JPH0754096B2 - ノツキング検出装置付ロ−タリピストンエンジン - Google Patents

ノツキング検出装置付ロ−タリピストンエンジン

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JPH0754096B2
JPH0754096B2 JP16117386A JP16117386A JPH0754096B2 JP H0754096 B2 JPH0754096 B2 JP H0754096B2 JP 16117386 A JP16117386 A JP 16117386A JP 16117386 A JP16117386 A JP 16117386A JP H0754096 B2 JPH0754096 B2 JP H0754096B2
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knocking
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rotary piston
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JP16117386A
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順章 藤本
弘司 吉見
功 清水
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Mazda Motor Corp
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L23/00Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid
    • G01L23/22Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid for detecting or indicating knocks in internal-combustion engines; Units comprising pressure-sensitive members combined with ignitors for firing internal-combustion engines
    • G01L23/221Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid for detecting or indicating knocks in internal-combustion engines; Units comprising pressure-sensitive members combined with ignitors for firing internal-combustion engines for detecting or indicating knocks in internal combustion engines

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はノッキング検出装置付ロータリピストンエンジ
ンに関し、特にノッキングの検出精度の向上を図るため
のノッキングセンサの配置位置の選定に関する。
(従来の技術) 従来、エンジンのノッキングを検出する場合には、その
発生に伴う振動を検出するノッキングセンサを用いて検
出するのが一般的である。例えば、特開昭58−101224号
公報に開示されるものでは、往復動ピストンエンジンの
燃焼室周りのシリンダライナ外周にノッキングセンサを
固定配置して、燃焼室内でのノッキングの発生を良好に
検出するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、ロータリピストンエンジンでは、ノッキング
の発生やその振動の伝播の様子は往復動ピストンエンジ
ンとは異なり、ノッキングセンサの配置位置を適宜選定
する必要がある。
そこで、本発明者等は、ノッキングの検出精度の良い条
件を拾い挙げ、先ずノッキングの発生部位近傍であるこ
と、及び振動の伝播を減衰量少なく受ける部位であるこ
と等の観点からノッキングの配置位置を検討し、その結
果、混合気の点火に2本の点火プラグを備えたロータリ
ピストンエンジンでは、第1にノッキングは2本の点火
プラグのロータ回転方向トレーニング側で発生し易いこ
と、つまり燃焼行程にある作動室においては、ロータの
回転に応じてそのリーディング側の容積が拡大し、その
トレーリング側の容積が縮小することに伴い、ロータ回
転方向リーディング方向に強いスキッシュ流が生じて、
2本の点火プラグによる火炎もこのスキッシュ流に沿っ
てリーディング方向に拡がり易いため、トレーリング側
への火炎伝播が遅れて、2本の点火プラグのトレーニン
グ側でノッキングが発生し易いこと、及び第2に振動の
伝播が良好な部位は、強度の高い部位、つまりロータハ
ウジングの両側にサイドハウジングを連結固定するため
の,ロータハウジングに設けるテンションボルトのボス
部であることに着目し、この着目点からノッキングの配
