JPH0756258Y2 - ターンテーブル用コンベアのターンテーブル回転装置 - Google Patents

ターンテーブル用コンベアのターンテーブル回転装置

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JPH0756258Y2
JPH0756258Y2 JP7115591U JP7115591U JPH0756258Y2 JP H0756258 Y2 JPH0756258 Y2 JP H0756258Y2 JP 7115591 U JP7115591 U JP 7115591U JP 7115591 U JP7115591 U JP 7115591U JP H0756258 Y2 JPH0756258 Y2 JP H0756258Y2
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JP
Japan
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turntable
conveyor
rotary
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driven body
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JP7115591U
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JPH0514030U (ja
Inventor
誠 森山
浩明 横幕
幸一 星野
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Asahi Sunac Corp
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Asahi Sunac Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ターンテーブルを回転
可能に支持した被搬送体を回転作動位置まで移動させ、
その回転作動位置でターンテーブルの回転を行わせるよ
うにしたターンテーブル用コンベアにおいて、ターンテ
ーブルの向きの任意の角度だけ変えることができるとと
もにターンテーブルを任意の回転数だけ連続的に回転さ
せることができるようにしたターンテーブル回転装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ターンテーブルを回転可能に支持した被
搬送体を回転作動位置まで移動させ、その回転作動位置
でターンテーブルの回転を行わせるようにしたターンテ
ーブル用コンベアにおいてターンテーブルを回転させる
装置の一例として、従来は、回転作動位置に設けたゼネ
バギヤに、ターンテーブルと一体的に回転する従動ギヤ
を係合させ、ゼネバギヤの回転力を従動ギヤに伝達して
ターンテーブルを回転させるようにしたものが用いられ
ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このゼ
ネバギヤを用いた手段では、ターンテーブルを例えば9
0°のような特定の角度毎に間欠的に向きを変えること
だけしかできず、ターンテーブルの向きを任意の角度に
変えることや、ターンテーブルを所望の回転数だけ連続
して回転させることができないという欠点があつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するための手段として、被搬送体に、ターンテーブル
と一体的に回転する円形の従動体と、ターンテーブルと
一体的に回転してそのターンテーブルの向きを示す指標
とを取り付け、回転作動位置に、被搬送体が回転位置に
達した状態において従動体を触転させることによりその
従動体への回転力の伝達を行う円形の回転駆動体と、被
搬送体の指標を検知するセンサと、回転駆動体をセンサ
の検知信号に基づいて制御しつつ回転させる駆動機構と
を設けた構成とした。
【0005】
【考案の作用及び効果】本考案は上記構成になり、被搬
送体が回転作動位置に達してその移動が停止すると、駆
動機構により回転駆動体が回転駆動され、その回転力が
従動体へ伝達されて従動体とともにターンテーブルと指
標が一体的に回転し、これにともなつて、センサによる
指標の検知が行われる。
【0006】そして、ターンテーブルの向きを特定の角
度だけ変える場合には、センサによる指標の検知によつ
てターンテーブルの向きがわかることから、センサから
の検知信号に基づいて回転駆動体を停止させることによ
り、ターンテーブルを所定の向きに停止させることがで
きる。
【0007】ターンテーブルを連続的に回転させる場合
には、速度と時間を設定する等の手段によつて回転駆動
体を回転させることにより、ターンテーブルを所定の回
転数だけ連続的に回転させることができる。
【0008】上記作用によつて説明したように、本考案
は、互いに触転する回転駆動体から従動体への回転力の
伝達によりターンテーブルを回転させるようにしたか
ら、ターンテーブルを所望の回転数だけ連続して回転さ
せることができる効果があるとともに、ターンテーブル
