JPH0754682A - エンジンの電子制御装置 - Google Patents

エンジンの電子制御装置

Info

Publication number
JPH0754682A
JPH0754682A JP19693893A JP19693893A JPH0754682A JP H0754682 A JPH0754682 A JP H0754682A JP 19693893 A JP19693893 A JP 19693893A JP 19693893 A JP19693893 A JP 19693893A JP H0754682 A JPH0754682 A JP H0754682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
engine speed
throttle
value
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19693893A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Shimoya
芳之 下屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP19693893A priority Critical patent/JPH0754682A/ja
Publication of JPH0754682A publication Critical patent/JPH0754682A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 エンジンの電子制御装置に、走行台車に作業
機建設車両の操作性が良い制御装置を提供する。 【構成】 エンジンと、燃料噴射ポンプ部10と、スロ
ットルペダルと、スロットル位置検出器123と、走行
用車輪と、油圧ポンプからの圧油を受けて作動する作業
装置と、作業あるいは走行の何れかを選択する切替えス
イッチ7と、スロットル位置検出器及び切替えスイッチ
からの信号を受けて燃料噴射量を制御するエンジン制御
装置1とを有する車両において、切替えスイッチが作業
時及び走行時の何れの位置を選択されてもスロットルペ
ダルの変位の始動の位置及び終了の位置とが同じ位置を
検出するスロットル位置検出器123と、作業時及び走
行時のスロットル位置検出器の同じ位置からの信号に対
して切替えスイッチ7の選択に合わせて作業時及び走行
時で異なる所定の噴射量を噴射することを燃料噴射ポン
プ部に出力するエンジン制御装置1からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの電子制御装
置に係り、詳しくは走行台車に作業装置がついた建設車
両の動力となるエンジンの電子制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホイールクレーン車のように一つ
の車両で、高速度での走行といったエンジンの高回転域
を多用する場合と、クレーン作業といったエンジンの低
回転域を多用する場合とがある建設車両では、その動作
内容に応じてエンジンの使用回転域の上限値と下限値を
変えている。図6にこのような建設車両のエンジンの電
子制御装置の主要構成を示す。図6において、エンジン
101の燃料噴射ポンプ102の噴射量を制御するガバ
ナ103には、エンジン制御装置121から発信される
駆動信号125によって駆動されるガバナアクチュエー
タ104の作動が機械的に伝達されている。この建設車
両の走行用の変速機構としてのトルクコンバータ112
及びトランスミッション113は、エンジン101の駆
動力がシャフト111により伝達され、変速された駆動
力はプロペラシャフト114、終減速装置115、駆動
軸116を経て、走行用の車輪117を駆動する。油圧
ポンプ120はシャフト111が受けた駆動力の一部に
より駆動され、図示しない作業機、例えば、クレーン等
の作業に必要な油圧を供給する油圧装置の油圧源であ
る。エンジン101を操作するには、スロットルペダル
122の踏み込みによるのであるが、その踏み込み量は
スロットルポテンショ123によって検出され、その踏
み込み量のスロットル信号124はエンジン制御装置1
21に伝達され、エンジン制御装置121により噴射量
が求められ、その信号が駆動信号125としてガバナア
クチュエータ104に伝達される。ガバナアクチュエー
タ104は信号により所定値に揺動し、その揺動角は機
械的にガバナのレバー103aに作用する。従ってガバ
ナ103は踏み込み量に応じて作動するとともに、エン
ジン101の負荷に応じたトルクを出力する回転数でエ
ンジンを回転させる。ガバナアクチュエータ104には
位置検出器126が装着されており、ガバナアクチュエ