置位置を適宜選定することにより、ノッキングを確実に
検出して、その検出精度の向上を図ることを発明の目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、ロー
タハウジングおよび該ロータハウジングの両側に位置す
るサイドハウジングで形成されるケーシングの上記ロー
タハウジングに、第1の点火プラグと、該第1の点火プ
ラグよりもロータ回転方向トレーニング側に位置する第
2の点火プラグとを備えたロータリピストンエンジンを
対象とする。そして、上記ロータハウジングとサイドハ
ウジングとを連結するロータハウジングのテンションボ
ルトのボス部のうち、上記第2の点火プラグよりもロー
タ回転方向トレーニング側で且つ該第2の点火プラグ近
傍を通過するボス部に、エンジンのノッキングを検出す
るノッキングセンサを配置する構成としたものである。
(作用) 以上の構成により、本発明では、2本の点火プラグのロ
ータ回転方向トレーニング側でノッキングが発生し易
く、この部位でノッキングが発生した場合には、その振
動がこのノッキング発生点に配置したノッキングセンサ
により直ちに検出されるとともに、この振動は、ロータ
ハウジングの内壁からテンションボルトのボス部を経て
外壁部分のノッキングセンサにまで良好に伝播される。
さらに、上記テンションボルトボス部は、テンションボ
ルトによりサイドハウジングと強固に接触固定されてい
るので、サイドハウジングに加えられた振動もノッキン
グセンサに伝播され易い。その結果、小さなノッキング
でもノッキングセンサで確実に検出されて、ノッキング
の検出精度が効果的に向上することになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。第1図
は2気筒のロータリピストンエンジンの全体概略構成の
側面図を示し、第2図はその断面図を示す。この両図面
において、1、2は前後に配置され、内周面1a,2aが2
節トロコイド状に形成されたロータハウジングである。
該ロータハウジング1、2の間には、インタミディエイ
トハウジング(サイドハウジング)3が配置されている
とともに、前側のロータハウジング1のさらに前側には
フロントのサイドハウジング4が、また後側のロータハ
ウジング2のさらに後側には同様にリヤのサイドハウジ
ング5が各々配設されていて、これら5つのハウジング
1〜5には、各々ロータハウジング1,2の側面に対峙す
る部分においてその側面全周に亘って多数のテンション
ボルト取付穴6,6…が形成されているとともに、この各
テンションボルト取付穴6,6…のあいだには、冷却水流
通用の開口8,8…が設けられていて、上記各テンション
ボルト取付穴6,6…にそれぞれテンションボルト(図示
せず)を挿通して全てのハウジング1〜5を一体的に連
結固定することにより、2気筒用のケーシング7を形成
しているとともに、各ハウジング1〜5の開口8,8…を
直列に連通接続してケーシング7を冷却する冷却水通路
を構成している。
上記ケーシング7の2つの内部空間には、各々略三各形
状のロータ10が単一のエキセントリックシャフト11に偏
心して支承されて配置されていて、該ロータ10がその頂
部をロータハウジング1,2のトロコイド内周面1a,2aに摺
接させながらケーシング7内を遊星回転運動することに
より、ケーシング7内の各内部空間を3つの作動室12,1
2,12に画成して、吸気、圧縮、爆発、膨張および排気の
各行程を順次行わせるようにしている。
また、上記インタミディエイトハウジング3には、その
第2図左側上部においてケーシング7内の各内部空間に
開口する低負荷用の吸気ポート15が設けられているとと
もに、フロント及びリヤのサイドハウジング4,5には、
上記低負荷用吸気ポート15にほぼ対応する部分に中負荷
用吸気ポート16および高負荷用吸気ポート17が設けられ
ていて、これら3つの吸気ポート15〜17は各々単一の吸
気管18に連通接続されている。また上記低負荷用の吸気
ポート15には、燃料を噴射供給する燃料噴射弁19のノズ
ル先端部が臨んでいる。さらに、上記ロータハウジング
1,2の第2図左側の下部には、排気ポート20が設けら
れ、該排気ポート20には、排気管21がその一端部外周を
ボルト22,22でロータハウジング1,2に固定せしめて連通
接続されている。加えて、上記ロータハウジング1,2の
第2図右側部の中央には、トロコイド短軸lTのロータ回
転方向(第2図時計方向)のリーディング側に配置した
第1の点火プラグ25と、そのロータ回転方向トレーニン
グ側に配置した第2の点火プラグ26とが各々配置されて
いる。そして、吸気ポート15〜17からの混合気が作動室
12に供給されると、この作動室12の容積をロータ10の回
転に伴い圧縮し、この状態で混合気を2本の点火プラグ
25,26の点火動作により燃焼させたのち、この燃焼ガス
をロータ10の回転に伴い膨張させて、排気ポート20から
排気管21を介して大気に排出するようにしている。
そして、上記第2の点火プラグ26の周りにおいて、該第
2の点火プラグ26のさらにロータ回転方向トレーニング
側には、エンジンのノッキングを検出するノッキングセ
ンサ30が配置されている。このノッキングセンサ30の配
