JPH0752299Y2 - 横引式建具の取手 - Google Patents

横引式建具の取手

Info

Publication number
JPH0752299Y2
JPH0752299Y2 JP1992061794U JP6179492U JPH0752299Y2 JP H0752299 Y2 JPH0752299 Y2 JP H0752299Y2 JP 1992061794 U JP1992061794 U JP 1992061794U JP 6179492 U JP6179492 U JP 6179492U JP H0752299 Y2 JPH0752299 Y2 JP H0752299Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
restraint
spring
members
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992061794U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0616657U (ja
Inventor
準二 沼田
好一 中西
健吉 松原
幸夫 加藤木
保 中澤
Original Assignee
ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
株式会社中西エンジニアリング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社, 株式会社中西エンジニアリング filed Critical ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
Priority to JP1992061794U priority Critical patent/JPH0752299Y2/ja
Publication of JPH0616657U publication Critical patent/JPH0616657U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0752299Y2 publication Critical patent/JPH0752299Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は横引式の戸や障子の建具
の取手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来横引式の戸や窓障子の建具として、
内側と外側に引違い状に組立て、外側の建具の縦框の正
面に開閉用の取手がその開閉操作を軽快にするために突
出状に取り付けられたものがある。また、取手を出没さ
せるものも知られている(実開昭59−75153
号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の取手を外側の建
具に固着してその建具を開くと、取手が内側の建具に突
き当り、その分だけ外側の建具を内側の建具に完全に重
なるように閉じることができない。従って、戸口や窓か
ら物を出し入れすることができない場合がある。また、
従来の取手の出没式のものは、その取手の出没の動作が
円滑になされず、その構造が複雑で組立が面倒である。
【0004】本考案は外側の建具を完全に開いて物の出
し入れを容易にすることができ、しかも、取手部の引込
みと突出が円滑になされ、その構成が簡単で組立が容易
である取手を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の横引式の建具の取手においては、その取手
部を取付台座内に押し込んでその位置に拘束するように
構成している。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例につき図面を参照しなが
ら具体的に説明する。
【0007】本考案の取手(1)は、戸や窓障子のいず
れにも使用できるが、以下窓障子に使用した場合につい
て説明する。
【0008】外側障子(2)と内側障子(3)は、窓枠
(4)内に引違式に組立てられて、レ−ル(5),
(6)上を左右の横方向に移動する。外側障子(2)は
左側に移動して閉じられ、内側障子(3)は右側に移動
して閉じられる(図1)。
【0009】取手(1)は外側障子(2)の左側の縦框
(7)の正面に内側障子(3)の移動空間内に突き出る
ように取り付けられ、外側障子(2)が閉じられたとき
には、窓枠の縦枠(8)に近接し(図4)、外側障子
(2)が開かれたときには、内側障子(3)の左側の縦
框(9)に近接する(図5)。
【0010】この取手(1)は、外側障子の縦框(7)
にねじ(13)(図3,図4)で固着される取付台座(10)
と、この取付台座内に組込まれてこの取付台座からの突
出位置と引込位置との間を移動可能である取手部(11)
と、この取手部を突出方向に付勢する第1ばね(12)と、
取手部(11)をその引込位置に第1ばね(12)に抗して拘束
する手段と、この拘束手段の拘束を解除する手段を具備
している(図2,図3)。
【0011】取付台座(10)は互いに平行な長い側壁(1
4),(15)と、その両端を結合互いに平行な短い側壁(1
6),(17)と、これらの側壁で囲まれた後端面を閉じる底
