JPH0337620B2 - - Google Patents
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- JPH0337620B2 JPH0337620B2 JP59119166A JP11916684A JPH0337620B2 JP H0337620 B2 JPH0337620 B2 JP H0337620B2 JP 59119166 A JP59119166 A JP 59119166A JP 11916684 A JP11916684 A JP 11916684A JP H0337620 B2 JPH0337620 B2 JP H0337620B2
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- panels
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
本願発明は、組立式断熱構造物に用いる形鋼材
を内蔵する断熱パネルに関する。
を内蔵する断熱パネルに関する。
特に、断熱パネルに構造力が既知の形鋼材を封
入することにより、柱、天井、屋根及び床等の構
造物の構造材に使用し得る形鋼材を内蔵する断熱
パネルに関する。
入することにより、柱、天井、屋根及び床等の構
造物の構造材に使用し得る形鋼材を内蔵する断熱
パネルに関する。
(b) 従来の技術
従来、屋外や屋内に設置される冷凍庫、冷蔵庫
又は温蔵庫等の貯蔵庫、断熱式住居等の断熱構造
物の断熱パネルは、積雪荷重、風圧力、地震力等
の諸応力に対抗することができなかつた。
又は温蔵庫等の貯蔵庫、断熱式住居等の断熱構造
物の断熱パネルは、積雪荷重、風圧力、地震力等
の諸応力に対抗することができなかつた。
また、断熱パネルを柱兼用壁パネル、梁兼用天
井パネルとして用いるとしても、アルミ板、鋼
板、塩化ビニール板等の内外パネルと、上記内外
パネルの間に発泡ウレタン、発泡スチロール及び
発泡フエノール等の発泡樹脂性断熱材と、断熱性
が比較的高い塩化ビニール等の断熱性継目用枠体
とからなる断熱パネルは、複合部材であつて、そ
のヤング係数E、断面2次モーメント、曲げ応
力、せん断応力等の構造計算上必要とされる諸応
力が公式には認められていなかつた。
井パネルとして用いるとしても、アルミ板、鋼
板、塩化ビニール板等の内外パネルと、上記内外
パネルの間に発泡ウレタン、発泡スチロール及び
発泡フエノール等の発泡樹脂性断熱材と、断熱性
が比較的高い塩化ビニール等の断熱性継目用枠体
とからなる断熱パネルは、複合部材であつて、そ
のヤング係数E、断面2次モーメント、曲げ応
力、せん断応力等の構造計算上必要とされる諸応
力が公式には認められていなかつた。
故に、床面積が10平方メートルを越える断熱構
造物については、建築基準法に適合させるため
に、まず、通常の構造計算に基づいて、鉄骨や鉄
筋コンクリート等の骨格構造体を構築し、次い
で、従来の断熱パネルを上記骨格構造物(躯体)
の内面又は外面に張り付け固定して断熱パネルを
構築していた(特公昭52−12939号公報)。
造物については、建築基準法に適合させるため
に、まず、通常の構造計算に基づいて、鉄骨や鉄
筋コンクリート等の骨格構造体を構築し、次い
で、従来の断熱パネルを上記骨格構造物(躯体)
の内面又は外面に張り付け固定して断熱パネルを
構築していた(特公昭52−12939号公報)。
また、床面積が10平方メートル未満の断熱構造
物については、建築基準法の適用を受けないの
で、従来の断熱パネルを床、柱兼用壁パネル及び
天井兼用屋根パネルに用いて簡単に組み立てた組
立式断熱構造物を構築していた。(実開昭56−
3389号公報) 一方、実開昭55−127198号公報には、内部に木
ネジ保持材としての蓄熱量が小の木材を断熱パネ
ルの外パネル側に封入している断熱パネルが示さ
れているが、それは単に木ネジ保持を目的とする
ものである。
物については、建築基準法の適用を受けないの
で、従来の断熱パネルを床、柱兼用壁パネル及び
天井兼用屋根パネルに用いて簡単に組み立てた組
立式断熱構造物を構築していた。(実開昭56−
