JPS59140087A - 印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 査１発明は印字装置、特に行送りの駆動源にステッピン
グモータを用いる印字装置に関するものである。

従来技術 従来の電子タイプライタあるいはコンピュータなどの出
力手段としてのサーマルプリ／りなどにおいては、行送
りの長さの単位を、例えばインチ単位とミリメートル単
位というように切り換えることができるものが知られて
いる。この種の印字装置においては、行送り単位の切り
換えは機械的に゛ギヤなどの減速比を変えて行なってい
た。しかし、この方法は機構が複雑となり、部品点数も
増え、その割には正しい位置決めを行なえるほどの精度
を保つのが困難であるという欠点があった。

目　　　的 本発明は上記のような従来の印字装置の欠点を解消する
ためじなされたもので、簡単安価に正確な行送り単位の
切り換えを行なうことができる印字装置を提供すること
を目的とする。

実施例 以下、肉面に示す実施例（二基づいて、本発明の詳細な
説明する。

第１図に本発明の印字装置のブロック図を示す。

同図において符号１で示されるものは行送り単位をイン
チ単位とミリメートル単位で切り換えるスイッチである
。このスイッチ１はスライドスイッチなどにより構成す
る。また符号２で示されているのは文字キ一群で、以上
のスイッチ１および、文字キ一群２は入力制御部４に接
続されている。

この入力制御部４には、さらに公知のりターンキー３が
接続されており、このリターンキーを押子することによ
り１行の行送りが行なわれる。

入力制御部４の出力は制御部５に接続されており、入力
制御部４からの情報に従って制御部５は公知のザーマル
プリンタ、ワイヤドツトプリンタ。

インパクトプリンタなどの印字部を印字駆動回路９を介
して制御する。この制御部５は公知のマイクロコンピュ
ータによるもので、ＲＯＭ　（リードオンリーメモリ）
６に格納させたプログラムに従って各部の制御を行なう
ものである。

さら（二制御部５は駆動回路７を介してプラテンによる
行送りの駆動源としてのステッピングモータ８の駆動を
制御する。

このステッピングモータ８は、たとえば第２図に示すよ
うに４相のもので、１ステツプの回転角１５°あるとす
る。このステップモータ８を公知の１−２相励磁により
駆動した際図中符号Ｂで示すようにパルスの立上り〜立
上りで駆動すればステップ角１５°、また、符号Ａで示
ずようにパルスの立」ニリ〜立下りで駆動するとステッ
プ角は７．５°となる。

このステッピングモータ８の出力は第３図に示す減速器
により減速されプラテンに伝達されるものとする。第３
図は減速器のギアおよびプラテンを模式的に表しており
、図中符しＧ１で示されているのが、ステッピングモー
タ８（−結合されたギアである。ステッピングモータ８
の回転は、ギア、Ｇ　１からギアＧ２へ、ギアＧ２と同
軸のギアＧ３からギアＧ４へ、さらにギアＧ４と同軸の
プラテンＰへ伝達される。

また、各ギアＧ１〜Ｇ４およびプラテンＰの半径が符号
ｒ１〜ｒ５で示されているが、この各ギアの半径はたと
えばそれぞれ、ｒ１＝５（％）、ｒ２＝３ｏ（Ｘ）、ｒ
３＝６．４（￥ｎ）　、　　ｒ　４＝１２．８　（％　
）　＋プラテンの半径ｒ５＝１６．０（％）とする。

各ギアのはその半径に見合うギア比を有しているものと
すれば、ギアＧ１とギアＧ２のギア比は５：３０すなわ
ち１：６．ギアＧ３左ギアＧ４のギ）第　１　表 ア比は６４：１２．８すなわち１：２である。したがっ
てギアＧ１における１ステップ角７．５°はギアＧ２゜
Ｇ３においては１．２５°、ギアＧ４．プラテンＰにお
いては０．６２５°の回転角となる。

プラテンＰは、したがって最小ピッ％０．６２５°ずつ
回転駆動できるが、ｒ５＝１６．０（％）であるから、
その時の印字用紙の移動量は２冗Ｘ１６Ｘ０．６２５／
３６０＝０．１７４７より約０．１７５（￥ｎ）となる
。

ここで第１表にステッピングモータ８の駆動パルス数と
その時の印字用紙の移動量を示す。

（以下余白） 以上第１表に示した対応テーブルはＲＯＭ６に格納して
おくものとする。

次に以上の構成における動作につき説明する。

印字を行なう場合には、文字キー１の押下ごとに当該す
る印字を行なう逐次印字モードでも、あるいは数行ごと
にまとめて印字を行なう印字モードであっても、まず行
送りの単位をインチにするか、ミリメートル単位にする
のかをスイッチ１により指定する。次に不図示の公知の
行送りピッチ指定スイッチなどにより行送りピッチを指
定する。

ここでミリメートル即位で５％の行送りピッチにより印
字を行なう場合（二つき考えてみる。

スイッチ１によりミリメートル単位が、不肉示の行送り
ピッチスイッチにより行送りピッチ５￥ｎが指定される
と、この情報は入力制御部４を介して制御部５に伝えら
れる。これにより制御部５は第１表と同様のＲＯＭｅ　
　内の対応テーブルを参照して５￥ｎに対応する数値５
．０７５％を探し出し、七の行送りピッチに対応するパ
ルス数２９を得る。

制御部５はさら（−このパルス数２９を行送りの際の駆
動パルス数として、内蔵するレジスタに格納するなどし
ておき、リターンキー３の押下時または１行の印字終了
後にこのパルス数２９によりステッピングモータ駆動回
路７を介してステッピングモータ８を駆動し、行送りを
行なう。

以上のようにしてミリメートル単位の行送りが実現でき
る。

一方、インチ単位の行送りを行なう場合には同様の手順
で指定を行なう。ここで１７６インチの行送りピッチを
指定したと１−ると、制御部５はＩＡインチすなわち４
２％の行送り量（二対応するパルス数２４を探し出し、
上記と同様の処理により駆動パルス数２４によりステッ
ピングモータ８を駆動すれば、Ｖ６インチピッチで行送
りが行なわれる。

以上のようにしてミリメートルあるいはイング一単位で
の行送りを行なえるが、数行にわたって行送りを行なう
場合には第１表の対応表を用いて数値を組み合わせて行
送りを行な゛うようにする。たとえば５％ピンチで１０
行送るとした場合、パルス数２８（ピッチ４．９％）、
パルス数２９（ピッチ５０７５％）により交互に行送り
を行なえば行送りピッチの誤差を小さくすることができ
る。

以」−の実施例では行送り単位をインチおよびミリメー
トルに限ったが他の単位でも同様に実施できるのはもち
ろんでａうる。

効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、行送
り動作の駆動手段としてステッピングモータを用いる印
字装置において、行送りの単位を指定するだめの入力手
段を設け、前記入力手段から入力された単位に基づき前
記ステッピングモータの駆動パルス数を変化させ、行送
りピッチを調節する構成を採用しているため、簡単、安
価に正確な行送り単位の切り換えを行なうことができる
優れた印字装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の印字装置の制御装置のブロック図、第
２因は本発明に用いられるステッピングモータの動作を
説明するタイミング因、第３図は本発明の印字装置にお
けるプラテン駆動系の減速機構の説明図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 行送り動作の駆動手段としてステッピングモータを用い
   る印字装置（二おいて、行送りの単位を指定するだめの
   入力手段を設け、前記入力手段がら入力された単位に基
   づき前記ステッピングモータの駆動パルス数を変化させ
   行送りピッチを調節することを特徴とする印字装置。