JPH0753580Y2 - 浴槽排水栓 - Google Patents

浴槽排水栓

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JPH0753580Y2
JPH0753580Y2 JP1990120618U JP12061890U JPH0753580Y2 JP H0753580 Y2 JPH0753580 Y2 JP H0753580Y2 JP 1990120618 U JP1990120618 U JP 1990120618U JP 12061890 U JP12061890 U JP 12061890U JP H0753580 Y2 JPH0753580 Y2 JP H0753580Y2
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JP
Japan
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bathtub
drain plug
metal fitting
cap
overflow
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Application number
JP1990120618U
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English (en)
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JPH0477385U (ja
Inventor
弘秋 沢木
Original Assignee
株式会社イナックス
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、浴槽内の底部に設けた排水孔を閉塞する浴槽
排水栓の収納構成に関する。
(ロ)従来技術 従来から、排水栓に連結した鎖を収容する連結鎖収容器
具の構成は、実開昭58-29388号公報に記載の如き技術が
公知とされている。
また、オーバーフロー用カバーに浴槽用排水栓の引っ掛
けフックを設けた技術は、実開平1-105578号公報の如き
技術が公知とされている。
また、第11図と第12図に示す如き従来技術と公知されて
いたのである。
第11図は、従来の浴室ユニットの平面断面図、第12図
は、従来の浴槽排水栓12と吊下金具13の側面断面図であ
る。
該従来技術においては、浴槽1の排水孔18の部分を閉じ
る浴槽排水栓12は、鎖状の吊下金具13により吊り下げら
れており、この吊下金具13は、浴槽1の上部に係止ピン
19により係止されていたのである。
故に、浴槽1に湯を溜めることなく、シャワーを単独使
用する場合や、浴槽1の内部の清掃をする場合等におい
て、外した浴槽排水栓12や吊下金具13が、浴槽1の底部
に転がっていたり、ぶら下がっていたりするので邪魔と
なっていた。
(ハ)考案が解決すべき課題 本考案は、該浴槽排水栓を外した場合において、浴槽排
水栓と吊下金具の部分が浴槽の中に転がっていたり、縁
部に掛けられたりして邪魔となっていたという不具合を
解消するものであり、浴槽排水栓を排水孔から外した場
合には、すぐに収納キャップ内に収納されるように構成
したものである。
また、従来からオーバーフロー管に連通するオーバーフ
ロー孔が設けられており、該オーバーフロー孔の部分を
被覆するオーバーフロー化粧キャップが別に必要であっ
たのであるが、本考案においては、該オーバーフロー化
粧キャップを、前記巻取リールを収容する収納キャップ
により兼用させたものである。
(ニ)課題を解決する手段 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課
題を解決する手段を説明する。
浴槽の排水孔を閉塞する浴槽排水栓9を、吊下金具7に
より浴槽の上方から吊り下げた構成において、非閉塞時
に該浴槽排水栓9の吊下金具7を巻取る巻取リール15を
設け、該巻取リール15を収納キャップ10により被覆し、
該収納キャップ10と巻取リール15を浴槽1の上部に設け
て、該収納キャップ10により浴槽のオーバーフロー孔20
の部分を被覆させ、オーバーフロー化粧キャップを兼用
させたものである。
(ホ)作用 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如く
であり、次に本考案の作用を説明する。
浴槽排水栓9を外す場合においては、排水孔18内に少々
の嵌合力により嵌入されている浴槽排水栓9を引き抜い
て、次に吊下金具7を僅かに引くと、巻取リール15の平
バネに掛かっているロックが外れ、そのまま浴槽排水栓
9を引っ張って手を弛めることにより、吊下金具7が一
気に引き込まれるのである。
