JPH0753262Y2 - コネクタの接続診断装置 - Google Patents

コネクタの接続診断装置

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JPH0753262Y2
JPH0753262Y2 JP1990036659U JP3665990U JPH0753262Y2 JP H0753262 Y2 JPH0753262 Y2 JP H0753262Y2 JP 1990036659 U JP1990036659 U JP 1990036659U JP 3665990 U JP3665990 U JP 3665990U JP H0753262 Y2 JPH0753262 Y2 JP H0753262Y2
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connector
connection
diagnostic
terminal
connectors
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JP1990036659U
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JPH03127785U (ja
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義夫 河合
政彦 若色
裕之 松村
紹次 狩野
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株式会社ユニシアジェックス
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はコネクタの接続診断装置に関し、詳しくは、オ
ス型コネクタとメス型コネクタとが電気的に確実に接続
されているか否かを診断するための装置に関する。
〈従来の技術〉 近年の自動車においては電子制御が盛んに行われるよう
になってきており、これに伴って配線量が増え、自ずと
コネクタが数多く使用されるようになってきている。
前記コネクタは、接続不良があると所期の電子制御が不
能になってしまう重要部位であり、コネクタの接続不良
という単純な不良による車両故障を防止するために、コ
ネクタが確実に接続されているか否かを診断する必要が
あった。
このため、従来では、コネクタの機械的な嵌合状態を目
視で確認し、オス型コネクタとメス型コネクタとが充分
な深さに嵌合していないときには、コネクタの接続不良
であると見做したり、また、実際に機器を動作させてコ
ネクタを介しての信号の授受が正常に行われるか否かを
機器の動作状況に応じて診断したりしていた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記のような従来のコネクタの接続診断
によると、嵌合状態を目視で確認する場合には、どのレ
ベルを不良とするかの見切りが困難であり、また、機械
的に所期の嵌合状態であっても電気的な接続不良がある
場合に、これを診断することができないという問題があ
る。また、嵌合状態の目視の場合には、1つ1つのコネ
クタを個々に確認する必要があって、例えば車両搭載状
態では、目視困難な場所に配設されるコネクタについて
は診断することができないという問題もある。
また、実際に機器を動作させてコネクタの診断を行わせ
る場合には、機器を通常動作させるために電源などの周
辺機器を準備するなどの手間がかかると共に、コネクタ
の接続不良以外を原因として動作不良が発生した場合に
は、コネクタの接続不良が誤診断されることになってし
まい、コネクタ接続を簡便に診断できず多大の時間及び
手間を要することになってしまう。
本考案は上記問題点に鑑みなされたものであり、コネク
タの電気的な接続を確実に診断でき、然も、複数のコネ
クタの診断を単時間に終えることができるコネクタの接
続診断装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 そのため本考案では、オス型コネクタとメス型コネクタ
とからなる複数のコネクタにおいて、前記オス型・メス
型コネクタのいずれか一方に基準電位に接続される基準
端子をそれぞれに設けると共に、該基準端子に接続され
る他方のコネクタの診断用端子に接続された複数のハー
ネスを1つの診断用コネクタに接続し、該診断用コネク
タに対して着脱自在に構成された接続診断回路によっ
て、各基準端子毎に前記基準電位との導通の有無を検出
することにより各コネクタ接続の良・不良を診断する構
成とした。
〈作用〉 かかる構成の接続診断装置によると、オス型・メス型コ
ネクタのいずれか一方に基準電位に接続される基準端子
が設けられているから、この基準端子に接続される他方
コネクタの診断用端子が前記基準端子と電気的に接続さ
