JPH0648331Y2 - シート状物体の物理量測定装置 - Google Patents

シート状物体の物理量測定装置

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JPH0648331Y2
JPH0648331Y2 JP1988040875U JP4087588U JPH0648331Y2 JP H0648331 Y2 JPH0648331 Y2 JP H0648331Y2 JP 1988040875 U JP1988040875 U JP 1988040875U JP 4087588 U JP4087588 U JP 4087588U JP H0648331 Y2 JPH0648331 Y2 JP H0648331Y2
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sheet
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JP1988040875U
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武志 植田
勉 村上
豊 斎藤
時雄 平野
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は紙等のシート状物体の物量量をオンラインで測
定する装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、紙等のシート状物体の厚さを測定する装置とし
て、空気吹出しによって前記シート状物体から一定のギ
ャップを置いて浮上している上部検出ヘッドと前記シー
ト状物体の下側に接触する下側検出ヘッドとで前記シー
ト状物体を挟んで測定を行い、前記シート状物体の厚さ
に応じて変化する前記上側検出ヘッドと下側検出ヘッド
との距離から前記シート状物体の厚さを測定する装置が
公知である。
第2図はこのような従来装置の断面を表す。図中、Aは
上側の検出ヘッドで、ベース1上にタンク・キャプ2が
取り付けられており、ベース1に設けられた開口3の周
縁にはリテーナリング4を介しダイアフラム5が固定さ
れている。
6はこのダイアフラムの中心部に取付けられた導体ター
ゲットで、内部に室6aが設けられており、表面に複数の
空気吹出し孔6bが設けられている。7は空気圧P1をター
ゲット6に導くチューブである。
8はダイアフラム5に固着されたコイルバネで、このバ
ネの他端は、タンク・キャップ2内においてベース1に
設けられ支持部に固定されている。タンク・キャップ2
内には空気圧P2が加えられている。
Bは下側の検出ヘッドで、ベース9にボディ10が取り付
けられている。ベース9の周縁に取付けられたダイアフ
ラム12によってセンサ・コイル13が保持されている。
尚、13aはセンサ・コイル13のケース、13bはこのケース
に収納されたコイル、13cはケース13aの表面に取付けら
れた基準面を形成するガラスである。P3はセンサ・コイ
ル13を上下させるためボディ10内に導入された空気圧で
ある。
Cはこれら検出ヘッドによって挟まれたシート状物体で
ある。
検出ヘッドA,Bは第3図に示すように、スタンド14,15に
よって支持されたフレーム16、17上を、紙面に対し垂直
方向に送給されるシート状物体Cの幅方向d1に対向位置
関係を保って往復走行せしめられる。
スタンド14にはモータ18、減速器19、プーリ20,21が設
けられ、モータ18の回転は減速器19、ベルト22,23を介
しプーリ20,21に伝達される。プーリ20,21にはトルクリ
ミッタが設けられ、これらトルクリミッタを介し歯付き
ベルト24,25が駆動され検出ヘッドA,Bをd1方向に移動さ
せる。
検出ヘッドA,Bには光スイッチが設けられており、シー
ト状物体Cから外れるとこれらスイッチが作動し信号を
発生する。シート状物体Cから外れた位置に検出ヘッド
A,Bがあるとき、タンク・キャップ2並びにボディ10の
内圧は低くされ、ターゲット6及びセンサ・コイル13は
シート状物体Cより離される。検出ヘッドA,Bがシート
状物体C内に入るとき、シート状物体Cの端部を切らな
いように、ターゲット6及びセンサ・コイル13は離され
シート状物体Cに進入する。検出ヘッドA,Bがシート状
物体C内に入ると、タンク・キャップ2並びにボディ10
の内圧が高められ、ターゲット6及びセンサ・コイル13
はシート状物体Cに近付けられる。
このとき、センサ・コイル13はシート状物体Cの下側か
ら接触し厚さ測定の基準面となる。一方、ターゲット6
はチューブ7を介し空気圧P1が供給され、ターゲットの
自重、コイルスプリング8の復元力、空気圧P2によるダ
イアフラム5の押圧力、空気吹出しによる浮上力とがバ
ランスし、シート状物体Cより一定量浮上する。下側の
検出ヘッドB中のコイル13bには高周波電流が流され磁
束が生成される。センサ・コイル13に対向して配置され
たターゲット6は良導体であり、この部分に発生する渦
電流によりコイル13bの磁束が減少しコイル・インピー
ダンスが変化する。この変化はコイル13bとターゲット
6との間の距離に対応しており、この距離はシート状物
体Cの厚さと一定浮上量の和で表される為、前記インピ
ーダンス変化をブリッジ回路等により検出すれば、シー
ト状物体Cの厚さを測定出来る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような装置では点検、修理等の目的
で、前記トルクリミッタを介し検出ヘッドA,Bの対向関
係を分離できる構造となっており、測定の途中で何等か
の原因で検出ヘッドA,Bの対向位置関係がずれることが
ある。対向位置関係がずれた場合、ターゲット6からの
空気吹出しによる浮上力のバランスが崩れ、第4図に示
すようにターゲット6が下側の検出ヘッドBにぶつかり
シート状物体Cを破断、乃至は検出ヘッドA,Bを破損す
る事故が発生する。更に、検出ヘッドA,Bにはこのよう
な厚さ計の他に灰分計、坪量計が搭載されており、これ
らセンサにはβ線、χ線の放射線源が使用されており、
検出ヘッドA,Bの対向位置関係がずれると漏洩放射線が
増大し危険である。
本考案の解決しようとする技術的課題は、前記シート状
物体の物理量測定装置において前記上、下検出ヘッドの
対向関係の位置ずれを検出し、位置ずれが原因で発生す
る前記シート状物体の破断、センサの破損、危険な放射
