JPH0754648Y2 - 細径支持物交叉場所用ねじなしバンド構造 - Google Patents

細径支持物交叉場所用ねじなしバンド構造

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JPH0754648Y2
JPH0754648Y2 JP4992690U JP4992690U JPH0754648Y2 JP H0754648 Y2 JPH0754648 Y2 JP H0754648Y2 JP 4992690 U JP4992690 U JP 4992690U JP 4992690 U JP4992690 U JP 4992690U JP H0754648 Y2 JPH0754648 Y2 JP H0754648Y2
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JP
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stainless
hoop
square hole
hole
insertion hole
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光治 市川
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永楽産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 イ)産業上の利用分野 本考案は、ビル内の電灯、電力、情報、通信等の電気関
係配線の電線管を鉄筋、鉄柵、山型鋼、C型鋼等に結束
する細径支持物交叉場所用ねじなしバンドに関する。
ロ)従来の技術 近来、ビルの建設も次第に大型化となり、これに伴いビ
ル内の電灯、電力、情報、通信等の電気関係配線の電線
数も増大し、これを収容する電線管も大口径可撓性合成
樹脂管の出現によりその可撓性と工事施行上の便利さに
より急速に普及してきた。ビルの床面は鉄筋の縦横に布
設された細かな配筋の中を可撓性樹脂電線管等の布設さ
れ樹脂管の布設場所付近の鉄筋や山型鋼、C型鋼等の支
持物となり得る工作物に対して樹脂管をほう縛して置
き、生コンクリートの流入時に可撓性合成樹脂管の外径
が直接この圧力を受けるので、出来るだけ数多く鉄筋等
に結束して大きなコンクリート流入圧を分散支持する必
要がある。
特開昭61−290218号公報にありては、鉄筋ほう縛部材
と、ケーブル又は可撓性合成樹脂管ほう縛部材とよりな
り、鉄筋ほう縛部材は鉄筋に2本の細巾のステンレス条
片を並べて鉄筋巻付条片の2箇所に取り付け、ケーブル
又は可撓性合成樹脂管ほう縛部材は、広巾のステンレス
フープに樹脂カバーを被せたものを用いて、ケーブル又
は可撓性合成樹脂をほう縛し、鉄筋ほう縛用部材に可撓
性合成樹脂管ほう縛部材を回動可能に軸止している。従
って該公開公報においては、鉄筋ほう縛用部材と可撓性
合成樹脂管ほう縛用部材の2部材を必要とし、又これら
2部材を軸にて互いに回動自在に軸着しなければなら
ず、製作、組立並びに現場作業が困難で時間を要し作業
性並びにコストの面に難点がある。
ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案は前記の欠点に鑑み、ビル床面の縦横に布設され
た細かな配筋の中を可撓性合成樹脂管等の布設され樹脂
管の布設場所付近の鉄筋や山型鋼、C型鋼等の支持物と
なり得る工作物に対して、樹脂管をほう縛して置き生コ
ンクリートの流入時に、可撓性合成樹脂管の外径が直接
この圧力を受けるので、できるだけ数多くの鉄筋等に結
束して大きなコンクリート流入圧を分散支持する結束用
として取扱いが容易で美しい柔軟性で強度の強い経済的
なステンレス細径支持物交叉場所用ねじなしバンドを提
供することを目的とするものである。
ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、中央部にほぼ方形の角穴2をあけ、該方形の
角穴2の前方に、ステンレスフープ10の一端部10aを差
し込んで裏側から引き出すための第1挿通穴3をあけ、
角穴2の一側方にステンレスフープ10の他端部10bを裏
側から差し込んで表側から引き出すための第2挿通穴4
をあけ、方形の角穴2の後方にステンレスフープ10の一
端部10aを差し込み係止する第1係止穴5と6を並べて
あけ、方形の角穴2の他側方にステンレスフープ10の他
端部10bを差し込み係止する第2係止穴7と8を並べて
あけたステンレス板等よりなる交叉場所金具1と、角穴
2の巾よりも狭い巾で中間部において約90°に折り畳ん
で一端部10aを縦方向に他端部10bを横方向に配設するス
テンレスフープ10とよりなり、交叉場所金具1の角穴2
のステンレスフープ10の折曲部10cを配置してステンレ
スフープ10の縦方向の一端部10aを交叉場所金具1の表
側より第1挿通穴3に挿通し、鉄筋20を囲繞して第1係
止穴5,6に係止し、ステンレスフープ10の横方向の他端
部10bを交叉場所金具1の裏側より第2挿通穴4に挿通
し、可撓性合成樹脂管21に囲繞して第2係止穴7,8に係
止するようにしたことを特徴とする細径支持物交叉場所
用ねじなしバンド構造である。
ホ)作用 本考案は、交叉場所金具1の中央部にあけた角穴2に、
ステンレスフープ10をL形に折り畳んだ折曲部10cを当
て、ステンレスフープ10の縦方向の一端部10aを、交叉