れていれば、診断用端子を介して前記基準電位との導通
が図れるはずであり、接続診断回路は、上記の導通の有
無によって両コネクタ端子の電気的な接続状態を診断で
きる。
また、複数のコネクタそれぞれに設けられた診断用端子
に接続されたハーネスを1つの診断用コネクタにそれぞ
れ接続し、前記複数のコネクタそれぞれに対応して設け
られた接続診断回路を、前記診断用コネクタに対して着
脱自在に構成したことにより、接続診断回路を診断ツー
ルとして汎用できると共に、診断のための接続箇所を1
箇所に纏めることができて簡便となる。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
一実施例を示す第1図において、基準端子1はメス型コ
ネクタに複数設けられるメス型端子のうち接続診断のた
めに設けられたものであり、基準電位としてのアース
(電位0)に接続されている。
一方、前記基準端子1が設けられるメス型コネクタと嵌
合接続されるオス型コネクタの前記基準端子1と接続さ
れる診断用端子2(オス型端子)には、接続診断回路3
が接続されている。
前記接続診断回路3は、ベースが前記診断用端子2に接
続されるNPN型トランジスタ4と、該トランジスタ4の
コレクタと電源Vccとの間に介装されたランプ5と、電
源Vccとトランジスタ4のベースとを接続するラインに
介装された抵抗Rとによって構成されている。
かかる接続診断回路3において、基準端子1と診断用端
子2とがオス型コネクタとメス型コネクタとの良好な接
続によって電気的に接続されると、トランジスタ4のベ
ースがコネクタ(基準端子1と診断用端子2)を介して
アースに接続されることになり、換言すれば、コネクタ
を介してアース(基準電位)との導通が図られるように
なり、トランジスタ4をOFF状態にするので、ランプ5
は点灯しないが、基準端子1と診断用端子2との電気的
な接続がない場合には、トランジスタ4のベースに抵抗
Rを介して電源Vccが接続されることになり、トランジ
スタ4がON状態となってランプ5を点灯させることにな
る。
従って、接続診断回路3において、ランプ5が点灯して
いる場合には、コネクタの接続不良を示し、ランプ5が
消灯されているときにはコネクタの接続が良好に行われ
ていることを示すことになり、ランプ5の点灯・消灯を
目視することによって、オン・オフ的にコネクタの接続
状態が診断できる。
上記の接続診断回路3によるコネクタの接続診断のより
具体的な実施例を、第2図に示してある。
第2図において、コントロールユニット(C/U)11,12
は、センサ13,14等からの検出信号を入力し、該入力結
果に基づいてアクチュエータ15等を駆動制御するもので
あり、コントロールユニット11,12とセンサ13,14及びア
クチュエータ15との間はハーネス16によって接続され、
該ハーネス16を介して電気信号の授受を行うようにして
ある。
前記ハーネス16は、その両端にオス型(又はメス型)の
コネクタ17a〜17eが接続されており、該コネクタ17a〜1
7eに嵌合されるメス型(又はオス型)のコネクタ18a〜1
8eが、コントロールユニット11,12、センサ13,14及びア
クチュエータ15の函体外壁に固定されている。
ここで、前記コネクタ18a〜18eには、接続診断用とし
て、第1図に示す接続診断回路3と同様に基準電位とし
てのアースに接続された基準端子1をそれぞれ備えてお
り(第3図参照)、この基準端子1に接続されるコネク
タ18a〜18eの診断用端子2に一端が接続される各ハーネ
スの他端は、診断用コネクタ19の端子にそれぞれ接続さ
れており、この診断用コネクタ19には、該診断用コネク
タ19と嵌合接続されるコネクタ20を介してコネクタ接続
チェッカー21が着脱自在に接続されるようにしてある。
前記コネクタ接続チェッカー21は、それぞれの端子毎に
対応して設けた第1図に示すような接続診断回路3を5
セット一体に備えているもので、コネクタ接続チェッカ
ー21の上部には、それぞれの接続診断回路3のランプ5a
〜5eを露出させてあり、かつ、それぞれのランプ5に
は、どこのコネクタの診断結果を示すものであるかの表
示がなされている。
かかる構成によると、電源内蔵のコネクタ接続チェッカ
ー21を診断用コネクタ19に接続すると、コントロールユ
ニット11,12、センサ13,14及びアクチュエータ15のコネ
クタの接続状態がランプ5a〜5eの点灯・消灯で一度に診
断できる。
即ち、前記ランプ5a〜5eは、前述のように良好な接続状
態で消灯されるから、コネクタ接続チェッカー21を診断
用コネクタ19に接続しない状態で電源をONさせると、全
てのランプ5a〜5eが点灯するが、診断用コネクタ19に接
続すると、コントロールユニット11,12やセンサ13,14や
アクチュエータ15のコネクタ(診断用端子2及び基準端
