JPH0756251Y2 - 粘性物の吐出装置 - Google Patents

粘性物の吐出装置

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JPH0756251Y2
JPH0756251Y2 JP1991043798U JP4379891U JPH0756251Y2 JP H0756251 Y2 JPH0756251 Y2 JP H0756251Y2 JP 1991043798 U JP1991043798 U JP 1991043798U JP 4379891 U JP4379891 U JP 4379891U JP H0756251 Y2 JPH0756251 Y2 JP H0756251Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、バター、マーガリン
等の粘性物を吐出する装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バター、マーガリン等の粘性の
ある食品を吐出するに際しては、前加工された粘性食品
をノズル等の吐出口から連続的に吐出し、吐出された粘
性食品を、その吐出速さと略等しい移送速さのコンベア
の移送面に載置することにより粘性食品を順次、略一定
の厚さに吐出しつつ次工程に移送する。そして、移送さ
れてくる粘性食品を順次一定長さで切断することによ
り、同一形状,同一重量のものを得られるようにする。
【0003】ところが、一定の厚さに吐出するには、ノ
ズル等から吐出される吐出速さ、即ち量吐出量を一定に
するとともに、コンベアの移送速さをこれに合わせた一
定速度にしてこれら双方の条件を常時一定に保持させて
おくことが必要となるが、常時これら双方を一定になる
ように制御するのは困難なものである。例えば、吐出口
からの吐出速さは、前加工の状態により変動し易く、粘
性食品のつまり等によって、コンベアの移送速さより
も、遅くなることが多い。又、コンベアの移送面の移送
速度の方が速くなると、粘性食品が吐出口から移送面に
乗り移る際に、粘性食品の下面が、その粘性により移送
面と接着し、粘性食品の下面付近のみが先に送られてし
まい、粘性食品の形状が変形してしまうおそれも生じる
ことになる。この結果、次工程で同一長さに切断したと
しても個々にバラツキを生じてしまうという課題を有す
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そこで本願考案は、マ
ーガリン等の粘性物を吐出するに際し、吐出口から吐出
される吐出量とコンベアの移送速さとを相対的に合わ
せ、常時コンベア上に載置される粘性物を一定厚さにし
て次工程に送ることのできる粘性物の吐出装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願考案は次の吐出装置
を提供することにより、上記の課題を解決する。本願の
第1の考案の吐出装置は、吐出手段により粘性物を連続
的に吐出する吐出口と、吐出された粘性物を順次戴置し
て移送するコンベア装置と、このコンベア上に一定の厚
さで吐出できるようにする厚さ一定保持手段とを備え
る。厚さ一定保持手段は、コンベア上の粘性物の厚さを
検知する厚さ検知装置と、厚さ検知装置と吐出手段とに
接続され吐出口からの吐出量を調節する吐出量調節装置
とを有する。そして、吐出量調節手段は厚さ検知装置の
厚さ測定値を受けて吐出口からの吐出量をコンベア速度
に合わせ適宜調節可能とされたものである粘性物の吐出
装置を提供することにより上記課題を解決する。また、
本願の第2の考案は、上記第1の考案に係る上記のコン
ベア装置が、粘性物との付着を防止する付着防止液を当
該コンベア装置の移送面に付与する付着防止手段と、当
該コンベア装置による移送経路の適宜区間を低温の雰囲
気に維持する冷却手段とを有するものであることを特徴
とする吐出装置を提供する。
【0006】
【作用】上記手段を施した本願考案の吐出装置にあって
は、コンベア上の粘性物の厚さを検知する厚さ検知装置
と、吐出手段とに接続され吐出口からの吐出量を調節す
る吐出量調節装置とを有するため、吐出量調節装置が厚
