JPH075359U - 魚釣用リ−ル - Google Patents

魚釣用リ−ル

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Publication number
JPH075359U
JPH075359U JP3971993U JP3971993U JPH075359U JP H075359 U JPH075359 U JP H075359U JP 3971993 U JP3971993 U JP 3971993U JP 3971993 U JP3971993 U JP 3971993U JP H075359 U JPH075359 U JP H075359U
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JP
Japan
Prior art keywords
reel
spool
fishing
electronic control
fixed
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Pending
Application number
JP3971993U
Other languages
English (en)
Inventor
京市 金子
秀明 高橋
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイワ精工株式会社 filed Critical ダイワ精工株式会社
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Publication of JPH075359U publication Critical patent/JPH075359U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リ−ル本体に電子制御ケ−スを装着すること
で発電電源が給電できて実用的にコンパクト化され、防
水性が解決されると共に、組み立てが極めて簡単容易に
なること。 【構成】 リ−ル本体1の両側枠2、3間にはスプ−ル
15が配置され、スプ−ル15はスプ−ル軸16に固定され、
ハンドル17で回転される。左右両側枠2、3間の前側上
部に凹部2a、3aが形成されて制御装置4を内蔵した電子
制御ケ−ス5が装着されている。側枠2の外側に突出さ
れたスプ−ル軸16に歯車21が固定されて中間歯車22に噛
合され、中間歯車22に回転体6が噛合されている。回転
体6には複数個のマグネット25が固定され、回転体6と
マグネット25で発電機の回転部分が構成されている。電
子制御ケ−ス5のマグネット25と対向する位置に防水容
器7が固定されて発電機の静止側の発電部品を構成する
コイル26が防水収容されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、リ−ル本体に装着した電子制御ケ−スに計測した糸長等を表示す る表示器等を備え、これらに給電する電源をハンドルに連動回転する回転体で構 成した発電機から得られるようにした魚釣用リ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、魚泳層に仕掛けを確実に投下して釣果の向上を図るため、リ−ル本体に 糸長等の計測装置や釣糸繰出し時の報知等、電気的・電子的手段を用いて計測表 示したり、駆動するための装置を多くの魚釣用リ−ルに備えているのが現状であ る。 これらの魚釣用リ−ルに於いては、装置を駆動するために電源を使用するので 、釣場における電気消耗によってリ−ルが使用出来なくなることがあるため、ス プ−ルにマグネットを、対向するリ−ル本体にコイルを設けて発電し、電子表示 装置に駆動する電源を充電するようにしたものが例えば実開昭61−20164 号公報 で提案されている。 しかしながら、魚釣用リ−ルは、海水、水、砂、異物等が侵入付着し易い厳し い環境で使用されること及び捲取操作時において良好な握持保持性が必要であり 、防水性及びコンパクト化が要求されるが、この点での配慮がなく、実用的でな い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、防水性及びコンパクト化が実用的に解決されてい ないことである。
【0004】 本考案の目的は前記欠点に鑑み、発電機の静止側の発電部品を電子制御ケ−ス の中に防水収容したことで、リ−ル本体に電子制御ケ−スを装着することで発電 電源が給電できて実用的にコンパクト化され、防水性が解決されると共に、組み 立てが極めて簡単容易になる魚釣用リ−ルを提供することである。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本考案は、リ−ル本体に装着される電子制御ケ−スの中に、ハンドルに連動回 転する回転体で構成した発電機の静止側の発電部品を防水収容したことを要旨と するものである。