置位置では、燃焼行程にある作動室12の容積が、ロータ
10の回転に伴いロータ回転方向リーディング側の部位で
は拡大し、トレーニング側の部位では縮小するため、ロ
ータ回転方向トレーニング方向からリーディング方向に
向う強いスキッシュ流が生じて、2本の点火プラグ25,2
6による火炎もこのスキッシュ流に伴ってリーディング
方向に拡がり易く、このため第2点火プラグ26からその
トレーニング側(エンドガスゾーン)への火炎伝播が遅
れて、このエンドガスゾーンで、火炎が到達する前に作
動ガスが自己着火してノッキングが発生し易い部位とな
っている。
さらに、上記ノッキングセンサ30配置位置は、第2の点
火プラグ26のトレーニング側に加えて、第2の点火プラ
グ26の最も近くを通過するテンションボルトの取付穴6
周りのボス部6aに限定されている。
しかして、前後のロータハウジング1,2のノッキングセ
ンサ30,30からのノッキング検出信号は各々、第1図に
示すように、CPU等を内臓するコントローラ31に入力さ
れている。該コントローラ31は、各ノッキング検出信号
の受信時に、イグナイタ32を介して対応するロータハウ
ジング1,2の2本の点火プラグ25,26の点火時期をリター
ド側に調整制御して、ノッキングの発生を抑制するもの
である。尚、第1図において、35はフロントのサイドハ
ウジング4の前部に設けたフロントカバー、36はエキセ
ントリックシャフト11の前端部に設けた補機駆動用のV
ベルトプーリ、37はエキセントリックシャフト11の後端
部に設けたフライホイールである。また、第1図および
第2図において、38はケーシング7の下部に配設したオ
イルパンである。
したがって、上記実施例においては、2本の点火プラグ
25,26周りの作動室12において、その第2の点火プラグ2
6のトレーリング側がロータ10の回転に伴い圧縮され
て、このエンドガスゾーンでノッキングが発生した場
合、この発生部位にはノッキングセンサ30が配置されて
いるので、振動の伝播距離が短くて減衰量は極めて少な
い。しかも、ノッキングセンサ30はロータハウジング1,
2のテンションボルトの取付穴6周りのボス部6aに配置
固定されているので、振動はロータハウジング1,2の内
壁から冷却水通路を介さずに、このボス部6aを介して直
接ノッキングセンサ30に伝達される。さらに、このボス
部6aは、テンションボルトにより両側のサイドハウジン
グ3〜5との固定が最も強固であるので、サイドハウジ
ング3〜5に加えられた振動も伝達され易い。よって、
ノッキングが小さな場合にも、その振動をノッキングセ
ンサ30で確実に検出できて、ノッキングの検出精度の向
上を図ることができる。
尚、上記実施例では、2気筒のロータリピストンエンジ
ンに適用した場合について説明したが、その他、通常の
1気筒または多気筒のロータリピストンエンジンにも同
様に適用できるのは勿論である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ロータリピスト
ンエンジンのノッキングを検出するノッキングセンサの
取付位置を、ロータ回転方向トレーリング側の第2の点
火プラグよりも更にトーリング側で且つ該第2の点火プ
ラグ近傍を通過するロータハウジングのテンションボル
トのボス部に選定したので、ノッキングの発生に伴う振
動をその発生部位近傍で減衰量少なく検出でき、しかも
サイドハウジングに加わった振動をも検出し得て、ノッ
キングの検出精度を確実に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は2気筒のロータ
リピストンエンジンに適用した場合の側面図、第2図は
第1図の要部断面図である。 1,2……ロータリピストンエンジン、3……インタミデ
ィエイトハウジング、4,5……サイドハウジング、6…
…テンションボルト取付孔、6a……ボス部、7……ケー
シング、12……作動室、25……第1の点火プラグ、26…
…第2の点火プラグ、30……ノッキングセンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータハウジングおよび該ロータハウジン
    グの両側に位置するサイドハウジングで形成されるケー
    シングの上記ロータハウジングに、第1の点火プラグ
    と、該第1の点火プラグよりもロータ回転方向トレーニ
    ング側に位置する第2の点火プラグとを備えたロータリ
    ピストンエンジンにおいて、上記ロータハウジングとサ
    イドハウジングとを連結するロータハウジングのテンシ
    ョンボルトのボス部のうち、上記第2の点火プラグより
    もロータ回転方向トレーニング側で且つ該第2の点火プ
    ラグ近傍を通過するボス部には、エンジンのノッキング
    を検出するノッキングセンサが配置されていることを特
    徴とするノッキング検出装置付ロータリピストンエンジ
    ン。
JP16117386A 1986-07-09 1986-07-09 ノツキング検出装置付ロ−タリピストンエンジン Expired - Lifetime JPH0754096B2 (ja)

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