JPH0752573Y2 - シート状物体測定装置 - Google Patents
シート状物体測定装置Info
- Publication number
- JPH0752573Y2 JPH0752573Y2 JP1988091740U JP9174088U JPH0752573Y2 JP H0752573 Y2 JPH0752573 Y2 JP H0752573Y2 JP 1988091740 U JP1988091740 U JP 1988091740U JP 9174088 U JP9174088 U JP 9174088U JP H0752573 Y2 JPH0752573 Y2 JP H0752573Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- detection
- detection head
- measuring device
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、紙等のシート状物体を上側検出ヘッドと下側
検出ヘッドとで挟んだ状態で、これら検出ヘッドを対向
位置関係を保って前記シート状物体の幅方向に移動さ
せ、厚さ等の物理量を測定する装置に関する。
検出ヘッドとで挟んだ状態で、これら検出ヘッドを対向
位置関係を保って前記シート状物体の幅方向に移動さ
せ、厚さ等の物理量を測定する装置に関する。
〈従来の技術〉 第３図はこのような装置の全体構成を示す。図中、A,B
は検出ヘッド、Ｃは紙面に対し垂直方向に送給される紙
等のシート状物体、1,2は検出ヘッドA,Bが走行するフレ
ーム、3,4はこれらフレームを支持するスタンド、５は
スタンド３内に設けられたモータ、６は減速機、7,8は
モータ５から歯付きベルト9,10を介し回転が伝達される
プーリで、これらプーリにはトルクリミッタが設けられ
ている。11はプーリ７及びスタンド４内のプーリ12によ
って駆動される歯付きベルト、13はプーリ８及びスタン
ド４内のプーリ14によって駆動される歯付きベルトで、
これらによって検出ヘッドA,Bが矢印d1方向に駆動され
る。
は検出ヘッド、Ｃは紙面に対し垂直方向に送給される紙
等のシート状物体、1,2は検出ヘッドA,Bが走行するフレ
ーム、3,4はこれらフレームを支持するスタンド、５は
スタンド３内に設けられたモータ、６は減速機、7,8は
モータ５から歯付きベルト9,10を介し回転が伝達される
プーリで、これらプーリにはトルクリミッタが設けられ
ている。11はプーリ７及びスタンド４内のプーリ12によ
って駆動される歯付きベルト、13はプーリ８及びスタン
ド４内のプーリ14によって駆動される歯付きベルトで、
これらによって検出ヘッドA,Bが矢印d1方向に駆動され
る。
測定時、検出ヘッドA,Bは対向位置関係を保持してシー
ト状物体Ｃの範囲内を幅方向に往復走行する。プーリ9,
10にはトルクリミッタが設けられており、点検，修理
時、検出ヘッドA,Bをシート状物体Ｃの外に停止させ、
検出ヘッドをスライドさせ対向関係をずらして点検、修
理を行う。
ト状物体Ｃの範囲内を幅方向に往復走行する。プーリ9,
10にはトルクリミッタが設けられており、点検，修理
時、検出ヘッドA,Bをシート状物体Ｃの外に停止させ、
検出ヘッドをスライドさせ対向関係をずらして点検、修
理を行う。
検出ヘッドA,Bがずれたまま測定が再開されると、検出
ヘッドA,B内にあるβ線源、χ線源から放射線が漏洩し
危険である。
ヘッドA,B内にあるβ線源、χ線源から放射線が漏洩し
危険である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案の解決しようとする技術的課題は、前記シート状
物体測定装置において、前記上側検出ヘッドと下側検出
ヘッドの対向関係の位置ずれがあるとき、測定状態に戻
れないようにすることにある。
物体測定装置において、前記上側検出ヘッドと下側検出
ヘッドの対向関係の位置ずれがあるとき、測定状態に戻
れないようにすることにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の構成は、各種センサを搭載した上側検出ヘッド
と下側検出ヘッドとをシート状物体を挟んで対向配置
し、これら検出ヘッドを前記シート状物体の幅方向に往
復走行させ前記シート状物体の各種物理量を測定するシ
ート状物体測定装置において、 前記上側検出ヘッドと下側検出ヘッドとにこれら検出ヘ
ッドの対向位置関係のずれを検出する手段と、この検出
手段のずれの検出出力に基づき前記検出ヘッドの駆動モ
ータの駆動スイッチをオフにしてこの駆動モータを停止
させる手段とを具備したことを特徴とするシート状物体
測定装置である。
と下側検出ヘッドとをシート状物体を挟んで対向配置
し、これら検出ヘッドを前記シート状物体の幅方向に往
復走行させ前記シート状物体の各種物理量を測定するシ
ート状物体測定装置において、 前記上側検出ヘッドと下側検出ヘッドとにこれら検出ヘ
ッドの対向位置関係のずれを検出する手段と、この検出
手段のずれの検出出力に基づき前記検出ヘッドの駆動モ
