JPH0752055B2 - 自動製氷機付冷蔵庫 - Google Patents

自動製氷機付冷蔵庫

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JPH0752055B2
JPH0752055B2 JP2123637A JP12363790A JPH0752055B2 JP H0752055 B2 JPH0752055 B2 JP H0752055B2 JP 2123637 A JP2123637 A JP 2123637A JP 12363790 A JP12363790 A JP 12363790A JP H0752055 B2 JPH0752055 B2 JP H0752055B2
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water supply
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refrigerator
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勝彦 増田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、冷蔵室内の給水ポンプによって冷凍室内の
製氷皿に給水して製氷を行う自動製氷機付冷蔵庫に関す
るものである。
〔従来の技術〕 従来、この種の自動製氷機付冷蔵庫として、例えば実開
昭57−83381号公報に示されたものがある。
第7図は、上記従来の自動製氷機付冷蔵庫を示す断面図
であり、図において、1は冷蔵庫本体、2は冷凍室、3
は冷蔵室である。そして、4は冷凍室2内に配設された
自動製氷機であり、基枠5に製氷皿6を反転動作可能に
取付けると共に、この製氷皿6の下方に貯氷容器7を出
し入れ可能に収納してある。
8は冷蔵室3内に出し入れ可能に収納された給水タン
ク、9はこの給水タンク8の水を定量だけ貯水する水受
皿、10は給水ポンプである。11は給水ポンプ10に連結し
た給水管であり、冷蔵庫の背壁中を貫通して製氷皿6の
上方に導出している。11dはこの給水管11の吐出口であ
る。
次にこの従来例の動作、作用について説明する。
冷蔵室3に収納された給水タンク8内の水は、一旦、定
量貯水用の水受皿9に貯水され、この水を給水ポンプ10
にて吸上げ、給水管11を通って製氷皿6に供給する。製
氷皿6に供給された水が冷却されて氷になると、製氷皿
6は反転し氷を貯氷容器7に落とし、その後、製氷皿6
は元の状態に反転して戻り、再び給水、そして製氷され
るという動作を繰返す。
また、この種の自動製氷機付冷蔵庫の他の例としては、
実開平1−136867号公報に開示されたものがある。
この例は、製氷皿6を収納した室と給水タンク8を収納
した室を仕切る中仕切り板(図示せず)に形成した貫通
孔に、給水管11を通して給水するものであるが、給水管
ユニット(図示せず)は中仕切りの貫通孔部に取付けた
大きなブロック形状の発泡性樹脂断熱材によって支持す
る構成となっている。
そしてまた、アルミ部材よりなる給水管11の吐出口11d
部分は製氷皿6を収納した室内に露出し、製氷皿6を冷
却する冷気により直接冷却され、かつ吐出口11dの位置
は給水管11を装着した前記ブロック形状の断熱材によ
り、吐出口11dより相当に離れた位置を支持され、位置
決めされる構造となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の自動製氷機付冷蔵庫は、前記のよ
うに、給水管が冷蔵室の背面壁に形成された孔を通して
一旦冷蔵室の背部外側に導出した後、冷凍室の側面壁に
形成された孔を通して冷凍室内に導入し、そして孔を給
水管の隙間はシール剤によってシールしなければなら
ず、給水管の配設作業が面倒で作業性が悪く、また、製
氷皿に対する給水管の吐出口の位置決め精度が悪く、給
水が正しく製氷皿に供給されなかったり、飛び散ったり
する問題があった。更に、給水管は冷蔵室背壁中に埋設
されているので、取外しができず、給水管内に汚れたり
詰った場合、部品交換はおろか、洗浄もできないという
問題があった。
そして、これらの問題を解消する手段として、前記実開
平1−136867号公報に示されたものが考えられたが、給
水管ユニットに大きなブロック形状の断熱材を必要と
し、製氷皿を収納した冷凍室の利用可能スペースが狭く
なり、また、吐出口の位置は、吐出口より相当離れた中
仕切り貫通孔部に取付けられた前記ブロック状断熱材に
より決まり、十分な精度を得られるものではなく、かつ
吐出口が製氷皿を冷却する冷気により冷却されて氷結
し、詰まるなどの問題があった。
この発明は、上記の従来技術の問題点を解消するために
なされたもので、製氷皿に給水する給水管の吐出口の位
置決め及び取付け作業性を改善できるとともに、冷凍室
の利用可能な収納スペースを広くでき、かつ部品交換も
