JPH075319U - 刈払機の保護カバー - Google Patents

刈払機の保護カバー

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JPH075319U
JPH075319U JP3502493U JP3502493U JPH075319U JP H075319 U JPH075319 U JP H075319U JP 3502493 U JP3502493 U JP 3502493U JP 3502493 U JP3502493 U JP 3502493U JP H075319 U JPH075319 U JP H075319U
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JP
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attached
operating
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幸喜 徳永
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、径の異なる操作主杆に対して
一組の取付金具により取付けを行うこと。 【構成】 保護カバー20の湾曲部21を、操作主杆1
の小径用の湾曲凹部21aと操作主杆1の大径用の湾曲
凹部21bとの合成形状とし、一組の取付金具23,2
4によって保護カバー20を径の異なる操作主杆1に取
付けるようにした。したがって、従来のように、径の異
なる操作主杆1に合わせて二組の取付金具23,24を
用意する必要がなくなり、部品点数を削減することがで
きるので、刈払機のコスト削減を図ることができる。ま
た、取付金具23,24は常時操作主杆1に取り付けら
れた状態にあるので、従来のように操作主杆1の径に適
合しない取付金具23,24を別の場所に保管しておく
必要がなくなり、紛失してしまうこともなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、刈刃の回転による潅木や小石等の跳ね返りを防止するための刈払機 の保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
刈払機の用途は、芝生刈り、田畑の畦草刈り及び水路の土手草刈り等のように 広範囲に渡っている。このような刈払機にあって、肩バンド等を用い肩に掛けた 状態で使用するものにあっては、小型軽量なものが好ましく、一般的には操作主 杆の両端部にエンジン及び刈刃等の刈刃ユニットが取付けられた構成とされてい る。またエンジンからの駆動力は、操作主杆内部に設けられている駆動軸を介し て刈刃ユニット側に伝達されるようになっている。
【0003】 この場合、刈刃の回転中心軸は、操作主杆の軸芯と直交でも平行でもなく、一 般的な作業に適した角度、いわゆる作業角が与えられている。
【0004】 図1は、このような刈払機の一例を示すもので、操作主杆1の一端部には動力 源であるエンジン2が取付けられている。操作主杆1の他端部には、刈刃3aを 有する刈刃ユニット3が取付けられている。刈刃ユニット3近傍の操作主杆1に は、保護カバー20が操作主杆1の軸方向に対して直交するように取付けられて いる。
【0005】 保護カバー20には、図2に示すように、操作主杆1の径より若干大きめの湾 曲部21が形成されている。また保護カバー20の湾曲部21近傍には、ネジ孔 22が設けられている。保護カバー20の取付けに際しては、中央部分が操作主 杆1の形状に合せて湾曲している取付金具23,24をそれぞれ操作主杆1の上 下から挟持し、ネジ挿入孔23a,24aから挿入したネジ25を保護カバー2 0のネジ孔22に螺着することにより操作主杆1に固定されるようになっている 。
【0006】 操作主杆1の一端部寄りには、取付けユニット4を介して通称角形ハンドルと 呼ばれるハンドル5が取付けられている。ハンドル5の両端部は自由端となって おり、これら自由端にはグリップ6,7が取付けられている。
【0007】 グリップ7側には、スロットルレバー8が回動自在に取付けられており、スロ ットルレバー8の回動操作によってスロットルワイヤ9を引張することにより、 エンジン2の回転数が上げられるようになっている。
【0008】 また、エンジン2においては所定以上の回転数に達すると遠心クラッチが連結 され、操作主杆1内部の後述する駆動軸13を介して刈刃ユニット3側に駆動力 が伝達されるようになっている。
【0009】 ハンドル5とエンジン2との間の操作主杆1には、肩掛けバンド10を取付け るための吊り金具11が取付けられている。
【0010】 このような構成の刈払機では、エンジン2を始動させた後、スロットルレバー 8を操作しスロットルワイヤ9を引張してエンジン2の回転数を所定以上に上げ ると、遠心クラッチの作用により操作主杆1内部の駆動軸13を介して刈刃ユニ ット3側に駆動力が伝達される。但し、アイドリング状態では、遠心クラッチが 作用せずエンジン2からの駆動力の伝達は行われないようになっている。
【0011】 また、たとえば牧草地や河川土手等における除草中に、刈刃3aの回転によっ て跳ね返った潅木や小石等は保護カバー20によって食い止められるようになっ ているため、作業者に対しての安全性の配慮もなされている。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の刈払機における操作主杆1の径はエンジン2の出力 応じて異なり、出力の高いエンジン2用の操作主杆1は出力の小さいエンジン2 用の操作主杆1の径に比べて若干太いものが用いられている。
【0013】 このため、操作主杆1の径に応じた取付金具23,24を二組用意する必要が あり、部品点数が増えてしまうばかりか刈払機のコスト削減を図る上で妨げとな ってしまう。また、操作主杆1の径に適合しない取付金具23,24は別の場所 に保管しておく必要があり、最悪の場合には紛失してしまう場合もある。
【0014】 本考案は、このような事情に対処してなされたもので、簡単な構成で、径の異 なる操作主杆に対し一組の取付金具によって取付けを行うことができる刈払機の 保護カバーを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、操作主杆の端部に取付けられた刈刃の 回転による潅木や小石等の跳ね返りを防止するために、前記操作主杆の形状程度 の湾曲部に取付金具を介して前記刈刃近傍の操作主杆に取付けられる刈払機の保 護カバーにおいて、前記湾曲部が前記操作主杆の径に応じて小径用の湾曲凹部と 大径用の湾曲凹部との合成形状とされてなることを特徴とする。
