JPH0755918A - 捜索救難用レーダ・トランスポンダ - Google Patents

捜索救難用レーダ・トランスポンダ

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Publication number
JPH0755918A
JPH0755918A JP5161741A JP16174193A JPH0755918A JP H0755918 A JPH0755918 A JP H0755918A JP 5161741 A JP5161741 A JP 5161741A JP 16174193 A JP16174193 A JP 16174193A JP H0755918 A JPH0755918 A JP H0755918A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
switch
switching
signal
changeover switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP5161741A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Okamura
寛 岡村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to NO942180A priority patent/NO308873B1/no
Priority to US08/257,905 priority patent/US5430446A/en
Priority to EP94109339A priority patent/EP0632289B1/en
Priority to DE69416620T priority patent/DE69416620T2/de
Publication of JPH0755918A publication Critical patent/JPH0755918A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/74Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/76Systems using reradiation of radio waves, e.g. secondary radar systems; Analogous systems wherein pulse-type signals are transmitted
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/02Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
    • G01S7/40Means for monitoring or calibrating
    • G01S7/4004Means for monitoring or calibrating of parts of a radar system

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守点検の容易な捜索救難用レーダ・トラン
スポンダを提供する。 【構成】 切り替えスイッチ7で漏洩する送信回路3の
送信電力を受信回路2に入力し、受信回路2で検波した
漏洩電力レベルを制御回路4で基準レベルと比較して、
捜索救難用レーダ・トランスポンダが正常に動作するか
否かを判断する。 【効果】 アンテナを除く捜索救難用レーダ・トランス
ポンダ本体の動作点検を内蔵された装置で行うことがで
き、容易にかつ確実、簡便に保守点検を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーダの送信信号を
受信するとともに自己の位置をレーダ側に知らせるため
の救難信号を発信する捜索救難用レーダ・トランスポン
ダ(以下「SART」と略記する)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のSARTを示すブロック図
であり、図9において、1aはレーダ信号受信用アンテ
ナ(以下、受信用アンテナという)、1bは救難信号送