3389号公報) 一方、実開昭55−127198号公報には、内部に木
ネジ保持材としての蓄熱量が小の木材を断熱パネ
ルの外パネル側に封入している断熱パネルが示さ
れているが、それは単に木ネジ保持を目的とする
ものである。
また、特開昭55−93433号公報には、金属等の
構造材を断熱パネルの外パネル側に封入している
構造材を内蔵する断熱パネルが示されているが、
この構造材を内蔵する断熱パネルは確かに構造材
を内蔵することにより断熱パネルの構造材として
の機械的強度を強化しているが、構造材に形鋼材
を用いることによる断熱パネルの断熱率の低減の
問題があつた。
構造材を断熱パネルの外パネル側に封入している
構造材を内蔵する断熱パネルが示されているが、
この構造材を内蔵する断熱パネルは確かに構造材
を内蔵することにより断熱パネルの構造材として
の機械的強度を強化しているが、構造材に形鋼材
を用いることによる断熱パネルの断熱率の低減の
問題があつた。
また、骨格構造体(躯体)を重量又は軽量鉄骨
又は鉄筋コンクリート構造物等で構築するとして
も、その構築費は高く、かつ、断熱パネルを更に
張り付け固定しなければならないので、施工工程
も多く、施工期間も必然的に長く、もつて、労務
費、材料費がかさんでいた。
又は鉄筋コンクリート構造物等で構築するとして
も、その構築費は高く、かつ、断熱パネルを更に
張り付け固定しなければならないので、施工工程
も多く、施工期間も必然的に長く、もつて、労務
費、材料費がかさんでいた。
また、従来の鋼材を内蔵する断熱パネルを躱体
の一部として使用して断熱構造物を構築するとし
ても、断熱構造本来の断熱性能を低減するもので
あつた。
の一部として使用して断熱構造物を構築するとし
ても、断熱構造本来の断熱性能を低減するもので
あつた。
(c) 発明の目的
本願発明の目的は、これらの欠点を解消して、
断熱性能が低減せず、かつ、安価で短期に床面積
が10平方メートルを越える断熱構造物を構築し、
そしてその躯体の一部に利用できる形鋼材を内蔵
する断熱パネルを得ることにある。
断熱性能が低減せず、かつ、安価で短期に床面積
が10平方メートルを越える断熱構造物を構築し、
そしてその躯体の一部に利用できる形鋼材を内蔵
する断熱パネルを得ることにある。
(d) 目的を達成するために手段
複合建材である断熱パネルは、構造計算上必要
とされる諸応力を明確に算出されていなし、その
測定算出も容易ではない。
とされる諸応力を明確に算出されていなし、その
測定算出も容易ではない。
よつて、構造計算上必要となる諸応力が既知の
形鋼材を予め断熱塗装を施しておき、その形鋼材
を断熱パネルに外パネルに当接して配置するよう
に内蔵し、且つ、その形鋼材を、断熱パネルの幅
方向におけるその形鋼材の断面の二分した位置よ
りもパネル中央側にその形鋼材が有する大きい方
の断面2次モーメントの中立軸が位置するような
断面形状を有する形鋼材を使用し、さらに、その
中立軸を断熱パネルのほぼ中心に配置し、その形
鋼材の長手方向の両端部の外パネル側にボルト固
定穴を予め設けておくとともに、上記外パネルに
おいて、その長手方向の両端部に形鋼材のボルト
固定穴に一致するように予めボルト貫通穴を設け
ておくことにより、本願発明の目的は達成され
る。
形鋼材を予め断熱塗装を施しておき、その形鋼材
を断熱パネルに外パネルに当接して配置するよう
に内蔵し、且つ、その形鋼材を、断熱パネルの幅
方向におけるその形鋼材の断面の二分した位置よ
りもパネル中央側にその形鋼材が有する大きい方
の断面2次モーメントの中立軸が位置するような
断面形状を有する形鋼材を使用し、さらに、その
中立軸を断熱パネルのほぼ中心に配置し、その形
鋼材の長手方向の両端部の外パネル側にボルト固
定穴を予め設けておくとともに、上記外パネルに
おいて、その長手方向の両端部に形鋼材のボルト
固定穴に一致するように予めボルト貫通穴を設け
ておくことにより、本願発明の目的は達成され
る。
(e) 実施例
本願発明の形鋼材を内蔵する断熱パネルの構成
を説明する。
を説明する。
本願発明の形鋼材7を内蔵する断熱パネル1
は、外パネル4と内パネル3を有し、その内外パ
ネル3,4を、アルマイト処理アルミ板、カラー
