JP3035674U - 収納装置付ホースリール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 洗車、撒水等に使用するホースリールを、不
使用時に地中に収納し、必要に応じ簡単な操作でこれを
地上に出して使用する。 【解決手段】 開口部３が地表にある無底の函１を埋設
し、該函の開口部３を覆う蓋５を蝶番１２等で開閉自在
に構成し、該蓋５の裏面、すなわち蓋５を開いたとき上
面となる面にホースリール８を固定取付けする構成。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、洗車、撒水等に使用するホースリールを、不使用時、地中に収納し 、必要に応じてこれを地上に出して使用することを得る構成に係わる。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ホースリール単体として存在し、不使用時は格納場所等に移動、収納す る等するものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案が目的とする要点は、不使用時のホースリールの処置である。すなはち 、使用状態にないホースリールは邪魔な存在であり、大抵地上に無造作に放置さ れているケースが多く、躓きやすく、人車の出入りの邪魔となるものである。こ のため、簡単な収納方式を得る構造とすることを解決すべき技術的課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するための技術的手段は、開口部が地表にある無底の凾を埋設 し、該凾の開口部を覆う蓋を蝶番等で開閉自在に構成し、該蓋の裏面、すなはち 蓋を開いたとき上面となる面にホースリールを固定取付けする構成とするもので ある。尚、前記函には撒水栓を内蔵することにより配水管路を短縮することも得 るものである。

【０００５】

【作用】

本考案による収納装置付ホースリールは、不使用状態の時は収納装置の函体を 覆う蓋の裏面にホースリールが取付けられているため、地表からまったく隠れた 状態となっており、邪魔な存在でなく、使用状態とするには該蓋を開けるだけで 準備出来るものである。

【０００６】

【実施例】

以下に本考案の実施例を図面に基ずいて説明する。図１に於て、１は地表面２ と同一面にある開口部３及び開口した底４を有する函体、５は蝶番６で該函体１ と開閉自在に連結し、開閉用把手７を有する蓋体、８は該蓋体５に固定取付けさ れホース９を捲廻したホースリール組、１０は該ホースリール組８の操作用折畳 ハンドル、１１は蝶番１２により前記函体１に於て前記蓋体５の反対縁に開閉自 在に取付けられた落下防止用の補助蓋、１３は地下給水管路、１４は撒水栓、１ ５は給水側 ホースを示すものである。

【０００６】

【考案の効果】

以上の如く本案によれば、不使用状態に於て、ホースリールは図１状態で地表 面に何らの突起物がなく、邪魔な存在とならず、使用時には蓋体５の開閉用把手 ７を矢印Ａに引上げることにより図２状態として、簡単に撒水等の給水作業を開 始することが出来るものであり、補助蓋１１をその作業中閉めることにより幼児 等の落下事故を防ぐことが出来るものである。又、不使用時にコードリールを地 中に収納することによりホース内の残水が凍結するのを防ぐ効果があり、種々の 面で有用な効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案を実施した収納装置付ホースリールの収
納状態を示す正面断面図。

【図２】図１の使用状態を示す正面断面図。

【図３】図２状態を示す斜視図。

【符号の説明】

１、函体 ３、開口部 ５、蓋体 ６、蝶番 ８、ホースリール組 １０、折畳ハンドル １１、補助蓋 １２、蝶番 １４、撒水栓

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】開口部が地表にある無底の凾を埋設し、該
   凾の開口部を覆う蓋を蝶番等で開閉自在に構成し、該蓋
   の裏面、すなはち蓋を開いたとき上面となる面にホース
   リールを固定取付けし、この状態でホースリールの使用
   状態、蓋を閉めると収納状態とすることを特徴とする収
   納装置付ホースリール。