信用アンテナ(以下、送信用アンテナという)、2は受
信用アンテナ1aで受信したレーダ信号を増幅、検波す
る受信回路、3は救難信号を発生して送信用アンテナ1
bに出力する送信回路、4は送信回路3及び受信回路2
の動作を制御する制御回路、5はこのSARTを動作さ
せるための動作スイッチ、6は受信回路2、送信回路3
及び制御回路4に電力を供給する電源である。
【0003】図10は送信用アンテナ1b及び受信用ア
ンテナ1aを共用した送受信用アンテナを用いた従来の
SARTであり、図10において、1はアンテナ、7は
送信回路3及び受信回路2のアンテナ1への接続を切り
替える切り替えスイッチである。
【0004】次に動作を説明する。SARTは、遭難時
に救難用レーダ(以下「レーダ」と略記する)からの送
信電波を受信して、レーダの受信周期内に特定の救難用
電波を発射してレーダ画面に自己の位置を表示させるよ
うに動作するものである。このため、SARTは、天候
や時間帯に左右されない全天候、24時間タイプの救難
品として人命救助を高精度で迅速に行うために有効な装
置として多く用いられ始めている。
【0005】図9と図10に示すSARTは、アンテナ
1を共用するか否かだけの違いであるので、図11のタ
イミング図についての動作の説明は図10に示すSAR
Tのみについて行い、図9に示すSARTの動作の説明
は省略する。
【0006】SARTは通常は非動作状態にあるが、遭
難時に遭難者が動作スイッチ5をオンすると、電源6よ
り電力が受信回路2、送信回路3及び制御回路4に供給
される。制御回路4は、まず受信回路2を動作状態とし
(図11(3))、同時に切り替えスイッチ7を受信回
路2側の接点aに切り替える。このときレーダからの送
信信号が発信されると(図11(1))、この電波はレ
ーダとSARTとの距離に比例した時間遅れの後にSA
RTのアンテナ1で受信される(図11(2))。アン
テナ1で受信された送信信号は受信回路2で増幅、検波
され、制御回路4に入力される。制御回路4では、受信
回路2から入力される信号の信号レベルが規定レベル以
上である場合は、救難信号を発生するために、切り替え
スイッチ7を送信回路3側の接点bに切り替え、同時に
送信回路3に送信開始信号を出力し(図11(5))、
送信回路3で生成された救難信号はアンテナ1から空間
に発信され(図11(4))、レーダで受信できるよう
にする。
【0007】なお、SARTの送受信動作での干渉によ
る誤動作を防止するため、制御回路4は受信時は送信回
路3の動作を停止させ、送信時は受信回路2の動作を停
止させるようにタイミングを制御する(図11(3)、
(5))。なお、上記の従来例に関連する先行技術を記
載した文献として、特開昭54−152886号公報、
特開平4−186184号公報がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のSARTは以上
のように構成されているので、遭難時に機能するように
作られているが、遭難に遭遇する頻度は稀であり、通常
は長期間非動作の状態で放置されている。したがって、
遭難時にSARTが十分機能するか否かはSART本体
の信頼性及び保管条件に委ねられることとなる。また、
SARTに用いられている電源は一般に一次電池であ
り、保存期間は有限でかつ保管状態によりその寿命が変
化する。このため、定期的にSARTの動作点検を行う
必要があるが、SARTを実装された場所(船舶、救命
ボート等)から取り外して本体の点検を行うことは大掛
かりとなってしまい、点検装置も大規模で高価なもので
あったという問題点があった。
【0009】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたものであり、遭難時以外に、レー
ダ信号を要さずに、容易にかつ迅速に動作が正常である
か否かを確認できるSARTを得ることを目的とする。
【0010】請求項2の発明は、切り替えスイッチから
受信回路への漏洩電力が大きい場合に、受信回路への入
力レベルを低減して実動作に近いレベルで点検できるS
ARTを得ることを目的とする。
【0011】請求項3ないし5の発明は、動作点検時に
送信信号が外部へ放射されないSARTを得ることを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るS
