用電磁クラッチ側に支軸を設け
、更にこの回転体の下部に支軸を中心とした弧状のギヤ
を配設し、 自転用電磁クラッチには、自転用電磁クラッチの投入に
よって、前記ギヤに噛み合うギヤが固定してあり、 更に回転体の周囲には、回転体の回転停止時の動力伝動
用電磁クラッチの対向位置各々に、クラッチ板を配して
形成したことを特徴とする自動車用動力伝動装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61313570A JPS63159154A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 自動車用動力伝動装置 |
US07/366,195 US5009296A (en) | 1986-12-24 | 1989-06-08 | Power transmitting apparatus for use in vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61313570A JPS63159154A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 自動車用動力伝動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63159154A true JPS63159154A (ja) | 1988-07-02 |
Family
ID=18042899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61313570A Pending JPS63159154A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 自動車用動力伝動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63159154A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5009296A (en) * | 1986-12-24 | 1991-04-23 | Tokyo Seat Co., Ltd. | Power transmitting apparatus for use in vehicle |
US5427345A (en) * | 1993-07-20 | 1995-06-27 | Mitsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. | Apparatus for driving power seat for vehicle |
US5462337A (en) * | 1992-09-04 | 1995-10-31 | Matsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. | Power seat driving apparatus for a vehicle |
-
1986
- 1986-12-24 JP JP61313570A patent/JPS63159154A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5009296A (en) * | 1986-12-24 | 1991-04-23 | Tokyo Seat Co., Ltd. | Power transmitting apparatus for use in vehicle |
US5462337A (en) * | 1992-09-04 | 1995-10-31 | Matsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. | Power seat driving apparatus for a vehicle |
US5876096A (en) * | 1992-09-04 | 1999-03-02 | Mitsuba Corporation | Power seat driving apparatus for a vehicle |
US5427345A (en) * | 1993-07-20 | 1995-06-27 | Mitsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. | Apparatus for driving power seat for vehicle |
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