アルミ板、カラー鋼板、塩化ビニール被覆鋼板及
びステンレス板等から構成する。
は、外パネル4と内パネル3を有し、その内外パ
ネル3,4を、アルマイト処理アルミ板、カラー
アルミ板、カラー鋼板、塩化ビニール被覆鋼板及
びステンレス板等から構成する。
そして、その外パネル4の長手方向の両端部に
断熱パネル1に内蔵される形鋼材7の予め設けら
れたボルト固定穴60に一致するように予めボル
ト貫通穴70を設けておく。
断熱パネル1に内蔵される形鋼材7の予め設けら
れたボルト固定穴60に一致するように予めボル
ト貫通穴70を設けておく。
また、断熱パネル1に内蔵される形鋼材7は、
予めその表面を断熱塗装を行つておく。そして、
断熱塗装としては、一般的に公知の断熱塗料を用
いればよい。
予めその表面を断熱塗装を行つておく。そして、
断熱塗装としては、一般的に公知の断熱塗料を用
いればよい。
さらに、断熱パネルの幅方向におけるその形鋼
材7の断面の二分した位置よりもパネル1の中央
側にその形鋼材7が有する大きい方の断面2次モ
ーメントの中立軸が位置するような断面形状を有
するように構成し、その形鋼材7の長手方向の両
端部の外パネル4側に予めボルト固定穴60を設
けておく。
材7の断面の二分した位置よりもパネル1の中央
側にその形鋼材7が有する大きい方の断面2次モ
ーメントの中立軸が位置するような断面形状を有
するように構成し、その形鋼材7の長手方向の両
端部の外パネル4側に予めボルト固定穴60を設
けておく。
またここで、ボルト固定穴60は、必ずしも、
形鋼材にナツトを溶接して構成する必要はなく、
使用する形鋼材が厚い場合(重量鉄骨)には、ネ
ジ穴を設けるだけでよく、要するに、構造計算上
の適当なボルトの連結固定機構であればよい。
形鋼材にナツトを溶接して構成する必要はなく、
使用する形鋼材が厚い場合(重量鉄骨)には、ネ
ジ穴を設けるだけでよく、要するに、構造計算上
の適当なボルトの連結固定機構であればよい。
そして、外パネル4をその内面を上に向けてプ
レス下板10上に配置し、上記外パネル4の四辺
端と継目用枠体5(例えば塩化ビニール等の合成
樹脂)の一側を嵌合させる。ここで、継目用枠体
5は少なくとも長方形の枠体であつて、対向する
枠辺は、オス、メス継ぎ手を構成し、上記の本願
発明の断熱パネルが互いに隣接する場合に、連結
を可能とする。
レス下板10上に配置し、上記外パネル4の四辺
端と継目用枠体5(例えば塩化ビニール等の合成
樹脂)の一側を嵌合させる。ここで、継目用枠体
5は少なくとも長方形の枠体であつて、対向する
枠辺は、オス、メス継ぎ手を構成し、上記の本願
発明の断熱パネルが互いに隣接する場合に、連結
を可能とする。
次いで、上記のように断熱塗装され、かつ、上
記のような断面形状を有し、上記のようなボルト
固定穴60を設けた形鋼材7を、外パネル4の内
面上の所定の位置に当接配置する。
記のような断面形状を有し、上記のようなボルト
固定穴60を設けた形鋼材7を、外パネル4の内
面上の所定の位置に当接配置する。
ここで、外パネル4のボルト貫通穴70と形鋼
材7のボルト固定穴60を一致させて配置してお
く。
材7のボルト固定穴60を一致させて配置してお
く。
次いで、継目用枠体5の他端と内パネル3の内
面の四辺を嵌合させ、所定間隔をおいて対向上に
配置された一対の内外パネル3,4間に囲ぎよう
して設けられた空間6を形成する。
面の四辺を嵌合させ、所定間隔をおいて対向上に
配置された一対の内外パネル3,4間に囲ぎよう
して設けられた空間6を形成する。
内パネル3の外面をプレス上板11で一定圧力
で押圧保持した状態で、その囲ぎようされた空間
6内の残余の部分に発泡樹脂性断熱材8を継目用
枠体5に設けた注入穴13を利用して注入発泡さ
せる。
で押圧保持した状態で、その囲ぎようされた空間
6内の残余の部分に発泡樹脂性断熱材8を継目用
枠体5に設けた注入穴13を利用して注入発泡さ
せる。
ここで、発泡樹脂性断熱材8は、ウレタン、ス
チロールやフエノール等であることが好ましい。
チロールやフエノール等であることが好ましい。
このようにして、形鋼材7と発泡樹脂性断熱材
8が一体的に複合された断熱パネル1を構成す
る。