ARTは、SARTの動作を点検のための動作に切り替
える動作点検スイッチと、該動作点検スイッチがオンの
ときに、救難信号を発生するタイミング信号を送信回路
に出力し、切り替えスイッチを送信回路側に切り替える
切り替え信号を該切り替えスイッチに出力し、該切り替
えスイッチで漏洩した送信回路からの送信信号の漏洩電
力を増幅、検波するタイミング信号を受信回路に出力
し、該受信回路の出力信号レベルを所定の基準レベルと
比較して動作の適否を判定する指令信号を制御回路に出
力する点検機能回路とを設けたものである。
【0013】請求項2の発明に係るSARTは、切り替
えスイッチと受信回路との間に該受信回路の入力端子へ
の接続を切り替えスイッチ側と無反射終端器側とに切り
替える第二の切り替えスイッチを設け、点検機能回路
が、動作点検スイッチがオンのときに、第二の切り替え
スイッチを無反射終端器側に切り替える切り替え信号を
該第二の切り替えスイッチに出力するようにしたもので
ある。
【0014】請求項3の発明に係るSARTは、切り替
えスイッチと送信回路との間に該送信回路の送信電力の
一部を受信回路に供給する結合器を設け、結合器の受信
回路側の出力には第二の切り替えスイッチを設け、点検
機能回路が、動作点検スイッチがオンのときに、切り替
えスイッチを受信回路側に、第二の切り替えスイッチを
結合器側に切り替える切り替え信号を該切り替えスイッ
チ及び第二の切り替えスイッチに出力するようにしたも
のである。
【0015】請求項4の発明に係るSARTは、切り替
えスイッチと受信回路との間に該受信回路への入力端子
の接続を切り替えスイッチ側と送信回路側とに切り替え
る第二の切り替えスイッチを設け、切り替えスイッチと
送信回路との間に該送信回路の出力端子の接続を切り替
えスイッチ側と受信回路側とに切り替える第三の切り替
えスイッチを設け、点検機能回路が、動作点検スイッチ
がオンのときに、切り替えスイッチを受信回路側に切り
替える切り替え信号を該切り替えスイッチに出力し、第
二の切り替えスイッチを送信回路側に切り替える切り替
え信号を該第二の切り替えスイッチに出力し、第三の切
り替えスイッチを受信回路側に切り替える切り替え信号
を該第三の切り替えスイッチに出力するようにしたもの
である。
【0016】請求項5の発明に係るSARTは、第二の
切り替えスイッチと第三の切り替えスイッチとの間に送
信回路の送信電力の一部を受信回路に供給し、残りの送
信電力を無反射終端器に供給する結合器を設けたもので
ある。
【0017】
【作用】請求項1の発明におけるSARTは、送信回路
から送信信号を発生させると同時に切り替えスイッチで
漏洩した該送信信号の送信電力を受信回路で受信させ
て、受信信号レベルを基準レベルと比較して動作の適否
を判定するので、レーダ信号を受信することなく動作点
検でき、遭難時以外に、容易にかつ迅速に動作が正常で
あるか否かを確認できる。
【0018】請求項2の発明におけるSARTは、アン
テナの接続を切り替える切り替えスイッチの漏洩電力の
内さらに第二の切り替えスイッチで漏洩した漏洩電力を
受信回路に入力するので、切り替えスイッチから受信回
路への漏洩電力が大きい場合に、受信回路への入力レベ
ルを低減して実動作に近いレベルで点検できる。
【0019】請求項3の発明におけるSARTは、受信
回路へは結合器を介して送信電力の一部を入力させ、ア
ンテナの切り替えスイッチは受信回路側に切り替わり、
第二の切り替えスイッチは受信回路側には接続されない
ので、動作点検時に送信信号が外部へ放射されることが
ない。
【0020】請求項4の発明におけるSARTは、送信
回路の出力を切り替える第三の切り替えスイッチが受信
回路側に切り替えられ、受信回路側も第二の切り替えス
イッチによりアンテナと切り離されているので、動作点
検時に送信信号が外部へ放射されることがない。
【0021】請求項5の発明におけるSARTは、無反
射終端器が送信電力を吸収するので、動作点検時に送信
信号が外部へ放射されることがない。
【0022】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は送信用と受信用を兼ねたアン
テナ、2はアンテナ1で受信したレーダ信号を増幅、検
