JPH0753716Y2 - 非磁性金属分離ベルトコンベヤ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は非磁性金属、例えばアルミニウム屑を都市ごみ
から分離、回収するための非磁性金属分離ベルトコンベ
ヤに関する。

［従来の技術及びその問題点］ 第３図は従来例によるアルミニウム分離ベルトコンベヤ
を示すものであるが、このアルミニウム分離ベルトコン
ベヤ（２）においては、ベルト（10）が駆動ローラ（1
1）と従動ドラム（12）の周りに巻回されている。駆動
ローラ（11）は第１のモータ（14）によりベルト（15）
を介してそのプーリ（13）の周りに矢印方向に回転駆動
される。

また従動ドラム（12）は非金属性の材料でなる筒体であ
って、例えばプラスチックでなりこれと一体的な回転中
心軸（22）は上述の第１のモータ（14）により矢印Ａ方
向に回転される。すなわち第１のモータ（14）によるベ
ルト（10）を巻装させている従動ドラム（12）の回転方
向は矢印Ａ方向である。またこの従動ドラム（12）の回
転中心軸（22）から偏心して回転磁石体（16）がその軸
（19）の周りに回転可能に支承されており、これは第２
のモータ（17）によりベルト（18）を介して回転駆動さ
れる。回転磁石体（16）の回転方向は第１のモータ（1
4）による従動ドラム（12）の回転方向と同方向である
が、従動ドラム（12）の回転速度よりは大きい速度で駆
動するようになっている。また回転磁石体（16）の周縁
部は図示するようにＮ、Ｓ、Ｎ、Ｓ…と交互に磁化され
ている磁極となっている。

従来例のアルミニウム分離ベルトコンベヤ（２）は以上
のように構成されるが、この排出口の下方にはごみ収容
器Ｖが配設され、この側壁（23）（24）間で隔壁（25）
（26）により右方からアルミニウム収容室Ｃ、非金属ご
み収容室Ｄ、及び鉄収容室Ｅを画成している。

従来例は以上のように構成されるが、次にこの作用につ
いて説明する。

アルミニウム分離ベルトコンベヤ（２）のベルト（10）
は矢印で示す方向に走行しているが、この左端部に都市
ごみが供給される。これは今、例えばアルミニウム屑
ｍ、鉄屑ｆ及び非金属のごみｇ、例えば紙、プラスチッ
ク等からなっているものとする。これが右方へと走行さ
れるのであるが、従動ドラム（12）の領域に至ると回転
磁石体（16）の周縁部の磁極Ｓ、Ｎ、Ｓ、Ｎ…の磁束に
より、またこれが矢印Ｂ方向に比較的大きい速度で回転
しているのでアルミニウム屑ｍには渦電流が生じ、これ
が磁束との相互作用により点線ｃで示す方向へと加速度
を受け、従って点線ｃ′で示すような軌跡を経て飛ばさ
れアルミニウム収容室Ｃへと導かれる。また非金属のご
みｇはベルト（10）の接線方向に沿って外方に飛び出し
点線ｄで示す軌跡を経て非金属ごみ収容室Ｄへと導かれ
る。また鉄屑ｆは回転磁石体（16）の外周縁部の磁極に
より磁化され、これに吸引され他のごみ成分に比べ、よ
り大きな回転角度を従動ドラム（12）と共に回転して点
線ｅで示すような軌跡で、鉄収容室Ｅ内へと導かれる。

以上のようにして、ごみ成分はアルミニウム収容室Ｃ、
非金属ごみ収容室Ｄ、鉄収容室Ｅにそれぞれアルミニウ
ム屑、非金属性のごみ、及び鉄屑に分離される。

従来例は以上のように構成され、作用を行うのである
が、アルミニウム屑ｍ単体で分離されるということは少
なく、これにビニールなどの軽量物である非金属のごみ
ｇを巻き込んで、すなわち、からんだ状態でアルミニウ
ム屑回収空間へと導かれることがある。これではアルミ
ニウムの回収効率あるいは精選率を低下させることにな
る。