蓋(18)で直方体の箱形に形成され、これらの側壁で囲ま
れた正面は開口され、各側壁の開口縁からつば(19)が外
側に延びている(図3)。取付台座(10)は外側障子
(2)の縦框(7)内にその孔から挿入され、つば(19)
が孔の縁に係合し、このつばをその取付孔(20)にねじ(1
3)を通して縦框(7)に固着する(図3,図4)。
【0012】取手部(11)は、長方形の板状の基板(21)
と、この基板から起立した指掛部(22)で構成されている
(図2,図3)。指掛部(22)は、その中央部から上方向
に延びる上半分の部分(23)が基板(21)の上下方向の中心
線に対して右側に偏位し、下方向に延びる下半分の部分
(24)が基板(21)の上下方向の中心線に対して左側に偏位
し、これらの上下の部分(23),(24)が斜めに延びる部分
(25)で結合されている(図3)。指掛部の上半分の部分
(23)はその左側に開口して指を楽に入れることができる
第1空間(26)が形成され、下半分の部分(24)はその右側
に開口した第2空間(27)が形成されている。
【0013】外側障子(2)を閉じると、その左側の縦
框(7)上の取手(1)が窓枠の縦枠(8)に近接する
(図4)。この場合、指掛部(22)の上半分の部分(23)は
下半分の部分(24)より窓枠の縦枠(8)から遠ざかり、
この部分(23)と縦枠(8)との間の第1空間(26)内に指
を楽に挿入して部分(23)に指を掛けることができ、この
指掛けにて外側障子(2)を右側に容易に開くことがで
きる。
【0014】外側障子(2)を開くと、その左側の縦框
(7)上の取手(1)が内側障子(3)の左側の縦框
(9)に近接する(図5)。この場合、指掛部(22)の下
半分の部分(24)が上半分の部分(23)より内側障子(3)
の縦框(9)から遠ざかり、この部分(24)と縦框(9)
との間の第2空間(27)内に指を楽に挿入して部分(24)に
指を掛けることができ、この指掛けにて外側障子(2)
を左側に容易に閉じることができる。
【0015】外側障子(2)と内側障子(3)との前後
の位置を逆にすると、指掛部(22)の上下の部分(23),(2
4)の偏位関係は逆になり、それに従って第1空間(26)と
第2空間(27)の関係も逆になる。
【0016】取手部(11)は支持手段で突出位置と引込位
置の間を平行移動するように支持されている。この支持
手段は、一対の棒状部材(28),(29)がほゞその中心にて
X字状にピン(30)で枢着された支持枠(31)で構成され
(図3)、各棒状部材(28),(29)の一端が底蓋(18)で摺
動可能に支持され、他端が突手部の基板(21)の底面の溝
(32)に移動可能に挿入され、この他端に起立したピン(3
3)を溝(32)に連通する溝(34)内に摺動可能に挿入して、
突手部(11)を支えている(図3,図6)。
【0017】前記第1ばね(12)は、その中心の巻き部(3
5)とそれからV字形に延びる一対の直線部(36),(37)を
有するねじりばねで形成され(図3)、巻き部(35)をピ
ン(30)に嵌合させて固定し、各直線部(36),(37)の自由
端を取手部(11)の基板(21)の溝(32)の底に摺動可能に接
触させている(図6)。第1ばね(12)は直線部(36),(3
7)が閉じる方向のねじり力を有し、ピン(30)と取手部(1
1)を互いに引き離す方向に常時付勢している。
【0018】取手部(11)が第1ばね(12)で突出位置に突
き出されると共に支持枠(31)で取付台座(10)に対して平
行に保持されているとき(図6)、第1ばね(12)は最小
に開き、支持枠の棒状部材(28),(29)のピン(33),(33)
の間隙が最小になるように開いている(図6)。
【0019】この状態で取手部(11)を第1ばね(12)に抗
して押し込むと、棒状部材(28),(29)の一端のピン(3
3),(33)が突手部(11)の基板(21)の溝(34),(34)に沿っ
て互いに遠ざかる方向に摺動すると共に他端も取付台座
(10)の底蓋(18)の表面を互いに遠ざかる方向に摺動し
て、取手部(11)が平行移動する。取手部(11)が引込位置
まで押し込まれると、棒状部材(28),(29)はほゞ一直線
状に並ぶように閉じられると共に第1ばね(12)はその直
線部(36),(37)が最大に開いて取手部(11)を突出位置に
復帰させるに充分な弾性エネルギ−を蓄える(図7)。
【0020】この引込位置で取手部(11)への押込力を解
除すると、取手部(11)は第1ばね(12)の閉じる力と支持
枠(31)にて突出位置まで平行に押し出される。その間、
支持枠の棒状部材(28),(29)は、その一端のピン(33),
(33)が突手部(11)の基板(21)の溝(34)に沿って互いに近
寄る方向に移動すると共に他端も取付台座(10)の底蓋(1
8)の表面を互いに近寄る方向に移動する。
【0021】取手部(11)を引込位置に拘束する手段は、
2片の帯状の拘束部材(38),(39)で構成され、各拘束部
材の両端の近くにその長手方向に直交する方向の溝(40)
が形成されている(図3)。この溝(40)は取手部(11)の
基板(21)の両側辺の両端近くに横方向に起立した突起(4
1)(図3)の通過を許すために使用されるものであり、
この突起(41)の通過にて取手部(11)が取出位置から引込
位置へまたはその逆に移動する。
