JPH0755201Y2 - 木質プレハブ用コーナーパネル - Google Patents
木質プレハブ用コーナーパネルInfo
- Publication number
- JPH0755201Y2 JPH0755201Y2 JP1988008842U JP884288U JPH0755201Y2 JP H0755201 Y2 JPH0755201 Y2 JP H0755201Y2 JP 1988008842 U JP1988008842 U JP 1988008842U JP 884288 U JP884288 U JP 884288U JP H0755201 Y2 JPH0755201 Y2 JP H0755201Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner panel
- corner
- wood
- prefabricated
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は木質プレハブ建築物の外壁隅角部に使用するコ
ーナーパネルに関する。
ーナーパネルに関する。
現今、木質建築物は施工精度の向上、工期の短縮引いて
はコスト低下を目的としてプレハブ化が進められている
が、躯体工事においては、例えば壁用パネル等の極く一
部を除いて殆んどが現場施工されているのが現状であ
る。
はコスト低下を目的としてプレハブ化が進められている
が、躯体工事においては、例えば壁用パネル等の極く一
部を除いて殆んどが現場施工されているのが現状であ
る。
殊に外壁の出隅、入隅等の隅角部は建築物の主強度を受
持つ重要な部位であるが、従来は現場において、壁用パ
ネルを直角に組合わせ連結して構築するものなので施工
精度に信頼性がなく、かつ該隅角部が施工困難な部位で
あるので多くの労力を要し、施工コストが高価となり、
しかも強度・剛性に欠ける欠点があった。
持つ重要な部位であるが、従来は現場において、壁用パ
ネルを直角に組合わせ連結して構築するものなので施工
精度に信頼性がなく、かつ該隅角部が施工困難な部位で
あるので多くの労力を要し、施工コストが高価となり、
しかも強度・剛性に欠ける欠点があった。
上記の欠点を解消する本考案の木質プレハブ用コーナー
パネルは、木質プレハブ建築物の外壁隅角部に使用する
ための、予め単一部材として組立られた木質プレハブ用
コーナーパネルであって、左右の縦材と上下材とで形成
された二つの枠体の夫々一方の縦材を互に連結して断面
Ｌ形の複合枠体を形成し、該断面Ｌ形の複合枠体の屋内
外面に板材を付設したものである。
パネルは、木質プレハブ建築物の外壁隅角部に使用する
ための、予め単一部材として組立られた木質プレハブ用
コーナーパネルであって、左右の縦材と上下材とで形成
された二つの枠体の夫々一方の縦材を互に連結して断面
Ｌ形の複合枠体を形成し、該断面Ｌ形の複合枠体の屋内
外面に板材を付設したものである。
上記連結部の縦材に別の縦材を添設すると、隅角部の強
度・剛性が向上するので好都合である。
度・剛性が向上するので好都合である。
板材を付設して形成した複合枠体内の密閉空間内に断熱
材を充填すると、寒冷地に適したコーナーパネルが工場
内で生産されるので、現場施工の工数が大幅に節減でき
て経済的である。
材を充填すると、寒冷地に適したコーナーパネルが工場
内で生産されるので、現場施工の工数が大幅に節減でき
て経済的である。
以下添付図面について本考案の実施例を説明する。
第１図は第２図のＩ−Ｉ線について示した本考案のコー
ナーパネルの断面図、第２図は第１図の側面図、第３図
は第１図の斜視図、第４図は第３図の平面図、第５図は
横材を備えた第３図と類似の斜視図、第６図は建築物の
外壁隅角部を示した平面図である。
ナーパネルの断面図、第２図は第１図の側面図、第３図
は第１図の斜視図、第４図は第３図の平面図、第５図は
横材を備えた第３図と類似の斜視図、第６図は建築物の
外壁隅角部を示した平面図である。
第６図に示すように、本考案は外壁隅角部に使用するも
ので、使用部位によって出隅用Ａと入隅用Ｂの二種類が
あるが、類似構造なので出隅用について説明する。
ので、使用部位によって出隅用Ａと入隅用Ｂの二種類が
あるが、類似構造なので出隅用について説明する。
本考案のコーナーパネルは工場生産を意図したもので、
上下材1A,1Bと左右の縦材2Aとで四周を形成された角形
の第１枠体３と、上下材1A,1Bと左右の縦材2Bとで四周
を形成された角形の第２枠体４とを含む。上記の枠体形
成は上下材と縦材とを釘打ちによって結合し、第２枠体
４の上下材1A,1Bは第１枠体３の上下材1A,1Bよりも若干
長く形成することが好ましい。
上下材1A,1Bと左右の縦材2Aとで四周を形成された角形
の第１枠体３と、上下材1A,1Bと左右の縦材2Bとで四周
を形成された角形の第２枠体４とを含む。上記の枠体形
成は上下材と縦材とを釘打ちによって結合し、第２枠体
４の上下材1A,1Bは第１枠体３の上下材1A,1Bよりも若干
長く形成することが好ましい。
第２枠体４の一方の縦材2Bの内側に縦材2Bと同一寸法の
別の縦材2Cを本実施例の場合２個を釘打ちして取付け
る。このようにした理由は、本考案ではツーバイフォー
型の縦材を使用しているので、後述する断面Ｌ形のコー
ナーパネルの角部の強度・剛性を向上するためと、枠体
の屋内外に板材の付設するのを容易にするために幅の増
加を計ったためである。
別の縦材2Cを本実施例の場合２個を釘打ちして取付け
る。このようにした理由は、本考案ではツーバイフォー
型の縦材を使用しているので、後述する断面Ｌ形のコー
ナーパネルの角部の強度・剛性を向上するためと、枠体
の屋内外に板材の付設するのを容易にするために幅の増
加を計ったためである。
上記のように形成した二つの角形枠体3,4の夫々の一方
の縦材2Aと2Bを釘打ちして互に連結して断面Ｌ形の複合
枠体を構成する。さらに複合枠体の屋内外面に合板等の
板材5,6を釘、接着剤等を利用して付設してコーナーパ
ネルを完成する。
の縦材2Aと2Bを釘打ちして互に連結して断面Ｌ形の複合
枠体を構成する。さらに複合枠体の屋内外面に合板等の
板材5,6を釘、接着剤等を利用して付設してコーナーパ