の向きをセンサによつて検知するようにしたから、ター
ンテーブルの向きを任意の角度に変えることができる効
果がある。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、ターンテーブル用コンベア1をあ
らわす。このターンテーブル用コンベア1は、1つの駆
動ホイール2と3つの従動ホイール3に略方形に掛け渡
された無端状のチエーン4に、複数の被搬送体5を一定
間隔を空けて固着した構成になり、駆動ホイール2を回
転させることによつて各被搬送体5を図の矢線方向に循
環移動させるようになつている。
【0010】被搬送体5には、上下一対のブラケツト
9、9によつて軸線を上下方向に向けた回転軸7が回転
自由に支持されており、この回転軸7の上端には、図示
しない被塗装物を載置するための方形をなすターンテー
ブル6が回転軸7と一体的に回転するように固着されて
いる。回転軸7の下端には、円形をなすゴム製の従動体
10が同心に、かつ、一体的に回転するように固着され
ている。
【0011】さらに、回転軸7の従動体10よりも少し
上方の位置には、板面を回転軸7の軸線と直角に向けた
支持板11が一体的に回転するように固着されている。
この支持板11の上面においては、回転軸7の軸心を中
心とする同心円上の90°間隔を空けた4位置に、夫
々、サイコロ状をなす指標12bが1個ずつ固着されて
いるとともに、これらの4個の指標12bのうちの1個
の上面には、さらに1個の指標12aが重ねられた状態
で固着されている。また、支持板11の下面において
は、上面の2個の指標12a、12bが重ねられている
位置と、この位置に対して180°の間隔を空けて上面
に1個の指標12bのみが固着されている位置とに、夫
々、指標12cが1個ずつ固着されている。
【0012】一方、ターンテーブル用コンベア1には回
転作動位置14が設定されていて、この回転作動位置1
4においては、各被搬送体5のターンテーブル6に載置
される被塗装物に塗装を施すために被搬送体5を停止さ
せてターンテーブル6の回転を行わせるようになつてい
る。この回転作動位置14には、被搬送体5が停止した
状態において外周面に従動体10の外周面を触転可能に
当接させるようにした円形をなす金属製の回転駆動体1
5が、被搬送体5の回転軸7と平行な支持軸16により
支持されている。この回転駆動体15は、減速機21、
エアクラツチブレーキ22及びモータ23とから構成さ
れる駆動機構20に連結されていて、この駆動機構20
により回転駆動されるようになつている。
【0013】同じくターンテーブル用コンベア1の回転
作動位置14には、回転駆動体15に当接する従動体1
0を回転駆動体15側へ押し付けるための押圧ローラ2
5が、エアシリンダ26により従動体10を押圧する位
置と押圧を解除する位置との間で往復駆動し得るように
設けられている。
【0014】回転作動位置14には、さらに、被搬送体
5の支持板11に固着した指標12a、12b、12c
の位置を検知するための光フアイバーを用いた3つのセ
ンサ27a、27b、27cが上下に並列して設けられ
ている。これらのセンサ27のうちの上部のセンサ27
aは、2つ重ねられた指標12a、12bのうちの上側
の指標12aと対応する高さに固定され、中央部のセン
サ27bは、支持板11の上面に直接固着された4個の
指標12bと対応する高さに固定され、下部のセンサ2
7cは、支持板11の下面に固着された2つの指標12
cと対応する高さに固定されている。各センサ27a、
27b、27cは、夫々、対応する指標12a、12
b、12cが最も接近して対向する位置に達したところ
でその指標12a、12b、12cを検知して、検知信
号を出力するようになつている。
【0015】そして、これらのセンサ27a、27b、
27cからの検知信号は、前記した回転駆動体15を回
転させるための駆動機構20に入力されるようになつて
いて、駆動機構20においてはこれらの検知信号に基づ
いて回転駆動体15の回転を制御するようになつてい
る。
【0016】本実施例は上記構成になり、ターンテーブ
ル用コンベア1の駆動によつて被搬送体5を移動させ、
ターンテーブル6に未塗装の被塗装物を載置した被搬送
体5が回転作動位置14に達したところでターンテーブ
ル用コンベア1の駆動を停止し、その被搬送体5を停止
させる。この状態において、被搬送体5の従動体10の
外周面は回転駆動体15の外周面に当接している。
【0017】次に、エアシリンダ26の駆動により押圧
ローラ25を進出させて従動体10を回転駆動体15へ
押し付ける。続いて、エアクラツチブレーキ22を作動
させることによりモータ23の駆動力を回転駆動体15
に伝達して回転駆動体15を所定の速度で回転させる。
これにより、回転駆動体15の回転力が従動体10に伝
達され、従動体10とともに回転軸7、支持板11、指
標12a、12b、12c及びターンテーブル6が一体
的に回転する。
【0018】そして、3個のセンサ27a、27b、2
7cのうちの上部のセンサ27aが指標12aを検知し
たところで、エアクラツチブレーキ22の作動により回
転駆動体15の回転を停止し、従動体10、回転軸7、
支持板11及びターンテーブル6の回転を停止させる。
このときのターンテーブル6の向きが、その回転を行わ