さ検知手段の厚さ測定値を受けて吐出口からの吐出量を
調節することができる。これにより、吐出口からの吐出
量を、常時コンベアの移送速度に合わせた量にすること
ができ、常時コンベア上に載置される粘性物を一定厚さ
にして次工程に送ることができる。また、付着防止液を
当該コンベア装置の移送面に付与することにより、粘性
食品が吐出口から移送面に乗り移る際に、粘性食品の下
面が、その粘性により移送面と接着し、粘性食品の下面
付近のみが先に送られてしまい、粘性食品の形状が変形
してしまうことを防止し得る。さらに、冷却手段を設け
ることにより、コンベア装置により移送中の粘性食品
が、低温の雰囲気により冷却され、その全表面の粘性が
低くなり、移送中の粘性食品の変形が防止されるもので
ある。また、コンベア装置に切断装置を設けて、移送中
に粘性食品の切断加工を施す場合があるが、この切断加
工時に粘性食品に変形が生じることも、防止できるもの
である。
【0007】
【実施例】以下図面に基づき本願考案の実施例について
説明する。図1に本願考案の一実施例の全体構造を示
す。
【0008】この実施例における速度調節装置を備えた
粘性物の吐出装置は、図1に示すように粘性物としての
バター、マーガリン等の粘性食品aを連続的に吐出する
吐出口1と、吐出された粘性食品aを順次載置して移送
するコンベア装置2と、このコンベア装置2の移送面上
に一定の厚さで吐出できるようにする厚さ一定保持手段
とを備えてなる。
【0009】吐出口1は、バターやマーガリン等の粘性
食品aの製造装置(図示せず)の最終工程の吐出用ノズ
ル11先端開口に該当し、吐出手段によって粘性食品a
を連続的に吐出する。この実施例では、粘性食品aを4
角柱状に吐出するため、断面4角形をなす。この吐出口
1の形状は、例えば、3角形、円形等、自由に変更可能
であり、吐出口1に、適宜形状の格子を配しておくこと
により、その格子形状に沿った形状に、予め粘性食品を
切断して吐出させることができる。
【0010】コンベア装置2は、吐出口1と後述する次
工程の切断手段との間に配され、吐出された粘性食品a
を載置して切断手段まで移送するもので、この実施例で
は、ベルト21を移送面とするベルトコンベアを採用す
る。そして、このベルト21は図示の左方に配設される
駆動用ホイール23に接続されたモーター33の回転力
により移送される。尚、ベルト21に替え、ネットやプ
レート等、移送面の形態は適宜変更可能である。また、
この実施例では、コンベア装置2を、吐出口1と切断手
段3との間に配したが、切断加工後、さらに包装等の後
工程を一連に自動化する場合には、切断手段3以降にコ
ンベア装置を延設してもよい。
【0011】コンベア装置2の後端側には次工程をなす
切断手段3が設けられ、粘性食品aを上方から切断する
刃物31と、この刃物を振り下ろすための駆動手段(図
示せず)とからなる。この駆動手段としては、流体圧シ
リンダや、電動機等の、従来の切断装置と同様のものを
用いることができる。刃物31は、粘性食品aがバター
やマーガリン等の場合、加温状態としておくことが、そ
の切断性能を高める上で好ましい。尚、切り目を入れた
り、抜き型により粘性食品を抜き落とす場合には、刃物
に替え、適宜の型等に変更すればよい。
【0012】そして、この粘性物の吐出装置は、コンベ
ア装置2によって移送されてくる粘性食品aの厚さtを
一定に保持する厚さ一定保持手段を有する。
【0013】この厚さ一定保持手段は、前工程から吐出
口1に送る吐出手段を調節することによって粘性食品a
の吐出量をコンベア移送速度に合わせてベルト21上に
吐出される粘性食品aの厚さtを一定に保持するもので
あり、厚さ検知装置50と、吐出量を調節する吐出量調
節装置53とを有してなる。
【0014】厚さ検知装置50は、吐出口1と切断手段
3との間におけるベルト21上方に配設され、ベルト2
1上に吐出されて移送されてきた粘性食品aの厚さを検
知する。この実施例では、厚さ検知装置を、ベルト21
上に配したレーザーセンサ51と、このレーザーセンサ
51に接続されるセンサアンプ52とから構成し、そし
て、レーザーセンサ51が、レーザーセンサ51より発
