JPH0230722Y2 - - Google Patents

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JPH0230722Y2
JPH0230722Y2 JP1639480U JP1639480U JPH0230722Y2 JP H0230722 Y2 JPH0230722 Y2 JP H0230722Y2 JP 1639480 U JP1639480 U JP 1639480U JP 1639480 U JP1639480 U JP 1639480U JP H0230722 Y2 JPH0230722 Y2 JP H0230722Y2
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシート状の物体の厚さを測定する装置
に関する。さらに詳しくは、シート状の物体(以
下単に物体と称する)の両側から、その物体をタ
ーゲツトプレートとセンサプレートとではさん
で、上記二つのプレートの間隔を測定することに
よつて物体の厚さを測定する装置に関する。
このような装置は公知であり、例えば、実願昭
53−10581号記載の装置がそれである。それによ
ると装置のセンサ部の基本的構成は第1図のとお
りである。第1図において、イ図は測定状態、ロ
図は非測定状態を示す。
以下センサ部の構成および動作について第1図
を参照して説明する。
センサ部は開口部を有するケース9および1
3、各ケースの開口部を塞ぐようにして設けられ
た弾性膜11および15、各弾性膜の中央に固着
される導電性材料のターゲツトプレート10およ
び非導電性材料のセンサプレート14ならびにプ
レート14に一体化されてなるセンサコイル17
から成る。ケース9は筐体4に、またケース13
は筐体6に夫々各開口部を対向させて設置され、
センサコイル17のインピーダンスが二つのプレ
ート間の距離の関数であることを利用して物体の
厚さ信号を得るようになつている。そして、各ケ
ース内の圧力は、各ケースに設けられた気体導入
口12や16を介して導入される気体によつて制
御される。このケース内圧の制御は測定状態又は
非測定状態に対応する。すなわち、測定状態にあ
つてはケース内に正圧気体が導入され、プレート
10と14で物体8をはさむ状態となり、二つの
プレートの間隔が物体8の厚さそのものとなつて
いる。一方、非測定状態にあつてはケース内に負
圧気体又は大気が導入され、プレート10と14
の間隔を大きくとるようになつている。これら測
定、非測定の切換えは第5図のリレー回路から得
るリレーX1の接点信号と電磁弁を用いてなして
いる。第5図におけるb接点xobは物体8が上・
下ヘツド1と2の間に存在しないときオフ、その
逆の状態でオンとなる接点で、いわば物体8の存
在を自動的に示す接点信号である。このような接
点信号は、筐体4と6のいずれか一方に投光手段
を、他方に受光手段を設け、この受光手段から得
ることができる。その一例を第2図に示す。第2
図は筐体6の平面図で、各符号は第1図と同一に
用いられている。筐体6の板面に投光窓18およ
び19が設けられ、筐体4(図示せず)に受光窓
が設けられている。矢印Xは物体8の幅方向、矢
印Yは物体8の流れ方向を示す。なお、第5図に
おけるスイツチS1は手動操作スイツチで測定状
態又は非測定状態を任意に選択するために設けた
ものである。
実際の厚さ測定装置において、上記センサ部を
要部とする検出ヘツドが構成され、そのヘツドを
O形フレーム上を走行させながら物体の厚さを測
定する構成となつている。
第3図は実際の厚さ測定装置の検出部の構成説
明図である。検出ヘッドは上ヘツド1および下ヘ
ツド2から成り、O形フレーム7上(図の左右方
向)を走行する構成となつている。各ヘツドは台
車3や5および筐体4や6から成る。この筐体4
および6に先に説明したセンサ部が収納設置され
ている。そして、物体8は筐体4と6の間(ター
ゲツトプレートとセンサプレートの間)を矢印Y
方向で流れるようになつている。
このような検出部におけるO形フレーム7のフ
レームの長さ(図の左右方向)や検出ヘッドの走
行範囲は測定対象となる物体の幅に関係する。す
なわち、検出ヘッドは流れる物体の幅の範囲内で
フレーム上を往復走行するようになつており、そ
の走行範囲はあらかじめ設定されている。第3図
において、符号UおよびLがその位置を示し、U
−L間を検出ヘッドが往復走行する。また、符号
NはU−L間のほぼ中間点で便宜上定めた位置で
ある。さらに、フレーム上に符号Bで示す待機位
置なるものを定めている。この待機位置Bは流れ
る物体8から離れた位置で、この位置で装置の校
正や保守点検が行われる。保守点検は検出ヘッド
の対向状態を解除(第4図参照)してなされる。
一般に厚さ測定装置は手動で、上・下ヘツドのい
ずれか一方を走行させて上記解除状態を得るよう
な構成となつている。
このような従来の厚さ測定装置における問題点
は以下のとおりである。
(1) 待機位置Bでプレート面に塵埃、紙粉等が付
着し誤差要因となる。
(2) 電磁弁の付勢、減勢を繰返えすため、筐体内
(電磁弁が設置されている)の温度が一定せず
誤差要因となる。
(3) 非測定状態(待機状態)が長いと、弾性膜に
変形、クリープ等が生じ誤差要因となる。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
る。
本考案の第1の目的は上記問題点を解決し、精
度の良い厚さ測定装置を提供するにある。
本考案の第2の目的は保守性に優れた厚さ測定
装置を提供するにある。
このような各目的を達成した本考案の特徴は、
センサ部の切換え回路の構成にある。
以下図面を参照し本考案について説明する。
第6図および第7図は本考案の一実施例による