逆に、浴槽排水栓9を排水孔18に挿入して閉塞する場合
には、一旦、吊下金具7を引っ張って、次に浴槽排水栓
9が排水孔18に届く位置まで引っ張り、やや長めの位置
まで引っ張って弛めると、該位置で巻取リール15にロッ
クが掛かるのである。
その状態で浴槽排水栓9を排水孔18に挿入すると、固定
されるのである。
そして、上記巻取リール15を被覆する収納キャップ10
は、オーバーフロー管8に連通する収納キャップ10の部
分を被覆すべく構成しており、該収納キャップ10によ
り、オーバーフロー孔20の部分のオーバーフロー化粧キ
ャップを兼用させているのである。
(ヘ)実施例 本考案の解決すべき課題及び課題を解決する手段及び作
用は、以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施
例の構成を説明する。
第1図は、浴室ユニットの側面断面図、第2図は、浴槽
排水栓9を収納キャップ10内に巻取収納すべく構成した
実施例の側面断面図、第3図は、吊下金具7を巻取収納
した状態の側面断面図、第4図は、同じく前面図、第5
図は、浴槽排水栓9を取り出す状態の側面断面図、第6
図は同じく前面図、第7図は他の実施例の側面断面図、
第8図は、同じく前面図、第9図は、吊下金具7をオー
バーフロー管8の内部に落とし込んで収納する実施例の
側面断面図、第10図は、同じく前面図である。
第1図において、浴室ユニットの構成を説明する。
周囲をユニット壁5により閉鎖しており、下部に浴槽1
と洗い場ユニット3が配置されている。
該浴槽1には、浴槽混合水栓2が突出配置されており、
また、洗い場ユニット3には洗い場混合水栓11が配置さ
れている。浴室ユニットのユニット壁5の部分に、第11
図に示す如く、ドア4が開閉自在に支持されている。
以上のような構成において、本考案の要部は、浴槽1の
排水孔18を閉塞する浴槽排水栓9に関するものである。
従来は、浴槽排水栓12と吊下金具13は、そのまま外部に
露出されていたのであるが、本考案においては、浴槽排
水栓9を排水孔18から外した場合には、そのまま巻き取
り収納する収納キャップ10を、浴槽1の内側に設けたも
のである。そして、特に該収納キャップ10を、オーバー
フロー管8の化粧キャップと兼用したのである。
次に、第2図から第6図に示す実施例について説明す
る。
該実施例においては、浴槽1に固定したオーバーフロー
管8の基部に化粧キャップを設け、該化粧キャップを収
納キャップ10に兼用している。
オーバーフロー管8のオーバーフロー孔20は、浴槽1と
収納キャップ10との間に開口されている。そして、該オ
ーバーフロー孔20を超える水量が浴槽1に注水される
と、該オーバーフロー孔20より過剰水が吐出されるので
ある。
そして、該オーバーフロー孔20の部分に連接して円筒状
の収納キャップ10が構成されており、該収納キャップ10
の内部に、巻取リール15が配置されている。該巻取リー
ル15の内部には、平バネが収納されており、該平バネの
復元力を利用して、吊下金具7を巻き取るのである。
該巻取リール15の内部には、自動ロック機構が構成され
ており、一旦浴槽排水栓9を持って吊下金具7を引き出
すと、引き終わった位置で巻取平バネにロックが作動
し、その位置からは吊下金具7を引き戻すことはなくな
るのである。
次に、浴槽排水栓9を外して、吊下金具7を僅かに引っ
張ると、前記巻取平バネのロックが外れて、一気に巻取
リール15内へ吊下金具7が引き込まれるように構成して
いる。
該吊下金具7の引き込みにより収納された浴槽排水栓9
は、収納キャップ10の内部に第3図,第4図の如く被覆
された状態で収納されるのである。
また、浴槽1に湯を溜めた状態で、巻取リール15により
吊下金具7が引っ張られて、浴槽排水栓9が排水孔18か
ら外れ、湯が洩れてしまうことのないように、巻取リー
ル15の引っ張り力よりも、浴槽排水栓9を押す水圧力の
方が大きく設定されているのである。
第7図,第8図の実施例において説明する。
該実施例においても、オーバーフロー管8のオーバーフ
ロー孔20の部分の化粧キャップを、収納キャップ10に兼
用した構成を開示されている。
しかし、該実施例においては、収納キャップ10の内部一
杯に巻取リール15を構成しており、吊下金具7の長さが
長くても収納可能としている。
しかし、吊下金具7を一度引っ張ると、その位置でロッ
クが掛かり、次に引っ張るとロックが外れるという機構
は、前述の実施例の場合と同じである。
第9図,第10図の実施例について説明する。
該実施例においては、オーバーフロー管8の部分に巻取
リール15を構成していない。その代わりに、オーバーフ
ロー管8自体を吊下金具7の収納管に構成しているので
ある。
そして、浴槽排水栓9を外して上方へ持ち上げると、吊
下金具7の先端の部分の重り21により吊下金具7が、徐