ータの駆動スイッチをオフにしてこの駆動モータを停止
させる手段とを具備したことを特徴とするシート状物体
測定装置である。
〈作用〉 前記の技術手段は次のように作用する。即ち、前記上側
検出ヘッドと下側検出ヘッドに、例えば磁気式近接スイ
ッチを設け、このスイッチによってヘッドの対向位置関
係のずれを検出し、検出出力に基づき前記検出ヘッドの
モータの駆動回路を停止させる。
検出ヘッドと下側検出ヘッドに、例えば磁気式近接スイ
ッチを設け、このスイッチによってヘッドの対向位置関
係のずれを検出し、検出出力に基づき前記検出ヘッドの
モータの駆動回路を停止させる。
〈実施例〉 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。第１図は本
考案実施例装置の要部を示す構成図である。図中、第３
図における要素と同じものには同一符号が付されてい
る。検出ヘッドA,Bには、a1，b1で構成される赤外線式
水分計、a2，b2で構成される、β線源を含む灰分計等が
含まれる。一点鎖線で囲んだ部分14は磁気式近接スイッ
チで、接点14aは上側検出ヘッドＡに設けられ、これと
対を成す磁石14bは下側検出ヘッドＢに設けられてい
る。磁気式近接スイッチ14からのリードl1，l2はスタン
ド３内のスイッチ回路15に接続されている。16はモータ
５の駆動回路である。
考案実施例装置の要部を示す構成図である。図中、第３
図における要素と同じものには同一符号が付されてい
る。検出ヘッドA,Bには、a1，b1で構成される赤外線式
水分計、a2，b2で構成される、β線源を含む灰分計等が
含まれる。一点鎖線で囲んだ部分14は磁気式近接スイッ
チで、接点14aは上側検出ヘッドＡに設けられ、これと
対を成す磁石14bは下側検出ヘッドＢに設けられてい
る。磁気式近接スイッチ14からのリードl1，l2はスタン
ド３内のスイッチ回路15に接続されている。16はモータ
５の駆動回路である。
第２図はスイッチ回路15の具体例を示す。スイッチ回路
15内において15a,15bは接点14aの動作に応じてオン・オ
フするフォトカプラで、フォトカプラ15aは前進指令が
加わる駆動回路に設けられ、フォトカプラ15bは後進指
令が加わる駆動回路に設けられている。
15内において15a,15bは接点14aの動作に応じてオン・オ
フするフォトカプラで、フォトカプラ15aは前進指令が
加わる駆動回路に設けられ、フォトカプラ15bは後進指
令が加わる駆動回路に設けられている。
このような構成で、第１図のように検出ヘッドA,Bが対
向位置関係にあるとき、接点14aはオンとなりフォトカ
プラ15a及びフォトカプラ15bは共にオンとなっており、
測定に入れる状態になっている。検出ヘッドA,Bの対向
位置関係がずれている場合、接点14aがオフとなって、
フォトカプラ15a及びフォトカプラ15bは共にオフとな
る。この状態では、仮に外部より前進指令、或は後進指
令が加えられても駆動回路16は動作せずモータ５は回転
しない。
向位置関係にあるとき、接点14aはオンとなりフォトカ
プラ15a及びフォトカプラ15bは共にオンとなっており、
測定に入れる状態になっている。検出ヘッドA,Bの対向
位置関係がずれている場合、接点14aがオフとなって、
フォトカプラ15a及びフォトカプラ15bは共にオフとな
る。この状態では、仮に外部より前進指令、或は後進指
令が加えられても駆動回路16は動作せずモータ５は回転
しない。
尚、前記検出ヘッドの対向位置関係のずれを検出する手
段として磁気式近接スイッチを用いた場合について説明
したが、前記シート状物体が光を透過するようなもので
あれば、光スイッチも使用することができる。
段として磁気式近接スイッチを用いた場合について説明
したが、前記シート状物体が光を透過するようなもので
あれば、光スイッチも使用することができる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、前記上側検出ヘッドと下側検出ヘッド
との対向位置関係がずれているとき、モータ駆動回路は
強制的にオフとされるため、外部から前進指令或は後進
指令が加わっても測定状態に戻ることはない。このため
β線源、χ線源から放射線が漏洩した状態で前記検出ヘ
ッドがフレーム上を走行するような危険はない。更に、
測定中に、何らかの原因で前記上側検出ヘッドと下側検
出ヘッドとの対向位置関係がずれた場合でも、直ちにこ
れを検出して前記モータ駆動回路をオフとするため、片
側の検出ヘッドがスタンドに衝突して内部のセンサが破
損するというような事故も防げる。
との対向位置関係がずれているとき、モータ駆動回路は
強制的にオフとされるため、外部から前進指令或は後進
指令が加わっても測定状態に戻ることはない。このため
β線源、χ線源から放射線が漏洩した状態で前記検出ヘ
ッドがフレーム上を走行するような危険はない。更に、
測定中に、何らかの原因で前記上側検出ヘッドと下側検
出ヘッドとの対向位置関係がずれた場合でも、直ちにこ
れを検出して前記モータ駆動回路をオフとするため、片
側の検出ヘッドがスタンドに衝突して内部のセンサが破