厚さ測定装置のセンサ部の切換え回路構成説明図
である。
第6図において、リレーX2はスイツチS2、a
接点xbaおよびxoaから成る直列回路、b接点
xbbおよびxobから成る直列回路又はスイツチS1
によつて付勢、減勢が決定される構成となつてい
る。a接点xbaは検出ヘッドがフレームの待機位
置Bにあるときにオン、それ以外にあるときオフ
となる接点で、a接点xbaはそれと逆の動作をす
る接点である。このような接点は、フレーム上に
リミツトスイツチを設置し、検出ヘッドにリミツ
トスイツチアクチユエータを設けて得ることがで
きる。b接点xobは先に説明した第5図の場合と
同じで、a接点xoaはそれと逆の動作をする接点
である。また、スイツチS1およびS2は手動操作
スイツチである。
第7図は電磁弁SVの付勢回路で、リレーX2の
a接点xがオンのとき、ポートCとポートaが連
通し、オフのとき、ポートCとポートbが連通す
る構成となつている。そして、電磁弁SVのポー
トCに圧縮空気源からの空気が減圧弁RGで減圧
されて与えられている。
上記切換え回路において、検出ヘッドがフレー
ムのU−L間にあつて上・下ヘツド間に物体が存
在するとき、b接点xbbおよびxobがともにオン
となる。したがつて、リレーx2は付勢され、電
磁弁RGを介してケース内に圧縮空気が導入さ
れ、センサ部は測定状態(第1図イ図)となる。
また、検出ヘッドが待機位置Bにあつて、上・下
ヘツドの対向状態が保持されているとき(上・下
ヘツド間に物体は存在しない)、a接点xbaおよ
びxoaはともにオンとなつているので、スイツチ
S2がオンであれば(通常、スイツチS2はオンに
なつている)、リレーX2は付勢され、センサ部は
各プレート面を接触させて実質的に測定状態にあ
る。さらに、検出ヘッドが待機位置Bにあつて、
上・下ヘツドの対向状態を解除したとき(点検
時)、a接点xoaおよびb接点xbbはともにオフに
なる。したがつて、リレーX2は減勢され、ケー
ス内は大気となり、センサ部は非測定状態(第1
図ロ図)となる。
上記したように、本考案による厚さ測定装置
は、センサ部が点検時および検出ヘッドがU−L
間にあるとき(この時間はきわめて短かい)以
外、測定状態(第1図のイ図)と同じ状態にあ
る。したがつて、プレート面に塵埃等が付着する
ことが少なく、かつ、弾性膜のクリープ等の問題
も起こらない。また、電磁弁はほとんど付勢状態
にあるので筐体内の温度変化が少ない。
一方、点検時、上・下ヘツドの対向状態の解除
と共に自動的にプレート間隔が大きくなる(プレ
ートが引込む)。この作用はまことに好都合であ
る。なんとなれば、点検を終えて、上・下ヘツド
の関係をもとの対向状態に戻すとき、もし、プレ
ートが突き出ていれば、プレートどうしが接触し
て弾性膜を破損するからである。
以上詳しく説明したように、本考案によれば、
測定精度がよく、かつ保守性に優れた厚さ測定装
置が実現でき、この分野で多大の効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は厚さ測定装置のセンサ部構成説明図、
第2図は筐体の平面図、第3図は厚さ測定装置の
検出部構成説明図、第4図は厚さ測定装置の検出
部上・下ヘツドの非対向状態説明図、第5図は従
来の装置におけるセンサ部の切換え回路説明図、
第6図および第7図は本考案の一実施例による厚
さ測定装置におけるセンサ部の切換え回路説明図
である。 1……上ヘツド、2……下ヘツド、7……O形
フレーム、8……シート状の物体、10……ター
ゲツトプレート、14……センサプレート、17
……センサコイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各ケースの開口部を塞ぐように設けられた弾性
    膜に夫々導電性ターゲツトプレートとセンサプレ
    ートが固着され、各ケースに導入される気体によ
    つて前記弾性膜を脹らませ、これらプレートで連
    続して流れるシート状物体を両側からはさんで、
    該物体の厚さに対応する信号を検出する検出ヘツ
    ドをフレーム上に設置し、測定状態にあつて、前
    記物体の幅に対応する区間前記検出ヘツドを往復
    走行せしめ、非測定状態にあつて、前記往復走行
    範囲外の待機位置に前記検出ヘツドを停止させる
    ようにした厚さ測定装置において、前記待機位置
    で前記検出ヘツドの停止を検出する第1の手段
    と、前記検出ヘッドを構成する上・下ヘツドの対
    向状態を検出する第2の手段と、前記第1、第2
    の手段からの信号に基づき前記測定状態、並びに
    非測定状態で上・下ヘツドが対向状態にあると
    き、前記ターゲツトプレートおよびセンサプレー
    トを突き出させ、前記非測定状態で上・下ヘツド
    が非対向状態にあるとき、前記各プレート面を引
    込めるように、前記検出ヘッドケースへの気体の
    導入を制御する手段とを具備した厚さ測定装置。
JP1639480U 1980-02-12 1980-02-12 Expired JPH0230722Y2 (ja)

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JPS56117303U JPS56117303U (ja) 1981-09-08
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JPH0752573Y2 (ja) * 1988-07-11 1995-11-29 横河電機株式会社 シート状物体測定装置

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