波する受信回路、3は救難信号を発生してアンテナ1に
出力する送信回路、4は送信回路3及び受信回路2の動
作を制御する制御回路、5はこのSARTを動作させる
ための動作スイッチ、6は受信回路2、送信回路3及び
制御回路4に電力を供給する電源、7は送信回路3及び
受信回路2のアンテナ1への接続を切り替える切り替え
スイッチ、8はSARTの動作を点検のための動作に切
り替える動作点検スイッチ、9は動作点検スイッチ8が
オンのときに、救難信号を発生するタイミング信号を送
信回路3に出力し、切り替えスイッチ7を送信回路3側
に切り替える切り替え信号を切り替えスイッチ7に出力
し、切り替えスイッチ7で漏洩した送信回路3からの送
信信号の漏洩電力を増幅、検波するタイミング信号を受
信回路2に出力し、受信回路2の出力信号レベルを所定
の基準レベルと比較して動作の適否を判定する指令信号
を制御回路4に出力する制御回路4内の点検機能回路で
ある。
【0023】次に動作について説明する。まず、遭難時
に遭難者が使用する動作状態では、遭難者が動作スイッ
チ5をオンすると、電源6より電力が受信回路2、送信
回路3及び制御回路4に供給される。制御回路4は、受
信回路2を動作状態とし、同時に切り替えスイッチ7を
受信回路2側の接点aに切り替える。このときレーダか
らの送信信号が発信されると、この電波はレーダとSA
RTとの距離に比例した時間遅れの後にSARTのアン
テナ1で受信される。アンテナ1で受信された送信信号
は受信回路2で増幅、検波され、制御回路4に入力され
る。制御回路4では、受信回路2から入力される信号の
信号レベルが規定レベル以上である場合は、救難信号を
発生するために、切り替えスイッチ7を送信回路3側の
接点bに切り替え、同時に送信回路3に送信開始信号を
出力し、送信回路3で生成された救難信号はアンテナ1
から空間に発信され、レーダで受信できるようにする。
【0024】次に、点検時の動作を図2のタイミング図
について説明する。動作点検スイッチ8をオンにする
と、点検機能回路9が動作点検信号を制御回路4に送出
し(図2(1))、制御回路4から救難信号を発生する
タイミング信号が送信回路3に出力され(図2
(2))、同時に切り替えスイッチ7を送信回路3側に
切り替える切り替え信号が該切り替えスイッチ7に出力
される。送信回路3は送信信号を生成し(図2
(3))、切り替えスイッチ7を介してアンテナ1から
外部に発信する。切り替えスイッチの切り替え接点b、
a間では電波の漏洩が存在し、送信電力の一部が漏洩し
て切り替え接点aに入力される。
【0025】受信回路2には、送信回路3に出力される
救難信号を発生するタイミング信号と同時に、点検機能
回路9から制御回路4を介して、送信信号の漏洩電力を
増幅、検波するタイミング信号が供給され(図2
(4))、このタイミング信号に従って受信回路2は、
切り替えスイッチ7で漏洩した送信回路3からの送信信
号の漏洩電力を増幅、検波して制御回路4に出力する
(図2(5))。制御回路4には点検機能回路9から受
信回路2の出力信号レベルを所定の基準レベルと比較し
て動作の適否を判定する指令信号が入力されているの
で、制御回路4は、受信回路2の受信信号VS の検波レ
ベルが基準レベルVr よりも大きいか否かを判定し(例
えばVr よりも大きいVu であれば正常、Vr よりも小
さいVl であれば異常)(図2(6))、その結果を図
示しない表示装置に表示する。
【0026】この実施例の動作の点検は、アンテナ1以
外のSARTのすべての構成部分を動作させて行うの
で、アンテナ1以外のすべての構成部品の特性不良や電
源の劣化等を判定できる。また、動作点検に要する時間
は瞬時であり、動作点検スイッチ8は短い一定時間後に
オフとなるように設定するので、点検動作に伴う電源6
の消耗はほとんど無視できる。
【0027】実施例2.図3はこの発明の実施例2の構
成を示すブロック図である。図3において、図1の実施
例と同一の構成要素には同一の番号を付してその説明を
省略する。10は切り替えスイッチ7の切り替え接点a
に一方の切り替え接点bが接続され、無反射終端器11
に他方の切り替え接点aが接続され、共通接点が受信回
路2の入力端子に接続された切り替えスイッチである。
【0028】次に動作を説明する。動作点検スイッチ8
