JPH0754380A - 操作レバー装置 - Google Patents

操作レバー装置

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Publication number
JPH0754380A
JPH0754380A JP20424893A JP20424893A JPH0754380A JP H0754380 A JPH0754380 A JP H0754380A JP 20424893 A JP20424893 A JP 20424893A JP 20424893 A JP20424893 A JP 20424893A JP H0754380 A JPH0754380 A JP H0754380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control valve
spool
ball joint
operating lever
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP20424893A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Hirooka
正三 広岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支点を少なくしてガタ防止を図ると共に、構
造の簡素化を企図した操作レバー装置を提供する。 【構成】 操作レバー14を固着した揺動子13に、3
個の球継手18,19,20を三角形状に配置して取付
け、第1の球継手18を固定し、第2の球継手19を、
第1の球継手18の継手部分を支点として揺動子13が
操作レバー14の操作方向の一方向と平行な軸線b廻り
に揺動して第2の制御弁12のスプールを作動させるよ
うに、第1の制御弁11のスプールに連結し、第3の球
継手20を、第1の球継手18の継手部分を支点として
揺動子13が操作レバー14の操作方向の他方向と平行
な軸線a廻りに揺動して第1の制御弁11のスプール1
1aを作動させるように、第2の制御弁12のスプール
12aに連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2個の制御弁を一本の
レバーで操作するようにした操作レバー装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】2個の制御弁を一本の操作レバーで操作
するようにしたものとして、例えばフロントローダのブ
ームとバケットとを操作する操作レバー装置が実公平3
−52836号公報で開示されている。これは、マスト
に固定のブラケットに第1の揺動子を左右軸廻り回動自
在に支持し、この第1の揺動子に操作レバーを固着した
第2の揺動子を前後軸廻り回動自在に支持して、前記操
作レバーを直交する二方向に傾動操作自在とし、操作レ
バーの前後方向の傾動操作でブーム揺動用のブームシリ
ンダを作動させるブーム制御弁のスプールを押引し、操
作レバーの左右方向の傾動操作でバケット揺動用のバケ
ットシリンダを作動させるバケット制御弁のスプールを
押引するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、支点が多いためガタが大きいと云う欠点があり、
しかも、構造が複雑でコスト高であると共に組付け困難
であると云う問題があった。本発明は前記問題点に鑑み
て、支点を少なくしてガタを極力なくすと共に、安価で
組付け容易な操作レバー装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が、前記目的を達
成するために講じた技術的手段は、操作レバー14を直
交する二方向に傾動操作自在に支持し、一方向の傾動操
作で第1の制御弁11のスプール11aを作動させ、他
方向の傾動操作で第2の制御弁12のスプール12aを
作動させるようにした操作レバー装置において、前記操
作レバー14を固着した揺動子13に、3個の球継手1
8,19,20を三角形状に配置して取付け、第1の球
継手18を固定し、第2の球継手19を、第1の球継手
18の継手部分を支点として揺動子13が操作レバー1
4の操作方向の一方向と平行な軸線b廻りに揺動して第
2の制御弁12のスプール12aを作動させるように、
第1の制御弁11のスプール11aに連結し、第3の球
継手20を、第1の球継手18の継手部分を支点として
揺動子13が操作レバー14の操作方向の他方向と平行
な軸線a廻りに揺動して第1の制御弁11のスプール1
1aを作動させるように、第2の制御弁12のスプール
12aに連結した点にある。
【0005】
【作用】操作レバー14を一方向に傾動操作すると揺動
子13が、第1の球継手18の継手部分を支点として操
作レバー14の傾動方向の他方向と平行な軸線a廻りに
揺動し、第1の制御弁11のスプール11aを作動さ
せ、また、操作レバー14を他方向に傾動操作すると揺
動子13が、第1の球継手18の継手部分を支点として
操作レバー14の傾動方向の一方向と平行な軸線b廻り
に揺動し、第2の制御弁12のスプール12aを作動さ
せる。
【0006】従って、支点は実質的に一箇所ですみ、ガ
タが極めて小さく、しかも、構造が簡素化されており、
安価であり、組付け容易である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4において、1はフロントローダで、左右一対
のマスト2の各上部に夫々ブーム3を上下揺動自在に枢
着し、左右ブーム3の先端部にバケット4を上下揺動自
在に枢着して主構成されている。左右のマスト2はトラ
クタ車体5の左右両側に固定された取付台6に着脱自在
に取付固定され、マスト2の上下中途部とブーム3の中
途部との間には、ブーム3を上下揺動させるためのブー
ムシリンダ7が、ブーム3の中途部とバケット4の背面
との間には、バケット4を上下揺動させるためのバケッ
トシリンダ8が夫々設けられ、これらシリンダは油圧シ
リンダによって構成されている。
【0008】右側のマスト2の背面上部にはバルブ取付
台9が設けられている。このバルブ取付台9は、図1に
示すように、マスト2の左側端に固着されたブラケット
10に、左右方向内側方に向けて斜め後方傾斜状に取付
