JPH075547Y2 - 光ピックアップのレーザーダイオード固定装置 - Google Patents

光ピックアップのレーザーダイオード固定装置

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JPH075547Y2
JPH075547Y2 JP5237788U JP5237788U JPH075547Y2 JP H075547 Y2 JPH075547 Y2 JP H075547Y2 JP 5237788 U JP5237788 U JP 5237788U JP 5237788 U JP5237788 U JP 5237788U JP H075547 Y2 JPH075547 Y2 JP H075547Y2
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JP
Japan
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laser diode
base
pressing member
optical pickup
fixing device
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JP5237788U
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JPH01159222U (ja
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典良 大山
浩三 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、光ピックアップの光源となるレーザーダイオ
ードを固定する光ピックアップのレーザーダイオード固
定装置に関し、特に光ピックアップを構成する種々の光
学部品が組み込まれる基台が合成樹脂材料で構成される
光ピックアップに好適なレーザーダイオード固定装置に
関する。
(ロ)従来の技術 信号記録媒体に記録された信号を光学的に再生する光ピ
ックアップは、光路用の孔が穿設された基台に種々の光
学部品が組み込まれて構成されている。光ピックアップ
において、光源となるレーザーダイオードは、例えば実
開昭62-29638号公報に示される如く、基台の孔にレーザ
ーダイオードの前方を挿入し、ビスにより基台に固定さ
れるオサエ板を用いて後方からレーザーダイオードを基
台に押圧することにより基台に取り付けられている。こ
こで、レーザーダイオードの後面は、基台の表面より突
出されるので、ビス止めを行ったときオサエ板をレーザ
ーダイオードの突出部分の形状に添って湾曲する様にオ
サエ板として薄い金属板等の湾曲自在の板体を使用した
り、あらかじめ、レーザーダイオードの突出部分の形状
に応じて湾曲されたオサエ板を使用したり、あるいはオ
サエ板を介してビスの頭がレーザーダイオードの後面上
に重なる様にしてレーザーダイオードを基台に固定する
様にしていた。
ところで、レーザーダイオードはレーザー光を発生する
際、発振させる為に熱が発生することが知られている。
従来、基台はアルミダイキャストで構成されていたの
で、レーザーダイオードからの発熱は基台から放熱され
ていた。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、合成樹脂材料を用いてもある程度、精度が出
せる様になったので、コストの低減化及び成形のし易さ
の為、基台を合成樹脂材料により構成したものが望まれ
ている。しかしながら、合成樹脂製の基台を使用した場
合、何らかのレーザーダイオード用の放熱手段を必要と
するが、その場合、単に放熱手段を別個に設けたのでは
コスト的なメリットも半減し、作業性の悪化も招いてし
まう。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成された光ピックアップのレ
ーザーダイオード固定装置で、レーザーダイオードを後
方から基台に押圧して固定する為の押圧部材を金属板で
構成すると共に該押圧部材に折曲可能にするべく切り込
みを設け、該切り込みを挾んだ両側で前記押圧部材を基
台に固定すると共に前記レーザーダイオードから発生し
た熱を前記押圧部材から放熱する様に成したものであ
る。
(ホ)作用 本考案は、レーザーダイオードを基台に固定する為の押
圧部材を金属板で構成し、押圧部材に放熱効果を持たせ
ると共に放熱効果が十分得られる様に押圧部材としてあ
る程度の厚みを有する金属板で構成するが、その場合、
基台の表面からのレーザーダイオードの突出部分の為に
前記押圧部材が不安定な状態になることによりレーザー
ダイオードの固定が不安定になることを防止する為に前
記押圧部材に切り込みを設け、押圧部材を基台に固定す
る際に該押圧部材を前記切り込みから折曲する様にして
前記押圧部材がレーザーダイオードを押圧する様にし、
かつ基台により支持される様にして安定する様にしてい
る。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図で、(1)
は光ピックアップの種々の光学部品が組み込まれる合成
樹脂製の基台、(2)は光源となるレーザーダイオー
ド、(3)は該レーザーダイオード(2)を後方から基
台に押圧して固定する為の押圧部材である。前記押圧部
材(3)は、平板のアルミ板により構成され、第2図
(イ)に示す平面図及び第2図(ロ)に示す側面図の如
