JPH075594B2 - 新規ピリドピリミジン誘導体 - Google Patents

新規ピリドピリミジン誘導体

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JPH075594B2
JPH075594B2 JP61064756A JP6475686A JPH075594B2 JP H075594 B2 JPH075594 B2 JP H075594B2 JP 61064756 A JP61064756 A JP 61064756A JP 6475686 A JP6475686 A JP 6475686A JP H075594 B2 JPH075594 B2 JP H075594B2
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弘明 丹
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗血栓薬、血栓溶解薬またはその中間体とし
て有用な新規ピリドピリミジン誘導体に関する。
〔従来の技術〕
ピリドピリミジン構造を有する化合物としては、ドイツ
特許第2,117,657、ドイツ特許第2,121,031などに記載さ
れているものが知られている。しかしながら、これまで
ピリド〔3,2−d〕ピリミジン環の2、4、8位に同時
に置換基をもつ物質は置換基が水酸基またはアルコキシ
基の場合しか合成されていない。本発明者らは、2、
4、8位に種々の置換基をもつた新規ピリド〔3,2−
d〕ピリミジン誘導体の合成法を開発するとともに、そ
の物質が優れた抗血栓作用、血栓溶解作用を有する事を
見い出し、本発明を完成するに至つた。
〔発明の概要〕
すなわち本発明は、 一般式〔I〕 〔式中、R1は低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、 一般式〔II〕 (式中、nは2又は3であり、R5と水素原子、フロイル
基又は低級アルコキシカルボニル基である。)で表わさ
れる環状ジアミノ基、又は一般式〔III〕 (式中、R6、R7、R8およびR9は同一又は相異なつて水素
原子又は低級アルキル基である。)で表わされる置換ピ
ペリジノアミノ基であり、R2はジ低級アルキルアミノ
基、モルホリノ基、1−オキシドチオモルホリノ基又は
ピペリジノ基であり、R3は水素原子又は低級アルコキシ
カルボニル基であり、R4は低級アルキルチオ基、低級ア
ルコキシ基(該低級アルコキシ基はヒドロキシアルキル
オキシ基で置換されていてもよい。)、ハロゲン原子又
はピペラジノ基である。〕で表わされる新規なピリドピ
リミジン誘導体又はその薬理額的に許容しうる塩類であ
る。
〔本発明の化合物の説明〕
本発明の化合物は、前記一般式〔I〕で表わされるもの
である。式中R1の低級(ここで「低級」とは炭素数1な
いし4であることを示す。以下同じ。)アルコキシ基と
しては、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキ
シ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキ
シ基、sec−ブトキシ基などを挙げることができ、低級
アルキルチオ基としては、例えばメチルチル基、エチル
チオ基、n−プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、n
−ブチルチオ基、イソブチルチオ基、sec−ブチルチオ
基などを挙げることができる。またR1は一般式〔II〕で
示される基を示し、式中、nは2または3、R5は水素原
子、フロイル基又は低級アルコキシカルボニル基で、こ
の低級アルコキシカルボニル基はしては、例えばメトキ
シカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキ
シカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、n−ブ
トキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、sec
−ブトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基な
どを挙げることができる。さらに、R1は一般式〔III〕
で表わされる基を示し、R6、R7、R8およびR9は同一又は
相異なつて水素原子または低級アルキル基であり、好ま
しくは後者である。その低級アルキル基としては例えば
メチル基、エチル基、n−プロピル基などを挙げること
ができる。R2はジ低級アルキルアミノ基、モルホリノ
基、1−オキシドチオモルホリノ基またはピペリジノ基
であり、そのジ低級アルキルアミノ基はとしては、例え
ばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、メチルエチル
アミノ基、エチル−n−プロピルアミノ基、メチル−n
−プロピルアミノ基、ジ−n−プロピルアミノ基などを
挙げることができる。R3は水素原子、又は低級アルコキ
シカルボニル基であり、低級アルコキシカルボニル基と