［考案が解決しようとする問題点］ 本考案は上述の問題に鑑みてなされ、非磁性金属性のご
み成分の回収精選率を更に向上させることのできる非磁
性金属分離ベルトコンベヤを提供することを目的とす
る。

［問題を解決するための手段］ 上記の目的は、一端部で駆動ローラに、他端部で非金属
性の筒体に巻回されるベルトと前記筒体内に内蔵され、
周縁部が交互にＮ極とＳ極とに磁化されている回転磁石
とから成り、前記回転磁石を前記筒体の回転速度より大
きい回転速度で同方向に回転させるようにして、前記ベ
ルトの他端部より非磁性金属のごみ成分を他成分のごみ
成分とは異なった軌跡で排出させるようにして分離する
非磁性金属分離ベルトコンベヤにおいて、前記ベルトの
ごみ排出端の下方に反撥板及びこれに向かって圧縮空気
を噴出する圧縮空気噴出管とを配設し、反撥係数が小さ
く、かつ比重の小さい非金属性のごみ成分とからんだ非
磁性金属性のごみ成分を前記ベルトのごみ排出端からの
分離放出飛翔中に前記反撥板に衝突させて、かつこれに
向かって前記圧縮空気噴出管から圧縮空気を吹き付け
て、これらごみ成分の反撥力及び比重の差により非磁性
金属性のごみ成分と非金属性のごみ成分とを分離させ、
かつそれぞれのごみ成分排出空間へと導入させるように
したことを特徴とする非磁性金属分離ベルトコンベヤに
よって達成される。

あるいはまた、一端部で駆動ローラに、他端部で非金属
性の筒体に巻回されるベルトと前記筒体内に内蔵され、
周縁部が交互にＮ極とＳ極とに磁化されている回転磁石
とから成り、前記回転磁石を前記筒体の回転速度より大
きい回転速度で同方向に回転させるようにして、前記ベ
ルトの他端部より非磁性金属のごみ成分を他成分のごみ
成分とは異なった軌跡で排出させるようにして分離する
非磁性金属分離ベルトコンベヤにおいて、前記ベルトの
ごみ排出端の下方に向かって圧縮空気を噴出する圧縮空
気噴出管を配設し、更に該圧縮空気噴出管より下方に反
撥板を配設し、反撥係数の小さい非金属性のごみ成分と
からんだ非磁性金属性のごみ成分を前記ベルトのごみ排
出端からの分離飛翔中に前記圧縮空気噴出管からの圧縮
空気により、非磁性金属性のごみ成分と非金属性のごみ
成分とのからみを分離させるようにし、このとき分離し
た非磁性金属性のごみ成分と非金属性ごみ成分とはそれ
ぞれのごみ成分排出空間へと導入させ、かつまた、なお
からみの分離されない前記ごみ成分は前記反撥板に衝突
させて、反撥係数の小さい非金属性のごみ成分と、該反
撥係数の小さい非金属性のごみ成分より反撥係数の大き
い非磁性金属性ごみ成分とを、その反撥力の差により前
記反撥板により分離して、それぞれのごみ成分排出空間
へと導入させるようにしたことを特徴とする非磁性金属
分離ベルトコンベヤによって達成される。

［作用］ 磁性金属のごみを除いて、一般に非磁性金属以外のごみ
成分、例えばアルミニウム以外のごみ成分では、ビニー
ル屑や紙屑などが多いが、これらはアルミニウムより比
重も小さく、また反撥板に対する反撥力も小さい。従っ
て、請求項１の考案によれば、非磁性金属分離ベルトコ
ンベヤのごみ排出端からの分離飛翔中においてビニール
屑や紙屑がからんだ状態のアルミニウム屑が反撥板に衝
突し、同時に圧縮空気が吹き付けられるので、圧縮空気
の噴出力によりからみ分離作用を受け、比重の小さい方
のビニール屑や紙屑がアルミニウム屑よりも、より圧縮
空気の噴出側に飛ばされると共に、ビニール屑や紙屑と
アルミニウム屑との反撥力の差により更に分離作用が進
み、しかも比重の差により反撥板から落下するビニール
屑や紙屑の成分は、圧縮空気によって飛ばされて、この
圧縮空気の噴出方向側へと偏位して回収され、またアル
ミニウム屑は比較的比重が大きいので、それ程吹き飛ば
されることなく、アルミニウム専用の排出空間へと導か
れることができる。すなわち請求項１の考案では、圧縮
空気の噴出力は反撥力の差によって分離作用が行われる
ので、従来より一段と回収効率を上げて分離させること
ができる。