く、中央にV字形の切り込み(4)が形成されていると
共にレーザーダイオード(2)の端子(2a)が挿入され
る孔(5)が形成され、かつ前記切り込み(4)を挾ん
で両側にビス(6)が挿入されるビス孔(7)が形成さ
れている。
レーザーダイオード(2)を基台(1)に固定する場
合、まず、レーザーダイオード(2)を前方からレーザ
ーダイオード(2)の台座(2b)が基台(1)に当接す
るまで基台(1)の光路を形成する孔(8)に挿入す
る。この状態において、前記レーザーダイオード(2)
は後面が基台(1)の表面より突出している。その後、
レーザーダイオード(2)の端子(2a)が押圧ぶさい
(3)の孔(5)を挿通する様に、かつ切り込み(4)
が形成されていない面がレーザーダイオード(2)と対
向する様にレーザーダイオード(2)の後方より該レー
ザーダイオード(2)の台座(2b)を基台(1)に押圧
するべく押圧部材(3)を配置する。そして、基台
(1)のビス孔と押圧部材(3)のビス孔(7)との位
置合わせを行った後、ビス(6)を基台(1)に螺着す
れば、レーザーダイオード(2)の基台(1)への固定
が完了する。
ところで、押圧部材(3)をビス(6)で固定していな
い状態において、レーザーダイオード(2)の後面が基
台(1)の表面より突出している為、押圧部材(3)は
レーザーダイオード(2)の後面のみに当接する状態に
なるが、ビス(6)の基台(1)への螺着が遂行される
のに連れて前記押圧部材(3)は強度の弱い切り込み
(4)から折曲する。そして、やがて、前記押圧部材
(3)の端部が基台(1)に当接されてビス(6)の基
台(1)への螺着が完了する。その為、レーザーダイオ
ード(2)の基台(1)への固定が完了した状態におい
て、押圧部材(3)は両端が基台(1)に当接されてい
るので安定しており、また、レーザーダイオード(2)
は台座(2b)の前面が基台(1)に当接されると共に台
座(2b)の後面の同一直径上の両端が押圧部材(3)に
より支持されているので安定している。
また、レーザーダイオード(2)の基台(1)への固定
が完了した状態において、レーザーダイオード(2)は
台座(2b)が直接、押圧部材(3)に接触している。そ
して、前記押圧部材(3)は熱伝導率の良いアルミ板に
より構成されているので、基台(1)が合成樹脂材料に
より構成されていてもレーザーダイオード(2)から発
生された熱は、速やかに押圧部材(3)に伝達され、放
熱される。
第3図は本考案の別の実施例を示す部分断面図であり、
押圧部材(9)が上述した実施例のレーザーダイオード
固定装置のものと異なる。前記押圧部材(9)は、平板
のアルミ板により構成され、互いに平行な2本のV字形
の切り込み(10)及び(11)が形成されていると共に中
央にレーザーダイオード(2)の端子(2a)が挿入され
る孔(12)が形成され、かつ前記切り込み(10)及び
(11)を両方挟んで両側にビス(6)が挿入されるビス
孔(13)が形成されている。この様に前記押圧部材
(9)を形成することにより第3図に示す如く、該押圧
部材(9)を基台(1)にビス(6)で固定した状態に
おいて、前記押圧部材(9)の切り込み(10)及び(1
1)間部分とレーザーダイオード(2)の台座(2b)と
が密着するので、レーザーダイオード(2)の基台
(1)への固定がより確実なものとなる。尚、第3図に
おいて第1図と同一部品には、同一の図番を付してい
る。
(ト)考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、レーザーダイオード
を後方から基台に押圧して固定する為の押圧部材を金属
板で構成すると共に該押圧部材に折曲可能にするべく切
り込みを設けているので、前記押圧部材として放熱効果
が十分な厚手の金属板を用いても該押圧部材によりレー
ザーダイオードを確実に基台に固定することが出来るレ
ーザーダイオード固定装置が提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図、第2図
(イ)及び(ロ)は本考案の押圧部材のそれぞれ平面図
及び側面図、第3図は本考案の別の実施例を示す部分断
面図である。 主な図番の説明 (1)……基台、(2)……レーザーダイオード、
(3)(9)……押圧部材、(4)(10)(11)……切
り込み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号記録媒体に照射する光ビームを発生さ
    せる光源としてレーザーダイオードを使用する光ピック
    アップにおいて、該レーザーダイオードを後方から基台
    に押圧して固定する為の押圧部材を金属板で構成すると
    共に該押圧部材に折曲可能にするべく切り込みを設け、
    該切り込みを挾んだ両側で前記押圧部材を基台に固定す
    ると共に前記レーザーダイオードから発生した熱を前記
    押圧部材から放熱する様に成した光ピックアップのレー
    ザーダイオード固定装置。
JP5237788U 1988-04-19 1988-04-19 光ピックアップのレーザーダイオード固定装置 Expired - Lifetime JPH075547Y2 (ja)

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JPH01159222U JPH01159222U (ja) 1989-11-02
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