場所金具1の表側(または裏側)より第1挿通穴3に挿
通し鉄筋20に巻き付けた後、第1係止穴5,6に係止し、
ステンレスフープ10の横方向の一端部10bを、交叉場所
金具1の裏側(または表側)より第2挿通穴4に挿通
し、鉄筋20と交叉する山型鋼22、或いはC型鋼23の外周
を囲繞させた後、第2係止穴7,8に係止しするものであ
る。
ヘ)実施例 本考案の実施例を図面について説明する。
第1図はステンレス板材等からなる交叉場所金具であっ
て、中央部にほぼ方形の角穴2をあけ、その前方にステ
ンレスフープ10の一端部10aを表側から差し込んで裏側
から引き出すための第1挿通穴3をあけ、その一側方に
ステンレスフープ10の他端部10bを裏側から差し込んで
表側から引き出すための第2挿通穴4をあけてある。ま
た、方形の角穴2の後方に、後で説明する鉄筋20に巻き
付けたステンレスフープ10の一端部10aを差し込み係止
する2個以上の第1係止穴5と6を並べてあけてあり、
方形の角穴2の他側方に鉄筋20と交叉して配設された、
後で説明する可撓性合成樹脂管21に巻き付けたステンレ
スフープ10の他端部10bを差し込み係止する2個以上の
第2係止穴7と8を並べてあけてある。
第2図、第3図及び第4図において、ステンレスフープ
10を中間部より折り畳んで約90°の折曲部10cを設け、
第2図に示す如く、該折曲部10cを角穴2に位置して一
端部10aを交叉場所金具1の表側より第1挿通穴3に挿
通し、他端部10bを交叉場所金具1の裏側より第2挿通
穴4に挿通する。
結束方法 第5図イ,ロに示す如く鉄筋20と可撓性合成樹脂管21と
が角度をもって交叉した場所で両者を結束するに当た
り、先ず鉄筋20とケーブルの可撓性合成樹脂管21の巻き
付けに必要な寸法を出して、その境目でステンレスフー
プ10を直角に折曲して一端部10aを交叉場所金具1の角
穴2に差し込み交叉場所金具1の表側になった一端部10
aを隣りの第1挿通穴3に差し込んで裏側に引き出し、
可撓性合成樹脂管21に巻き付けた後、第1係止穴5,6に
互い違いに差し通して固定する。また、ステンレスフー
プ10の他端部10bを交叉場所金具1の表側に引き出し、
鉄筋20に巻き付けた後、第2係止穴7,8に互い違いに差
し通して固定する。
ステンレスフープを予め定尺切りすること無しに作業用
ケース(図示せず)より引き出し交叉した鉄筋20と可撓
性合成樹脂管21に巻き付けるには、鉄筋20と可撓性合成
樹脂管21の巻付寸法を計算して出して置き、作業用ケー
スに附属させた45°折曲定規にステンレスフープを当て
てステンレスフープ10を90°に折曲してこれを交叉場所
金具1の角穴2に差し込み、前記第2図につき説明した
と同じようにステンレスフープ10の両端末を交叉場所金
具1の表側と裏側に引き出して置き、以下第2図ないし
第4図について説明したと同様とする。
第6図イは、可撓性合成樹脂管21を山型鋼22に取り付け
た状態を示す。第2図に示した交叉場所金具1とステン
レスフープ10を用いて、ステンレスフープ10の一端部10
aを可撓性合成樹脂管21に巻き付け、他端部10bを山型鋼
22に巻き付けて山型鋼22に可撓性合成樹脂管21を取り付
ける。その他は第5図イ,ロについて説明したと同様で
ある。
第6図ロは、本考案により可撓性合成樹脂管21をC型鋼
23に直角に取り付けた状態を示すもので、その取り付け
方法は、前記第2図ないし第6図イについて説明したと
同様である。
ト)効果 本考案は前記した如く、鉄筋20と可撓性合成樹脂管21、
可撓性合成樹脂管21と山型鋼22、可撓性合成樹脂管21と
C型鋼23の如く、交叉した取付支持部材を互いに結束ほ
う縛する場合、交叉場所金具1とステンレスフープ10の
2部材を組み合せるだけで結束することができて、ボル
トナットその他の金具部材を必要とせずほう縛作業を迅
速に行うことができると共に、中間部に約90°の折曲部
を設けたステンレスフープの縦方向の一端部を第1挿通
穴に通した後、鉄筋、可撓性合成樹脂管等の部材を囲繞
させて第1係止穴に通して係止し、ステンレスフープの
横方向の他端部を第2挿通穴に通した後、前記部材と交
叉する山型鋼、C型鋼等の部材を囲繞させて第2係止穴
に通して係止することができ、交叉場所金具とステンレ
スフープとを第2図に示す如く組立てて携行することに
より、柱上或いは建造物における交叉部材の緊締作業を
簡単容易に行うことができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イは、交叉場所金具の正面図、第1図ロは、第1
図イのA−A線の断面図、第1図ハは、第1図イのB−
B線の断面図、第2図は、交叉場所金具とステンレスフ
ープを組み立てた状態の正面図、第3図は、同上側面
図、第4図は、折り畳んだステンレスフープ部材の一部
の正面図、第5図イは、本考案によりほう縛した鉄筋と
可撓性合成樹脂管の正面図、第5図ロは、同上側面図、
第6図イは、本考案によりほう縛した可撓性合成樹脂管
と山型鋼の正面図、第6図ロは、本考案によりほう縛し
た可撓性合成樹脂管とC型鋼の正面図である。 1:交叉場所金具 2:角穴 3:第1挿通穴 4:第2挿通穴 5,6:第1係止穴 7,8:第2係止穴 10:ステンレスフープ 10a:ステンレスフープの一端部 10b:ステンレスフープの他端部 10c:ステンレスフープの折曲部 20:鉄筋 21:可撓性合成樹脂管 22:山型鋼 23:C型鋼