ータ104の位置を位置信号127としてエンジン制御
装置121にフィードバックしており、またエンジン1
01の回転数はシャフト111の回転数をエンジン回転
検出器128がエンジン回転信号129としてエンジン
制御装置121へ伝達している。切替えスイッチ131
は、エンジン101の操作モードが「走行」131aか
「作業」131bかを指示するスイッチである。またロ
ーアイドル設定スイッチ141は、切替えスイッチ13
1が「作業」時エンジン101の回転数の下限値を上
げ、また上限値は「走行」時よりも低く抑えるローアイ
ドル設定信号142をエンジン制御装置に指示するスイ
ッチである。
【0003】図7はスロットル信号124とエンジン1
01の回転数との関係を示すグラフで、図中の符号は下
記の通りである。 N1:「走行」時に設定されるエンジン回転数の下限値 N2:「作業」時に設定されるエンジン回転数の下限値 N3:「作業」時に設定されるエンジン回転数の上限値
(N3<N4) N4:「走行」時に設定されるエンジン回転数の上限値
(N2はローアイドル設定スイッチにより可変、N2≧
N1) θmin:スロットル信号の最小値 θmax:スロットル信号の最大値 つまり従来の技術では、図7の示すように「作業」時は
スロットル信号124に対するエンジン101の回転数
の範囲に制限を設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の方法で
は、図7で解るようにスロットル信号124がθmin〜
θ1の間(P)、及びθ2〜θmaxの間(Q)は変化し
ても、つまりオペレータがスロットルペダル122を踏
み込んでもエンジン101の回転数が変化しない領域
(不感帯)ができてしまい、オペレータの操作感覚を著
しく悪化させている。さらに、近年は住宅近辺での作業
においては、騒音の低減の要望が強い。また、作業中に
エンジン回転数の上限値を最初のセット値より一時的に
高くし、作業速度を早くしたことの要望が強い。
【0005】本発明は上記問題点に着眼し、エンジンの
電子制御装置に係り、特には、走行台車に作業機がつい
た建設車両において、オペレータの操作性が良いエンジ
ンの電子制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる第1の発
明では、エンジンと、エンジンに燃料を送る燃料噴射ポ
ンプ部と、燃料噴射ポンプからの噴射量を制御するスロ
ットルペダルと、スロットルペダルの変位量を検出する
スロットル位置検出器と、エンジンで駆動されトルコ
ン、ミッション等の動力伝達装置を介して駆動される走
行用車輪と、エンジンにより駆動される油圧ポンプから
の圧油を受けて作動する作業装置と、作業装置による作
業あるいは走行用車輪による走行とのいずれかを適宜選
択する切替えスイッチと、スロットル位置検出器、およ
び、切替えスイッチからの信号を受けて燃料噴射ポンプ
の噴射量を制御する信号を燃料噴射ポンプ部に出力する
エンジン制御装置とを有する車両において、切替えスイ
ッチが作業時および走行時のいずれの位置を選択されて
もスロットルペダルの変位の始動の位置および終了の位
置とが同じ位置を検出するスロットル位置検出器と、作
業時および走行時のスロットル位置検出器の同じ位置か
らの信号に対して切替えスイッチの選択に合わせて作業
時および走行時で異なる所定の噴射量を噴射することを
燃料噴射ポンプ部に出力するエンジン制御装置からな
る。
【0007】第1の発明を主体とする第2の発明では、
エンジン回転数のローアイドル値、あるいは、ハイアイ
ドル値の所定回転数より増減して設定するエンジン回転
数設定スイッチを付設し、切替えスイッチが「走行」の
場合には、スロットル信号の最小値から最大値までの間
でエンジン回転数の所定のエンジン回転数のローアイド
ル値、および、ハイアイドル値との間を連続して制御
し、切替えスイッチが「作業」の場合には、走行と同じ
スロットル信号の最小値から最大値までの間で、エンジ
ン回転数設定スイッチで設定されたローアイドル値より
高い下限値と走行時のハイアイドル値より低い値の上限
値との間を連続して制御する。
【0008】第1の発明を主体とする第3の発明では、
「通常」の作業、あるいは、騒音の「静粛」な作業の二
つのモードのいずれかに切り換えるための通常・静のモ
ードスイッチを付設し、「静粛」モードの場合にはスロ
ットル位置検出器の信号に対して、少なくとも「通常」
モード時のエンジン最大回転数時の所定の噴射量よりも
エンジン回転数を減ずるための所定噴射量を減じて噴射
することを燃料噴射ポンプに出力するエンジン制御装置
からなることを特徴とした車両のエンジンの電子制御装
置。
【0009】第1の発明または第2の発明を主体とする
第4の発明では、ハイアイドル設定スイッチを付設し、
「作業」モードに設定されるエンジンの回転数の上限値