【0022】拘束部材(38),(39)は、ねじりばねで形成
された第2ばね(42)で拘束方向(上方向)に常時付勢さ
れている(図8)。取手部(11)が突出位置に存すると拘
束部材(38),(39)は拘束位置(上昇位置)に前進してお
り、取手部(11)の突起(41)が拘束部材(38),(39)の溝(4
0)から外れて互いに食違っている(図8)。
【0023】この状態にて、取手部(11)を押し込むと、
その突起(41)は拘束部材(38),(39)の溝(40)の開口縁に
連なる斜面(43)上を摺動しながら拘束部材(38),(39)を
解除位置(下降位置)に第2ばね(42)に抗して後退させ
る。この位置にて突起(41)は溝(40)と一致してこの溝に
案内されてそこを拘束部材(38),(39)を横断するように
通過する。突起(41)の通過と同時に、拘束部材(38),(3
9)は第2ばね(42)にて拘束位置(上昇位置)に送られ
て、溝(40)と再び食違う。その結果突起(41)が拘束部材
(38),(39)の一側辺(44)に係合して引込位置に保持さ
れ、取手部(11)をその位置に拘束する(図9)。
【0024】拘束の解除手段は押しボタン(45)を具備
し、この押しボタン(45)は四角形の筒状壁(46)とその一
方の開口面を閉じる頂壁(47)で中空状に形成され(図
3)、取付台座(10)の中空部の端に取手部(11)及び拘束
部材(38),(39)と隣り合うように組込まれている(図
8,図9)。取付台座(10)の底蓋(18)に起立した突起(4
8)が押しボタン(45)の中空部内にのぞみ、圧縮コイルば
ねの第3ばね(49)が突起(48)に嵌合してその両端が押し
ボタン(45)の頂壁(47)と取付台座(10)の底蓋(18)で受け
止められていて、押しボタン(45)を常時上昇方向に付勢
している(図6,図7)。押しボタン(45)の筒状壁(46)
には互いに相反する方向に延びる突起(50)が形成され
(図3)、この突起(50)が取付台座(10)の側壁(14),(1
5)の案内溝(51)に嵌合して、押しボタン(45)を上昇位置
と下降位置の間に案内する(図11)。突起(50)は案内溝
(51)の一端に突き当って、押しボタン(45)が取付台座(1
0)の開口面から突き出るのを阻止する(図11)。押しボ
タン(45)は拘束部材(38),(39)の一端と接触する関係に
あり、その両者の接触部(52),(53)を斜めに形成してい
る(図3)。
【0025】取手部(11)が引込位置にその突起(41)と拘
束部材(38),(39)の側辺(44)との係合にて拘束されてい
る状態において(図9)、押しボタン(45)を第3ばね(4
9)に抗して押し込むと、拘束部材(38),(39)は第2ばね
(42)に抗して解除位置(下降位置)に後退してその溝(4
0)が押取手部(11)の突起(41)と一致し(図10)、突起(4
1)に対する拘束部材(38),(39)の拘束が解除される。そ
の結果突起(41)は第1ばね(12)の力にて溝(40)を通過し
て取手部(11)を突出位置に復帰させる。それと同時に拘
束部材(38),(39)は第2ばね(42)の力にて拘束位置(上
昇位置)に前進し、押しボタン(45)も押し込みの解除に
て第3ばね(49)にて上昇位置に復帰する(図8)。尚押
しボタン(45)と拘束部材(38),(39)の接触部(52),(53)
はいずれか一方を斜面に形成し、他方を突起に形成して
もよい。
【0026】
【考案の効果】本考案は上記のように、正面が開口され
た箱形に形成されて横引式建具に固着される取付台座
(10)と、該取付台座内に組込まれてこの取付台座の
正面の開口面からの突出位置と引込位置との間を移動可
能である取手部(11)と、一対の棒状部材(28),
(29)をX字状にピン(30)で枢着されて上記取手
部(11)をその突出位置と引込位置との間を平行移動
するように支持する支持枠(31)と、中心の巻き部
(35)と該巻き部からV字形に延びる直線部(3
6),(37)を有し、巻き部(35)を支持枠(3
1)のピン(30)に嵌合させ、直線部(36),(3
7)の自由端を取手部(11)に接触させて取手部を突
出方向に付勢する第1ばね(12)と、上記取付台座
(10)内に組込まれて、取手部(11)の出没方向と
直交する方向に往復動可能であって、その行程の一端に
て取手部(11)を引込位置に拘束し他端にてその拘束
を解除するように働き、第2ばね(42)で拘束位置方
向に常時付勢される長尺状の一対の拘束部材(38),
(39)と、上記取付台座(10)内に組込まれて、拘
束部材(38),(39)の移動方向と直交する方向に
往復動可能で第3ばね(49)で取付台座(10)の開
口面からの突出方向に常時付勢され、この第3ばねに抗
する引込方向の押し込み操作に従って拘束部材(3
8),(39)を第2ばね(42)に抗して解除位置に
後退させ、取手部(11)の引込位置への拘束を解除さ
せるように働く押しボタン(45)で構成されているの
で、戸や障子の建具を完全に開いてその開口部から物の
出し入れを容易にすることができ、しかも取手部の引
込みと突出が円滑になされ、その構成が簡単で組立が容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取手を取り付けた窓の正面図である。
【図2】本考案の取手の斜視図である。
