JPH0753455B2 - 正逆印字補正方法 - Google Patents
正逆印字補正方法Info
- Publication number
- JPH0753455B2 JPH0753455B2 JP61000930A JP93086A JPH0753455B2 JP H0753455 B2 JPH0753455 B2 JP H0753455B2 JP 61000930 A JP61000930 A JP 61000930A JP 93086 A JP93086 A JP 93086A JP H0753455 B2 JPH0753455 B2 JP H0753455B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- speed
- digital switch
- correction
- correction value
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ドットプリンタ装置に於いて、正逆印字のドットずれを
1個のデイジタルスイッチと各速度に応じた補正値レジ
スタによりきめ細かく調整出来る様にした。
1個のデイジタルスイッチと各速度に応じた補正値レジ
スタによりきめ細かく調整出来る様にした。
本発明はドットプリンタ装置の正方向・逆方向印字時の
ドット補正方法に関するものである。
ドット補正方法に関するものである。
ドットプリンタ装置では、或る行を正方向印字した時に
は次の行を逆方向印字し、更に其の次の行は正方向印字
する手順を採ることにより、プリンタのヘッドの移動距
離を節約し、総合的に印字速度を高めていることは周知
の通りである。
は次の行を逆方向印字し、更に其の次の行は正方向印字
する手順を採ることにより、プリンタのヘッドの移動距
離を節約し、総合的に印字速度を高めていることは周知
の通りである。
又最近は印字速度も一種類ではなく、普通数種類の印字
速度を持つものが多くなっている。
速度を持つものが多くなっている。
此の様に印字方向及び印字速度を色々と変化させる場合
にはドット補正の問題が起きる。
にはドット補正の問題が起きる。
第2図はドット補正の説明図である。
第2図に示す様にプリンタヘッドが或る行の上を或る速
度で移動している時、印字指令が出た時点t0から実際に
ヘッド内のワイヤが紙に当たって印字する時点t1迄の時
間Tは普通数百μsのオーダーであるが、プリンタヘッ
ドの移動速度が変わると、プリンタヘッドが此の時間T
内に移動する距離も変わり、此の為正確な位置に印字出
来ないと云う問題がある。ドット補正とは此の様にして
起きる誤差を補正することを云う。
度で移動している時、印字指令が出た時点t0から実際に
ヘッド内のワイヤが紙に当たって印字する時点t1迄の時
間Tは普通数百μsのオーダーであるが、プリンタヘッ
ドの移動速度が変わると、プリンタヘッドが此の時間T
内に移動する距離も変わり、此の為正確な位置に印字出
来ないと云う問題がある。ドット補正とは此の様にして
起きる誤差を補正することを云う。
普通プリンタ装置ではプリンタヘッドが停止状態から起
動して一定速度になる迄、及び一定速度から速度を落と
して停止する迄の時間内では速度が変化するので印字を
行わず、一定速度の状態になってから印字を行う様にし
ているのは此の様な理由によるものである。
動して一定速度になる迄、及び一定速度から速度を落と
して停止する迄の時間内では速度が変化するので印字を
行わず、一定速度の状態になってから印字を行う様にし
ているのは此の様な理由によるものである。
然し正方向と逆方向ではメカ系のガタ分、ヘッドの励磁
からワイヤが紙に当たる迄の時間(フライトタイムと云
う)を補正する必要が起きる。
からワイヤが紙に当たる迄の時間(フライトタイムと云
う)を補正する必要が起きる。
此のため従来の技術では下記の方法を採っていた。それ
はデイジタルスイッチを使用する補正方法で、此処で云
うデイジタルスイッチは機械的エンコーダーであり、調
整員がデイジタルスイッチを手で回転すると、例えば+
n〜−nの数字がコード形式で出力され、此の出力を補
正値Δとして使用する。
はデイジタルスイッチを使用する補正方法で、此処で云
うデイジタルスイッチは機械的エンコーダーであり、調
整員がデイジタルスイッチを手で回転すると、例えば+
n〜−nの数字がコード形式で出力され、此の出力を補
正値Δとして使用する。
尚普通プリンタヘッドの移動はパルスモータにより駆動
されているので、此の駆動パルス間隔を基準にして時間
を割り出している。
されているので、此の駆動パルス間隔を基準にして時間
を割り出している。
今正方向に一定速度で移動する場合には於ける時間Tを
TFとし、逆方向に一定速度で移動する場合に於ける時間
TをTBとする。
TFとし、逆方向に一定速度で移動する場合に於ける時間
TをTBとする。
此処でデイジタルスイッチにより補正値Δを設定し、デ
イジタル的にTB+Δ=TB′を算出し、正方向印字の場合
は指定された位置にワイヤが印字する時点より時間TFだ
け早い時点に印字指令を出すが、逆方向印字の場合は指
定された位置にワイヤが印字する時点より時間TB′だけ
早い時点に印字指令を出す方法を採っている。
イジタル的にTB+Δ=TB′を算出し、正方向印字の場合
は指定された位置にワイヤが印字する時点より時間TFだ