を可変にする。
【0010】第1の発明、第2の発明、第3の発明また
は第4の発明を主体とする第5の発明では、エンジン水
温の検出器を付設し、エンジン水温が所定値より低い場
合にエンジン回転数の下限値を上昇させてエンジンの暖
気運転の時間を短くする。
【0011】
【作用】上記構成によれば、切替えスイッチが「作業」
モードの場合でも、「通常」モードと同様に、図9にお
けるスロットル信号θminの時のエンジン回転数N2の
点Paと、スロットル信号θmaxのときのエンジン回転
数N3の点Qaとを直接結ぶように、エンジン制御装置
で制御することによって上記不感帯P及びQを無くすこ
とができる。また、騒音の低減方法としては、「通常」
と「静粛」の二つのモードに切り替えられるモードスイ
ッチを設けて、「静粛」のときには上記の方法で決まる
エンジンの回転数からある値の回転数を減ずる制御とす
ることにより騒音が低減できる。作業時に、エンジン回
転数を最初のセット時より一時的に高くするためにハイ
アイドル設定スイッチを設けているので、作業中にエン
ジン回転の上限値を上げれるので要望に応じて迅速な作
業ができる。さらに、暖気運転時間を短くするために、
エンジン水温の検出器を設けてエンジン水温がある値よ
りも低いときには、エンジン回転の下限値をすこし上昇
させる制御としているので水温の上昇時間が短縮でき、
作業待ち時間を短縮できる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明のエンジンの電子制御装置に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の
エンジンの電子制御装置の主要構成図を示す。なお、従
来例と同一部品には同一部合を付して説明は省略する。
図1において、エンジン制御装置1には、「作業」モー
ド時に作業条件に応じて一次的にエンジンの回転数、出
力を増加させるハイアイドル設定スイッチ3と、通常の
回転数および出力あるいはエンジン回転数を低下させて
静粛性を選択する通常・静のモードスイッチ5と、走行
・作業時の切替えスイッチ7と、および従来と同様の走
行・作業時のエンジンの回転数を低下させるローアイド
ル設定スイッチ9が付設され、各設定スイッチからの信
号が入力される。
【0013】エンジン制御装置1では、各設定スイッチ
からの指令信号に応じて、RAM、ROMおよびCPU
部で演算し、エンジン回転数を決める出力指令値を求め
る。スロットルペダル122の踏み込み量(δ)はスロ
ットルポテンショ123によって検出され、その踏み込
み量(δ)のスロットル信号124はθとしてエンジン
制御装置1に伝達され、エンジン制御装置1では、各設
定スイッチの選択に応じた踏み込み量(δ)のエンジン
回転数の噴射量が求められ、その指令信号が駆動信号1
25として燃料噴射ポンプ部10のガバナアクチュエー
タ104に伝達される。
【0014】燃料噴射ポンプ部10は、本発明では、燃
料噴射ポンプ102と、ガバナ103と、ガバナアクチ
ュエータ104と、ガバナのレバー103aと、位置検
出器126とによって構成されている例を示している
が、電子ガバナ装置を用いて噴射量を制御するようにし
ても良い。
【0015】次に本発明の実施例の一例を具体的に、図
2あるいは図3を用いて説明する。図2はスロットル信
号とエンジン回転数(エンジン回転数は燃料噴射量によ
り設定されるため説明を容易にするためエンジン回転数
で図示する。)の関係を示す図、図3は本発明のフロー
チャートである。本発明の一つである走行・作業時の切
替えスイッチ7を用いた具体例について、以下に説明す
る。まず、切替えスイッチ7が「走行」モード7aの場
合、エンジン制御装置1はスロットル信号124のθに
対する目標のエンジン回転数NtRを、規定のエンジン
回転数NL0、NH0を用いて(数式1)に従って制御す
る。
【数式1】 NtR =( NH0−NL0)×θ/(θmax−θmin) ただし;θmax:スロットル信号124の最大値 θmin:スロットル信号124の最小値 切替えスイッチ7が「作業」モード7bの場合には、ロ
ーアイドル設定スイッチ9で設定されるNL1(NL1≧N
L0)と規定のエンジン回転数NH1(NH1<NH0)を用い
てスロットル信号124のθに対するエンジン回転数N
tsを(数式2)に従って制御する。
【数式2】 Nts=(NH1−NL1)×θ/(θmax−θmin) ただし;θmax:スロットル信号124の最大値 θmin:スロットル信号124の最小値
【0016】上記の制御を図3のフローチャートで説明
すると、ステップ1では切替えスイッチ7で、この切替
えスイッチ7により「走行」モード7aか、あるいは
「作業」モード7bのいずれかが選択される。いま「走