しては例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基、n−プロポキシカルボニル基などを挙げることが
できる。R4はハロゲン原子、ピペラジノ基、低級アルキ
ルチオ基、低級アルコキシ基であり、ハロゲン原子とし
ては例えばクロロ原子、ブロモ原子を例示でき、好まし
くは前者であり、低級アルキルチオ基、低級アルコキシ
基としてはR1と同様の基を挙げることができる。また低
級アルコキシ基については他の低級アルコキシ基で置換
されていてもよく、その置換できる低級アルコキシ基と
してはメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、2
−ヒドロキシエトキシ基などを挙げることができる。ま
た本発明の化合物は、遊離の状態であつても、塩の形、
例えば酸付加塩の形になつていてもよい。このような塩
についても同様に薬理作用を示し、医薬品として用いる
事ができる。酸付加塩としては塩酸、硫酸、リン酸の如
き鉱酸、酢酸、マレイン酸、リンゴ酸の如き有機酸を例
示することができる。以下表1に本発明の化合物の一例
を示す。
〔製造方法・その1〕 本発明の化合物は後記の如く製造する事ができる。
出発原料は、2,4,8−トリハロゲノピリド〔3,2,d〕ピリ
ミジン〔式(式中R3は水素、Xはハロゲン)〕又は、
7−アルコキシカルボニル−2,4,8−トリハロゲノピリ
ド〔3,2−d〕ピリミジン〔式(式中R3はアルコキシ
カルボニル、Xはハロゲン)〕を用いる。この化合物
を溶媒に溶解または懸濁した後、R2Hに相当するジアル
キルアミンを混合する事により化合物を得ることがで
きる。また、この反応は塩基を共存させてもよい。この
反応に用いる溶媒としては、クロロホルム、塩化メチレ
ンの如きハロゲン化炭化水素、ベンゼン、トルエンの如
き芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチルケトンの如
きアルキルケトン類、酢酸エチル、酢酸プロピルの如き
エステル類、ジエチルエーテル、ジ−n−プロピルエー
テルの如きエーテル類、ジメチルスルホキシド、ジメチ
ルホルムアミドなどを挙げる事ができる。また、この反
応に用いることができる塩基としては、トリエチルアミ
ン、N,N−ジメチルアニリンの如き第三級アミイ類、炭
酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムの如きアルカリ金属
の炭酸塩あるいは重炭酸塩を挙げることができ、これら
は、化合物1モルに対して0ないし2モル用いるのが
好ましい。R2Hに相当するジアルキルアミンは、塩基を
化合物1モルに対して0ないし1モル用いるときに
は、化合物1モルに対して、塩基のモル数とジアルキ
ルアミンのモル数の合計モル数が2モルになるように、
それ以外のときは、化合物1モルに対して1モル用い
るのが好ましい。反応温度は−50ないし50℃で10ないし
120分反応させるのが好ましい。反応後は、溶媒を除去
し、クロロホルム、塩化メチレン、トルエン、ベンゼン
などに溶解し、炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄する
か、反応混合物に水を加えた後に有機溶媒で抽出し、有
機層を硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウムなどで乾燥
し、減圧濃縮する事によつて化合物を得る事ができ
る。
化合物を溶媒に溶解又は懸濁して、低級アルキルアル
コールのアルカリ金属塩、低級アルキルチオールのアル
カリ金属塩、一般式〔II〕で表わされる化合物の水素付
加体であるピペラジン誘導体、あるいは、一般式〔II
I〕で表わされる化合物の水素付加体であるアミノスペ
ラジン誘導体を反応させる事により本発明の化合物(I
a)(式中R1は前記と同様)を得る事ができる。ここで
ピペラジン誘導体、あるいは、アミノピペラジン誘導体
との反応では塩基を共存させてもよい。この反応で用い
る溶媒としては、化合物から化合物への反応に用い
た溶媒の他に、メタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノ
ール、sec−ブタノール、t−ブタノールなどのアルコ
ール類を挙げる事ができる。また、低級アルコールおよ
び低級アルキルチオールのアルカリ金属塩としては、リ
チウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩を挙げることがで
きる。この反応に用いる塩基としては、化合物から化
合物への反応で用いた塩基の他に、水酸化ナトリウム
などのアルカリ金属の水酸化物を挙げる事ができる。こ
れらの塩基は、化合物1モルに対して1ないし10モル
用いるのが好ましい。また、低級アルキルアルコールの
アルカリ金属塩、低級アルキルチオールのアルカリ金属
塩、ピペラジン誘導体、アミノピペリジン誘導体はそれ
ぞれ化合物1モルに対して1ないし10モル用いるのが
好ましい。この反応は0ないし200℃で加圧下もしくは
常圧下で0.1ないし10時間行うのが好ましい。反応後
は、化合物から化合物への反応と同様にして本発明
の一般式(Ia)で表わされるピリドピリミジン誘導体を
