JPH0752937A - 合成樹脂製カップ - Google Patents

合成樹脂製カップ

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JPH0752937A
JPH0752937A JP17082693A JP17082693A JPH0752937A JP H0752937 A JPH0752937 A JP H0752937A JP 17082693 A JP17082693 A JP 17082693A JP 17082693 A JP17082693 A JP 17082693A JP H0752937 A JPH0752937 A JP H0752937A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 〔目的〕 多数のカップをスタッキングした状態で撓み
を生じないようにすると共にブロッキングを生ずること
なく円滑な自動供給を行うことができ、飲料自動販売機
に適する新規な合成樹脂製カップを提供することを目的
とする。 〔構成〕 上縁フランジの内側に構成されるコブ状部を
含む最上域部に概略垂直状に近いテーパー角をもった最
上域部を有し、この最上域部に連続して比較的大きなテ
ーパー角を有する段差部を有し、この段差部に連続して
概略カップ上域部と下域部にてテーパー角を僅かに変化
させ、カップ上域部のテーパー角が下域部のテーパー角
より僅かに大きくして下端まで形成されたカップ本体を
有し、スタッキングするためにカップを重ねた状態で上
段のカップの段差部が下段のカップのコブ状部に対向近
接若しくは当接するように該段差部を位置付けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、飲料自動販売機等に
供給して充分使用することができる新規な合成樹脂製カ
ップに関する。
【0002】
【従来の技術】飲料自動販売機等に供給して使用できる
カップ容器としては、従前紙カップが主流で合成樹脂製
カップは使用されていなかった。合成樹脂製カップはガ
ラス製カップ同様に透明な製品とすることができるた
め、飲料を充たして飲用する際、ガラス製カップを使用
しているような感じがして好ましい。しかし、この合成
樹脂製カップは高価であり、使い捨て使用の飲料自動販
売機等には不向きとされてきた。
【0003】しかし最近では、合成樹脂製カップもシー
ト成形技術が発達し、比較的材料の少ない薄い合成樹脂
シートを用いてのシート成形品もでき、使い捨て使用さ
れる飲料自動販売機にも供給できる安価な合成樹脂製カ
ップが開発されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】きわめて一般的な合成
樹脂製のカップは、図8及び図9に示すような構成とな
る。この構成は、図に示すようにカップ上縁フランジ2
1の内側に形成されるシート成形特異のコブ状部22か
ら下向きに概略5度程度のテーパー角をもって下端まで
形成されたカップ本体23を有し、カップ本体下端に概
略7mm以上のスタックピッチdを構成する段部25を
有する底24が設けられる。本明細書中表現されたテー
パー角とはテーパーの傾斜角をいう。
【0005】飲料自動販売機にカップを供給する場合に
は、通常50個のカップをスタッキングした状態で供給
するが、50個のカップをスタッキングした場合、略直
線状の撓みのない状態で供給されることが要求される。
図8及び図9に示した一般的な合成樹脂製カップの場合
には、カップを重ねた状態で、図9に示すように上縁フ
ランジ21の内側に構成されるコブ状部22が、上段の
カップの本体23の外側に当接してしっかりとスタッキ
ングされるから、カップを50個重ねたとしても、その
スタッキング状態はしっかりとして撓む虞はない。しか
し、上記コブ状部22が上段のカップ本体23に当接す
るから、この部分で噛み合いを生じ、ブロッキング現象
を起こしてしまうという問題点がある。
【0006】発明者らは、上記一般的な合成樹脂製カッ
プの問題点を解決するために図6及び図7に示す改良合
成樹脂製カップを開発し、種々実験を重ねた。この改良
合成樹脂製カップは、上縁フランジ31の内側に構成さ
れるコブ状部を含む最上域に、概略14度程度のテーパ
ー角を持った傾斜上域部36を有し、この傾斜上域部3
6から下向きに概略5度程度のテーパー角をもって下端
まで形成されたカップ本体33を有し、カップ本体下端
に概略7mm以上のスタックピッチdを構成する段部3
5を有する底34が設けられる。そしてこの傾斜上域部
36の幅を、カップをスタッキングするために重ねた状
態で上段のカップの傾斜上域部36が下段のカップのコ
ブ状部32に当接しないように、スタックピッチdの幅
より狭く構成した。
【0007】上記の構成とした改良合成樹脂製カップ
は、傾斜上域部36を設けて上段のカップの本体33と
下段のカップのコブ状部32とが当接することのないよ
