JPH0754910Y2 - 回路しゃ断器 - Google Patents

回路しゃ断器

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JPH0754910Y2
JPH0754910Y2 JP2745690U JP2745690U JPH0754910Y2 JP H0754910 Y2 JPH0754910 Y2 JP H0754910Y2 JP 2745690 U JP2745690 U JP 2745690U JP 2745690 U JP2745690 U JP 2745690U JP H0754910 Y2 JPH0754910 Y2 JP H0754910Y2
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trip rod
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利夫 小泉
聖 宮本
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和泉電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、過電流を検出して主回路を開路するための回
路しゃ断器に関するものである。
〈従来の技術〉 この種の従来の一般的な回路しゃ断器は、そのオン状態
およびオフ状態における縦断面を各々示した第6図およ
び第7に示すような構成になっている。即ち、ケース体
1の内部に、過電流検出機構部Aと、これの過電流検出
動作に応動して可動接点2と固定接点3とで構成する主
回路を開成する引き外し機構部Bと、主回路を手動操作
により開閉するハンドル4とが、一体に連結された状態
で組み込まれ、且つハンドル4がケース体1の前面壁か
ら突出されている。
過電流検出機構部Aは、前述の主回路に接続線(図示せ
ず)により介挿接続したコイル5に過電流が流れた時
に、オイル(例えばシリコン)を充填した容器内に鉄片
を移動自在に封入してなるオイル・ダッシュ・ポット6
に発生する吸引力によりアーマチュア7を回動するよう
に構成したものである。アーマチュア7は、略L字形に
折れ曲がって延びる蹴出し部7aが一体形成されており、
ピン9によりヨーク8に回動自在に支承されている。
また、引き外し機構部Bは、ハンドル4に一端をピン10
により回動自在に連結した引き外し杆11と、可動接点2
を一体に備えた可動接点板12の中間部に一端をピン13に
より回動自在に連結した引き外し止め杆14とを、ピン15
により互いに回動自在に連結するとともに、トリップ杆
16を、引き外し止め杆14におけるピン15よりもアーマチ
ュア7に近接した個所に揺動自在に取り付け、且つこの
トリップ杆16の断面半円状のトリップ杆ピン16aを引き
外し杆11の端面の凹状係合部11aに対し係脱自在に対設
した構成となっている。
そして、トリップ杆16は、後述の第9図および第10図に
示すばね16cにより第6図および第7図の時計方向に常
時回動付勢され、通常時には引き外し止め杆14のストッ
パー14aに当接状態であり、引き外し杆11の係合部11aと
トリップ杆16のトリップ杆ピン16aの半円状のエッジ部
とが係合しており、それにより引き外し杆11と引き外し
止め杆14とが一体状態で共動するようになっている。即
ち、この状態にあっては、ハンドル4の手動操作により
引き外し機構部Bを介し可動接点板12を回動させて可動
接点2を固定接点3に対し接離させることができるよう
になっている。
いま、第7図のオフ状態からハンドル4を図の右方に回
動させて第6図のオン状態とすると、アーマチュア7の
蹴出し部7aの先端部がトリップ杆16の受け部16bに対向
する。この状態において、主回路に接続されたコイル5
に過電流が流れてアーマチュア7がオイル・ダッシュ・
ポット6に吸引されて回動すると、アーマチュア7の蹴
出し部7aの先端部がトリップ杆16の受け部16bを押動
し、トリップ杆16が回動してトリップ杆16の半円状のエ
ッジ部と引き外し杆11の係合部11aとの係合が解除され
る。そのため、可動接点板12を図の反時計方向に付勢す
る可動接点ばね17の作用により、第8図に示すように、
引き外し杆11と引き外し止め杆14とがピン15を支点とし
て折り畳まれることにより可動接点2が固定接点3から
開離し、このトリップ状態に瞬間的になった後に、ハン
ドル4が図示しないハンドルばねの作用によりオフ位置
に戻って第7図の状態となり、トリップ杆16のトリップ
杆ピン16aと引き外し杆11の係合部11aとが再び係合状態
となり、ハンドル4による回路の開閉ができるようにな
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、前記引き外し機構部Bを、それの一部破断正
面図および右側面図をそれぞれ示した第9図および第10
図により詳述すると、引き外し止め杆14が、一部をコ字