ネルを完成する。
寒冷地の建築物に使用する場合には複合枠体内の密閉空
間にグラスウール、発泡ウレタン等の断熱材７を充填す
る。
間にグラスウール、発泡ウレタン等の断熱材７を充填す
る。
このように形成したコーナーパネルを夫々の隅角部に配
設し、コーナーパネル間を適宜の壁パネル８で接合して
建築物の躯体を形成する。
設し、コーナーパネル間を適宜の壁パネル８で接合して
建築物の躯体を形成する。
第５図は枠体３及び４の中間部に夫々横材９を設けて枠
体の捩れ強度の向上を計ったものである。
体の捩れ強度の向上を計ったものである。
本考案は上記のように構成してコーナーパネルを工場生
産したので、施工が最も困難な建築物の隅角部の品質、
精度及び強度・剛性が確保され、この結果隅角部の直角
の確保に要する労力が著しく軽減され、かつ正確な隅角
の納りが期待でき、建築物全体に及ぼす狂い及び誤差が
少ない。
産したので、施工が最も困難な建築物の隅角部の品質、
精度及び強度・剛性が確保され、この結果隅角部の直角
の確保に要する労力が著しく軽減され、かつ正確な隅角
の納りが期待でき、建築物全体に及ぼす狂い及び誤差が
少ない。
又このように隅角部の組立て及び精度確保が容易なこと
及びそれが工場内生産で実施できるので工期が短縮でき
また施工コストを低減することができる。
及びそれが工場内生産で実施できるので工期が短縮でき
また施工コストを低減することができる。
第１図は第２図のＩ−Ｉ線について示した本考案のコー
ナーパネルの断面図、第２図は第１図の側面図、第３図
は板材を除いて示した第１図の斜視図、第４図は第３図
の平面図、第５図は横材を備えた第３図と類似の斜視図
で板材を除いて示し、第６図は建築物の外壁隅角部を示
した平面図である。 1A……上材、1B……下材、2A,2B……縦材、2C……別の
縦材、3,4……枠体、5,6……板材、７……断熱材。
ナーパネルの断面図、第２図は第１図の側面図、第３図
は板材を除いて示した第１図の斜視図、第４図は第３図
の平面図、第５図は横材を備えた第３図と類似の斜視図
で板材を除いて示し、第６図は建築物の外壁隅角部を示
した平面図である。 1A……上材、1B……下材、2A,2B……縦材、2C……別の
縦材、3,4……枠体、5,6……板材、７……断熱材。
Claims (3)
- 【請求項１】木質プレハブ建築物の外壁隅角部に使用す
るための、予め単一部材として組立られた木質プレハブ
用コーナーパネルであって、 左右の縦材（2A,2B）と上下材（1A,1B）とで形成された
二つの枠体（3,4）の夫々一方の縦材を互に連結して断
面Ｌ形の複合枠体を形成し、該断面Ｌ形の複合枠体の屋
内外面に板材（5,6）を付設してなる木質プレハブ用コ
ーナーパネル。 - 【請求項２】上記連結部の縦材に別の縦材（2C）を添設
して補強した請求項１に記載の木質プレハブ用コーナー
パネル。 - 【請求項３】板材を付設して形成した複合枠体内の密閉
空間に断熱材（７）が充填されてなる請求項１又は２に
記載の木質プレハブ用コーナーパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988008842U JPH0755201Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 木質プレハブ用コーナーパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988008842U JPH0755201Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 木質プレハブ用コーナーパネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01114703U JPH01114703U (ja) | 1989-08-02 |
| JPH0755201Y2 true JPH0755201Y2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=31215059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988008842U Expired - Lifetime JPH0755201Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 木質プレハブ用コーナーパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755201Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006214108A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Build Up:Kk | 枠組壁工法による建物 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57205660A (en) * | 1981-06-12 | 1982-12-16 | Sekisui House Kk | Panel for corner section |
| JPS61124501U (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-05 | ||
| JPS6458767A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-06 | Daiken Trade & Industry | Method of assembling wall surface of housing |
-
1988
- 1988-01-28 JP JP1988008842U patent/JPH0755201Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01114703U (ja) | 1989-08-02 |
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