得るか、直接反応混合物から結晶として前記式(Ia)の
本発明化合物を得る事ができる。
この化合物(Ia)を溶媒に溶解または懸濁して、低級ア
ルコキシ基で置換されていてもよい低級アルキルアルコ
ールのアルカリ金属塩、低級アルキルチオールのアルカ
リ金属塩、ピペラジンを反応させる事により、他の本発
明の化合物(Ib)を得る事ができる。ピペラジンとの反
応については、塩基または塩を共存させてもよい。この
反応に用いる塩基としては、化合物から化合物(Ia)
への反応のものと同様のものを、塩としてはヨウ化カリ
ウム、ヨウ化ナトリウムなどを挙げることができ、化合
物1モルに対して1ないし20モル用いるのが好まし
い。この反応に用いる溶媒としては、化合物から化合
物(Ia)への反応で用いた溶媒の他に、ジエチレングリ
コール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノエチルエーテルなどを用いるこ
とができる。前記該置換低級アルキルアルコールのアル
カリ金属塩、低級アルキルチオールのアルカリ金属塩、
ピペラジンはそれぞれ化合物(Ia)1モルに対して1な
いし20モル用い、20ないし250℃で、加圧下もしくは常
圧下で行うのが好ましい。反応後は、化合物から化合
物への反応と同様にして化合物(Ib)を得ることがで
きる。
〔製造方法・その2〕 本発明の化合物のうち、一般式〔I〕〔式中R1は一般式
式〔II〕(式中R5はフロイル基又は低級アルコキシカル
ボニル基である。)である。〕で表わされる化合物(I
c)は下記の如く製造する事ができる。
すなわち製造方法・その1で記述した方法により得られ
た化合物(Ia)および(Ib)を溶媒に溶解又は懸濁し、
塩化フロイル、塩化低級アルコキシカルボニルと反応さ
せる事により本発明の化合物(Ib)を得ることができ
る。但し、基R4がピペラジノ基である場合は該ピペラジ
ノ基のイミノ基を保護、脱保護させることが必要であ
る。この反応には塩基を共存させてもよい。この反応に
用いる溶媒としては、ピリジン、トルエン、ベンゼン、
テトラヒドロフラン、クロロホルム、塩化メチレンなど
を挙げることができる。また、共存させる塩基として
は、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニ
リン、N,N−ジメチルアミノピリジンなどを挙げること
ができ、化合物(Ia)および(Ib)1モルに対して0.5
ないし5モル用いるのが好ましい。塩化フロイル、塩化
低級アルコキシカルボニルは、化合物(Ia)および(I
b)1モルに対して1ないし5モル用いるのが好まし
く、0ないし150℃で1ないし10時間反応させるのが好
ましい。反応後は、溶媒を除去し、クロロホルムに溶解
させ、炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、有機層を乾
燥後濃縮して本発明のピリドピリミジン誘導体(Ic)で
表わされる化合物を得る事ができる。
〔製造方法・その3〕 本発明の化合物のうち一般式〔I〕〔式中R1は一般式
〔II〕(式中R5は水素原子である。)であり、R3が水素
原子である。〕で表わされる本発明の化合物(Id)は、
下記の如く製造する事ができる。
すなわち製造方法・その1で記述した方法により得られ
た化合物(Ic)〔一般式〔I〕{式中R1は一般式〔II〕
(式中R5は、フロイル基又は低級アルコキシカルボニル
基である。)である。}で表わされる化合物〕を酸性、
もしくは塩基性条件で加水分解することにより本発明の
化合物(Id)を得ることができる。この反応に用いられ
る酸性条件としては、20ないし0.5N硫酸、20ないし0.5N
の硝酸、12ないし0.5N塩酸が挙げられ20ないし200℃で
1ないし20時間常圧又は加圧下で行うのが好ましい。ま
か塩基性条件としては、10ないし0.1N水酸化ナトリウム
又は水酸化カリウム水溶液が挙げられ、20ないし200℃
で1ないし20時間、常圧又は加圧下で行うのが好まし
い。反応後は中和し、クロロホルムで抽出し、得られた
有機層を乾燥後減圧濃縮して化合物(Id)を得る事がで
きる。
〔有用性〕
本発明の化合物は、血小板凝集抑制作用、血栓溶解作用
を有し、循環器系の疾患を予防ないし治療する医薬品と
して有用である。以下にその試験結果について記す。
<血小板凝集抑制および解離作用> 血小板凝集抑制作用は、ウサギの血液から得られた多血
小板血漿を用いて、ADP、コラーゲン、アラキドン酸の
血小板凝集に対する被検物質の影響を観察した。その結
果、表1の被検物質Aは三種の凝集惹起剤による血小板
凝集に対して非常に強い抑制効果を表わした。また、被
検物質B、D、F、Gにも強い抑制効果が認められた。
また、血小板凝集解離作用もあわせ持つており、血栓生
成の予防のみでなく生成した血栓をも溶解することがで
きる。
〔実施例等〕 参考例1 2,8−ジクロロ−4−(1−オキシドチオモル
ホリノ)ピリド(3,2−d)ピリミジン 2,4,8−トリクロロピリド〔3,2−d〕ピリミジン4.2gを
アセトン45mlに溶解し、そこへ氷冷下、1−オキシドチ
オモルホリン2.1g、トリエチルアミン2.0g、アセトン5.