形状に屈曲して両屈曲線の間に引き外し杆11の回り止め
片14bを形成した構成になっており、また、トリップ杆1
6は、プレス加工により受け部16bが形成されたトリップ
杆台16dと、切削加工により形成された断面半円状のト
リップ杆ピン16aとが、かしめ加工により連結された構
成になっている。
然し乍ら、トリップ杆16は、トリップ杆台16dとトリッ
プ杆ピン16aとの2部品からなるので部品点数が多くな
るとともに、これらをかしめ加工するための組立工数を
要する欠点がある。
しかも、前記かしめ加工を、トリップ杆台16dとトリッ
プ杆ピン16aと相互間の位置決めを極めて高い精度で合
わせ且つ保持して行わなければならず、かしめ加工の方
向のばらつきにより引き外し角度もばらつき、トリップ
杆ピン16aの半円形のエッジ部が、回り止め片14bに当接
状態における引き外し杆11の係合部11aに正常に係合し
ないことが生じ、不良品が出やすい問題がある。
更に、組立に際してトリップ杆16を、これのトリップ杆
ピン16aにトリップ杆ばね16cを挿着させた状態で引き外
し止め杆14に挿通し、E型リング16eを側方から係着し
て抜け止めする手順で取り付ける。即ち、トリップ杆ば
ね16cをトリップ杆16と同時に取り付けるので、組立作
業が複雑となる。一方、引き外し杆11は、引き外し止め
14のコ字状部に側方から挿入した後に、ピン15を引き外
し止め杆14および引き外し杆11にそれぞれ挿通して取り
付ける。従って、トリップ杆16および引き外し杆11共に
3軸方向の組立手段で引き外し止め杆14に取り付けるの
で、極めて作業性が悪い。以上の問題点がコスト高の一
因になっている。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであり、部品点数を削減し、生産性および組立作業性
に優れて安価に且つ高精度に製作でき引き外し機構部を
備えた回路しゃ断器を提供することを技術的課題とする
ものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記した課題を達成するための技術的手段と
して、回路しゃ断器を以下のように構成した。即ち、過
電流により発生する吸引力によってアーマチュアを回動
させる過電流検出機構部と、このアーマチュアの回動に
より作動され、可動接点を固定接点から開離させて主回
路を開路する引き外し機構部と、手動操作により前記可
動接点を前記固定接点に対して接離するよう前記引き外
し機構部を作動させるハンドルとを備えた回路しゃ断器
において、前記引き外し機構部を、平板状であってその
一端部が前記ハンドルに回動自在に連結され他端側端面
に凹状の係合部が形成された引き外し杆と、この引き外
し杆と前記可動接点を備えた可動接点板とに両端部が重
合状態で回動自在に連結された平板状であって、前記引
き外し杆の回り止め片が一面側に、且つ係止片および掛
止片が他面側に、それぞれ一体に突設された引き外し止
め杆と、平板状のトリップ基板の一面側に突設されたト
リップ杆ピンにより前記引き外し止め杆の他面に重合状
態に枢着され、前記トリップ基板の他面側に前記トリッ
プ杆ピンに対し同軸状の保持軸部と前記アーマチュアの
受け片とが一体に突設されたトリップ杆と、前記保持軸
部に挿入して両端が前記掛止片と前記受け片とに掛け止
めされ、前記トリップ杆を前記係止片に当接させ且つ前
記トリップ杆ピンが前記回り止め片に当接状態の前記引
き外し杆の前記係合部に係合するよう回動付勢するトリ
ップ杆ばねとにより構成したことを特徴としている。
〈作用〉 過電流検出により引き外し機構部を作動させて可動接点
を固定接点から開離させる動作は既存のものと同様であ
る。
そして、この回路しゅ断器では、引き外し機構部の構成
要素である引き外し杆、引き外し止め杆およびトリップ
杆が、何れも鋳造加工により製作できる平板状の一体物
であるため、2部品をかしめ加工していた従来のトリッ
プ杆に比し部品点数および組立工数をそれぞれ削減でき
るだけでなく、トリップ杆はトリップ基板とトリップ杆
ピンとを一体形成した構成であるので、これらの相対位
置による引き外し角度は製作用金型により一義的に且つ
高精度に決定されて不良品の発生率が大幅に低減する。
また、引き外し機構部の組み立てに際して、何れも平板
状の各部品を順次積み重ねてピンをかしめ加工する2方
向の組み立て手順でよく、更に、トリップ杆ピンは、ト
リップ杆を引き外し止め杆に取り付けた後に、トリップ
杆の保持軸部に挿入して両端を引き外し止め杆の掛止片
とトリップ杆の受け片とに掛け止めするだけで取り付け
でき、組立作業性が格段に向上する。
〈実施例〉 以下、本考案の好ましい一実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例のカバー体を除去した状態の
正面図、第2図は要部の右側面図、第3図は分解正面図
である。過電流検出機構部A′は、コイル20,オイル・
ダッシュ・ポット21,ヨーク22およびアーマチュア23の
