JPH0754075B2 - 掘削機 - Google Patents

掘削機

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Publication number
JPH0754075B2
JPH0754075B2 JP2165055A JP16505590A JPH0754075B2 JP H0754075 B2 JPH0754075 B2 JP H0754075B2 JP 2165055 A JP2165055 A JP 2165055A JP 16505590 A JP16505590 A JP 16505590A JP H0754075 B2 JPH0754075 B2 JP H0754075B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rod
excavation
slide rod
excavator
cylindrical body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2165055A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0455587A (ja
Inventor
琢眞 内田
Original Assignee
株式会社タクマ建機
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社タクマ建機 filed Critical 株式会社タクマ建機
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、地盤改良のため土中に杭を打ち込んだり縦
穴を掘削する場合に使用される掘削機に関する。
〔従来の技術〕
宅地造成や工場建設では地盤を造成するため土中深く縦
穴をボーリングして杭を打ち込んだり、或いは掘削しな
がら土壌硬化剤のスラリー液を噴射し土砂と混合して柱
状の杭を作るが、このような縦穴のボーリングには掘削
機が用いられる。
地盤改良工事用の縦穴をボーリングする機械としては、
例えば第5図に示すような掘削機が使用されている。こ
の掘削機はベースマシン(ブルドーザ)30に装着したコ
ラム31に上下移動可能に金具32を取付け、該金具32に回
転ロッド33を回転可能に取付け、該金具32に設置した油
圧モータ34で該回転ロッド33を回転させるようになって
いる。前記回転ロッド33の先端には掘進部35と攪拌翼36
及び硬化剤スラリー液噴出口37等が取付けられている。
その他の縦穴掘削機としては図示しないが、クレーン等
で吊り下げた回転ロッドの先端部に重量の大きな回転体
を取付けその重量を利用して回転体を回転掘削して行く
ようなものもある。
〔発明が解決しようとする課題〕 第5図に示す従来の掘削機や一般の縦穴用掘削機の多く
は回転ロッドの上部に油圧モータ等の駆動装置が取付け
られているので装置が複雑且つ大掛かりとなる。また、
掘進部もロッドも共に回転する構造であるため土切り、
混合処理等の攪拌効率が良いとは言えない。この発明は
かかる課題を解決するためになされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、上記する課題を解決するために掘削機が、駆動機
構により上下移動するスライドロッドの先端部に、駆動
源を密封収納し外側に固定羽根を設けた筒体と周囲に螺
旋状の攪拌翼を備えると共に先端部に掘削爪を形成させ
た掘進部とを連結し、前記筒体内の駆動源により該掘進
部のみを回動可能としたことを特徴とする。
〔作用〕
筒体に内蔵した駆動源を駆動すると掘進部が回転を始
め、掘削爪が土を掘って行く。この状態で駆動機構によ
りスライドロッドを駆動すると、掘進部による掘削に従
いスライドロッドはゆっくり降りて行く。この場合、回
転するのは掘進部と掘削爪と螺旋状の攪拌翼だけであ
り、筒体や固定羽根等は回転しない。そして固定羽根は
土中で静止し、該固定羽根から硬化剤のスラリー液を噴
出させると土砂と掘進部とは友回しないので良く攪拌さ
れ、硬化剤も良く混合される。
〔実施例〕
以下、この発明の具体的実施例について図面を参照して
説明する。
第1図はこの発明にかかる掘削機の構成を示す概要図で
ある。1は取付台であってベースマシン例えばブルドー
ザに取付けられ、油圧シリンダ2で前後に移動可能とし
てある。この取付台1にはロッドケース3が設置される
が、該ロッドケース3には金具4が固着され、該金具4
と前記取付台1に固着した金具5とは軸6回りに回動自
在に枢着される。そして別個にロッドケース3に枢着し
た油圧シリンダ7を駆動することにより該ロッドケース
3を起立させたり倒したり出来るようになっている。
尚、8は前記ロッドケース3を倒した時支持する台であ
る。また、前記ロッドケース3にはスライドロッド9が
移動可能に嵌挿されているが、その移動機構については
後述する。
前記スライドロッド9先端部の10は筒体であって内部に
は駆動源である油圧モータ11を収納し、外側には固定羽
根12を設けてある。13は掘進部であって周囲に螺旋状と
した攪拌翼13aを備えると共に先端部には掘削爪13bが形
成されている。該掘削爪13bは回転時土砂に食い込ませ
るためのものであり、攪拌翼13aは回転時土砂を上方へ
送りつつ土砂を攪拌、混合する役目をする。前記筒体10
と該掘進部13は前記筒体10に収容した油圧モータ11の回
転部分に直接連結され、該掘進部13のみを回動可能とし
てある。また前記固定羽根12は横方向に突出して固着さ
れているがこれは前記掘進部13を回転させた時友回りし
ないよう土中で停止させておくためのものである。
次に、ロッドケース3には前記スライドロッド9を上下
移動可能に嵌挿してあり、図の如く寝かせた状態で上部
(起立させた状態で側部)に駆動源として油圧モータ14
を取付けたプレート15、スプロケット16乃至21等が取付
けられている。そして該スプロケット16乃至21にはチェ
ーン22が巻装されている。
第2図は前記スライドロッド9、ロッドケース3、スプ
ロケット16乃至21を組立る際の途中の斜視図であり、構
成を理解しやすいように示したものである。上記するよ
うに該スプロケット16等にはチェーン22が巻装されてい
るが、該チェーン22は前記ロッドケース3の内部を貫通