0mlの混合物をゆつくり加えた。氷冷下1時間攪拌後、
水200mlを加えた。その反応混合物をクロロホルム100ml
で3回抽出し、クロロホルム層を無機硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧濃縮して褐色固型物4.2gを得た。1H−nmr
(CDCl3,δppm)3.00(4H,m)、4.45(2H,m)、5.70
(2H,m)、7.79(1H,d,J=5Hz)、8.62(1H,d,J=5Hz) 参考例2 2,8−ジクロロ−4−モルホリノピリド〔3,2−
d〕ピリミジン 1−オキシドチオモルホリンのかわりにモルホリンを用
いて参考例1と同様に行つた。1H−nmr(CDCl3,δpp
m)3.88(4H,m)、4.55(4H,m)、7.68(1H,d,J=5H
z)、8.50(1H,d,J=5Hz) 参考例3 2,8−ジクロロ−4−ピペリジノピリド〔3,2−
d〕ピリミジン 1−オキシドチオモルホリンのかわりにピペリジンを用
いて参考例1と同様に行つた。1H−nmr(CDCl3,δpp
m)2.80(6H,m)、4.40(4H,m)、7.68(1H,d,J=5H
z)、8.53(1H,d,J=5Hz) 参考例4 2,8−ジクロロ−4−ジエチルアミノピリド
〔3,2−d〕ピリミジン 1−オキシドチオモルホリンのかわりにジエチルアミン
を用いて参考例1と同様に行つた。1H−nmr(CDCl3
δppm)1.35(6H,t,J=7Hz)、4.08(4H,m)、7.65(1
H,d,J=5Hz) 参考例5 2,8−ジクロロ−7−エトキシカルボニル−4
−モルホリノピリド〔3,2−d〕ピリミジン 2,4,8−トリクロロピリド〔3,2−d〕ピリミジンのかわ
りに2,4,8−トリクロロ−7−エトキシカルボニルピリ
ド〔3,2−d〕ピリミジンを用いて参考例2と同様に行
つた。1H−nmr(CDCl3,δppm)1.48(3H,t,J=8H
z)、3.80(4H,m)、4.2〜4.7(6H,m)、8.82(1,
s) 実施例1 8−クロロ−4−(1−オキシドチオモルホリ
ノ)−2−ピペラジノピリド〔3,2−d〕ピリミジン 2,8−ジクロロ−4−(1−オキシドチオモルホリノ)
ピリド〔3,2−d〕ピリミジン1.0gをジメチルスルホキ
シド10mlに懸濁させそこへピペラジン1.36gを加えた。
室温で15分攪拌後、水200mlを加え、クロロホルム100ml
で3回抽出した。クロロホルム層を一緒にして水100ml
で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮した。
得られた残渣をトルエンから再結晶して微黄色結晶0.73
gを得た。1H−nmr(CDCl3,δppm)2.95(8H,m)、3.9
8(4H,m)、4.40(2H,m)、5.23(2H,m)、7.48(1H,d,
J=5Hz)、8.15(1H,d,J=5Hz) 実施例2 8−クロロ−4−モルホリノ−2−ピペラジノ
ピリド〔3,2−d〕ピリミジン 2,8−ジクロロ−4−(1−オキシドチオモルホリノ)
ピリド〔3,2−d〕ピリミジンのかわりに、2,8−クロロ
−4−モルホリノピリド〔3,2−d〕ピリミジンを用い
て実施例1と同様に行い、黄色結晶(融点144〜146℃)
を得た。1 H−nmr(CDCl3,δppm)2.98(4H,m)、3.87(8H,
m)、4.35(4H,m)、7.45(1H,d,J=5Hz)、8.11(1H,
d,J=5Hz) 実施例3 8−クロロ−2−ホモヒペラジノ−4−モルホ
リノピリド〔3,2−d〕ピリミジン ピペラジンのかわりにホモピペラジンを用いて実施例2
と同様に行い、黄色結晶(融点112〜115℃)を得た。1.