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部にほぼ方形の角穴2をあけ、該方形
    の角穴2の前方に、ステンレスフープ10の一端部10aを
    差し込んで裏側から引き出すための第1挿通穴3をあ
    け、角穴2の一側方にステンレスフープ10の他端部10b
    を裏側から差し込んで表側から引き出すための第2挿通
    穴4をあけ、方形の角穴2の後方にステンレスフープ10
    の一端部10aを差し込み係止する第1係止穴5と6を並
    べてあけ、方形の角穴2の他側方にステンレスフープ10
    の他端部10bを差し込み係止する第2係止穴7と8を並
    べてあけたステンレス板等よりなる交叉場所金具1と、
    角穴2の巾よりも狭い巾で中間部において約90°に折り
    畳んで一端部10aを縦方向に他端部10bを横方向に配設す
    るステンレスフープ10とよりなり、交叉場所金具1の角
    穴2にステンレスフープ10の折曲部10cを配置してステ
    ンレスフープ10の縦方向の一端部10aを交叉場所金具1
    の表側より第1挿通穴3に挿通し、鉄筋20を囲繞して第
    1係止穴5,6に係止し、ステンレスフープ10の横方向の
    他端部10bを交叉場所金具1の裏側より第2挿通穴4に
    挿通し、可撓性合成樹脂管21に囲繞して第2係止穴7,8
    に係止するようにしたことを特徴とする細径支持物交叉
    場所用ねじなしバンド構造。
JP4992690U 1990-05-15 1990-05-15 細径支持物交叉場所用ねじなしバンド構造 Expired - Lifetime JPH0754648Y2 (ja)

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JPH048809U JPH048809U (ja) 1992-01-27
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JPS5333697Y2 (ja) * 1973-07-19 1978-08-19
JPS5178814U (ja) * 1974-12-18 1976-06-22

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JPH048809U (ja) 1992-01-27

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