【0006】
【作用】
魚釣用リ−ルが組み立てられる時、電子制御ケ−ス5が左右両側枠2、3の凹 部2a、3aに装着されると、発電機の回転部分が構成される回転体6とマグネット 25に対向する位置に、発電機の静止側の発電部品を構成するコイル26が配置され て組立作業が極めて容易になると共に、発電機の静止側の発電部品の防水も容易 になる。 魚釣用リ−ルの動作は、ハンドル17が回転されると、スプ−ル軸16とスプ−ル 15が回転され、この回転で回転体6が回転されると、複数個のマグネット25が回 転され、コイル26に発電されてコンデンサ−28に整流された直流電流が流れて充 電されて制御装置4に供給される。
【0007】
【実施例】
以下、図示の実施例によって本考案を説明すると、魚釣用リ−ルを魚釣用両軸 受型リ−ルで述べると、図1はリ−ル本体上部に電子制御ケ−スが装着された魚 釣用両軸受型リ−ルの要部断面平面図、図2は電子制御ケ−スが装着された魚釣 用両軸受型リ−ルの拡大要部断面平面図、図3は電子制御ケ−スが装着された魚 釣用両軸受型リ−ルの側面図、図4は電子制御ケ−スが装着された魚釣用両軸受 型リ−ルの要部断面背面図、図5はリ−ル本体の内部の要部断面側面図である。
【0008】 図1で魚釣用両軸受型リ−ルは、リ−ル本体1の左右両側枠2、3が支柱10と リ−ル脚11の固定板12で平行に保持されている。 左右両側枠2、3の外側には夫々リ−ル側板13、14が取り付けられている。 両側枠2、3間にはスプ−ル15が配置され、スプ−ル15はスプ−ル軸16に固定 されてスプ−ル軸16は図示しない軸受で回転可能に支持されている。 スプ−ル15はリ−ル側板14内の図示しない駆動歯車等を介してハンドル17で回 転される。 リ−ル本体1の左右両側枠2、3間の前側上部に凹部2a、3aが形成されて制御 装置4を内蔵した電子制御ケ−ス5が装着されて電子制御ケ−ス5上面に表示器 18と操作ボタン19、20が設けられている。
【0009】 側枠2の外側に突出されたスプ−ル軸16に歯車21が固定されている。 側枠2の外側に中間歯車22が軸23で軸承されている。 更に側枠2の外側に歯車からなる回転体6が軸24で回転自在に軸承されている 。 中間歯車22は歯車21と回転体6に夫々噛合されている。 回転体6には複数個のマグネット25が固定され、回転体6とマグネット25で発 電機の回転部分が構成されている。 電子制御ケ−ス5のマグネット25と対向する位置に防水容器7が固定されて防 水容器7内に発電機の静止側の発電部品を構成するコイル26が防水収容されてい る。 電子制御ケ−ス5内には整流器27とコンデンサ−28が収容されてコイル26の出 力は整流器27とコンデンサ−28を介して制御装置4に接続されている。 制御装置4に表示器18と操作ボタン19、20のスイッチが接続されている。
【0010】 スプ−ル15より後側の側枠2には軸筒29が固定され、軸筒29に糸長測定装置A のア−ム8の軸筒8aが嵌合されてア−ム8は前後に揺動自在に抜け止め支持され ている。 ア−ム8には回転ロ−ラ30が軸承されて回転ロ−ラ30の外周に取り付けられた 弾性リング31は糸長計測時、スプ−ル15の釣糸捲回胴部外周に捲回された釣糸32 の外周に図示しない発条で圧接付勢される。 回転ロ−ラ30の回転はア−ム8内の図示しない複数の歯車輪列を介して出力軸 33に伝達されている。
【0011】 出力軸33には出力歯車34が固定されて軸35に軸承された歯車36が噛合され、歯 車36の一側面にマグネット37が固定されている。 側枠2の外側にはマグネット37と対向する位置に検出器のホ−ル素子38が固定 されている。 ホ−ル素子38はリ−ド線39で電子制御ケ−ス5の制御装置4に接続されている 。
【0012】 魚釣用リ−ルが組み立てられる時、電子制御ケ−ス5が左右両側枠2、3の凹 部2a、3aに装着されると、発電機の回転部分が構成される回転体6とマグネット 25に対向する位置に、発電機の静止側の発電部品を構成するコイル26が配置され て組立作業が極めて容易になると共に、発電機の静止側の発電部品の防水も容易 になる。
【0013】 魚釣用リ−ルの動作は、ハンドル17が回転されると、スプ−ル軸16とスプ−ル 15が回転される。 この回転で歯車21と中間歯車22と回転体6が回転される。 回転体6が回転されると、複数個のマグネット25が回転され、コイル26に発電 されてコンデンサ−28に整流された直流電流が流れて充電されて制御装置4に供 給される。 他方スプ−ル15に巻回された釣糸32に回転ロ−ラ30の弾性リング31が圧接され た状態で、スプ−ル軸16とスプ−ル15が回転されて釣糸32がスプ−ル15の外周に 巻回されると、スプ−ル15の回転が回転ロ−ラ30を介して出力軸33に伝達され、 歯車36とマグネット37が回転される。 マグネット37の回転で検出器のホ−ル素子38でスプ−ル15の回転数が検出され 、電子制御ケ−ス5の表示器18の液晶体で糸長数値が表示される。 又、スプ−ル15に巻回された釣糸32に回転ロ−ラ30の弾性リング31が圧接され た状態で、図示しない仕掛が水中に降ろされると釣糸が繰り出されて回転ロ−ラ 30が回転され、表示器18の液晶体で糸長数値が表示される。