従来と同種の部品で構成されているが、主としてヨーク
22の形状が相違している。このヨーク22は、上端部のみ
をコ字形状としてアーマチュア23の取付部22aが形成さ
れ、他端側に取付孔22bの穿設された単一の支持片22cを
突設した簡素な形状になっている。前記取付部22aには
ピン24によりアーマチュア23が回動自在に支承され、且
つピン24に巻装したアーマチュアばね25によりアーマチ
ュア23がオイル・ダッシュ・ポット21から開離する方向
に回動付勢されている。
この過電流検出機構部A′は、第3図に1点鎖線矢印で
示すように、ヨーク22の他端突出部22dをケース体26の
側溝部26aに、且つピン24を円形凹部26bにそれぞれ嵌合
することにより位置決めされてケース体26に内装されて
いる。
次に、本考案の要旨とする構成要素である引き外し機構
部B′は.引き外し杆27,引き外し止め杆28およびトリ
ップ杆29の前述の従来回路しゃ断器と同様の部品で構成
されていて同様に機能するのであるが、従来品の各部品
がプレス加工或いはこれと切削加工品との組み合わせに
よる複雑な構成であったのに対し、何れも鋳造加工によ
る簡素化された形状の部品を組み合わせる構成になって
いる。この引き外し機構部B′を、これの正面図および
右側面図をそれぞれ示した第4図および第5図を参照し
ながら説明する。
先ず、引き外し止め杆28は、従来回路しゃ断器ではコ字
形状であったのに対し単なる板形状であって、その上端
右側から後方に引き外し杆27の回り止め片28aが、且つ
中央部左側から前方にトリップ杆29の係止片28bが、そ
れぞれ突設され、中央部右側から前方側にトリップ杆ば
ね30の掛止片28cが切り起こし形状に形設されている。
一方、トリップ杆29は、トリップ基板29aと、このトリ
ップ基板29aから手前側に突出した保持軸部29bと、トリ
ップ基板29aから保持軸部29bとは反対方向に同軸状に突
出した断面半円状のトリップ杆ピン29cと、トリップ基
板29aの端部から手前側に突出した受け片29dと、この受
け片29dから突出した係止突部29eとが、鋳造加工により
一体成形されている。
従って、引き外し杆27に引き外し止め杆28を重ねてピン
31のかしめ加工により相互に回動自在に連結し、トリッ
プ杆29をこれのトリップ杆ピン29cを引き外し止め杆28
の取付孔に挿通して該引き外し止め杆28に回動自在に連
結し、最後に、トリップ杆ばね30を保持軸部29bに挿入
させて両端部を掛止片28cと受け片29dの掛止突部29eと
に掛止めする極めて簡易な作業で組み立てできる。尚、
引き外し杆27とトリップ杆29とは、従来しゃ断器と同様
に係合部27aとトリップ杆ピン29cとにより係脱するよう
になっている。
前記引き外し杆27にピン32により回動自在に連結された
ハンドル33は、第2図に示すように背面部から一体に突
設された支点軸33aを、第3図に示すようにケース体26
に一体成形された円筒状の支持部26cに挿入することに
より、第1図にθで示す角度(一般に60°)内で回動自
在に取り付けられている。ハンドルばね34は、ハンドル
33の前面部に形成された半円形の溝状部33bに嵌挿する
とともに、一端部を溝状部33bの係止孔33cに係入し、且
つ他端部をケース体26の絶縁壁26dに掛止して取り付け
られている。
一端部に可動接点35を具備した可動接点板36の中央部
に、引き外し止め杆28の端部がリベット38により回動自
在に連結され且つリベット38に巻装された引き外しばね
37が引き外し止め杆28と可動接点板36との間に掛け止め
されている。
この可動接点板36は、他端部に穿設された長孔状の支持
孔36aを、ケース体26の円筒状軸支部26eとヨーク22にお
ける支持片22cの取付孔22bとの間に、可動接点ばね39と
ともに介在させ、且つこれらにピン40を挿通させて回動
自在に支承されているとともに、両端を該可動接点板36
と支持片22cとに掛止めされた可動接点39により可動接
点35が固定接点41から開離する方向に常時付勢されてい
る。
尚、第1図中の42,43はそれぞれ外部接続端子、44,45は
ケース体26とこれに重合されるカバー体46との間に介在
して挟着された一対の取付金具、47はアークシュート
板、48は取付リベット、49はケース体26と前記カバー体
46との間隙を閉塞する裏蓋をそれぞれ示す。
前記実施例の回路しゃ断器のハンドル33の手動操作によ
る主回路の開閉動作および過電流の検出による主回路の
しゃ断動作は、第6図以下の図面で述べた従来回路しゃ
断器と同様であるので、その説明を省略する。
そして、この回路しゃ断器では、引き外し機構部B′の
構成に特徴があり、引き外し杆27、引き外し止め杆28お
よびトリップ杆29が、何れも鋳造加工により製作できる
平板状の一体物であるため、これらを順次積み重ねてピ
ン31をかしめ加工し且つトリップ杆ピン29cを挿通する
2方向の組み立て手順で相互に連結でき、また、トリッ