々にオーバーフロー管8の内部に引き込まれるように構
成しているのである。しかし、該重り21は、浴槽1に湯
を入れた状態で浴槽排水栓9が抜けてしまう程の重さに
は構成されていないのである。
(ト)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するのである。
第1に、浴槽1に湯をはることなく、シャワーのみを浴
びる場合においては、浴槽排水栓9や吊下金具7が、浴
槽1の底に転がっていることとなり邪魔となるのである
が、本考案の如く、吊下金具7を巻き取って浴槽排水栓
9を収納することにより、浴槽排水栓9や吊下金具7
が、邪魔となることがなくなったのである。
第2に、浴槽1の清掃をする場合においても、浴槽排水
栓9と吊下金具7を巻き取り収納することにより、邪魔
となることがなくなったのである。
第3に、該吊下金具7の収納部分を、オーバーフロー管
8の化粧キャップに兼用することにより、別に、特別に
化粧キャップを設ける必要がなくなったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、浴室ユニットの側面断面図、第2図は、浴槽
排水栓9を収納キャップ10内に巻取収納すべく構成した
実施例の側面断面図、第3図は、吊下金具7を巻取収納
した状態の側面断面図、第4図は、同じく前面図、第5
図は、浴槽排水栓9を取り出す状態の側面断面図、第6
図は同じく前面図、第7図は他の実施例の側面断面図、
第8図は、同じく前面図、第9図は、吊下金具7をオー
バーフロー管8の内部に落とし込んで収納する実施例の
側面断面図、第10図は、同じく前面図、第11図は、従来
の浴室ユニットの平面断面図、第12図は従来の浴槽排水
栓12と吊下金具13の側面断面図である。 1……浴槽 2……浴槽混合水栓 3……洗い場ユニット 5……ユニット壁 7……吊下金具 8……オーバーフロー管 9……浴槽排水栓 10……収納キャップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽の排水孔を閉塞する浴槽排水栓9を、
    吊下金具7により浴槽の上方から吊り下げた構成におい
    て、非閉塞時に該浴槽排水栓9の吊下金具7を巻取る巻
    取リール15を設け、該巻取リール15を収納キャップ10に
    より被覆し、該収納キャップ10と巻取リール15を浴槽1
    の上部に設けて、該収納キャップ10により浴槽のオーバ
    ーフロー孔20の部分を被覆させ、オーバーフロー化粧キ
    ャップを兼用させたことを特徴とする浴槽排水栓。
JP1990120618U 1990-11-16 1990-11-16 浴槽排水栓 Expired - Lifetime JPH0753580Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990120618U JPH0753580Y2 (ja) 1990-11-16 1990-11-16 浴槽排水栓

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990120618U JPH0753580Y2 (ja) 1990-11-16 1990-11-16 浴槽排水栓

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Publication Number Publication Date
JPH0477385U JPH0477385U (ja) 1992-07-06
JPH0753580Y2 true JPH0753580Y2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=31868517

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990120618U Expired - Lifetime JPH0753580Y2 (ja) 1990-11-16 1990-11-16 浴槽排水栓

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829388U (ja) * 1981-08-22 1983-02-25 正垣 良作 連結鎖収容器具
JPH0711676Y2 (ja) * 1988-01-08 1995-03-22 東陶機器株式会社 浴槽オーバーフロー用カバー

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Publication number Publication date
JPH0477385U (ja) 1992-07-06

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