更に請求項２の考案によれば、非磁性金属分離ベルトコ
ンベヤのごみ排出端からの分離飛翔中において、ビニー
ル屑や紙屑がからんだ状態のアルミニウム屑に圧縮空気
が吹き付けられると、この圧縮空気の噴出力によりから
み分離作用を受け、比重の小さい方のビニール屑や紙屑
がアルミニウム屑よりも、より圧縮空気の噴出方向側に
飛ばされる。これによりアルミニウム屑とビニール屑や
紙屑とをそれぞれの排出空間へと導くことができる。更
に、この圧縮空気を受けてもまだアルミニウム屑にから
みついているビニール屑や紙屑は、アルミニウム屑にか
らんだ状態で、圧縮空気噴出管の下方に配設されている
反撥板に衝突し、その衝突により分離作用を受け、更に
ビニール屑や紙屑はアルミニウム屑より反撥力が小さい
のでほとんど反撥せずその反撥板に沿って下方へと落下
しそれ専用の排出空間へと導かれ、またアルミニウム屑
はビニール屑や紙屑より反撥力が大きいのでこの反撥に
よりビニール屑や紙屑とは異なった軌跡を描いてアルミ
ニウム用の排出空間へと導かれることができるので、ア
ルミニウム屑とその他のビニール屑や紙屑とが確実に分
離される。すなわち請求項２の考案では、圧縮空気によ
って分離作用が行われた後に、その圧縮空気による分離
作用だけではからみの取れないアルミニウム屑を反撥板
に衝突させて、反撥力の差によって分離作用を行ってい
るので、従来より一段と回収効率を上げて分離させるこ
とができる。

［実施例］ 以下、本考案の実施例による非磁性金属分離ベルトコン
ベヤについて図面を参照して説明する。なお、従来例に
対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な
説明は省略する。

第１図は本考案の第１実施例による非磁性金属（アルミ
ニウム屑）分離ベルトコンベヤを示すものであるが、こ
れは全体として（73）で示され、この筒体（60）の下方
にはごみ収容器（77）が配設されている。これは隔壁
（52）（53）（54）（55）により内部に、アルミニウム
収容空間Ｍ、通常のごみ収容空間Ｎ及び鉄屑収容空間Ｏ
を画成している。また、隔壁（52）には圧縮空気噴出管
（51）が配設され、これから圧縮空気が矢印で示す方向
に噴出されるが、この圧縮空気の噴出方向に対応するよ
うに筒体（60）の下方には反撥板（56）が配設されてい
る。この反撥板（56）は本考案によれば、通常のごみ収
容空間Ｎの上方で、かつアルミニウム収容空間Ｍ側へ偏
位して傾斜して配設されている。また、従来例とは異な
り筒体（60）内にはこの回転軸（46）と同心的に回転磁
石（43）が配設されている。

本考案の第１実施例は以上のように構成されるが、次に
この作用について説明する。

紙屑などの通常のごみ屑がからんでいないアルミニウム
屑ｍは従来と同様に点線ｃで示される軌跡を描いてアル
ミニウム収容空間Ｍへと回収される。また、紙屑やプラ
スチックなどの非金属のごみｇはやはり従来と同様な軌
跡を経て通常のごみ収容空間Ｎへと排出される。また、
鉄屑ｆは鉄屑収容空間Ｏへと排出される。