【0014】 前記のように魚釣用リ−ルが構成されると、発電機の静止側の発電部品のコイ ル26が電子制御ケ−ス5の中に防水収容されたことで、リ−ル本体1に電子制御 ケ−ス5を装着することで発電電源が給電できて実用的にコンパクト化され、防 水性が解決されると共に、組み立てが極めて簡単容易になる。
【0015】 前記説明では、魚釣用リ−ルを魚釣用両軸受型リ−ルで述べたが、魚釣用両軸 受型電動リ−ル等他の形式の魚釣用リ−ルに実施してもよい。 前記説明では、発電機の静止側の発電部品をコイル26で述べたが、他の整流器 27等を含めてもよい。 又、糸長測定装置はコイル26の位置の防水容器7の中にホ−ル素子を設け、ス プ−ル15の回転数を検知して糸長計測する構成としたり、巻き取り、繰り出して 移動する釣糸32に糸長計測要ロ−ラを当てて計測する構成としてもよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案は前述のように構成されたから、発電機の静止側の発電部品が電子制御 ケ−スの中に防水収容されたことで、リ−ル本体に電子制御ケ−スを装着するこ とで発電電源が給電できて実用的にコンパクト化され、防水性が解決されると共 に、組み立てが極めて簡単容易になる等実用上優れた効果を奏する魚釣用リ−ル を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】リ−ル本体上部に電子制御ケ−スが装着された
魚釣用両軸受型リ−ルの要部断面平面図である。
【図2】電子制御ケ−スが装着された魚釣用両軸受型リ
−ルの拡大要部断面平面図である。
【図3】電子制御ケ−スが装着された魚釣用両軸受型リ
−ルの側面図である。
【図4】電子制御ケ−スが装着された魚釣用両軸受型リ
−ルの要部断面背面図である。
【図5】リ−ル本体の内部の要部断面側面図である。
【符号の説明】
1 リ−ル本体 5 電子制御ケ−ス 6 回転体 17 ハンドル 26 発電機の静止側の発電部品(コイル)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リ−ル本体に装着される電子制御ケ−ス
    の中に、ハンドルに連動回転する回転体で構成した発電
    機の静止側の発電部品を防水収容したことを特徴とする
    魚釣用リ−ル。
JP3971993U 1993-06-25 1993-06-25 魚釣用リ−ル Pending JPH075359U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3971993U JPH075359U (ja) 1993-06-25 1993-06-25 魚釣用リ−ル

Applications Claiming Priority (1)

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JP3971993U JPH075359U (ja) 1993-06-25 1993-06-25 魚釣用リ−ル

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Publication Number Publication Date
JPH075359U true JPH075359U (ja) 1995-01-27

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ID=12560799

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JP3971993U Pending JPH075359U (ja) 1993-06-25 1993-06-25 魚釣用リ−ル

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120164B2 (ja) * 1980-05-06 1986-05-21 Murata Manufacturing Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120164B2 (ja) * 1980-05-06 1986-05-21 Murata Manufacturing Co

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