けられている。図2及び図3にも示すように、バルブ取
付台9の内側面には、前側にブームシリンダ7を制御す
るブーム制御弁(第1の制御弁)11が、後側にバケッ
トシリンダ8を制御するバケット制御弁(第2の制御
弁)12が夫々取付けられている。
【0009】これら制御弁11,12は直動スプール形
3位置切換弁から成り、各スプール11a,12aは上
方突出状とされている。また、制御弁11,12の上方
には揺動子13が設けられ、この揺動子13は平面視長
方形状の板材から構成され長手方向が左右方向となるよ
うに配置されており、揺動子13の上面中央部には操作
レバー14が固着されている。
【0010】揺動子13の後面の左右両端側には軸部1
5,16が後方に突設され、前面の右端側には軸部17
が前方に突設され、これら軸部15,16,17には夫
々上下方向の第1,第2,第3の球継手18,19,2
0が連結されている。揺動子13後面右端側の軸部15
に連結された第1の球継手18は、バルブ取付台9に溶
着された支持板21に固定されている。また、揺動子1
3前面右端側の軸部17に連結された第2の球継手19
及び揺動子13後面左端側の軸部16に連結された第3
の球継手20の下端側には夫々ロッド22,23が連結
され、第2の球継手19に連結されたロッド22の下端
側は左右方向の枢軸24を介してブーム制御弁11のス
プール11aに枢着され、第3の球継手20に連結され
たロッド23の下端側は前後方向の枢軸25を介してバ
ケット制御弁12のスプール12aに枢着されている。
【0011】前記構成によって操作レバー14が、前後
左右の直交する二方向に傾動操作自在とされており、以
下、その動作を説明する。図2及び図3に示すように、
揺動子13が水平状態で各制御弁11,12のスプール
11a,12aが中立位置とされ、この状態から操作レ
バー14を前方(図1矢示A方向)又は後方(図1矢示
B方向)に傾動させると、揺動子13が、第1の球継手
18の継手部分を支点として、第1の球継手18と第3
の球継手20との上端部(継手部分)同志を結ぶ左右軸
線a廻りに上又は下に揺動し、ブーム制御弁11のスプ
ール11aが上下方向に押し又は引かれ、これによっ
て、ブームシリンダ7が伸縮してブーム3が上下揺動す
るようになっている。
【0012】また、前記中立状態から操作レバー14を
左方(図1矢示C方向)又は右方(図1矢示D方向)に
傾動させると、揺動子13が、第1の球継手18の継手
部分を支点として、第1の球継手18と第2の球継手1
9との上端部(継手部分)同志を結ぶ前後軸線b廻りに
上又は下に揺動し、バケット制御弁12のスプール12
aが上下方向に押し又は引かれ、これによって、バケッ
トシリンダ8が伸縮してバケット4が上下揺動するよう
になっている。
【0013】なお、前後左右方向に対して斜めに操作す
ると、両制御弁11,12が同時に作動して、ブーム3
の上下揺動とバケット4の上下揺動とを同時に行うこと
が可能である。また、本発明は前記実施例に限定される
ことはなく、一本の操作レバーの二方向の操作で2個の
制御弁を作動させるものであれば、何にでも適用でき
る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、操作レバー14を直交
する二方向に傾動操作自在に支持し、一方向の傾動操作
で第1の制御弁11のスプール11aを作動させ、他方
向の傾動操作で第2の制御弁12のスプール12aを作
動させるようにした操作レバー装置において、前記操作
レバー14を固着した揺動子13に、3個の球継手1
8,19,20を三角形状に配置して取付け、第1の球
継手18を固定し、第2の球継手19を、第1の球継手
18の継手部分を支点として揺動子13が操作レバー1
4の操作方向の一方向と平行な軸線b廻りに揺動して第
2の制御弁12のスプール12aを作動させるように、
第1の制御弁11のスプール11aに連結し、第3の球
継手20を、第1の球継手18の継手部分を支点として
揺動子13が操作レバー14の操作方向の他方向と平行
な軸線a廻りに揺動して第1の制御弁11のスプール1
1aを作動させるように、第2の制御弁12のスプール
12aに連結したので、支点は実質的に一箇所ですみ、
ガタを極力小さくでき、しかも、構造が簡素化され、安
価で組付け容易な操作レバー装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作レバー装置の平面図である。
【図2】操作レバー装置の背面図である。
【図3】操作レバー装置の側面図である。
【図4】トラクタに装着されたフロントローダの側面図
である。
【符号の説明】
11 ブーム制御弁(第1の制御弁) 12 バケット制御弁(第2の制御弁) 13 揺動子 14 操作レバー 18 第1の球継手 19 第2の球継手 20 第3の球継手 a 軸線 b 軸線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバー(14)を直交する二方向に
    傾動操作自在に支持し、一方向の傾動操作で第1の制御
    弁(11)のスプール(11a)を作動させ、他方向の
    傾動操作で第2の制御弁(12)のスプール(12a)
    を作動させるようにした操作レバー装置において、 前記操作レバー(14)を固着した揺動子(13)に、
    3個の球継手(18),(19),(20)を三角形状
    に配置して取付け、第1の球継手(18)を固定し、第
    2の球継手(19)を、第1の球継手(18)の継手部
    分を支点として揺動子(13)が操作レバー(14)の
    操作方向の一方向と平行な軸線(b)廻りに揺動して第
    2の制御弁(12)のスプール(12a)を作動させる
    ように、第1の制御弁(11)のスプール(11a)に
    連結し、第3の球継手(20)を、第1の球継手(1
    8)の継手部分を支点として揺動子(13)が操作レバ
    ー(14)の操作方向の他方向と平行な軸線(a)廻り
    に揺動して第1の制御弁(11)のスプール(11a)
    を作動させるように、第2の制御弁(12)のスプール
    (12a)に連結したことを特徴とする操作レバー装
    置。
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