85(2H,m)、2.90(4H,m)、3.88(8H,m)、4.32(4H,
m)、7.45(1H,d,J=5Hz)、8.12(1H,d,J=5Hz) 実施例4 8−クロロ−2−メトキシ−4−(1−オキシ
ドチオモルホリノ)ピリド〔3,2−d〕ピリミジン 2,8−ジクロロ−4−(1−オキシドチオモルホリノ)
ピリド〔3,2−d〕ピリミジン1gと無水エタノール30ml
に懸濁し、そこへ金属ナトリウム0.15gの無水メタノー
ル(30ml)溶液を加え、15分間還流した。減圧濃縮後、
水100mlを加え、クロロホルム50mlで3回抽出した。ク
ロロホルム層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃
縮して、微黄色固体0.87gを得た。1H−nmr(CDCl3,δ
ppm)3.00(4H,m)、4.11(3H,s)、4.52(2H,m)、5.6
0(2H,m)、7.70(1H,d,J=5Hz)、8.45(1H,d,J=5H
z) 実施例5 8−クロロ−2−(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジニルアミノ)−4−ピペリジノピリド〔3,2
−d〕ピリミジン 2,8−ジクロロ−4−ピペリジノピリド〔3,2−d〕ピリ
ミジン2.9gをn−ブタノール30mlに懸濁させ、そこへさ
らに2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニルアミン
4.0g、トリエチルアミン5mlを加え4時間還流した。冷
却後、析出した結晶を濾別し、0.7gの黄色結晶(融点20
1〜203℃)を得た。さらに濾液を減圧濃縮した後、水20
0mlを加え、クロロホルム100mlで3回抽出した。クロロ
ホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮して
1.7gの黄色結晶(融点201〜203℃)を得た。1 H−nmr(CDCl3,δppm)1.00(2H,t,J=11Hz)、1.13
(6H,s)、1.30(6H,s)、1.71(6H,br,s)、2.08(2H,
dd,J=11Hz,3Hz)、4.28(4H,br,s)、4.35(1H,m)、
4.93(1H,m)、7.48(1H,d,J=5Hz)、8.16(1H,d,J=5
Hz) 実施例6 8−クロロ−4−ジエチルアミノ−2−(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジニルアミノ)ピリド
〔3,2−d〕ピリミジン 2,8−ジクロロ−4−ピペリジノピリド〔3,2−d〕ピリ
ミジンのかわりに2,8−ジクロロ−4−ジエチルアミノ
ピリド〔3,2−d〕ピリミジンを用いて実施例5と同様
に行つて黄色結晶(融点176〜178℃)を得た。1H−nmr
(CDCl3,δppm)1.00(2H,t,J=11Hz)、1.15(6H,
s)、1.30(6H,s)、1.32(6H,t,J=7Hz)、2.07(2H,d
d,J=11Hz,3Hz)、3.03(4H,br,q.,J=7Hz)、3.40(1
H,m)、3.90(1H,m)、7.46(1H,d,J=5Hz)8.15(1H,
d,J=5Hz) 実施例7 8−クロロ−2−(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジニルアミノ)−4−モルホリノピリド〔3,2
−d〕ピリミジン 2,8−ジクロロ−4−ピペリジノピリド〔3,2−d〕ピリ
ミジンのかわりに2,8−ジクロロ−4−モルホリノピリ
ド〔3,2−d〕ピリミジンを用いて実施例5と同様に行
つて黄色結晶(融点300℃以上)を得た。1H−nmr(CDC
l3,δppm)1.00(2H,t,J=11Hz)、1.16(6H,s)、1.3
2(6H,s)、2.08(2H,dd,J=11Hz,3Hz)、3.83(4H,
m)、4.40(4H,m)、4.45(1H,m)、5.00(1H,m)、7.5
0(1H,d,J=5Hz)、8.15(1H,d,J=5Hz) 実施例8 8−クロロ−2−(4−(2−フロイル)−ピ
ペラジノ−4−(1−オキシドチオモルホリノ)ピリド
〔3,2−d〕ピリミジン 8−クロロ−4−(1−オキシドチオモルホリノ)−2
−ピペラジノピリド〔3,2−d〕ピリミジン1.0gをクロ
ロホルム20mlに溶解し、トリエチルアミン0.33g−を加
えた。氷水で冷却しながら、フロイルクロライド0.43g
のクロロホルム10ml溶液をゆつくり加えた。氷冷下1時
間攪拌後、20mlのクロロホルムと、0.3gの炭酸水素ナト
リウム−水(30ml)溶液を加えた。クロロホルム層を分