させてスプロケット16、17、18、……ロッドケース3内
の油圧モータ14の軸に嵌着した駆動用スプケット19にエ
ンドレスに巻装されている(第1図参照)。またスライ
ドロッド9には一側面に多数の突起23、23……が一定の
間隔で植設されているが、該突起23は前記チェーン22に
係合するようになっている。即ち、第3図に示すよう
に、スライドロッド9はロッドケース3に取付けられた
油圧モータ14を駆動することによってチェーン22を駆
動、搬送させ該チェーン22に突起23を係合させてロッド
ケース3内を上下移動させるのである。従ってスライド
ロッド9が長い場合は長く、短い場合は短くその長さに
応じて縦穴を深く掘削したり、浅く掘削したりすること
が出来る。このスライドロッド9の中には前記掘進部13
を駆動する油圧モータ11用の油圧パイプや硬化剤のスラ
リー液用パイプ(図示せず)が収容されている。
この発明にかかる掘削機の構成は以上のようであるが次
にその作用について説明する。
第4図はこの発明にかかる掘削機でスライドロッド9を
垂直に立てて縦穴を掘削する場合の様子を示す。即ち、
油圧シリンダ7を作動させてロッドケース3を立て、前
記筒体10に内蔵した油圧モータ11を駆動すると掘進部13
が回転を始め、掘削爪13bが土を掘って行く。この状態
で前記ロッドケース3に取付けた油圧モータ14を駆動す
ると掘進部13による掘削に従ってスライドロッド9はゆ
っくり降りて行く。この場合、回転するのは掘進部13と
掘削爪13bと螺旋状の攪拌翼13aだけであり、筒体10や固
定羽根12等は回転しない。そして固定羽根12は土中で回
転せず、該固定羽根12から硬化剤のスラリー液を噴出さ
せると土砂と掘進部13とは友回りしないので土砂は良く
攪拌され、硬化剤も良く混合される。
この発明の一実施例は以上のようであるが、上記実施例
において駆動源としての油圧モータ11、14等は電気モー
タ、ギヤモータ等に変えてもよい。またスライドロッド
9の上下駆動機構はチェーンとスプロケットにより駆動
するようにしたが、ウインチ或いは雄ねじと雌ねじとの
組合せによっても良い。
〔発明の効果〕
この発明にかかる掘削機は以上詳述したような構成とし
たので、回転体である掘進部の上側が回転せず土砂を切
ったり、或いは土砂の攪拌、硬化剤と土砂との混合等の
効率が極めて良くなる。また、全体的にコンパクトな形
状となり従来のベースマシンでも装着することが出来る
ので、従来大型掘削機を搬入することの出来なかった場
所であっても搬入することが出来且つ大型機と同様の作
業をすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる掘削機の構成を示す概要図、
第2図はスライドロッドとロッドケースとスプロケット
等を組立る際の組立途中の斜視図、第3図はロッドケー
ス内でチェーンによりスライドロッドを移動させる時の
様子を示す断面図、第4図はこの発明にかかる掘削機で
スライドロッドを垂直に立てて縦穴を掘削する場合の様
子を示す図、第5図は従来の縦穴を掘削する掘削機の概
要図である。 1……取付台、2、7……油圧シリンダ 3……ロッドケース、9……スライドロッド 10……筒体、11……油圧モータ、12……固定羽根 13……掘進部、13a……攪拌翼、13b……掘削爪 14……油圧モータ、16乃至21……スプロケット 22……チェーン、23……突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動機構により上下移動するスライドロッ
    ドの先端部に、駆動源を密封収納し外側に固定羽根を設
    けた筒体と周囲に螺旋状の攪拌翼を備えると共に先端部
    に掘削爪を形成させた掘進部とを連結し、前記筒体内の
    駆動源により該掘進部のみを回動可能としたことを特徴
    とする掘削機。
JP2165055A 1990-06-22 1990-06-22 掘削機 Expired - Lifetime JPH0754075B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2165055A JPH0754075B2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 掘削機

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JP2165055A JPH0754075B2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 掘削機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0455587A JPH0455587A (ja) 1992-02-24
JPH0754075B2 true JPH0754075B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=15804989

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JP2165055A Expired - Lifetime JPH0754075B2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 掘削機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110948710B (zh) * 2019-12-15 2021-04-27 安徽启源建筑工程有限公司 一种桥梁建筑用具有防护结构的打孔装置的工作方法
CN111101850B (zh) * 2019-12-15 2021-07-09 江西省祥余建设有限公司 一种桥梁建筑用具有防护结构的打孔装置

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JPH0547818Y2 (ja) * 1988-08-23 1993-12-16

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JPH0455587A (ja) 1992-02-24

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