以上は通常の作用であるが、次に、アルミニウム屑ｍに
紙屑やビニール屑ｇ′がからんでいる場合について説明
する。このからんだ紙屑やビニール屑ｇ′もアルミニウ
ム屑ｍに流れる渦電流による磁束と回転磁石（43）の磁
束との相互作用により、アルミニウム屑ｍの軌跡を描く
ように飛ばされ、すなわちこれは図示するように筒体
（60）から放出され、この飛翔中において反撥板（56）
に衝突し、またこのときに圧縮空気噴出管（51）からの
圧縮空気を受けることにより反撥力及び圧縮空気による
からみ分離作用により確実にそのからみが分離されると
共に、反撥力の差及びこれらごみ成分の比重の差により
アルミニウム屑ｍは確実にアルミニウム収容空間Ｍへと
導入され、また紙屑やビニール層ｇ′は通常のごみ収容
空間Ｎへと導かれることができる。

第２図は本考案の第２実施例による非磁性金属（アルミ
ニウム屑）分離ベルトコンベヤを示し、従来例及び上記
実施例に対応する部分については同一の符号を付しその
詳細な説明は省略する。

本実施例のアルミニウム屑分離ベルトコンベヤは全体と
して（74）で示され、この筒体（60）の下方にはごみ収
容器（78）が配設され、これは隔壁（57）（63）（64）
（65）によりアルミニウム収容空間Ｐ、通常のごみ収容
空気Ｑ及び鉄屑収容空間Ｒを画成している。一方の隔壁
（57）には圧縮空気噴出管（58）が取り付けられ、これ
から矢印で示す方向に圧縮空気を噴出するようにしてい
る。また、筒体（60）の下方には反撥板（62）が配設さ
れているが、これは第１実施例と異なり圧縮空気噴出管
（58）よりも下方位置に配設されている。

第２実施例は、以上のように構成されるが、次にこの作
用について説明する。ビニール屑や紙屑などの非金属の
ごみｇがアルミニウム屑ｍにからんでいない場合につい
ては第１実施例と同様な作用を行うが、アルミニウム屑
ｍに紙屑やビニール屑ｇ′がからんでいる場合には筒体
（60）からの分離飛翔中に圧縮空気噴出管（58）からの
圧縮空気を受けることにより、からみの分離力を受け、
ここでからみを分離されたアルミニウム屑ｍ及び紙屑や
ビニール屑ｇ′はその比重の差により、圧縮空気の噴出
方向、すなわち図の左方へとより大きく飛ばされて通常
のごみ収容空間Ｑへと導入され、またアルミニウム屑ｍ
は比較的比重が大きいので、それ程大きな軌跡の変化を
もたらせられることなくアルミニウム収容空間Ｐへと導
入される。また、そのからみが強くて圧縮空気だけで分
離されない場合にはこの後、反撥板（62）に衝突しこの
ときの衝突力により、より確実にからみが分離され、ア
ルミニウム屑ｍと紙屑やビニール屑ｇ′とが分離され
て、その比重の差及び反撥力との差によりそれぞれの軌
跡を経て、アルミニウム収容空間Ｐ及び通常のごみ収容
空間Ｑへと導入される。

以上、本考案の各実施例について説明したが、勿論、本
考案はこれらに限定されることなく、本考案の技術的思
想に基づいて種々の変形が可能である。

例えば、以上の実施例では圧縮空気噴出管及び反撥板は
それぞれ１つずつ設けられたが、更に異なる箇所に設け
て複数としてもよい。

また、以上の実施例ではアルミニウム屑分離ベルトコン
ベヤのみを示したが、このベルトの供給端側に何らかの
風選機を配設し、これよりアルミニウムを含む重いごみ
成分とこれより軽いごみ成分とを分離し、アルミニウム
を含む重いごみ成分だけをアルミニウム屑分離ベルトコ
ンベヤに供給して、このベルトコンベヤへの負荷を小さ
くして、よりアルミニウム屑の回収効率を向上させるよ
うにしてもよい。