うにしたから、多くのカップをスタッキングした場合に
ブロッキングを起こす虞はなくなったが、多くのカップ
のスタッキング状態で、夫々のカップの上域部に続く本
体33と下段のカップのコブ状部32との間に間隙が生
じ、これが原因してスタッキング状態で撓んでしまうと
いう新しい問題点が生じてきた。このスタッキング状態
の撓みは、例えば50個をスタッキングしたカップの自
動供給が円滑に行えないという問題点を生ずる。
【0008】さらに、この改良合成樹脂製カップには、
ある種の自動販売機のカップ切離し機構では、円滑に作
動しないという問題点もある。即ち、図5にこのある種
の自動販売機のカップ切離し機構の概略説明図を示して
あるが、この切離し機構では、カップドロッパ41で常
に4〜8個のカップを支持し、カップドロッパ41が最
下端のカップを切離し供給してカップドロッパに支持さ
れるカップの残量が4個になると、これを感知してコラ
ム42中のスタッキングされたカップから4個のカップ
を落下供給するようにしてある。
【0009】そのために、コラム底に開閉可能としたコ
ラム底板43を設け、このコラム底板を閉じてスタッキ
ングされた多数のカップを支持し、4個のカップを落下
供給する際には、下から5段目のカップを係止するくさ
び44を閉じて、このくさびによりそれより上のスタッ
キングされたカップを支持し、コラム底板43を開放し
て4個のカップを落下供給するようにしてある。そこ
で、上記改良合成樹脂製カップでは、その傾斜上域部3
6をくさび44が押さえるため、傾斜上域部36の傾斜
のためその傾斜角だけカップ全体が図5に示すように斜
めになり、下のカップがコラム42の内壁に当たって落
下できなくなるという問題点が生じた。
【0010】さらに、上記従前のカップではスタッキン
グした状態でブロッキングを防止するためには、スタッ
クピッチdの寸法を7mm程度より小さくすることがで
きず、結果としてスタック高さを500mm程度として
も50個のカップしかスタッキングできないという問題
点があった。このことは、飲料自動販売機にストックす
るカップの量が少なくなり、頻繁にカップの補充をしな
ければならないという面倒があった。従って、カップの
ストック量を増やすため、スタック高さが500mm程
度のカートン内に、より多くのカップがスタッキングで
きることが望まれる。
【0011】本発明は、上記夫々の問題点に鑑み、多数
のカップをスタッキングした状態で撓みを生じないよう
にすると共に、ブロッキングを生ずることなく円滑な自
動供給を行うことができ、飲料自動販売機に適する新規
な合成樹脂製カップを提供することを目的とする。さら
に本発明では、概略同程度のスタック高さのカップのカ
ートン中に、より多くのカップをスタックすることがで
き、飲料自動販売機にストックできるカップの量を増大
できるようにした新規な合成樹脂製カップを提供するこ
とも目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の合成樹脂製カップでは、上縁フランジの内
側に構成されるコブ状部を含む最上域に概略垂直状に近
い僅かなテーパー角をもった最上域部を有し、この最上
域部に連続して比較的大きなテーパー角を有する段差部
を有し、この段差部に連続して概略カップ上域部と下域
部にてテーパー角を僅かに変化させ、カップ上域部のテ
ーパー角がカップ下域部のテーパー角より僅かに大きく
して下端まで形成されたカップ本体を有し、カップ本体
下端にスタックピッチを構成する段部を備えた底を有し
てなり、スタッキングするためカップを重ねた状態で上
段のカップの段差部が下段のカップのコブ状部に対向近
接若しくは当接するよう該段差部を位置付けてあること
を特徴とする。また、本発明では、カップ上域部と下域
部の肉厚を変化させ、下域部を上域部より薄肉としてあ
ることも特徴とする。
【0013】
【作用】上記のように構成された本発明合成樹脂製カッ
プでは、多数のカップをスタッキングした状態で、夫々
上段のカップの段差部が下段のカップのコブ状部に対向
近接若しくは当接するから、上段のカップと下段のカッ
プとの間に隙間が形成されない。従って多数のカップを
スタッキングした状態で撓むことが少ない。つぎに、下
段のカップのコブ状部が上段のカップの比較的大きなテ
ーパー角を有する段差部に対向近接若しくは当接するか
ら、これらが当接してもこの部分で噛み合うことがな
い。従ってスタッキング状態でブロッキングを生じる虞
はない。特にカップ上域部と下域部にてテーパー角を僅
かに変化させ、カップ上域部のテーパー角をカップ下域
部のテーパー角より僅かに大きくすることにより、カッ
プを重ねた状態で、上段のカップと下段のカップとの間
の上記カップ上域部の位置の隙間を、テーパー角に変化
をもたせないカップに比し、大きくすることができ、下
段のカップの切り離し作用が円滑,確実となる。また、
上域部及び下域部でのカップ同志の隙間は、カップの肉