がオンの時には、制御回路4を介して入力される点検機
能回路9からの切り替え信号により、切り替えスイッチ
10は共通接点cが無反射終端器11側に接続される状
態となる。この状態では、切り替えスイッチ7の切り替
え接点a、b間のアイソレーションが小さく、送信信号
の漏洩電力が大きい場合にも、漏洩電力は直接受信回路
2に入力せず、切り替えスイッチ10の接点a、b間で
の漏洩を介して入力するので、受信回路2へ入力される
送信信号レベルは低減されて実動作に近いレベルとな
り、最小受信感度レベルでの動作点検ができる。なお、
この実施例ではアンテナ1の負荷インピーダンスの変動
等により切り替えスイッチ7でのアイソレーション量が
変動することが考えられるが、この変動量は実用面では
問題とならない程度の量である。
【0029】実施例3.図4はこの発明の実施例3の構
成を示すブロック図である。図4において、図1の実施
例と同一の構成要素には同一の番号を付してその説明を
省略する。12は切り替えスイッチ7と送信回路3との
間に設けられ、該送信回路3の送信電力の一部を切り替
えスイッチ10を介して受信回路2に供給する結合器で
ある。この実施例では、切り替えスイッチ10の結合器
12に接続されない方の切り替え接点aは切り替えスイ
ッチ7の切り替え接点aに接続されている。
【0030】次に動作を説明する。動作点検スイッチ8
がオンとなると、制御回路4を介して点検機能回路9か
らの切り替え信号が切り替えスイッチ7及び10に入力
され、切り替えスイッチ7は受信回路2側の切り替え接
点aに接続され、切り替えスイッチ10は結合器12側
の切り替え接点bに接続される。したがって、送信回路
3で生成された送信信号は結合器12及び切り替えスイ
ッチ10を介して受信回路2に入力され、制御回路4で
動作点検がなされるが、切り替えスイッチ7は切り替え
接点a側に接続され、切り替えスイッチ10は切り替え
接点b側に接続されているため、アンテナ1には送信信
号は直接には印加されず、切り替えスイッチ7及び10
での漏洩電力分のみが印加されることとなり、アンテナ
1から動作点検用の送信信号が外部に発信されて救難信
号と誤解される虞れがない。なお、この実施例では、結
合器等の点検用部品が必要となるが、これらの部品は極
めて小型・低損失であるため、SART本来の性能を損
なうことなく実現できる。
【0031】実施例4.図5はこの発明の実施例4の構
成を示すブロック図である。図5において、図4の実施
例と同一の構成要素には同一の番号を付してその説明を
省略する。13は減衰器であり、結合器12と切り替え
スイッチ10のb接点との間に接続されている。
【0032】次に動作を説明する。この実施例では、結
合器12の受信回路2側の出力信号レベルは減衰器13
により受信回路2が動作する最適レベルまで減衰され
る。したがって、結合器12の受信回路2側の出力信号
レベルが大きい場合にも厳密な動作点検が可能となる。
【0033】実施例5.図6はこの発明の実施例5の構
成を示すブロック図である。図6において、図4の実施
例と同一の構成要素には同一の番号を付してその説明を
省略する。14は切り替えスイッチ7と送信回路3との
間に該送信回路3の出力端子の接続を切り替えスイッチ
7側と切り替えスイッチ10側とに切り替える切り替え
スイッチである。すなわち、この実施例では図4の実施
例の結合器12の代わりに切り替えスイッチ14が設け
られている。
【0034】次に動作を説明する。動作点検スイッチ8
がオンとなると、制御回路4を介して点検機能回路9か
らの切り替え信号が切り替えスイッチ7、10及び14
に入力され、切り替えスイッチ7は受信回路2側の切り
替え接点aに接続され、切り替えスイッチ10は切り替
えスイッチ14側の切り替え接点bに接続され、切り替
えスイッチ14は切り替えスイッチ10側の切り替え接
点bに接続される。したがって、送信回路3で生成され
た送信信号は切り替えスイッチ14及び切り替えスイッ
チ10を介して受信回路2に入力され、制御回路4で動
作点検がなされるが、切り替えスイッチ7は切り替え接
点a側に接続され、切り替えスイッチ10は切り替え接
点b側に接続され、切り替えスイッチ14は切り替えス
イッチ10側に接続されているため、アンテナ1には送
信信号は直接には印加されず、切り替えスイッチ7、1