射されるレーザーを粘性食品aの上面に当て、その反射
してきたレーザーを読み取ることによって粘性食品aの
厚さを検出する。尚、幅全面における厚さを検知する場
合は幅の両端部及び中央部各々にレーザーセンサ51を
配すれば良い。又、このレーザーセンサは反射式のもの
に限らず、例えば図2に示すような透過式のものでも良
く、適宜変更できる。
【0015】一方、吐出量調節装置53は、前工程の製
造装置と吐出口1間の移送路60に配設される開閉弁6
1と、リミットスイッチを備え開閉弁61の作動を制御
する開閉弁制御部62と、この開閉弁制御部62と上記
厚さ検知装置50とに接続されるコントローラー54及
びインバーター55とを有してなる。この開閉弁61は
インバーター55の指令を受けて作動するリミットスイ
ッチによって可動する。尚、図中の56,56は変換器
を示している。
【0016】又、この実施例では開閉弁61の前方側の
移送路60に連通する予備室70が移送路60の上方に
設けられ、開閉弁61の閉状態(完全に移送路60を遮
断した状態ではなく、通常の状態より閉まった状態)の
際等に前工程から送られてくる粘性食品aを一時的に貯
蔵し、開閉弁61の閉状態によってポンプ等の圧送装置
に過負荷がかからないようにしている。尚、この予側室
70に、押圧部材71を設けるとともに、これにポンプ
等を接続して送られてきた粘性食品aを移送路60に送
る送り手段を設け、開閉弁61が開いた際に予備室70
内の粘性食品aを単独で、あるいは前工程から送られて
くる粘性食品aとともに吐出口1に送るようにしても良
い。あるいは又、送り手段を設けずに送られてきた粘性
食品aの自重により開閉弁61が開いた際に吐出口1に
送るようにしても良く、適宜変更できるものである。一
方、この予備室70は、独立して設けるものに限らず、
例えば予備室70と前工程の製造装置とをパイプ等で接
続し、予備室70に入った粘性食品aを元の前工程まで
戻し、あるいは予備室70がいっぱいになった場合に元
の前工程まで戻すようにしても良い。
【0017】この装置においては、先ずコンベア移送速
度に適合する一定の吐出量となるように開閉弁61の位
置を予めコントローラー54に設定し、その設定された
開閉弁61の位置で吐出量で吐出手段によって粘性食品
aを連続的にベルト21上に吐出する。その際、開閉弁
61は移送路60を幾分塞いだ状態に設定されており、
一方、ベルト21は常時一定の移送速度で可動させられ
る。ベルト21上に吐出された粘性食品aはレーザーセ
ンサ51によって厚さが検出される。そして、吐出量と
コンベア移送速度とのズレにより厚さ検出値が所定厚さ
より厚い場合にはコントローラー54がインバーター5
5に指令し、指令を受けたインバーター55が適宜開閉
弁制御部62を作動させる。そして、リミットスイッチ
の作動によって開閉弁61が設定時よりインバーター5
5による指示量だけ閉まる。この際、一定速度で送られ
てくる粘性食品aの内、開閉弁61によって規制された
分は予備室70に押し入る。一方、レーザーセンサ51
による厚さ検出値が所定厚さより薄い場合には開閉弁6
1が設定時より開く。その際、予備室70に入った粘性
食品aも同時に送られる。これにより、吐出量を常時コ
ンベア移送速度に合った一定量にすることができる。
又、コンベアの移送速度に誤差を生じた場合でもそれに
適合する吐出量にすることができる。従って、自動的に
粘性食品aを常時一定厚さに保持して切断工程に送るこ
とができ、切断手段3により所定長さで切断することに
より同一形状,同一重量に形成することができる。
【0018】尚、この実施例では開閉弁61を設け、こ
れにインバーター55を接続させて開閉弁61の開閉に
より吐出口1に送る量を調整するようにしているが、こ
の態様のものに限らず、例えば開閉弁を設けずにインバ
ーター55を、粘性食品aを吐出口1に送るポンプ等の
圧送装置に直接接続し、移送路圧を自動調整することに
より行うようにしても良く、適宜変更できるものであ
る。
【0019】次に、図3に基づき、コンベア装置2の周
辺の好ましい構成を説明する。尚、図3及び次に説明す
る図4では、厚さ一定保持手段の構成は図1に示すもの