行」モード7aが選択されるとステップ2へ進み、スロ
ットル信号124の最大値θmaxにおけるエンジン回転
数NH0の点H0と、スロットル信号124の最小値θmin
におけるエンジン回転数NL0の点L0とを設定する。こ
の設定後ステップ3へ進んでスロットル信号θを読み込
んだ後、ステップ4へ進み、上述の(数式1)による制
御が行われた後ステップ5へ進む。ステップ5ではステ
ップ4の制御結果のエンジン回転数NtR の制御信号を
エンジン制御装置1からガバナアクチュエータ104へ
送るのである。
【0017】また、ステップ1の切り替えスイッチで
「作業」モード7bが選択されるとステップ12へ進
み、ローアイドル設定スイッチ9の操作によりスロット
ル信号124の最小値θminにおけるエンジン回転数NL
0はNL1に上昇する。そこでステップ13へ進み、ここ
でスロットル信号11の最大値θmaxにおけるエンジン
回転数NH1の点H1と、スロットル信号124の最小値
θminにおけるエンジン回転数NL1の点L1とを設定す
る。この設定後にステップ14へ進んでスロットル信号
θを読み込んだ後にステップ15へ進み、上述の(数式
2)による制御が行われた後に、ステップ5へ進む。ス
テップ5ではステップ15の演算結果のエンジン回転数
Ntsの制御信号をエンジン制御装置1からガバナアク
チュエータ104へ送るのである。上述のように、制御
のできる図2のスロットル信号とエンジン回転数との関
係は、図9に示した従来の技術における不感帯P及びQ
が無くなり、オペレータの操作感覚はかなり向上したも
のとなる。
【0018】次に、本発明の第2の発明の実施例であ
る、最近の環境問題で特に騒音低減を要求される場合に
対しては、図1に示すエンジン制御装置1に付設されて
いる「通常」と「静粛」に切り替えられるモードスイッ
チ5を「静粛」モードに操作する。「静粛」に切り替え
た場合には、上記のエンジン制御装置1はスロットルペ
ダル122の踏み込み量(δ)がスロットルポテンショ
123によって検出され、その踏み込み量(δ)のスロ
ットル信号124はθとしてエンジン制御装置1に伝達
され、設定された回転数から一定の値の回転数を減じ、
これによって騒音を低減することが可能となる。この特
性を示したのが図4のグラフ中の実線部(イ)である。
なお、図示しないが、スロットル信号124の最小値θ
minにおけるエンジン回転数NL0はそのままにしてお
き、最大値θmaxにおけるエンジン回転数の点H1を低減
して、高回転になるにしたがい漸次低減しても良い。
【0019】また、作業時、特に騒音などの問題が無く
作業速度を所定の時間だけ上げたいときのためには、図
1に示すようにハイアイドル設定スイッチ3をエンジン
制御装置1に付設し、必要に応じてエンジン回転数の上
限値を上げる。このハイアイドル設定スイッチ3をON
することによって、「作業」モード時のエンジン回転数
の上限値H1 を一定回転数だけ上昇させエンジン回転数
の上限値を点H3 に換えることができる。この特性を示
したのが図5のグラフ中の実線部(ロ)であるが、この
点H3 は任意に設定でき、エンジン回転数の点H0にし
ても良い。
【0020】さらに、寒冷期などにおいては、エンジン
の冷却水の温度がある一定温度になるまでかなりの暖気
運転の時間を要する。このような場合この暖気運転の時
間を極力短くするために、図1に示すエンジン101に
エンジン水温の検出器12を設置し、このエンジン10
1の検出器12の感知した温度をエンジン水温信号13
としてエンジン制御装置1へフィードバックし、このエ
ンジン水温信号13がある値に達するまで、図5に示す
エンジン回転数の下限値Loを点L1 に上昇させてお
く。このことによって暖気運転の時間が短縮されるので
ある。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述したようにしてなるので、
従来の技術に比べて「走行」時、あるいは「作業」時に
おけるアクセルペダルの不感帯を無くすることができ、
また作業速度向上のため、あるいは騒音低減のため、更
に暖気運転時間短縮のためなどにエンジンの回転数の上
限値や下限値を変更する場合にもアクセルペダルの不感
帯を作る心配も無いので、オペレータの操作感覚は確実
に向上する。本発明はこのような特長を有するので、そ
の実用性は極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジンの電子制御装置の主要構成図
を示す。
【図2】本発明におけるスロットル信号とエンジン回転
数の関係を示すグラフである。
【図3】本発明のフローチャートである。
【図4】作業モード時のスロットル信号とエンジン回転
数の関係を示すグラフである。
【図5】ハイアイドル設定スイッチを操作した時スロッ
トル信号とエンジン回転数の関係を示すグラフである。