8が一体的に複合された断熱パネル1を構成す
る。
そして、このように構成された形鋼材を内蔵す
る断熱パネルを柱や天井材に用いる際に、本願発
明のパネルを断熱パネル1に内蔵した形鋼材7と
梁や土台のプレート90をボルト80で強固に緊
結することができ、結果として形鋼材7を内蔵す
る断熱パネルを用いて強固な構造物を構築するこ
とができる。
る断熱パネルを柱や天井材に用いる際に、本願発
明のパネルを断熱パネル1に内蔵した形鋼材7と
梁や土台のプレート90をボルト80で強固に緊
結することができ、結果として形鋼材7を内蔵す
る断熱パネルを用いて強固な構造物を構築するこ
とができる。
ついで、本願発明の形鋼材7を内蔵する断熱パ
ネル1の製造方法は、以下の工程からなる。
ネル1の製造方法は、以下の工程からなる。
(イ) プレス下板10の上に、外パネル4の表面を
下向きにして載置する工程。なお、この外パネ
ルには、予めその長手方向の両端部に形鋼材7
をボルト固定穴60に一致するように予めボル
ト貫通穴70を設けていく。
下向きにして載置する工程。なお、この外パネ
ルには、予めその長手方向の両端部に形鋼材7
をボルト固定穴60に一致するように予めボル
ト貫通穴70を設けていく。
(ロ) 塩化ビニールを押し出し成形した長方形状の
継目用枠体5を、上記外パネル4の上に載置し
互いに嵌合する工程。
継目用枠体5を、上記外パネル4の上に載置し
互いに嵌合する工程。
(ハ) 上記継目用枠体5の中において、上記形鋼材
をパネルの長手軸線方向に沿つて、外パネル4
の上に枠体に当接して配置する工程。
をパネルの長手軸線方向に沿つて、外パネル4
の上に枠体に当接して配置する工程。
ここで、形鋼材7は、予め公知の断熱塗料で
被覆されており、且つ、その形鋼材7の長手方
向の両端部の外パネル4側に予めボルト固定穴
60を設けておくとともに、その形鋼材7に
は、断熱パネルの幅方向における断面の二分し
た位置よりもパネル中央側に位置し、かつ、そ
の形鋼材7が有する大きい方の断面2次モーメ
ントの中立軸がパネル中央付近に位置するよう
な断面形状を有する形鋼材を用いる。
被覆されており、且つ、その形鋼材7の長手方
向の両端部の外パネル4側に予めボルト固定穴
60を設けておくとともに、その形鋼材7に
は、断熱パネルの幅方向における断面の二分し
た位置よりもパネル中央側に位置し、かつ、そ
の形鋼材7が有する大きい方の断面2次モーメ
ントの中立軸がパネル中央付近に位置するよう
な断面形状を有する形鋼材を用いる。
そして、このような形鋼材を用いて、形鋼材
7の断面2次モーメントの中立軸が断熱パネル
の中央側にシフトし、結果として断熱パネルの
中心付近に位置させることにより、形鋼材7を
内蔵した合成パネルとしての断熱パネル1がよ
り一体性の強い断熱パネルに構成する。
7の断面2次モーメントの中立軸が断熱パネル
の中央側にシフトし、結果として断熱パネルの
中心付近に位置させることにより、形鋼材7を
内蔵した合成パネルとしての断熱パネル1がよ
り一体性の強い断熱パネルに構成する。
(ニ) 内パネル3の裏面側を上記枠体5の上に載置
して、中空パネルを構成する工程。
して、中空パネルを構成する工程。
(ホ) 上記中空パネルにプレス上板11とプレス下
板10にて保持しつつ、長方形状の継目用枠体
5に設けた注入口13から発泡樹脂性断熱材を
注入発泡させる工程。
板10にて保持しつつ、長方形状の継目用枠体
5に設けた注入口13から発泡樹脂性断熱材を
注入発泡させる工程。
本願発明の形鋼材を内蔵する断熱パネル1と従
来の断熱パネル20との接続状態は、図5に示す
ごとくである。
来の断熱パネル20との接続状態は、図5に示す
ごとくである。
また、本願発明の形鋼材を内蔵する断熱パネル
1の厚さDは、その断熱性を保持するために、形
鋼材に断熱塗装するのみならず、形鋼材7が収容
し易いように従来の断熱パネル20の厚さdの2
倍程度が適当である。
1の厚さDは、その断熱性を保持するために、形
鋼材に断熱塗装するのみならず、形鋼材7が収容
し易いように従来の断熱パネル20の厚さdの2
倍程度が適当である。
参考までに、従来の断熱パネル20同士の継目
部を図3,4に示す。
部を図3,4に示す。