と同様であるため、レーザーセンサ51のみを図示し、
厚さ検知装置50及び吐出量調節装置53については、
その図示を省略している。
【0020】図3に示す実施例では、コンベア装置2の
始端側にコンベア移送面の付着防止手段4が配設されて
いる。この付着防止手段4は、粘性食品aと移送面との
付着を防止するためのものであり、コンベア装置2の始
端に配されたノズル41と、ノズル41へ付着防止液を
圧送するポンプ42と、付着防止液を貯蔵するタンク4
3とを備える。この付着防止液は、室温でもよいが、低
温(室温以下、より好ましくは−10〜−30℃)に冷
却しておくことが好ましく、この実施例では、タンク4
3に冷却装置44を備えている。付着防止液としては、
例えばアルコール等の消毒液や水を採用することができ
るが、アルコールを用いると、冷却と同時に移送面の消
毒を同時に行うことができ、又、0℃以下でも固化しな
いため冷却性が良く、有利である。ノズル41は、移送
面の幅と略等しい幅に、付着防止液を噴霧するが、少な
くとも粘性食品aの幅に噴霧できれば足る。又、ノズル
41による吐出の他、刷毛等により付着防止液を塗って
もよく、復路のベルト21を付着防止液中に浸ける等、
適宜手段に変更し得る。又、ノズル41は、コンベア装
置2の始端に配する方が、吐出口1から吐出されたバタ
ーやマーガリン等の粘性食品と移送面との付着を最も効
率良く防止することができるが、他の位置に変更して実
施してもよい。さらにノズルを移送面の上方にも配位
し、移送中の粘性食品の上方から低温の付着防止液を吐
出させることにより、粘性食品全体を冷却することも好
ましい。この付着防止手段によって粘性食品と移送面と
の付着を防止することにより、粘性食品の吐出速さとコ
ンベア移送面の速さとの誤差を防止できるものとなる。
【0021】また、コンベア装置3による移送経路の適
宜区間を低温の雰囲気に維持するために、移送経路に冷
却手段8を、設けることも好ましい。この冷却手段8
は、内部が空洞のケーシング81と、ケーシング81内
に配された冷却装置82とを有し、この冷却装置82に
より、ケーシング81の雰囲気を低温に保つ。ケーシン
グ81には、導入口83と導出口84とが形成され、コ
ンベア装置2がその内部に通される。これにより、コン
ベア装置2により移送中の粘性食品aが、ケーシング8
1内の低温の雰囲気により冷却され、その全表面の粘性
が低くなる。これにより、切断加工時に粘性食品aに変
形が生じることも、防止できるものであり、より良好な
切断加工が実現する。尚、冷却装置82により、ケーシ
ング81の雰囲気を低温になす他、他の位置で冷却した
空気をケーシング81に導くようにしてもよい。又、導
入口83と導出口84には、エアカーテン等を設けてお
くのも効果的である。
【0022】次に、図4は、コンベア装置2を複数に分
割して実施する場合の一例を示したもので、コンベア装
置を、切断手段3の前後で、第1コンベア2aと第2コ
ンベア2bとの2本に分割し、第1コンベア2aと第2
コンベア2bとの夫々の始端側にノズル41a、41b
を設けて、付着防止液を吐出するようにしている。吐出
されて夫々の移送面21a、21bに配された付着防止
液は、第1コンベア2aと第2コンベア2bの下方に設
けられたドレンパン45に受けられ、排出口46から濾
過槽47に送られ、冷却装置44付のタンク43に戻さ
れ、ポンプ42により再度循環させられる。この例から
明らかなように、切断後においても、移送面に付着防止
液を配しておくことは好ましく、又、前記実施例のよう
な冷却手段8を、切断手段3の前後に渡り設けておくこ
とも好ましい。尚、図4中、22a、22bは、先端に
合成樹脂製のヘラを有するスクレイパーで、第1コンベ
ア2aと第2コンベア2bの復路において、その移送面
21a、21bを清掃するものである。
【0023】又さらに、移送経路全体を冷却する冷却手
段の構成として、例えば図5に示すように、コンベア全
体を、断熱壁71で囲み、冷凍機72からファン73に
て送られる冷風を、ガイド板74で、移送面21上方の
一方の側辺に導き、他方の側辺側から吸引口75へ吸い
込んで循環させるようにするとともに、移送面21をス