【図6】従来の技術の説明用の構成図である。
【図7】従来の技術におけるスロットル信号とエンジン
回転数の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 エンジン制御装置、 3 ハイアイドル設定スイッ
チ、5 通常・静のモードスイッチ、 7 走行・作業
時の切替えスイッチ、9 ローアイドル設定スイッチ、
10 燃料噴射ポンプ部、12 エンジン水温の検出
器、101 エンジン 102 燃料噴射ポンプ 103 ガバナ 103a レバー 104 ガバナアクチュエータ 117 車輪 120 油圧ポンプ 122 スロットルペダル 123 スロットル検出器 124 スロットル信号 131 切替えスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、エンジンに燃料を送る燃料
    噴射ポンプ部と、燃料噴射ポンプからの噴射量を制御す
    るスロットルペダルと、スロットルペダルの変位量を検
    出するスロットル位置検出器と、エンジンで駆動されト
    ルコン、ミッション等の動力伝達装置を介して駆動され
    る走行用車輪と、エンジンにより駆動される油圧ポンプ
    からの圧油を受けて作動する作業装置と、作業装置によ
    る作業あるいは走行用車輪による走行とのいずれかを適
    宜選択する切替えスイッチと、スロットル位置検出器、
    および、切替えスイッチからの信号を受けて燃料噴射ポ
    ンプの噴射量を制御する信号を燃料噴射ポンプ部に出力
    するエンジン制御装置とを有する車両において、 切替えスイッチが作業時および走行時のいずれの位置を
    選択されてもスロットルペダルの変位の始動の位置およ
    び終了の位置とが同じ位置を検出するスロットル位置検
    出器と、作業時および走行時のスロットル位置検出器の
    同じ位置からの信号に対して切替えスイッチの選択に合
    わせて作業時および走行時で異なる所定の噴射量を噴射
    することを燃料噴射ポンプ部に出力するエンジン制御装
    置からなることを特徴とする車両のエンジンの電子制御
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、エンジン回転数のロ
    ーアイドル値、あるいは、ハイアイドル値の所定回転数
    より増減して設定するエンジン回転数設定スイッチを付
    設し、切替えスイッチが「走行」の場合には、スロット
    ル信号の最小値から最大値までの間でエンジン回転数の
    所定のエンジン回転数のローアイドル値、および、ハイ
    アイドル値との間を連続して制御し、切替えスイッチが
    「作業」の場合には、走行と同じスロットル信号の最小
    値から最大値までの間で、エンジン回転数設定スイッチ
    で設定されたローアイドル値より高い下限値と走行時の
    ハイアイドル値より低い値の上限値との間を連続して制
    御することを特徴とした車両のエンジンの電子制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、「通常」の作業、あ
    るいは、騒音の「静粛」な作業の二つのモードのいずれ
    かに切り換えるための通常・静のモードスイッチを付設
    し、「静粛」モードの場合にはスロットル位置検出器の
    信号に対して、少なくとも「通常」モード時のエンジン
    最大回転数時の所定の噴射量よりもエンジン回転数を減
    ずるための所定噴射量を減じて噴射することを燃料噴射
    ポンプに出力するエンジン制御装置からなることを特徴
    とした車両のエンジンの電子制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3の装置に対し、
    ハイアイドル設定スイッチを付設し、「作業」モードに
    設定されるエンジンの回転数の上限値を可変にしたこと
    を特徴とした車両のエンジンの電子制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3、または
    請求項4において、エンジン水温の検出器を付設し、エ
    ンジン水温が所定値より低い場合にエンジン回転数の下
    限値を上昇させてエンジンの暖気運転の時間を短くする
    ことを特徴する車両のエンジンの電子制御装置。