【図3】図2の取手の分解斜視図である。
【図4】図2の取手を障子に取り付けて、この障子を閉
じた状態を示す部分的横断平面図である。
【図5】図2の取手を障子に取り付けて、この障子を開
いた状態を示す部分的横断平面図である。
【図6】取手部を支持手段で取付台座から突き出した状
態を示す縦断側面図である。
【図7】図6において取手部を取付台座内に押し込んだ
状態を示す縦断側面図である。
【図8】取手部が突き出て拘束部材が拘束解除位置に前
進した状態を示す縦断側面図である。
【図9】図8において取手部を引込位置に拘束部材で拘
束した状態を示す一部縦断側面図である。
【図10】図9において拘束部材を拘束解除位置に後退さ
せた状態を示す一部縦断側面図である。
【図11】図6のXI−XI線断面図である。
【図12】図8のXII −XII 線断面図である。
【図13】図8のXIII−XIII線断面図である。
【図14】図6のXIV−XIV 線断面図である。
【図15】図8のXV−XV線断面図である。
【符号の説明】
1 取手 2 外側障子 3 内側障子 4 窓
枠 10 取付台座 11 取手部 12 第1ばね 26 第1空間 27
第2空間 28 棒状部材 29 棒状部材 31 支
持枠 38 拘束部材 39 拘束部材 42 第2ばね 45 押しボタン 49 第3ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松原 健吉 東京都千代田区神田佐久間町3丁目37番38 号中西産業株式会社内 (72)考案者 加藤木 幸夫 東京都千代田区神田佐久間町3丁目37番38 号中西産業株式会社内 (72)考案者 中澤 保 東京都千代田区神田佐久間町3丁目37番38 号中西産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−75153(JP,U)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面が開口された箱形に形成されて横引
    式建具に固着される取付台座(10)と、該取付台座内
    に組込まれてこの取付台座の正面の開口面からの突出位
    置と引込位置との間を移動可能である取手部(11)
    と、一対の棒状部材(28),(29)をX字状にピン
    (30)で枢着されて上記取手部(11)をその突出位
    置と引込位置との間を平行移動するように支持する支持
    枠(31)と、中心の巻き部(35)と該巻き部からV
    字形に延びる直線部(36),(37)を有し、巻き部
    (35)を支持枠(31)のピン(30)に嵌合させ、
    直線部(36),(37)の自由端を取手部(11)に
    接触させて取手部を突出方向に付勢する第1ばね(1
    2)と、上記取付台座(10)内に組込まれて、取手部
    (11)の出没方向と直交する方向に往復動可能であっ
    て、その行程の一端にて取手部(11)を引込位置に拘
    束し他端にてその拘束を解除するように働き、第2ばね
    (42)で拘束位置方向に常時付勢される長尺状の一対
    の拘束部材(38),(39)と、上記取付台座(1
    0)内に組込まれて、拘束部材(38),(39)の移
    動方向と直交する方向に往復動可能で第3ばね(49)
    で取付台座(10)の開口面からの突出方向に常時付勢
    され、この第3ばねに抗する引込方向の押し込み操作に
    従って拘束部材(38),(39)を第2ばね(42)
    に抗して解除位置に後退させ、取手部(11)の引込位
    置への拘束を解除させるように働く押しボタン(45)
    を具備する横引式建具の取手。
  2. 【請求項2】 前記取手部(11)は、上記取付台座
    (10)内にてその前後方向に往複動可能に案内され、
    この取手部(11)に形成された指掛部分(22)が取
    付台座(10)の開口面から出没し、両側面に形成され
    た突起(41)を有し、前記拘束部材(38),(3
    9)は、取手部(11)の突起(41)が取手部の突出
    位置から引込位置にまたはその逆に移動するのを許容す
    る溝(40)を有し、取手部(11)を押し込むと、そ
    の突起(41)が拘束位置から解除位置に第2ばね(4
    2)に抗して拘束部材(38),(39)を後退させて
    溝(40)を通過し、通過と同時に拘束部材(38),
    (39)が第2ばね(42)で拘束位置に前進してその
    溝(40)を拘束部材の突起(41)の食違わせて突起
    (41)を拘束部材(38),(39)の側辺(44)
    に係合させ、取手 部(11)を引込位置の拘束し、拘束
    部材(38),(39)は、また第3ばねに抗する押し
    ボタン(45)の引込方向の押し込み操作に従って第2
    ばね(42)に抗して解除位置に後退され、その溝(4
    0)を取手部(11)の突起(41)と一致させて取手
    部(11)の引込位置への拘束を解除させるように働く
    請求項1記載の横引式建具の取手。
  3. 【請求項3】 前記押しボタン(45)は、その押され
    る頂面(47)が取付台座(10)の開口面から突き出
    ない範囲にて往復動し、この押しボタン(45)と拘束