容易にできる自動製氷機付冷蔵庫を提供することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕 このため、この発明に係る自動製氷機付冷蔵庫は、冷凍
室内に製氷皿を、冷蔵室内に給水ポンプを有する自動製
氷機付冷蔵庫であって、給水管の外周面を断熱材および
意匠カバーで覆った給水管ユニットを前記冷蔵室と冷凍
室とを仕切る中仕切り板に設けた貫通孔に挿通して一端
を前記給水ポンプに接続し他端の近傍をパイプホルダー
を介して前記冷凍室の内壁に取付け、該給水管ユニット
によって前記製氷皿に給水して製氷することを特徴とす
る構成によって、上記の目的を達成しようとするもので
ある。
〔作用〕
以上の構成によって、冷蔵室内の給水ポンプから給水管
ユニットを通じて製氷用の原料水を冷凍室内の製氷皿に
供給し、製氷することができる。
給水管ユニットは給水管の外周面を断熱材および意匠カ
バーで覆ってあり断熱効果を有し給水管中の原料水の氷
結を防止することができる。
また、給水管ユニットは冷蔵室と冷凍室とを仕切る中仕
切り板に設けた貫通孔に挿通されて給水管ユニット端の
近傍、即ち吐出口の近傍をパイプホルダーを介して前記
冷凍室の内壁に取付けてあるので、吐出口が製氷皿に対
して正確な位置になるように給水管ユニットを容易に固
定することができ、製氷皿への給水が円滑に適切に実行
できる。
なお、給水管ユニットは容易に取付けできるだけでな
く、容易に取外して清掃または交換することもできる。
〔実施例〕
以下、この発明の自動製氷機付冷蔵庫を実施例により説
明する。
第1図は、この発明の一実施例の自動製氷機付冷蔵庫の
要部断面図である。
図において、1は冷蔵室本体、2は冷凍室、3は冷蔵室
である。4は冷凍室2内に配設された自動製氷機であ
り、基枠5に製氷皿6を反転動作可能に取付けるととも
に、この製氷皿6の下方に貯氷容器7を出し入れ可能に
収納してある。
8は冷蔵室3内に出し入れ可能に収納された給水タン
ク、9は給水タンク8の水の定量を一旦貯水する水受
皿、10は給水ポンプである。
12は前記給水ポンプ10に連結した給水管ユニットであ
り、この構成は第2図の分解斜視図に示す如くになって
いる。即ち、11は給水管であり、アルミニウム管11aと
合成樹脂管11bとを上下に連結して構成されており、ア
ルミニウム管11a部分の外周面にはヒーター13(第4図
に図示)及び発泡性樹脂等の管状の断熱材14で覆われて
いる。以上の部品の外周面を、2分割構成の意匠カバー
A15a及び意匠カバーB15bを爪部15cを係合して一体化さ
せ覆ってある。
第3図は上記給水管ユニット12の取付け構造を示す斜視
図、第4図はパイプホルダー16の斜視図、第5図は第1
図のA−A断面図である。
図において、17は中仕切り板18に形成された貫通孔で、
給水管ユニット12の合成樹脂管11bの吸水口11c側が前記
貫通孔17を挿通して冷蔵室3に導入され、給水ポンプ10
の吐出口10a(第1図に図示)に連結している。また、
給水管ユニット12の吐出口11d側にはパイプホルダー16
が挿入嵌合され、このパイプホルダー16の基部には舌片
16aが形成されており、冷凍室2背面の内壁19に形成さ
れた枠19aのスリット19bに前記舌片16aを挿入して保持
することにより、給水管ユニット12の吐出口11dの位置
が正しく決まり固定される。
次に動作,作用について説明する。
冷蔵室2に収納された給水タンク8内の水は、一旦定量
貯水用の水受皿9に貯水され、この水を給水ポンプ10で
吹上げポンプ吐出口10aに連結された吸水管11を通って
製氷皿6に供給される。製氷皿6に供給された水が冷却
され氷になると製氷皿6が反転し、水を貯氷容器7に落
とし、そして、製氷皿6は元の状態に戻り、再び給水さ
れ製氷する動作を繰り返す。
給水管ユニット12は冷凍室2内に配設されているため、
給水管11内の水が氷結しないようヒーター13及び断熱材
14が装着され、常時給水管11を保温している。
給水管ユニット12とパイプホルダー16の嵌合は、意匠カ
バーA,B 15a,15bの吐出口部分にパイプホルダー16の環
孔部16bを挿入し、意匠カバー15に形成された抜け防止
リブ15dにより嵌着される。パイプホルダー16の環孔部1
6bに設けられたスリット16cは、上記抜け防止リブ15dを
環孔部16bが乗り超える際、環孔部16bが開口拡大して挿
入し易くするために設けたものである。
意匠カバー15の吐出口側先端下部には、傾斜部15eが設
けられている。これはアルミニウム管11aの吐出口11dが
冷凍室2内に露出していると、冷気により冷却され、給
水時に吐出口11d部に残った水滴が氷結し、吸水管11を
塞いでしまうため、意匠カバー15a,15bでアルミニウム
管11aの先端まで全体を覆いたいが、先端まで覆ってし
まうと、逆に水滴が表面張力により先端に残り易くなる