0及び14での漏洩電力分のみが印加されることとな
り、アンテナ1から動作点検用の送信信号が外部に発信
されて救難信号と誤解される虞れがない。
【0035】実施例6.図7はこの発明の実施例6の構
成を示すブロック図である。図7において、図6の実施
例と同一の構成要素には同一の番号を付してその説明を
省略する。13は減衰器であり、切り替えスイッチ14
のb接点と切り替えスイッチ10のb接点との間に接続
されている。
【0036】次に動作を説明する。この実施例では、送
信回路3の出力信号レベルは減衰器13により受信回路
2が動作する最適レベルまで減衰される。したがって、
送信回路3の出力信号レベルが大きい場合にも厳密な動
作点検が可能となる。
【0037】実施例7.図8はこの発明の実施例7の構
成を示すブロック図である。図8において、図6の実施
例と同一の構成要素には同一の番号を付してその説明を
省略する。12は切り替えスイッチ10と切り替えスイ
ッチ14との間に接続され、送信回路3の送信電力の一
部を受信回路2に供給し、残りの送信電力を無反射終端
器11に供給する結合器である。
【0038】次に動作を説明する。動作点検時に送信回
路3から出力される送信信号は切り替えスイッチ14を
介して結合器12に入力され、その一部が切り替えスイ
ッチ10を介して受信回路2に入力され、動作の点検が
なされるが、送信信号電力の他の部分は無反射終端器1
1に吸収されてしまい、アンテナ1からはほとんど何の
信号も送信されない。なお、結合器12の結合量は受信
回路2が動作する最適レベルとなるように選択すればよ
い。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、送信回路から送信信号を発生させると同時に切り替
えスイッチで漏洩した該送信信号の送信電力を受信回路
で受信させて、受信信号レベルを基準レベルと比較して
動作の適否を判定する動作点検装置をSARTに内蔵し
たので、レーダ信号を受信することなく動作点検でき、
遭難時以外に、容易にかつ迅速に動作が正常であるか否
かを確認でき、有効な予防点検を行うことができる効果
がある。
【0040】請求項2の発明によれば、アンテナの接続
を切り替える切り替えスイッチの漏洩電力の内さらに第
二の切り替えスイッチで漏洩した漏洩電力を受信回路に
入力するので、切り替えスイッチから受信回路への漏洩
電力が大きい場合に、受信回路への入力レベルを低減し
て実動作に近いレベルで点検できる効果がある。
【0041】請求項3の発明によれば、受信回路へは結
合器を介して送信電力の一部を入力させ、アンテナの切
り替えスイッチは受信回路側に切り替わり、第二の切り
替えスイッチは受信回路側には接続されないので、動作
点検時に送信信号が外部へ放射されることがないという
効果がある。
【0042】請求項4の発明によれば、送信回路の出力
を切り替える第三の切り替えスイッチが受信回路側に切
り替えられ、受信回路側も第二の切り替えスイッチによ
りアンテナと切り離されるので、動作点検時に送信信号
が外部へ放射されることがないという効果がある。
【0043】請求項5の発明によれば、無反射終端器が
送信電力を吸収するので、動作点検時に送信信号が外部
へ放射されることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるSARTを示すブロ
ック図である。
【図2】図1の実施例1の動作を示すタイミング図であ
る。
【図3】この発明の実施例2によるSARTを示すブロ
ック図である。
【図4】この発明の実施例3によるSARTを示すブロ
ック図である。
【図5】この発明の実施例4によるSARTを示すブロ
ック図である。
【図6】この発明の実施例5によるSARTを示すブロ
ック図である。
【図7】この発明の実施例6によるSARTを示すブロ
ック図である。
【図8】この発明の実施例7によるSARTを示すブロ
ック図である。
【図9】従来のSARTを示すブロック図である。
【図10】従来の他のSARTを示すブロック図であ
る。
【図11】従来のSARTの動作を示すタイミング図で