線の漏洩を未然に防ぐことにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の構成は、各種センサを搭載した上側検出ヘッド
と下側検出ヘッドとをシート状物体を挟んで対向配置
し、これら検出ヘッドを前記シート状物体の幅方向に往
復走行させ前記シート状物体の物理量を測定する装置に
おいて、 前記上側検出ヘッドと下側検出ヘッドとにこれら検出ヘ
ッドの対向位置関係のずれを検出する手段と、この検出
手段のずれ検出出力に基づき前記ヘッドではなく前記各
センサのみを測定開始前の安全動作状態に強制的に復帰
させる手段と を具備したことを特徴とするシート状物体の物理量測定
装置である。
〈作用〉 前記の技術手段は次のように作用する。即ち、前記上側
検出ヘッドと下側検出ヘッドとの対向位置関係のずれを
検出する手段に例えば磁気式近接スイッチが用いられ
る。このスイッチによって検出ヘッドの対向位置関係の
ずれが検出されたとき、前記センサが第2図に示すよう
な厚さ計の場合には、タンク・キャップ2並びにボディ
10の内圧を低くし、ターゲット6及びセンサ・コイル13
をシート状物体から離す。また、前記センサが灰分計、
坪量計の場合には前記検出ヘッドの対向位置関係がずれ
たとき放射線照射窓に設けたシャッターを閉じ放射線が
漏洩しないようにする。
〈実施例〉 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。第1図は本
考案実施例装置の構成図で、図中、第2図における要素
と同じ要素には同一符号を付し、これらについての説明
は省略する。一点鎖線で囲んだ部分26は磁気式近接スイ
ッチで、磁気近接スイッチ26aは上側の検出ヘッドAに
設けられ、これと対をなす磁石26bは下側の検出ヘッド
Bに設けられ、検出ヘッドA,Bが対向位置関係にあると
き、磁気近接スイッチ26aと磁石26bとが対向するように
セットされる。27はタンク・キャップ2内に空気圧P2
送給する空気圧回路に設けられた電磁弁で、磁気近接ス
イッチ26aによって駆動される。
このような構成で、第1図に示すように測定時において
検出ヘッドA,Bが対向位置関係にあるとき、磁気近接ス
イッチ26aはオンとなり、電磁弁27は開とされ、タンク
・キャップ2内に空気圧P2が供給されている。本図では
図示されていないが、この状態ではボディ10の内圧も高
められ、ターゲット6及びセンサ・コイル13はシート状
物体Cに近付けられて測定が行われる。
測定中、何等かの原因によって検出ヘッドA,Bの対向位
置関係がずれた場合、磁気近接スイッチ26aがオフとな
り電磁弁27は閉となる。これによって、タンク・キャッ
プ2への給気が止まりターゲット6並びにセンサ・コイ
ル13はシート状物体Cから離される。
尚、検出ヘッドA,Bに含まれるセンサが灰分計、坪量計
の場合には、検出ヘッドA,Bの対向位置関係がずれたと
き放射線照射窓に設けたシャッターを閉じて線源からの
放射線が外部に漏洩しないようにする。
尚、検出ヘッドの対向位置関係のずれを検出する手段は
磁気式近接スイッチに限らない、前記シート状物体が光
を透過するようなものであれば、光スイッチも使用する
ことができる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、上側検出ヘッドと下側検出ヘッドとに
これら検出ヘッドの対向位置関係のずれを検出する手段
と、この検出手段のずれ検出出力に基づきヘッドに搭載
された各センサのみを測定開始前の安全動作状態に強制
的に復帰させる手段とが設けられたので、センサの保
守、点検時に上下の検出ヘッドを水平にずらし清掃や点
検修理を行う際に、上側検出ヘッドと下側検出ヘッドと
を相互に僅かずらせば、各センサのみが、測定開始前の
安全動作状態に強制的に復帰させるので、直ちに保守、
点検が可能となり、上下の検出ヘッドが安全位置に移動
するまで待つ必要がなく、誤って、センサを破壊した
り、例えば、作業者が放射線等を浴びる恐れが少なくな
る。
すなわち、作業者の保護とセンサの保護が確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例装置の構成図、第2図は従来装置
の断面図、第3図及び第4図は従来装置の動作を説明す
るための説明図である。 A,B…検出ヘッド、C…シート状物体、2…タンク・キ
ャップ、6…ターゲット、10…ボディ、13…センサ・コ
イル、26…磁気式近接スイッチ、26a…磁気近接スイッ
チ、26b…磁石、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平野 時雄 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (56)参考文献 実公 昭37−16559(JP,Y1) 実公 昭52−9415(JP,Y2) 実公 昭52−11571(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種センサを搭載した上側検出ヘッドと下
    側検出ヘッドとをシート状物体を挟んで対向配置し、こ
    れら検出ヘッドを前記シート状物体の幅方向に往復走行
    させ前記シート状物体の物理量を測定する装置におい
    て、 前記上側検出ヘッドと下側検出ヘッドとにこれら検出ヘ
    ッドの対向位置関係のずれを検出する手段と、 この検出手段のずれ検出出力に基づき前記ヘッドではな
    く前記各センサのみを測定開始前の安全動作状態に強制
    的に復帰させる手段と を具備したことを特徴とするシート状物体の物理量測定
    装置。
JP1988040875U 1988-03-28 1988-03-28 シート状物体の物理量測定装置 Expired - Lifetime JPH0648331Y2 (ja)

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JPH01142808U JPH01142808U (ja) 1989-09-29
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JPS529415U (ja) * 1975-07-09 1977-01-22
JPS5211571U (ja) * 1975-07-15 1977-01-26

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