ため、特に水滴が付着しやすい意匠カバー15の先端下部
に傾斜部15eを形成し、表面張力が発生しないようにし
て上記問題を解消したものである。
また、パイプホルダー16に設けられた冷気遮蔽板16d
は、ファン20により冷凍室2内に吹き出された冷気が、
直接吐出口11d部分に当らないように遮蔽するもので、
アルミニウム管11aの吐出口11dが冷やされて、水滴が氷
結することを防止している。
この実施例によれば、吐出口11d先端の近傍まで意匠カ
バー15a,15bで覆い、先端下部に傾斜部15eを形成したの
で、給水時に吐出口11d部分に水滴が残ることがなく、
また、吐出口11dが冷やされ過ぎて氷結することを防止
でき、かつ冷気遮蔽板16dを設けることにより、さらに
吐出口11dの氷結防止効果が向上する。
そしてまた、意匠カバーA15aと意匠カバーB15bを着脱自
在に分割して構成したので、給水管ユニット12の組立及
び分解を容易にできる効果がある。
なお、上記実施例では、パイプホルダー16を意匠カバー
15a,15bと別体で成形し、冷凍室の内壁19に取付けたも
のを示したが、第6図の給水管ユニット取付斜視図に示
すようにパイプホルダー16を意匠カバー15a,15bと一体
に成形し、これを冷凍室側面の内壁19s等にリベット22
等を用いて固定してもよく、上記実施例と同様の効果を
奏し、かつ安価なものが得られる効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、冷蔵室内の給
水ポンプから給水管ユニットを通じて製氷用の原料水を
冷凍室内の製氷皿に供給し、製氷することができる。
給水管ユニットは給水管の外周面を断熱材および意匠カ
バーで覆ってあり断熱効果を有し給水管中の原料水の氷
結を防止することができる。
そしてまた、給水管ユニットは冷蔵室と冷凍室とを仕切
る中仕切に設けた貫通孔に挿通されて給水管ユニット端
の近傍、即ち吐出口の近傍をパイプホルダーを介して前
記冷凍室の内壁に取付けてあるので、吐出口が製氷皿に
対して正確な位置になるように給水管ユニットを容易に
固定することができ、製氷皿への給水が円滑に適切に実
行でき給水が飛びはねこぼれる等のことがなく、自動製
氷を円滑に遂行できる自動製氷機付冷蔵庫を提供するこ
とができる。
なお、給水管ユニットは容易に取付けできるだけでな
く、容易に取外して清掃または交換することもでき、ま
た冷凍室内を自動製氷機が占めるスペースが比較的狭く
てすむ効果をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る一実施例の要部断面図、第2図
は同上実施例の給水管ユニットの分解斜視図、第3図は
同上実施例の給水管ユニットの取付けを示す斜視図、第
4図は同上実施例のパイプホルダーの斜視図、第5図は
第1図のA−A断面図、第6図はこの発明に係る他の実
施例の給水管ユニットの取付けを示す斜視図、第7図は
従来の自動製氷機付冷蔵庫の断面図である。 2は冷凍室、3は冷蔵室、6は製氷皿、8は給水タン
ク、10は給水ポンプ、11は給水管、11cは吸水口、11dは
吐出口、12は給水管ユニット、14は断熱材、15aは意匠
カバーA、15bは意匠カバーB、15dは抜け防止リブ、15
eは傾斜部、16はパイプホルダー、16bは環孔部、16cは
スリット、16dは冷気遮蔽板、17は貫通孔、18は中仕切
り板、19,19sは冷凍室の内壁、22はリベットである。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍室内に製氷皿を、冷蔵室内に給水ポン
    プを有する自動製氷機付冷蔵庫であって、給水管の外周
    面を断熱材および意匠カバーで覆った給水管ユニットを
    前記冷蔵室と冷凍室とを仕切る中仕切り板に設けた貫通
    孔に挿通して一端を前記給水ポンプに接続し他端の近傍
    をパイプホルダーを介して前記冷凍室の内壁に取付け、
    該給水管ユニットによって前記製氷皿に給水して製氷す
    ることを特徴とする自動製氷機付冷蔵庫。
JP2123637A 1990-05-14 1990-05-14 自動製氷機付冷蔵庫 Expired - Fee Related JPH0752055B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5766055B2 (ja) * 2011-07-11 2015-08-19 ホシザキ電機株式会社 製氷機
JP6204650B2 (ja) * 2012-10-30 2017-09-27 シャープ株式会社 製氷装置付冷蔵庫

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JPH0420772A (ja) 1992-01-24

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