け早い時点に印字指令を出すが、逆方向印字の場合は指
定された位置にワイヤが印字する時点より時間TB′だけ
早い時点に印字指令を出す方法を採っている。
即ち、速度の違いを時間Tを変えて補正する方法であ
る。尚上記説明ではTB+Δを算出したが、TF+Δを求め
ても同様である。
る。尚上記説明ではTB+Δを算出したが、TF+Δを求め
ても同様である。
実際にはプリンタ装置を調整モード状態に設定し、正逆
方向に印字を行いながらデイジタルスイッチを加減して
正逆方向の印字位置ずれを目視により補正した後、実用
運転に入っていた。
方向に印字を行いながらデイジタルスイッチを加減して
正逆方向の印字位置ずれを目視により補正した後、実用
運転に入っていた。
然しながら上記従来の方法では印字速度がN種類あると
デイジタルスイッチも又N個用意する必要があるが、此
れは装置を複雑化するので、普通例えば印字速度が高
速、中速、低速の3種類あるとすれば、中速の状態で正
逆方向の印字位置ずれを補正し、高速、及び低速では中
速の補正値により代行する方法を採っていた。此の為き
めの細かい調整が出来ないと云う欠点があった。
デイジタルスイッチも又N個用意する必要があるが、此
れは装置を複雑化するので、普通例えば印字速度が高
速、中速、低速の3種類あるとすれば、中速の状態で正
逆方向の印字位置ずれを補正し、高速、及び低速では中
速の補正値により代行する方法を採っていた。此の為き
めの細かい調整が出来ないと云う欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕 上記問題点はドットプリンタ装置に於いて、第1図に示
す様に正逆印字のドットずれの補正値を指示する一個の
デイジタルスイッチ1と、デイジタルスイッチ1を使用
して設定された各印字速度毎の補正値を記憶する複数個
のレジスタ(2A〜2N)とから構成されることにより解決
される。
す様に正逆印字のドットずれの補正値を指示する一個の
デイジタルスイッチ1と、デイジタルスイッチ1を使用
して設定された各印字速度毎の補正値を記憶する複数個
のレジスタ(2A〜2N)とから構成されることにより解決
される。
本発明に依ると一個のデイジタルスイッチを使用して複
数種類の印字速度の夫々に適応したきめ細かい補正を行
うことが可能になると云う利点がある。
数種類の印字速度の夫々に適応したきめ細かい補正を行
うことが可能になると云う利点がある。
第1図は本発明に依る正逆印字補正方法の一実施例を示
す図である。
す図である。
図中、1はデイジタルスイッチ、2A、2B、及び2Cは夫々
レジスタ、3A、3B、及び3Cは夫々ゲート回路、4はデー
タバス、5は入力ポート、6はプロセッサである。
レジスタ、3A、3B、及び3Cは夫々ゲート回路、4はデー
タバス、5は入力ポート、6はプロセッサである。
以下図に従って本発明の詳細を説明する。
レジスタ2A、2B、及び2Cは共にRAMの一部を利用したレ
ジスタである。通常大抵のプリンタ装置では他の目的で
RAMが使用されることが多いので、本発明の為に特にRAM
を設ける必要はなく、其の一部を借用することになる。
ジスタである。通常大抵のプリンタ装置では他の目的で
RAMが使用されることが多いので、本発明の為に特にRAM
を設ける必要はなく、其の一部を借用することになる。
プリンタ装置を調整モード状態に、印字速度をAにセッ
トする。此の結果、ゲート回路3Aが開き、レジスタ2Aが
データバス4を介して入力ポート5に接続され、プリン
タ装置の制御を行うプロセッサ6が動作して入力ポート
5によりデイジタルスイッチ1の設定値Δをセンスし、
RAMの特定アドレス、即ち、レジスタ2Aに書込む。
トする。此の結果、ゲート回路3Aが開き、レジスタ2Aが
データバス4を介して入力ポート5に接続され、プリン
タ装置の制御を行うプロセッサ6が動作して入力ポート
5によりデイジタルスイッチ1の設定値Δをセンスし、
RAMの特定アドレス、即ち、レジスタ2Aに書込む。
此の状態で印刷指令を出すとプロセッサ6はレジスタ2A
に格納されている補正値Δを読出し、以後従来の技術の
項で説明した様に時間TB又はTF設定値Δを加算し、此の
時間に従って正逆印字を行うので調整員は従来方法と同
じく印字位置のずれを目視により調べる。
に格納されている補正値Δを読出し、以後従来の技術の
項で説明した様に時間TB又はTF設定値Δを加算し、此の
時間に従って正逆印字を行うので調整員は従来方法と同
じく印字位置のずれを目視により調べる。
若し補正が不完全と判定すれば、デイジタルスイッチ1
の設定値Δを修正し、再び印刷指令を出す。此の様な操
作を繰り返して適正補正値を決定する。
の設定値Δを修正し、再び印刷指令を出す。此の様な操
作を繰り返して適正補正値を決定する。
従って、上記調整終了段階では印字速度Aに対する最適
補正値がレジスタ2Aに書込まれる。
補正値がレジスタ2Aに書込まれる。
次に印字速度をBにセットする。此の結果、ゲート回路
3Bが開き、レジスタ2Bがデータバス4を介して入力ポー
ト5に接続され、以下同様にして補正を行い、印字速度
Bに対する最適補正値がレジスタ2Bに書込まれる。
3Bが開き、レジスタ2Bがデータバス4を介して入力ポー
ト5に接続され、以下同様にして補正を行い、印字速度
Bに対する最適補正値がレジスタ2Bに書込まれる。
同様に印字速度Cに対する最適補正値がレジスタ2Cに書