離して、水層をクロロホルム100mlで2回抽出し、得ら
れたクロロホルム層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
減圧濃縮して、固型物を得た。それをトルエンから再結
晶して淡黄色結晶(融点252〜253℃)を1.1g得た。1
−nmr(CDCl3,δppm)2.95(4H,m)、3.98(8H,br,
s)、4.43(2H,m)、5.30(2H,m)、6.50(1H,m)、7.0
5(1H,d,J=4Hz)、7.50(1H,br,s)、7.52(1H,d,J=5
Hz)、8.20(1H,d,J=5Hz) 実施例9 8−クロロ−2−(4−エトキシカルボニルピ
ペラジノ)−4−(1−オキシドチオモルホリノ)ピリ
ド〔3,2−d〕ピリミジン ピペラジンのかわりに4−エトキシカルボニルピペラジ
ンを用いて実施例1と同様に行つた。1 H−nmr(CDCl3,δppm)1.30(3H,t,J=7Hz)、2.92
(4H,m)、3.57(4H,m)、3.90(4H,m)、4.16(2H,q,J
=7Hz)、4.45(2H,m)、5.28(2H,m)、7.51(1H,d,J
=5Hz)、8.18(1H,d,J=5Hz) 実施例10 2−(4−(2−フロイル)ピペラジノ)−8
−メチルチオ−4−モルホリノピリド〔3,2−d〕ピリ
ミジン 8−クロロ−2−(4−フロイル)ピペラジノ)−4−
モルホリノピリド〔3,2−d〕ピリミジン1.36g、ヨウ化
カリウム0.11g、メタノール10ml、ピリジン20mlの混合
物中へ、金属ナトリウム160mgのソタノール(15ml)溶
液と30%メチルメルカプタンのメタノール溶液1.1gの混
合物を加え、窒素加圧下(10kg/cm2)、260℃で6時間
反応させた。)冷却後、溶媒を除去し、水20mlを加えク
ロロホルム20mlで3回抽出した。クロロホルム層を無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮して得られた固型
物をトルエンから再結晶して淡黄色結晶(融点185〜187
℃)を0.6g得た。1H−nmr(CDCl3,δppm)2.44(3H,
s)、3.95(12H,m)、4.40(4H,m)、6.50(1H,m)、7.
02(1H,d,J=4Hz)、7.08(1H,d,J=5Hz)、7.49(1H,b
r,s)、8.18(1H,d,J=5Hz) 実施例11 2−(4−(2−フロイル)ピペリジノ)−8
−メチルチオ−4−(1−オキシドチオモルホリノ)ピ
リド〔3,2−d〕ピリミジン 8−クロロ−2−(4−(2−フロイル)ピペラジノ)
−4−モルホリノピリド〔3,2−d〕ピリミジンのかわ
りに8−クロロ−2−(4−(2−フロイル)ピペラジ
ノ−4−(1−オキシドチオモルホリノ)ピリド〔3,2
−d〕ピリミジンを用いて実施例10と同様に行い黄色結
晶(融点235〜240℃(分解))を得た。1 H−nmr(CDCl3,δppm)2.44(3H,s)、2.90(4H,
m)、3.92(8H,br,s)、4.55(2H,m)、5.30(2H,m)、
6.45(1H,m)、7.01(1H,d,J=4Hz)、7.06((1H,d,J
=5Hz)、7.43(1H,br,s)、8.15(1H,d,J=5Hz) 実施例12 2−(4−エトキシカルボニルピペラジノ)−
8−メチルチオ−4−(1−オキシドチオモルホリノ)
ピリド〔3,2−d〕ピリミジン 8−クロロ−2−(4−(2−フロイル)ピペラジノ)
−4−(1−オキシドチオモルホリノ)ピリド〔3,2−
d〕ピリミジンのかわりに8−クロロ−2−(4−エト
キシカルボニルピペラジノ−4−(1−オキシドチオモ
ルホリノ)ピリド〔3,2−d〕ピリミジンを用いて実施
例10と同様に行つて黄色結晶(融点239〜241℃)を得
た。1H−nmr(CDCl3,δppm)1.30(3H,t,J=7Hz)、
2.46(3H,s)、2.92(4H,m)、3.58(4H,m)、3.88(4
H,m)、4.17(2H,q,J=7Hz)、4.45(2H,m)、5.27(2
H,m)、7.10(1H,d,J=5Hz)、8.16(1H,d,J=5Hz) 実施例13 2−メトキシ−4−(1−オキシドチオモルホ
リノ)−8−ピペラジノピリド〔3,2−d〕ピリミジン 8−クロロ−2−メトキシ−4−(1−オキシドチオモ
ルホリノ)ピリド〔3,2−d〕ピリミジン1.13g、ピペラ
ジン1.56g、ジメチルスルホキシド15mlを混合し、130℃
で2時間反応させる。反応液を冷却後、水100mlを加
え、クロロホルム50mlで3回抽出する。クロロホルム層