また、本願発明の形鋼材を内蔵する断熱パネル
を用いて、住居等を構築する場合には、従来の断
熱パネルに断熱窓や断熱出入口を設ければよい。
を用いて、住居等を構築する場合には、従来の断
熱パネルに断熱窓や断熱出入口を設ければよい。
さらに、本願発明の形鋼材を内蔵する断熱パネ
ルを構築物の壁体や天井体に使用したものを図6
から図13に示す。
ルを構築物の壁体や天井体に使用したものを図6
から図13に示す。
(f) 効果
本願発明の形鋼材7を内蔵する断熱パネル1
は、旧来の断熱パネル20と変わらぬ断熱性を保
持しつつ、構造柱兼用断熱壁パネル、構造屋根兼
用断熱天井パネル又は構造床兼用床パネルを工場
でで構造物の一部として利用できる構造部材を制
作することができ、従来不可能であつた床面積が
10平方メートルを越える冷凍庫、冷蔵庫、温蔵庫
等の断熱貯蔵庫、現場の仮設事務所や住居等の断
熱構造物をその形鋼材を内蔵する断熱パネルを用
いて、経済的に、施工期間を短く、精度よく、簡
単に組み立てることができる。
は、旧来の断熱パネル20と変わらぬ断熱性を保
持しつつ、構造柱兼用断熱壁パネル、構造屋根兼
用断熱天井パネル又は構造床兼用床パネルを工場
でで構造物の一部として利用できる構造部材を制
作することができ、従来不可能であつた床面積が
10平方メートルを越える冷凍庫、冷蔵庫、温蔵庫
等の断熱貯蔵庫、現場の仮設事務所や住居等の断
熱構造物をその形鋼材を内蔵する断熱パネルを用
いて、経済的に、施工期間を短く、精度よく、簡
単に組み立てることができる。
図1:本願発明の形鋼材を内蔵する断熱パネル
の一部断面を示す図。図2:本願発明の形鋼材を
内蔵する断熱パネルの製造方法を示す図。図3,
4:従来の断熱パネル同士の接続状態を示す図。
図5:本願発明の形鋼材を内蔵する断熱パネルと
従来の断熱パネルとの接続状態を示す図。図6,
7,8:本願発明の形鋼材を内蔵する断熱パネル
を壁体に使用した断熱構造物を示す図。図9,1
0:梁体を不用とした、本願発明の形鋼材を内蔵
する断熱パネルを屋根兼用断熱パネルと柱兼用断
熱天井パネルを用いたスパンが比較的に小さい断
熱構造物を示す図。図11,12,13:構造屋
根兼用断熱天井パネルにて構成された天井体を天
井補強梁50にて補強して構築したスパンが比較
的に大きい断熱構造物を示す図。
の一部断面を示す図。図2:本願発明の形鋼材を
内蔵する断熱パネルの製造方法を示す図。図3,
4:従来の断熱パネル同士の接続状態を示す図。
図5:本願発明の形鋼材を内蔵する断熱パネルと
従来の断熱パネルとの接続状態を示す図。図6,
7,8:本願発明の形鋼材を内蔵する断熱パネル
を壁体に使用した断熱構造物を示す図。図9,1
0:梁体を不用とした、本願発明の形鋼材を内蔵
する断熱パネルを屋根兼用断熱パネルと柱兼用断
熱天井パネルを用いたスパンが比較的に小さい断
熱構造物を示す図。図11,12,13:構造屋
根兼用断熱天井パネルにて構成された天井体を天
井補強梁50にて補強して構築したスパンが比較
的に大きい断熱構造物を示す図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定間隔をおいて対向上に配置された一対の
内外パネル3,4と、上記パネル3,4間に設け
られた空間6を囲繞する断熱性の高い継目用の枠
体5と、上記空間6内の中央付近でパネル3,4
の長手軸線方向に沿つて配置された構造材と、上
記空間6の残余の部分に注入された発泡樹脂性断
熱材8とから構成される構造用の断熱パネル1に
おいて、 上記構造材を (イ) 形鋼材7とすると共に、 (ロ) 外パネル4に当接して配置し、且つ、 (ハ) 断熱パネルの幅方向における断面の二分した
位置よりもパネル中央側にその形鋼材7が有す
る大きい方の断面2次モーメントの中立軸が位
置するような断面形状を有する形鋼材7を使用
し、 (ニ) その形鋼材7の表面を断熱塗装し、 (ホ) その形鋼材7の長手方向の両端部の外パネル
4側に予めボルト固定穴60を設けるととも
に、 上記外パネル4において、 (ヘ) その長手方向の両端部に形鋼材7のボルト固
定穴60に一致するように予めボルト貫通穴7
0を設けたことを特徴とする形鋼材を内蔵する