厚を変化させることによっても容易に変化調整すること
ができる。例えば、もともとカップ同志の隙間の確保さ
れているカップ上域部は、カップを持った感触をよくす
るために厚くし、あまり影響のない下域部は隙間をさら
に確保するため、薄くするといった具合である。これに
よってスタックピッチの寸法を小さくすることができ、
カップのスタック量を増大することができる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1及び図4に本発明の実施例が示してある。図中
1が合成樹脂製カップの上縁に形成された上縁フランジ
で、このカップを合成樹脂シートによってシート成形し
た場合には、該上縁フランジの内側にコブ状部2が形成
される。図中6がこのコブ状部を含むカップの最上域部
で、概略垂直状に近い僅かなテーパー角をもって構成さ
れ、実施例ではこのテーパー角を概略2度程度に構成し
てある。
【0015】図中7が上記最上域部6に連続して形成さ
れた段差部で、比較的大きなテーパー角を有し、実施例
では2段のテーパー角を有する。この2段の段差部のテ
ーパー角度は、概略15度程度から90度近くのもので
あればどのような角度でもよい。また、この段差部は、
テーパー角の傾斜面の断面が必ずしも直線状でなくとも
よく、湾曲した曲面状のものであってもよい。さらにこ
の段差部は1段のものであってもよい。この段差部が後
述するようにスタッキングの撓みとブロッキングを防止
する作用をなす。図中3がカップ本体で、上記段差部7
に連続して下端まで形成されている。このカップ本体が
図中点Aを境界として上域部8と下域部9に分けられて
いる。図示した実施例では、カップ本体3の概略下から
1/3程度の位置に点Aが位置付けられているが、この
点Aの位置は中間位置であればよい。そしてこの上域部
8と下域部9とでテーパー角を僅かに変化させ、上域部
8のテーパー角が下域部9のテーパー角より僅かに大き
くしてある。つまり、上域部ポイントxと下域部y点は
寸法上決められており、テーパー角に変化を持たせない
と約5度のテーパー角度になり、比較的肉厚で変形し易
いカップ上域部においては、ブロッキングし易くなるた
め、比較的薄肉で真円度のでているカップ下域部のテー
パー角を僅かに小さくすることにより、上域部のテーパ
ー角をかせいで僅かに大きくしたものである。これによ
り後で述べる実施例に示されるように、下域部でのカッ
プ同志の隙間を損なうことなしに、上域部での隙間を確
保できたのである。このカップ本体3の下端には底4を
有し、この底4には1mm程度の高さ方向段差Dを有
し、寸法Rだけの直径方向段差を有するスタックピッチ
を構成する段部5及び10を有する。
【0016】本発明合成樹脂製カップでは、上記段差部
の位置付けに特徴を有する。即ち、多数のカップをスタ
ッキングして重ねた場合、段差部7の位置が夫々下段の
カップのコブ状部と対向近接若しくは当接するようにし
てある。即ち、このように多数のカップを重ねてスタッ
キング状態にした場合、夫々のカップがその段差部7で
下段のカップのコブ状部と近接若しくは当接するから、
夫々のカップのこの位置で間隙が生ずることなく、従っ
てスタッキング状態で撓むことはない。しかも上記のよ
うに上段のカップの段差部7と下段のカップのコブ状部
が近接若しくは当接するから、段差部がコブ状部の上に
載った状態となり、この部分で噛み合いを生ずることは
ない。従って、ブロッキングも生ずることがない。
【0017】さらに本発明合成樹脂製カップでは、これ
を図5に示すカップ切離し機構を備える飲料自動販売機
に供給しても、そのくさび44に押さえられる位置が、
概略垂直状に近い僅かなテーパー角を有する最上域部6
であるから、カップが大きく傾くことなく、カップが大
きく傾斜してカップの自動落下が妨害されることもな
い。特に本発明合成樹脂製カップでは、カップ本体の上
域部8と下域部9とで、そのテーパー角を僅かに変化さ
せ、上域部のテーパー角が下域部のテーパー角より僅か
に大きくしてあるから、図3に示すようにカップを重ね
た状態で、上段のカップと下段のカップとの間で上域部
の肉厚を下域部の肉厚より大きくしても、上域部の部位
の隙間lを確保することができ、カップのスタック量を
増加しても下段のカップの切り離しが可能となる。
【0018】実施例1(12オンスカップ) カップの高さ 125.5mm 開口部の外径 76.8mm 底部の外径 50.5mm A点の位置 底から50mmの高さ位
置 上域部のテーパー角 5.27度 下域部のテーパー角 4.2度 上域部の肉厚 0.4mm 上域部のカップ間隙間 0.21mm 下域部の肉厚 0.3mm 下域部のカップ間隙間 0.18mm スタックピッチ 6.6mm この実施例1では515mmのスタック高さ中に60個
のカップをスタックできた。
【0019】実施例2(12オンスカップ) カップの高さ 125.5mm 開口部の外径 76.8mm 底部の外径 50.2mm A点の位置 底から55mmの高さ位