JP19693893A 1993-07-14 1993-07-14 エンジンの電子制御装置 Pending JPH0754682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19693893A JPH0754682A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 エンジンの電子制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19693893A JPH0754682A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 エンジンの電子制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0754682A true JPH0754682A (ja) 1995-02-28

Family

ID=16366156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19693893A Pending JPH0754682A (ja) 1993-07-14 1993-07-14 エンジンの電子制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0754682A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004101978A1 (ja) * 2003-05-13 2004-11-25 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. エンジンの制御方法およびその制御装置
JP2016145566A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 ヤンマー株式会社 作業車両のエンジン制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004101978A1 (ja) * 2003-05-13 2004-11-25 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. エンジンの制御方法およびその制御装置
JP2016145566A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 ヤンマー株式会社 作業車両のエンジン制御装置
WO2016129196A1 (ja) * 2015-02-09 2016-08-18 ヤンマー株式会社 作業車両のエンジン制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101558243B (zh) 工程车辆的发动机负载控制装置
US20030077953A1 (en) Running control device
US20090240404A1 (en) Engine control device for working vehicle
WO1996015394A1 (fr) Procede de commande du changement de vitesse dans une transmission hydraulique installee sur un vehicule et dispositif de changement de vitesse
JP2567222B2 (ja) 装輪式建設機械のエンジン制御方法および装置
EP0622263B1 (en) Forklift controller
US4656587A (en) Apparatus for controlling continuously variable transmission
JPH051186B2 (ja)
JP2968558B2 (ja) トルクコンバータ付き走行作業車両の油圧ポンプ制御装置
JPH0754682A (ja) エンジンの電子制御装置
JP2527938B2 (ja) 車両用自動クラツチの制御装置
JP3498367B2 (ja) 流体式変速機搭載車両の制御装置
JP3565122B2 (ja) 車両用自動変速機のクリープ力制御装置
JP3601346B2 (ja) トルクコンバータのスリップ制御装置
JPH07215096A (ja) 流体式変速機搭載車両の発進制御装置
JP2866178B2 (ja) 作業車両の油圧駆動装置
JP2576289B2 (ja) フォークリフト用荷役制御装置
JPH07115608B2 (ja) 車両の定速走行装置
JP2000055188A (ja) トロイダル型無段変速機の変速制御装置
JPH01113531A (ja) 自動変速機付車両の発進制御装置
JP2000142183A (ja) 走行荷役車両
JPS6245943Y2 (ja)
JPH06305339A (ja) フォークリフトの制御機構
JP5232066B2 (ja) 船外機の制御装置
JPS6312863A (ja) エンジンの制御装置