せる場合の基準の向きとなる。
【0019】かかる状態から、ターンテーブル6を連続
的に回転させる際には、回転駆動体15を回転させる速
度と時間とを設定し、その設定した条件にしたがつてモ
ータ23を駆動させ、回転駆動体15を回転させる。こ
れにより、従動体10が所定の速度で所定の時間だけ連
続して回転を続けるのであつて、この間に、従動体10
と一体となつて回転を続けるターンテーブル6上の被塗
装物に塗装が施される。
【0020】設定した時間が経過してターンテーブル6
が所定の回転数だけ連続回転した後は、上部のセンサ2
7aが指標12aを検知したところで、エアクラツチブ
レーキ22を作動させて回転駆動体15の回転を停止さ
せる。これにより、ターンテーブル6が基準の向きとな
つた状態で回転を停止する。
【0021】また、ターンテーブル6を連続的に回転さ
せるのではなくて、ターンテーブル6の向きを基準の向
きから90°の角度だけ変える場合には、回転駆動体1
5の回転により従動体10を回転させるとともにセンサ
27a、27b、27cによる検知を行い、3つのセン
サ27a、27b、27cのうちの中央部のセンサ27
bによる指標12bの検知のみが行われる向きとなつた
ところで回転駆動体15の回転を停止して、ターンテー
ブル6の回転を停止させる。
【0022】ターンテーブル6の向きを基準の向きに対
して180°の角度だけ変える場合には、3つのセンサ
27a、27b、27cのうちの中央部と下部の2つの
センサ27b、27cによる指標12b、12cの検知
のみが行われる向きとなつたところで回転を停止させ
る。
【0023】上述のように、ターンテーブル6を連続回
転させた後、または、ターンテーブル6の向きを所定角
度だけ変えた後は、押圧ローラ25を従動体10から離
間させてその回転駆動体15への押圧を解除し、ターン
テーブル用コンベア1の駆動により被搬送体5を移動さ
せる。
【0024】上記実施例においては、ターンテーブル6
の向きを変える角度を90°及び180°としたが、本
考案によれば、指標の配置の仕方を変えることによつて
ターンテーブルの向きを変える角度を任意に設定するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ターンテーブル用コンベアの平面図である。
【図2】ターンテーブルを回転させる機構の一部切欠拡
大側面図である。
【図3】ターンテーブルを回転させる機構の一部切欠部
分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1:ターンテーブル用コンベア 5:被搬送体 6:タ
ーンテーブル 10:従動体 12a、12b、12
c:指標 14:回転作動位置 15:回転駆動体 2
0:駆動機構 27a、27b、27c:センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンテーブルを回転可能に支持した被
    搬送体を回転作動位置まで移動させ、該回転作動位置で
    前記ターンテーブルの回転を行わせるようにしたターン
    テーブル用コンベアにおいて、 前記被搬送体に、前記ターンテーブルと一体的に回転す
    る円形の従動体と、前記ターンテーブルと一体的に回転
    して該ターンテーブルの向きを示す指標とを取り付け、
    前記回転作動位置に、前記被搬送体が前記回転位置に達
    した状態において前記従動体を触転させることにより該
    従動体への回転力の伝達を行う円形の回転駆動体と、前
    記被搬送体の前記指標を検知するセンサと、前記回転駆
    動体を前記センサの検知信号に基づいて制御しつつ回転
    させる駆動機構とを設けたことを特徴とするターンテー
    ブル用コンベアのターンテーブル回転装置。
JP7115591U 1991-08-08 1991-08-08 ターンテーブル用コンベアのターンテーブル回転装置 Expired - Lifetime JPH0756258Y2 (ja)

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JP7115591U JPH0756258Y2 (ja) 1991-08-08 1991-08-08 ターンテーブル用コンベアのターンテーブル回転装置

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JPH0514030U JPH0514030U (ja) 1993-02-23
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KR20040022959A (ko) * 2002-09-10 2004-03-18 현대자동차주식회사 회전 테이블 장치
CN201296392Y (zh) * 2008-11-01 2009-08-26 魏徽 灌装机包装袋接收夹持装置

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JPH0514030U (ja) 1993-02-23

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