ある。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信回路 3 送信回路 4 制御回路 7 切り替えスイッチ 8 動作点検スイッチ 9 点検機能回路 10 切り替えスイッチ 11 無反射終端器 12 結合器 14 切り替えスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ信号を受信し、救難信号を送信す
    るアンテナと、該アンテナで受信したレーダ信号を増
    幅、検波する受信回路と、前記救難信号を発生して前記
    アンテナに出力する送信回路と、該送信回路及び前記受
    信回路の前記アンテナへの接続を切り替える切り替えス
    イッチと、前記送信回路及び前記受信回路の動作を制御
    する制御回路とを備えた捜索救難用レーダ・トランスポ
    ンダにおいて、前記捜索救難用レーダ・トランスポンダ
    の動作を点検のための動作に切り替える動作点検スイッ
    チと、該動作点検スイッチがオンのときに、前記救難信
    号を発生するタイミング信号を前記送信回路に出力し、
    前記切り替えスイッチを前記送信回路側に切り替える切
    り替え信号を該切り替えスイッチに出力し、該切り替え
    スイッチで漏洩した前記送信回路からの送信信号の漏洩
    電力を増幅、検波するタイミング信号を前記受信回路に
    出力し、該受信回路の出力信号レベルを所定の基準レベ
    ルと比較して動作の適否を判定する指令信号を前記制御
    回路に出力する点検機能回路とを設けたことを特徴とす
    る捜索救難用レーダ・トランスポンダ。
  2. 【請求項2】 前記切り替えスイッチと前記受信回路と
    の間に該受信回路の入力端子への接続を前記切り替えス
    イッチ側と無反射終端器側とに切り替える第二の切り替
    えスイッチを設け、前記点検機能回路が、前記動作点検
    スイッチがオンのときに、前記第二の切り替えスイッチ
    を前記無反射終端器側に切り替える切り替え信号を該第
    二の切り替えスイッチに出力することを特徴とする請求
    項1記載の捜索救難用レーダ・トランスポンダ。
  3. 【請求項3】 前記切り替えスイッチと前記送信回路と
    の間に該送信回路の送信電力の一部を前記受信回路に供
    給する結合器を設け、前記切り替えスイッチと前記受信
    回路との間に該受信回路の入力端子への接続を前記結合
    器側と前記切り替えスイッチ側とに切り替える第二の切
    り替えスイッチを設け、前記点検機能回路が、前記動作
    点検スイッチがオンのときに、前記切り替えスイッチを
    受信回路側に切り替える切り替え信号を該切り替えスイ
    ッチに出力し、前記第二の切り替えスイッチを前記結合
    器側に切り替える切り替え信号を該第二の切り替えスイ
    ッチに出力することを特徴とする請求項1記載の捜索救
    難用レーダ・トランスポンダ。
  4. 【請求項4】 前記切り替えスイッチと前記受信回路と
    の間に該受信回路の入力端子への接続を前記送信回路側
    と前記切り替えスイッチ側とに切り替える第二の切り替
    えスイッチを設け、前記切り替えスイッチと前記送信回
    路との間に該送信回路の出力端子の接続を前記切り替え
    スイッチ側と前記受信回路側とに切り替える第三の切り
    替えスイッチを設け、前記点検機能回路が、前記動作点
    検スイッチがオンのときに、前記切り替えスイッチを受
    信回路側に切り替える切り替え信号を該切り替えスイッ
    チに出力し、前記第二の切り替えスイッチを前記送信回
    路側に切り替える切り替え信号を該第二の切り替えスイ
    ッチに出力し、前記第三の切り替えスイッチを前記受信
    回路側に切り替える切り替え信号を該第三の切り替えス
    イッチに出力することを特徴とする請求項1記載の捜索
    救難用レーダ・トランスポンダ。
  5. 【請求項5】 前記第二の切り替えスイッチと前記第三
    の切り替えスイッチとの間に前記送信回路の送信電力の
    一部を前記受信回路に供給し、残りの送信電力を無反射
    終端器に供給する結合器を設けたことを特徴とする請求
    項4記載の捜索救難用レーダ・トランスポンダ。
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