置 上域部のテーパー角 5.15度 下域部のテーパー角 4.5度 上域部の肉厚 0.4mm 上域部のカップ間隙間 0.17mm 下域部の肉厚 0.3mm 下域部のカップ間隙間 0.15mm スタックピッチ 6.05mm この実施例2では513mmのスタック高さ中に65個
のカップをスタックできた。
【0020】実施例3(9オンスカップ) カップの高さ 92.3mm 開口部の外径 76.8mm 底部の外径 52mm A点の位置 底から35mmの高さ位
置 上域部のテーパー角 6.5度 下域部のテーパー角 5.5度 上域部の肉厚 0.4mm 上域部のカップ間隙間 0.15mm 下域部の肉厚 0.3mm 下域部のカップ間隙間 0.17mm スタックピッチ 4.90mm この実施例3では504mmのスタック高さ中に85個
のカップをスタックできた。
【0021】実施例4(9オンスカップ) カップの高さ 92.3mm 開口部の外径 76.8mm 底部の外径 52mm A点の位置 底から35mmの高さ位
置 上域部のテーパー角 6.5度 下域部のテーパー角 5.5度 上域部の肉厚 0.4mm 上域部のカップ間隙間 0.13mm 下域部の肉厚 0.3mm 下域部のカップ間隙間 0.15mm スタックピッチ 4.70mm この実施例4では511mmのスタック高さ中に90個
のカップをスタックできた。
【0022】
【発明の効果】叙上の如く本発明合成樹脂製カップで
は、スタッキング状態で撓みを生ずる虞なく、また、ス
タッキング状態で夫々のカップが噛み合い状態を生ずる
こともないからブロッキングを生ずる虞もない。従って
飲料自動販売機に供給する際にも何ら支障はないし、カ
ップの自動供給においても支障なく円滑な供給を行うこ
とができる。さらに、カップ上域部の隙間が大きく確保
できる分、カップ上域部の肉厚を厚くし、カップを手で
持った時の感触に重量感を持たせることができる。しか
もカップ上域部が多少変形してもブロッキングが防止で
きると共に、下域部の隙間を少なく設定することによ
り、カップをスタックした際のタワミを少なくすること
ができる。以上のことより、カップ上域部,下域部のテ
ーパー角及び肉厚を調整させることにより、スタックピ
ッチも小さくでき、カップのスタック量を増大すること
ができる。また、本発明カップでは、底4に高さ方向段
差及び直径方向段差を有するスタックピッチ用段差5及
び10を設けることにより、上段及び下段のカップ間に
おける底部内の空気流通をよくし、下段のカップの切り
離しが円滑となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明合成樹脂製カップを示す半断面正面図。
【図2】本発明合成樹脂製カップの要部である上部を拡
大して示す断面図。
【図3】本発明合成樹脂製カップの要部であるカップ本
体の中間部を拡大して示す断面図。
【図4】本発明合成樹脂製カップの要部である底を拡大
して示す断面図。
【図5】ある種の飲料自動販売機のカップ切離し機構の
概略説明図。
【図6】発明者らが開発した改良合成樹脂製カップの半
断面正面図。
【図7】図6の改良合成樹脂製カップの一部の拡大断面
図。
【図8】従前の合成樹脂製カップの半断面正面図。
【図9】図8の従前の合成樹脂製カップの一部の拡大断
面図。
【符号の説明】
1 上縁フランジ 2 コブ状部 3 カップ本体 4 底 5 段差 6 最上域部 7 段差部 8 上域部 9 下域部 10 段差

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上縁フランジの内側に構成されるコブ状
    部を含む最上域に概略垂直状に近い僅かなテーパー角を
    もった最上域部を有し、この最上域部に連続して比較的
    大きなテーパー角を有する段差部を有し、この段差部に
    連続して概略カップ上域部と下域部にてテーパー角を僅
    かに変化させ、カップ上域部のテーパー角がカップ下域
    部のテーパー角より僅かに大きくして下端まで形成され
    たカップ本体を有し、カップ本体下端にスタックピッチ
    を構成する段部を備えた底を有してなり、スタッキング
    するためカップを重ねた状態で上段のカップの段差部が
    下段のカップのコブ状部に対向近接若しくは当接するよ
    う該段差部を位置付けてあることを特徴とする合成樹脂
    製カップ。
  2. 【請求項2】 カップ上域部と下域部の肉厚を変化さ
    せ、下域部を上域部より薄肉としてある上記請求項1に
    記載の合成樹脂製カップ。
  3. 【請求項3】 カップ本体の底にスタックピッチを構成
    する高さ方向段差及び直径方向段差を設けてある上記請
    求項1又は2に記載の合成樹脂製カップ。
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