断熱パネル。 2 内外パネル3,4が、アルマイト処理アルミ
板、カラーアルミ板、カラー鋼板、塩化ビニール
被覆鋼板及びステンレス板のうちのいづれか1つ
を用いることを特徴とする第1項記載の形鋼材を
内蔵する断熱パネル。 3 継目用の枠体5が、断熱性の高い塩化ビニー
ル製であることを特徴とする第1項及び第2項の
いづれかに記載の形鋼材を内蔵する断熱パネル。 4 発泡樹脂性断熱材8が、ウレタン、スチロー
ルやフエノールであることを特徴とする第1項か
ら第3項のいづれかに記載の形鋼材を内蔵する断
熱パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59119166A JPS611752A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 形鋼材を内蔵する断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59119166A JPS611752A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 形鋼材を内蔵する断熱パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS611752A JPS611752A (ja) | 1986-01-07 |
JPH0337620B2 true JPH0337620B2 (ja) | 1991-06-06 |
Family
ID=14754541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59119166A Granted JPS611752A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 形鋼材を内蔵する断熱パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS611752A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03101716U (ja) * | 1990-02-05 | 1991-10-23 | ||
JPH03101714U (ja) * | 1990-02-05 | 1991-10-23 | ||
JP2569236Y2 (ja) * | 1992-02-10 | 1998-04-22 | ナショナル住宅産業株式会社 | 建築用パネル |
JP2591533Y2 (ja) * | 1992-09-16 | 1999-03-03 | 鐘淵化学工業株式会社 | 木造住宅用断熱パネル |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5593433A (en) * | 1979-01-09 | 1980-07-15 | Achilles Corp | Manufacture of heat insulating panel built-in reinforcing member |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55127198U (ja) * | 1979-03-06 | 1980-09-08 |
-
1984
- 1984-06-12 JP JP59119166A patent/JPS611752A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5593433A (en) * | 1979-01-09 | 1980-07-15 | Achilles Corp | Manufacture of heat insulating panel built-in reinforcing member |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS611752A (ja) | 1986-01-07 |
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