また、以上の実施例では非磁性金属としてアルミニウム
を示したが、その他の非磁性金属例えば銅屑や真鍮屑を
も同じ原理で分離することができる。

［考案の効果］ 以上述べたように、本考案の非磁性金属分離ベルトコン
ベヤによれば、圧縮空気噴出管と反撥板をとを設けるこ
とによって、圧縮空気の噴出力及び反撥力の差により分
離作用を確実に行っているので、非磁性金属性のごみを
従来よりも一段と回収効率を上げて分離させることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の第１実施例によるアルミニウム屑分離
ベルトコンベヤの側面図、第２図は本考案の第２実施例
によるアルミニウム屑分離ベルトコンベヤの側面図、第
３図は従来例のアルミニウム屑分離ベルトコンベヤの側
面図である。 なお、図において、 （51）（58）……圧縮空気噴出管 （56）（62）……反撥板 （73）（74）……アルミニウム屑分離ベルトコンベヤ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−55076（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−73836（ＪＰ，Ａ) 実開 昭56−7545（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−58046（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−82446（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭57−42537（ＪＰ，Ｙ２)

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】一端部で駆動ローラに、他端部で非金属性
   の筒体に巻回されるベルトと前記筒体内に内蔵され、周
   縁部が交互にＮ極とＳ極とに磁化されている回転磁石と
   から成り、前記回転磁石を前記筒体の回転速度より大き
   い回転速度で同方向に回転させるようにして、前記ベル
   トの他端部より非磁性金属のごみ成分を他成分のごみ成
   分とは異なった軌跡で排出させるようにして分離する非
   磁性金属分離ベルトコンベヤにおいて、前記ベルトのご
   み排出端の下方に反撥板及びこれに向かって圧縮空気を
   噴出する圧縮空気噴出管とを配設し、反撥係数が小さ
   く、かつ比重の小さい非金属性のごみ成分とからんだ非
   磁性金属性のごみ成分を前記ベルトのごみ排出端からの
   分離放出飛翔中に前記反撥板に衝突させて、かつこれに
   向かって前記圧縮空気噴出管から圧縮空気を吹き付け
   て、これらごみ成分の反撥力及び比重の差により非磁性
   金属性のごみ成分と非金属性のごみ成分とを分離させ、
   かつそれぞれのごみ成分排出空間へと導入させるように
   したことを特徴とする非磁性金属分離ベルトコンベヤ。
2. 【請求項２】一端部で駆動ローラに、他端部で非金属性
   の筒体に巻回されるベルトと前記筒体内に内蔵され、周
   縁部が交互にＮ極とＳ極とに磁化されている回転磁石と
   から成り、前記回転磁石を前記筒体の回転速度より大き
   い回転速度で同方向に回転させるようにして、前記ベル
   トの他端部より非磁性金属のごみ成分を他成分のごみ成
   分とは異なった軌跡で排出させるようにして分離する非
   磁性金属分離ベルトコンベヤにおいて、前記ベルトのご
   み排出端の下方に向かって圧縮空気を噴出する圧縮空気
   噴出管を配設し、更に該圧縮空気噴出管より下方に反撥
   板を配設し、反撥係数の小さい非金属性のごみ成分とか
   らんだ非磁性金属性のごみ成分を前記ベルトのごみ排出
   端からの分離飛翔中に前記圧縮空気噴出管からの圧縮空
   気により、非磁性金属性のごみ成分と非金属性のごみ成
   分とのからみを分離させるようにし、このとき分離した
   非磁性金属性のごみ成分と非金属性ごみ成分とはそれぞ
   れのごみ成分排出空間へと導入させ、かつまた、なおか
   らみの分離されない前記ごみ成分は前記反撥板に衝突さ
   せて、反撥係数の小さい非金属性のごみ成分と、該反撥
   係数の小さい非金属性のごみ成分より反撥係数の大きい
   非磁性金属性ごみ成分とを、その反撥力の差により前記
   反撥板により分離して、それぞれのごみ成分排出空間へ
   と導入させるようにしたことを特徴とする非磁性金属分
   離ベルトコンベヤ。