【0016】
【作用】
本考案の刈払機では、径の異なる操作主杆に対し一組の取付金具によって保護 カバーを取付けようとするものであり、保護カバーの湾曲部を操作主杆の径に応 じて小径用の湾曲凹部と大径用の湾曲凹部との合成形状とすることにより、径の 異なる操作主杆との嵌合固定を小径用の湾曲凹部又は大径用の湾曲凹部によって 行わせることができる。
【0017】
【実施例】
以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明す る図において、図1及び図2と共通する部分には同一符号を付し重複する説明を 省略する。
【0018】 図3及び図4は、本考案の刈払機の保護カバーの一実施例示すものである。同 図に示すように、保護カバー20の湾曲部21は、アールの異なる湾曲凹部21 a,21bの合成形状とされている。ここで、湾曲凹部21aは操作主杆1の小 径用であり、湾曲凹部21bは操作主杆1の大径用である。
【0019】 また保護カバー20の取付け用として用いられる取付金具23,24にあって は、特に保護カバー20の湾曲部21に押し当てられる取付金具24がその湾曲 部21の形状に馴染むようにある程度可撓性を有するものが好ましい。
【0020】 このような構成の保護カバー20を刈払機の操作主杆1に取付ける場合には、 次のようにして行う。
【0021】 まず、径の小さい操作主杆1に保護カバー20を取付ける場合には、保護カバ ー20の湾曲部21に取付金具24を嵌合した状態で操作主杆1の下方から保護 カバー20の湾曲部21を操作主杆1に押し当てる。この状態で操作主杆1の上 部から取付金具23を装着し、各取付金具23,24のネジ挿入孔23a,24 aと保護カバー20のネジ孔22との位置合わせを行う。それぞれの孔の位置が 合った状態でネジ25を装着し、ネジ挿入孔23a,24aから挿入したネジ2 5を保護カバー20のネジ孔22に螺着して保護カバー20を操作主杆1に固定 する。このとき、径の小さい操作主杆1は湾曲部21の湾曲凹部21aに嵌り込 んだ状態となる。
【0022】 一方、径の大きい操作主杆1に保護カバー20を取付ける場合には、上記同様 に、保護カバー20の湾曲部21に取付金具24を嵌合した状態で操作主杆1の 下方から保護カバー20の湾曲部21を操作主杆1に押し当てる。次いで、操作 主杆1の上部から取付金具23を装着し、各取付金具23,24のネジ挿入孔2 3a,24aと保護カバー20のネジ孔22との位置合わせを行う。この後、ネ ジ挿入孔23a,24aから挿入したネジ25を保護カバー20のネジ孔22に 螺着して保護カバー20を操作主杆1に固定する。このとき、径の大きい操作主 杆1は湾曲部21の湾曲凹部21bに嵌り込んだ状態となる。
【0023】 このように本実施例では、保護カバー20の湾曲部21を、操作主杆1の小径 用の湾曲凹部21aと操作主杆1の大径用の湾曲凹部21bとの合成形状とし、 一組の取付金具23,24によって保護カバー20を径の異なる操作主杆1に取 付けるようにした。
【0024】 したがって、従来のように、径の異なる操作主杆1に合わせて二組の取付金具 23,24を用意する必要がなくなり、部品点数を削減することができるので、 刈払機のコスト削減を図ることができる。また、取付金具23,24は常時操作 主杆1に取り付けられた状態にあるので、従来のように操作主杆1の径に適合し ない取付金具23,24を別の場所に保管しておく必要がなくなり、紛失してし まうこともなくなる。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の刈払機の保護カバーによれば、保護カバーの湾 曲部を操作主杆の径に応じて小径用の湾曲凹部と大径用の湾曲凹部との合成形状 とし、径の異なる操作主杆との嵌合固定を小径用の湾曲凹部又は大径用の湾曲凹 部によって行わせるようにしたので、簡単な構成で、径の異なる操作主杆に対し て一組の取付金具により取付けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の刈払機の構成の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の操作主杆に取付けられた保護カバーを拡
大して示す斜視図である。
【図3】本考案の刈払機の保護カバーの一実施例を示す
斜視図である。
【図4】図3の保護カバーの湾曲部の形状を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 操作主杆 20 保護カバー 21 湾曲部 21a,21b 湾曲凹部 23,24 取付金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作主杆の端部に取付けられた刈刃の回
    転による潅木や小石等の跳ね返りを防止するために、前
    記操作主杆の形状程度の湾曲部に取付金具を介して前記
    刈刃近傍の操作主杆に取付けられる刈払機の保護カバー
    において、 前記湾曲部が前記操作主杆の径に応じて小径用の湾曲凹
    部と大径用の湾曲凹部との合成形状とされてなることを
    特徴とする刈払機の保護カバー。
JP1993035024U 1993-06-28 1993-06-28 刈払機の保護カバー Expired - Fee Related JP2599693Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011000049A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Makita Corp 園芸工具におけるプロテクタ固定具の脱落防止構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011000049A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Makita Corp 園芸工具におけるプロテクタ固定具の脱落防止構造
US8549758B2 (en) 2009-06-18 2013-10-08 Makita Corporation Coupling apparatus for coupling blade protector to tool body of gardening tool

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