込まれる。
込まれる。
各印字速度に対する補正を終わった後、調整モード状態
から正規の印刷モードに戻すと、プロセッサは指定され
た印字速度に対応する補正値を対応するレジスタから読
取り、前記補正演算を行って印字を行う。
から正規の印刷モードに戻すと、プロセッサは指定され
た印字速度に対応する補正値を対応するレジスタから読
取り、前記補正演算を行って印字を行う。
尚上記説明ではプリンタ装置内蔵のRAMの一部を補正値
格納用レジスタとして利用したが、RAMの記憶内容はプ
リンタ装置の電源断と共に消失される欠点があるので、
RAMのバッテリーバックアップ、EEPROM(electric eras
able programable ROM)等を使用すればより一層効果的
である。
格納用レジスタとして利用したが、RAMの記憶内容はプ
リンタ装置の電源断と共に消失される欠点があるので、
RAMのバッテリーバックアップ、EEPROM(electric eras
able programable ROM)等を使用すればより一層効果的
である。
以上詳細に説明した様に本発明によれば、一個のデイジ
タルスイッチを使用して各種印字速度の正逆補正をきめ
細かく行うことが出来ると云う大きい効果がある。
タルスイッチを使用して各種印字速度の正逆補正をきめ
細かく行うことが出来ると云う大きい効果がある。
第1図は本発明に依る正逆印字補正方法の一実施例を示
す図である。 第2図はドット補正の説明図である。 図中、1はデイジタルスイッチ、2A、2B、及び2Cは夫々
レジスタ、3A、3B、及び3Cは夫々ゲート回路、4はデー
タバス、5は入力ポート、6はプロセッサである。
す図である。 第2図はドット補正の説明図である。 図中、1はデイジタルスイッチ、2A、2B、及び2Cは夫々
レジスタ、3A、3B、及び3Cは夫々ゲート回路、4はデー
タバス、5は入力ポート、6はプロセッサである。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の印字速度に切換えられ、且つヘッド
の往復運動により正逆両方向に印字するドットプリンタ
装置において、 正方向印字時と逆方向印字時のドットずれの補正値を指
示する1個のディジタルスイッチと、前記複数の印字速
度に対応する複数個のレジスタを設け、印字速度信号と
調整モード信号の論理和をとって、前記印字速度に対応
させたレジスタに、前記ディジタルスイッチで各印字速
度の補正値を設定することを特徴とする正逆印字補正方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61000930A JPH0753455B2 (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 正逆印字補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61000930A JPH0753455B2 (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 正逆印字補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158057A JPS62158057A (ja) | 1987-07-14 |
JPH0753455B2 true JPH0753455B2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=11487400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61000930A Expired - Lifetime JPH0753455B2 (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 正逆印字補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753455B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0243072A (ja) * | 1988-08-03 | 1990-02-13 | Fujitsu Ltd | プリンタの印字位置微調整方式 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5884776A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-20 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置の走査駆動制御方法 |
JPS5976267A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 印字ドツト補正方法 |
-
1986
- 1986-01-07 JP JP61000930A patent/JPH0753455B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62158057A (ja) | 1987-07-14 |
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