    部材(38),(39)は互いに押し合う接触面(5
    2),(53)を有し、これらの両接触面はいずれか一
    方または双方が斜めに形成して、押しボタンの押し込み
    操作に従って拘束部材(38),(39)を解除方向に
    従動させる請求項2記載の横引式建具の取手。
  4. 【請求項4】 前記取手部(11)は上下方向に延びて
    左側に開口した指挿入用の第1空間(26)と右側に開
    口した指挿入用の第2空間(27)が設けられた請求項
    3記載の横引式建具の取手。
  5. 【請求項5】 前記取手部(11)は上下方向に延び
    て左側に開口した指挿入用の第1空間(26)と右側
    に開口した指挿入用の第2空間(27)が設けられた請
    求項4記載の横引式建具の取手。
JP1992061794U 1992-08-10 1992-08-10 横引式建具の取手 Expired - Lifetime JPH0752299Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992061794U JPH0752299Y2 (ja) 1992-08-10 1992-08-10 横引式建具の取手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992061794U JPH0752299Y2 (ja) 1992-08-10 1992-08-10 横引式建具の取手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0616657U JPH0616657U (ja) 1994-03-04
JPH0752299Y2 true JPH0752299Y2 (ja) 1995-11-29

Family

ID=13181367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992061794U Expired - Lifetime JPH0752299Y2 (ja) 1992-08-10 1992-08-10 横引式建具の取手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0752299Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4646687B2 (ja) * 2005-04-22 2011-03-09 美和ロック株式会社 引戸式建具のハンドル装置
TWI741723B (zh) * 2020-08-05 2021-10-01 上田鋁業有限公司 門窗掣動裝置及方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013392Y2 (ja) * 1982-11-13 1985-04-27 丸好工業有限会社 把手装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0616657U (ja) 1994-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030048050A1 (en) Cabinet latch
US7731251B2 (en) Compact sliding sash lock
US7261342B2 (en) Automatically locking window latch
US20240052701A1 (en) Push and slide gate handle
JPH0752299Y2 (ja) 横引式建具の取手
JP3002829B2 (ja) ラッチ装置
JP2021536540A (ja) スライド式パネルおよびドアのための衝撃吸収制動装置
JP3555268B2 (ja) シャッター用施錠装置
JPS60215319A (ja) 抽斗の開閉保持装置
CN215443603U (zh) 锁扣装置及推拉窗
CN108798230B (zh) 一种便捷式推门装置
JPH084445A (ja) ドアの気密保持装置
JP3520493B2 (ja) 折戸用錠装置
JPH112057A (ja) 扉体のロック装置
JP2516012Y2 (ja) 隠蔽式窓開閉装置
JPH0724044Y2 (ja) 動物用金網檻の扉施錠装置
JP2014134069A (ja) 建具および突出維持部品
JPH0318616Y2 (ja)
JP3031911B2 (ja) 地震時ロック装置に使用するケーシングとそのケーシングを用いた収納ボックス
JPH0547251Y2 (ja)
JPH07618Y2 (ja) 引戸の案内装置
JPH078755Y2 (ja) 建具の開閉誘導装置
JP2520166Y2 (ja) ドア錠
JPS582866Y2 (ja) 折り畳みドアの倒れ止め装置
JPH0728363Y2 (ja) 引出、扉等のラッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120906

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130906

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term