チールベルトから構成し、移送面21の往路と復路との
間にノズル91を、移送面31の略全長に渡り配位し
て、移送面21の往路の裏面に冷却液を噴出するように
し、噴出した冷却液を、その下方に配位されたドレンパ
ン92で受けるようにする。そして、例えばこの断熱壁
71中に後述の厚さ検知装置50を設けて厚さ一定保持
手段を施すようにしても良い。
【0024】
【考案の効果】本願考案においては、コンベア上の粘性
物の厚さを検知する厚さ検知装置と、吐出手段とに接続
され吐出口からの吐出量を調節する吐出量調節装置とを
有するため、吐出量調節装置が厚さ検知手段の厚さ測定
値を受けて吐出口からの吐出量を調節することができ、
常時吐出口からの吐出量を、コンベアの移送速度に合わ
せた量にすることができる。これにより、自動的に粘性
物を常時一定厚さに保持して移送することができる。よ
って、本願考案はマーガリン等の粘性物を吐出するに際
し、常時コンベア上に載置される粘性物を一定厚さにし
て次工程に送ることのできる粘性物の吐出装置を提供し
得たものである。
【0025】また、本願の第2の考案では、付着防止液
を当該コンベア装置の移送面に付与するため、粘性食品
が吐出口から移送面に乗り移る際に、粘性食品の下面
が、その粘性により移送面と接着し、粘性食品の下面付
近のみが先に送られてしまい、粘性食品の形状が変形し
てしまうことを防止し得るものである。さらに、コンベ
ア装置による移送経路の適宜区間を低温の雰囲気に維持
する冷却手段を設けることにより、移送中の粘性物の変
形が防止されるという効果を奏する。尚、コンベア装置
に切断装置を設けて、移送中に粘性物の切断加工を施す
場合があるが、冷却手段を設けることにより、切断加工
時における粘性物の変形をも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例に係る粘性物の吐出装置を
示す全体図である。
【図2】厚さ検知装置の他の実施例を示す説明図であ
る。
【図3】本願考案の他の実施例に係る粘性物の吐出装置
を示す全体図である。
【図4】本願考案のさらに他の実施例に係る粘性物の吐
出装置を示す全体図である。
【図5】本願考案のさらに他の実施例に係る粘性物の吐
出装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 吐出口 2 コンベア装置 3 切断装置 4 付着防止手段 50 厚さ検知装置 51 レーザーセンサ 52 センサアンプ 53 吐出量調節装置 54 コントローラー 55 インバーター 60 移送路 61 開閉弁 62 開閉弁制御部 a 粘性食品

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出手段により粘性物を連続的に吐出す
    る叶出口と、吐出された粘性物を順次載置して移送する
    コンベア装置と、このコンベア上に一定の厚さで吐出で
    きるようにする厚さ一定保持手段とを備え、 厚さ一定保持手段が、コンベア上の粘性物の厚さを検知
    する厚さ検知装置と、厚さ検知装置と吐出手段とに接続
    され吐出口からの吐出量を調節する吐出量調節装置とを
    有し、吐出量調節手段が厚さ検知装置の厚さ測定値を受
    けて吐出口からの吐出量をコンベア速度に合わせ適宜調
    節可能とされたものであることを特徴とする粘性物の吐
    出装置。
  2. 【請求項2】 上記のコンベア装置が、粘性物との付着
    を防止する付着防止液を当該コンベア装置の移送面に付
    与する付着防止手段と、当該コンベア装置による移送経
    路の適宜区間を低温の雰囲気に維持する冷却手段とを有
    するものであることを特徴とする請求項1記載の粘性物
    の吐出装置。
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JPS628907A (ja) * 1985-07-05 1987-01-16 Teiriyou Sangyo Kk 流体搬送装置

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