と水50mlで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧濃縮する。得られた残渣をトルエンから再結晶して、
無色結晶(融点157〜158℃)0.52gを得た。1H−nmr(C
DCl3,δppm)2.95(4H,m)、3.15(4H,m)、3.55(4H,
m)、4.00(3H,s)、4.50(2H,m)、5.36(2H,m)、6.8
2(1H,d,J=5Hz)、8.30(1H,d,J=5Hz) 実施例14 2,8−ジメチルチオ−4−(1−オキシドチオ
モルホリノ)ピリド〔3,2−d〕ピリミジン 8−クロロ−2−(4−(2−フロイル)ピペラジノ−
4−(1−オキシドチオモルホリノ)ピリド〔3,2−
d〕ピリミジンのかわりに、2,8−ジクロロ−4−1−
オキシドチオモルホリノ)ピリド〔3,2−d〕ピリミジ
ンを用いて実施例10と同様に行い黄色結晶(融点210〜2
12℃)を得た。1H−nmr(CDCl3,δppm)2.50(3H,
s)、2.62(3H,s9)、2.95(4H,m)、4.45(2H,m)、5.
50(2H,m)、7.25(1H,d,J=5Hz)、8.42(1H,d,J=5H
z) 実施例15 4−ジエチルアミノ−8−(2−(2−ヒドロ
キシエトキシ)エトキシ−2−(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジニルアミノ)ピリド〔3,2−d〕ピリ
ミジン 8−クロロ−4−ジエチルアミノ−2−(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジニルアミノ)ピリド〔3,2−
d〕ピリミジン1.0gとジエチレングリコール5mlを混合
した。そこへ、金属ナトリウム0.1gのジエチレングリコ
ール(5ml)溶液を加え、180℃で4時間攪拌した。冷却
後、水50mlを加え、クロロホルム100mlで3回抽出し
た。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減
圧濃縮した残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
(1%トリエチルアミン−エタノール展開)して微黄色
固体(融点47〜52℃)750mlを得た。1H−nmr(CDCl3
δppm)1.02(2H,t,J=11Hz)、1.14(6H,s)、1.28(6
H,s)、1.30(6H,t,J=7Hz)、2.02(2H,dd,J=11Hz,7H
z)、3.7〜4.5(13H,m)、5.28(1H,m)、6.73(1H,d,J
=5Hz) 実施例16 8−メチルチオ−4−(1−オキシドチオモル
ホリノ)−2−ピペラジノピリド〔3,2−d〕ピリミジ
ン 2−(4−エトキシカルボニルピペラジノ)−8−メチ
ルチオ−4−(1−オキシドチオモルホリノ)ピリド
〔3,2−d〕ピリミジン0.09gと18N硫酸2mlを混合し、12
0℃で2時間反応させた。冷却後、水20mlを加えクロロ
ホルム10mlで洗浄した。水層を6N−水酸化ナトリウム水
溶液でpH=11とし、クロロホルム20mlで3回抽出した。
クロロホルム層を水洗後、硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧濃縮して黄色固体(融点222〜227℃)0.05gを得
た。1H−nmr(CDCl3,δppm)2.43(3H,s)、2.95(8
H,m)、3.82(4H,m)、4.43(2H,m)、5.23(2H,m)、
7.06(1H,d,J=5Hz)、8.17(1H,d,J=5Hz) 実施例17 8−メチルチオ−4−モルホリノ−2−ピペラ
ジノピリド〔3,2−d〕ピリミジン 2−(4−エトキシカルボニルピペラジノ)−8−メチ
ルチオ−4−(1−オキシドチオモルホリノ)ピリド
〔3,2−d〕ピリミジンのかわりに2−(4−エトキシ
カルボニルピペラジノ)−8−メチルチオ−4−モルホ
リノピリド〔3,2−d〕ピリミジンを用いて実施例16と
同様に行つて黄色結晶(融点193〜195℃)0.05gを得
た。1H−nmr(CDCl3,δppm)2.42(3H,s)、2.90(4
H,s)、3.79(8H,m)4.32(4H,m)、7.07(1H,d,J=5H
z)、8.16(1H,d,J=5Hz) 実施例18 8−クロロ−7−エトキシカルボニル−4−モ
ルホリノ−2−ピペラジノピリド〔3,2−d〕ピリミジ
ン・2塩酸塩 2,8−ジクロロ−4−(1−オキシチオモルホリノ)ピ
リド〔3,2−d〕ピリミジンのかわりに2,8−ジクロロ−
7−エトキシカルボニル−4−セルホリノピリド〔3,2