損するというような事故も防げる。
第１図は本考案実施例装置の要部を示す構成図、第２図
は本考案実施例装置における要部の接続図、第３図はシ
ート状物体測定装置の全体構成図である。 A,B:検出ヘッド、C:シート状物体、5:モータ、14:磁気
式近接スイッチ、14a:接点、14b:磁石、15:スイッチ回
路、16:駆動回路
は本考案実施例装置における要部の接続図、第３図はシ
ート状物体測定装置の全体構成図である。 A,B:検出ヘッド、C:シート状物体、5:モータ、14:磁気
式近接スイッチ、14a:接点、14b:磁石、15:スイッチ回
路、16:駆動回路
フロントページの続き (72)考案者 荒井 敦子 東京都武蔵野市中町２丁目９番32号 横河 電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−114120（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−36052（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−145312（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−122509（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−117303（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】各種センサを搭載した上側検出ヘッドと下
側検出ヘッドとをシート状物体を挟んで対向配置し、こ
れら検出ヘッドを前記シート状物体の幅方向に往復走行
させ前記シート状物体の各種物理量を測定するシート状
物体測定装置において、 前記上側検出ヘッドと下側検出ヘッドとにこれら検出ヘ
ッドの対向位置関係のずれを検出する手段と、 この検出手段のずれの検出出力に基づき前記検出ヘッド
の駆動モータの駆動スイッチをオフにしてこの駆動モー
タを停止させる手段と を具備したことを特徴とするシート状物体測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988091740U JPH0752573Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | シート状物体測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988091740U JPH0752573Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | シート状物体測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0214008U JPH0214008U (ja) | 1990-01-29 |
| JPH0752573Y2 true JPH0752573Y2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=31316206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988091740U Expired - Lifetime JPH0752573Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | シート状物体測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752573Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9194823B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-11-24 | Yokogawa Electric Corporation | Radiation inspection apparatus |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0230722Y2 (ja) * | 1980-02-12 | 1990-08-20 |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP1988091740U patent/JPH0752573Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9194823B2 (en) | 2011-02-28 | 2015-11-24 | Yokogawa Electric Corporation | Radiation inspection apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0214008U (ja) | 1990-01-29 |
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