子1)を介してアースとの導通が図られることにより消
灯する。ここで、消灯せずに残ったランプがあった場合
には、そのランプが示すコネクタが接続不良であるとい
うことになる。
このように第2図に示す例では、診断用コネクタ19にコ
ネクタ接続チェッカー21を接続するだけで、複数のコネ
クタの電気的な接続状態を確実に然も一度に診断するこ
とができ、然も、診断したいコネクタを直接目視できな
い状態であっても診断用コネクタ19が手元にあれば診断
が可能である。
また、本実施例のように基準端子1をアースに接続させ
る構成であれば、コントロールユニット11,12等に電源
を接続する必要がなく、更に、実際にセンサ13,14から
の信号に基づきコントロールユニット11,12によってア
クチュエータ15を動作させるなどの実際の動作を行わせ
る必要もない。
また、診断用コネクタ19とコネクタ接続チェッカー21の
コネクタ20との接続不良があると、全てのランプ5a〜5e
が消灯しないで残るので、コネクタ19,20の接続不良
を、診断したいコネクタの不良として誤診断する惧れも
ない。
更に、コネクタ接続チェッカー21は診断用コネクタ19に
対して着脱自在であるから、診断用ツールとして汎用で
き、また、診断用コネクタ19に接続させたコネクタ接続
チェッカー21を車室内に配置すれば、運転者にコネクタ
の接続不良の発生を警告することもできる。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によると、コネクタの電気的
な接続状態を、確実かつ簡便に診断できるようになり、
コネクタ接続診断のための工数を大幅に低減できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本的な一実施例を示す回路図、第2
図は第1図に示す実施例をより具体的に実現した実施例
のシステム図、第3図は第2図示の実施例の模式図であ
る。 1…基準端子、2…診断用端子、3…接続診断回路、4
…トランジスタ、5…ランプ、R…抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 狩野 紹次 群馬県伊勢崎市粕川町1671番地1 日本電 子機器株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−111973(JP,A) 特開 平1−213974(JP,A) 実開 昭54−28091(JP,U) 実開 昭54−104044(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オス型コネクタとメス型コネクタとからな
    る複数のコネクタにおいて、前記オス型・メス型コネク
    タのいずれか一方に基準電位に接続される基準端子をそ
    れぞれに設けると共に、該基準端子に接続される他方の
    コネクタの診断用端子に接続された複数のハーネスを1
    つの診断用コネクタに接続し、該診断用コネクタに対し
    て着脱自在に構成された接続診断回路によって、各基準
    端子毎に前記基準電位との導通の有無を検出することに
    より各コネクタ接続の良・不良を診断することを特徴と
    するコネクタの接続診断装置。
JP1990036659U 1990-04-06 1990-04-06 コネクタの接続診断装置 Expired - Lifetime JPH0753262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990036659U JPH0753262Y2 (ja) 1990-04-06 1990-04-06 コネクタの接続診断装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03127785U JPH03127785U (ja) 1991-12-24
JPH0753262Y2 true JPH0753262Y2 (ja) 1995-12-06

Family

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5428091U (ja) * 1977-07-29 1979-02-23
JPS54104044U (ja) * 1978-01-06 1979-07-21
JPS57111973A (en) * 1980-12-29 1982-07-12 Usac Denshi Kogyo Kk Connecting state detector for electric contactor
JPH01213974A (ja) * 1988-02-22 1989-08-28 Hitachi Ltd コネクタ

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