−d〕ピリミジンを用いて実施例1と同様に行い、得ら
れた結晶をエタノールに溶解し、塩化水素ガスを吹き込
んだ。エタノールを減圧濃縮し得られた結晶をエタノー
ル−トルエン(5:2)から再結晶して淡黄色結晶(融点3
00℃以上(分解))を得た。1H−nmr(CDCl3,δppm)
1.32(3H,t,J=7Hz)、3.30(4H,m)、3.5〜3.7(8H,
m)、4.2〜4.4(6H,m)、8.60(1H,s) 血小板凝集抑制試験 ウサギの血液から、遠心分離法により、多血小板血漿を
得る。この多血小板血漿0.25mlにCaCl2(1mM)を加えた
後、被検化合物(DMSO溶液に溶解)を2μl加えた。1
分間に凝集惹起剤(ADP、コラーゲン、アラキドン酸)
を加え、血小板凝集をアグリゴメーター(理化電気製)
で測定した。血小板凝集抑制作用は最大凝集を50%抑制
する被検化合物の濃度(IC50、μg/ml)で示した。結果
を表2に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−10189(JP,A) 特開 昭57−134485(JP,A) 特開 昭61−15883(JP,A) 米国特許3939268(US,A) 米国特許3843638(US,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式〔I〕 〔式中、R1は低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、
    一般式〔II〕 (式中、nは2又は3であり、R5は水素原子、フロイル
    基又は低級アルコキシカルボニル基である。)で表され
    る環状ジアミノ基、又は一般式〔III〕 (式中、R6、R7、R8およびR9は同一又は相異なつて水素
    原子又は低級アルキル基である。)で表わされる置換ピ
    ペリジノアミノ基であり、R2はジ低級アルキルアミノ
    基、モルホリノ基、1−オキシドチオモルホリノ基又は
    ピペリジノ基であり、R3は水素原子又は低級アルコキシ
    カルボニル基であり、R4は低級アルキルチオ基、低級ア
    ルコキシ基(該低級アルコキシ基はヒドロキシアルキル
    オキシ基で置換されていてもよい。)、ハロゲン原子又
    はピペラジノ基である。〕で表わされる新規ピリドピリ
    ミジン誘導体又はその薬理学的に許容しうる塩類。
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US3843638A (en) 1971-04-10 1974-10-22 Boehringer Sohn Ingelheim 2,4-diamino-substituted pyrido(3,2-d)pyrimidines and salts thereof
US3939268A (en) 1971-04-10 1976-02-17 Boehringer Ingelheim Gmbh 2,4-Diamino substituted pyridol(3,2-d)pyrimidine as antithrombotic agents

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DE3049207A1 (de) * 1980-12-27 1982-07-29 Dr. Karl Thomae Gmbh, 7950 Biberach Neue trisubstituierte pyrimido (5,4-d) pyrimidine, ihre herstellung und ihre verwendung als arzneimittel
DE3423092A1 (de) * 1984-06-22 1986-01-02 Dr. Karl Thomae Gmbh, 7950 Biberach Neue 8-alkylthio-2-piperazino-pyrimido(5,4-d) pyrimidine, ihre herstellung und diese verbindungen enthaltende arzneimittel

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US3843638A (en) 1971-04-10 1974-10-22 Boehringer Sohn Ingelheim 2,4-diamino-substituted pyrido(3,2-d)pyrimidines and salts thereof
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