プ杆ばね30は、トリップ杆29を引き外し止め杆28に取り
付けた後に、トリップ杆29に重ねるようにこれの保持軸
部29bに挿入して両端を引き外し止め杆29の掛止片28cと
トリップ杆29の受け片29dとに掛け止めするだけで取り
付けでき、組立作業性延いては生産性が格段に向上す
る。
更に、トリップ杆29は、トリップ基板29aとトリップピ
ン29cとを一体形成した構成であるので、これらの相対
位置による引き外し角度は製作用金型により一義的に且
つ高精度に決定されて不良品の発生率が大幅に低減する
とともに、2部品をかしめ加工していた従来のトリップ
杆に比し部品点数および組立工数をそれぞれ削減でき
る。従って、前述の生産性の向上と共に相当のコストダ
ウンを達成できる。
尚、前記実施例では、ハンドル33をケース体26に取り付
けるようになっているので、過電流検出機構部A′と、
ハンドル33および可動接点板36を含む引き外し機構部
B′のブロックとに分割して各々個別に組み立てでき、
過電流検出機構部A′をコイル20のしゃ断電流値別に分
類して組み立てて管理しておき、これらのうちの必要な
ものを引き外し機構部B′と組み合わせできるので、製
作並びに在庫管理が簡易となる。
〈考案の効果〉 以上のように本考案の回路しゃ断器によると、引き外し
機構部の各構成要素が何れも鋳造加工により製作できる
平板状の一体物であるため、2部品をかしめ加工してい
た従来のトリップ杆に比し部品点数および組立工数をそ
れぞれ削減でき、トリップ杆はトリップ基板とトリップ
ピントとを一体形成した構成であるので、これらの相対
位置による引き外し角度は製作用金型により一義的に且
つ高精度に決定されて不良品の発生率が大幅に低減す
る。
また、引き外し機構部の組み立てに際して、何れも平板
状の各部品を順次積み重ねてピンをかしめ加工する2方
向の組み立て手順でよく、更に、トリップ杆ばねは、ト
リップ杆を引き外し止め杆に取り付けた後に、トリップ
杆の保持軸部に挿入して両端を引き外し止め杆の掛止片
とトリップ杆の受け片とに掛け止めするだけで取り付け
でき、組立作業性が格段に向上する。この組立作業性の
向上と前述の部品点数および組立工数の削減、更に不良
品の大幅な低減とにより相当のコストダウンを達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部除去した正面図、 第2図は第1図の一部の右側面図、 第3図は第1図の分解正面図、 第4図は第1図の要部の拡大図、 第5図は第4図の右側面図、 第6図は従来の回路しゃ断器のオン状態の切断正面図、 第7図は同じくオフ状態の切断正面図、 第8図は同じくトリップ状態の一部の正面図である。 第9図は第6図の一部の拡大図、 第10図は第9図の右側面図である。 A′……過電流検出機構部 B′……引き外し機構部 23……アーマチュア 27……引き外し杆 27a……係合部 28……引き外し止め杆 28a……回り止め片 28b……係止片 28c……掛止片 29……トリップ杆 29a……トリップ基板 29b……保持軸部 29c……トリップ杆ピン 29d……受け片 30……トリップ杆ばね 33……ハンドル 35……可動接点 36……可動接点 41……固定接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】過電流により発生する吸引力によってアー
    マチュアを回動させる過電流検出機構部と、このアーマ
    チュアの回動により作動され、可動接点を固定接点から
    開離させて主回路を開路する引き外し機構部と、手動操
    作により前記可動接点を前記固定接点に対し接離するよ
    う前記引き外し機構部を作動させるハンドルとを備えた
    回路しゃ断器において、前記引き外し機構部を、平板状
    であってその一端部が前記ハンドルに回動自在に連結さ
    れ他端側端面に凹状の係合部が形成された引き外し杆
    と、この引き外し杆と前記可動接点を備えた可動接点板
    とに両端部が重合状態で回動自在に連結された平板状で
    あって、前記引き外し杆の回り止め片が一面側に、且つ
    係止片および掛止片が他面側に、それぞれ一体に突設さ
    れた引き外し止め杆と、平板状のトリップ基板の一面側
    に突設されたトリップ杆ピンにより前記引き外し止め杆
    の他面に重合状態に枢着され、前記トリップ基板の他面
    側に前記トリップ杆ピンに対し同軸状の保持軸部と前記
    アーマチュアの受け片とが一体に突設されたトリップ杆
    と、前記保持軸部に挿入して両端が前記掛止片と前記受
    け片とに掛け止めされ、前記トリップ杆を前記係止片に
    当接させ且つ前記トリップ杆ピンが前記回り止め片に当
    接状態の前記引き外し杆の前記係合部に係合するよう回
    動付勢するトリップ杆ばねとにより構成した回路しゃ断
    器。
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