JPH0751833Y2 - 電波吸収壁 - Google Patents
電波吸収壁Info
- Publication number
- JPH0751833Y2 JPH0751833Y2 JP1992008512U JP851292U JPH0751833Y2 JP H0751833 Y2 JPH0751833 Y2 JP H0751833Y2 JP 1992008512 U JP1992008512 U JP 1992008512U JP 851292 U JP851292 U JP 851292U JP H0751833 Y2 JPH0751833 Y2 JP H0751833Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor
- exterior tile
- radio wave
- wave absorption
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ＶＨＦ、ＵＨＦ帯等の
不要反射電波を防止する電波吸収壁に関し、特に建物等
の外壁の幅広い壁厚に対応でき、作製時の作業性が改善
された電波吸収壁に関するものである。
不要反射電波を防止する電波吸収壁に関し、特に建物等
の外壁の幅広い壁厚に対応でき、作製時の作業性が改善
された電波吸収壁に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、高層建築物による不要反射電波が
テレビ放送の障害となり、テレビ画面にゴーストを生じ
させる等の電波公害が問題となっている。この対策とし
て、高層建築物の外壁にフェライト板を埋め込んだ電波
吸収壁が種々提案されている。
テレビ放送の障害となり、テレビ画面にゴーストを生じ
させる等の電波公害が問題となっている。この対策とし
て、高層建築物の外壁にフェライト板を埋め込んだ電波
吸収壁が種々提案されている。
【０００３】特公平１−４５２３８号は、化粧板の背面
に複数の脚片が突設され、かつ相隣る脚片間にフェライ
ト系成形体が嵌着された化粧ブロックの背面に、コンク
リートを一体に装着してなる電波吸収壁を開示してい
る。図６は、この電波吸収壁の一例を示す断面図であ
る。この電波吸収壁は、２つの脚部６３を有する化粧ブ
ロック６１にフェライト板６２を配置し、その脚部６３
の先端が鉄筋メッシュ６４に当接するようにして、コン
クリート６５を打設したものである。
に複数の脚片が突設され、かつ相隣る脚片間にフェライ
ト系成形体が嵌着された化粧ブロックの背面に、コンク
リートを一体に装着してなる電波吸収壁を開示してい
る。図６は、この電波吸収壁の一例を示す断面図であ
る。この電波吸収壁は、２つの脚部６３を有する化粧ブ
ロック６１にフェライト板６２を配置し、その脚部６３
の先端が鉄筋メッシュ６４に当接するようにして、コン
クリート６５を打設したものである。
【０００４】また特公平１−４５２３９号は、水平部片
と垂直部片とよりなるＬ型表面材が壁版コンクリート内
に埋設されてなる電波吸収壁であって、前記Ｌ型表面材
は、その水平部片が壁版コンクリート外表面と同一面上
に位置するように並列され、各Ｌ型表面材の水平部片の
裏面にフェライト系成形体が担持されているとともに、
同水平部片は各垂直部片上に支持された鉄筋メッシュに
繋止部材を介して繋着されている電波吸収壁を開示して
いる。図７は、この電波吸収壁の一例を示す断面図であ
る。この電波吸収壁は、一方に脚部６８を有するＬ型表
面材６６の裏面にフェライト板６７を配置し、その脚部
６８の先端を鉄筋メッシュ７０に当接させて配置し、他
方は細紐条片６９を鉄筋メッシュ７０に繋着させて、コ
ンクリート７１を打設したものである。
と垂直部片とよりなるＬ型表面材が壁版コンクリート内
に埋設されてなる電波吸収壁であって、前記Ｌ型表面材
は、その水平部片が壁版コンクリート外表面と同一面上
に位置するように並列され、各Ｌ型表面材の水平部片の
裏面にフェライト系成形体が担持されているとともに、
同水平部片は各垂直部片上に支持された鉄筋メッシュに
繋止部材を介して繋着されている電波吸収壁を開示して
いる。図７は、この電波吸収壁の一例を示す断面図であ
る。この電波吸収壁は、一方に脚部６８を有するＬ型表
面材６６の裏面にフェライト板６７を配置し、その脚部
６８の先端を鉄筋メッシュ７０に当接させて配置し、他
方は細紐条片６９を鉄筋メッシュ７０に繋着させて、コ
ンクリート７１を打設したものである。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の電波
吸収壁では、コンクリート層との定着を図るためのアン
カー用としての脚部をある程度長くする必要があった。
そのため、外装材の重量が大きくなったり、電波吸収壁
が厚くなってしまうという問題がある。また図７に示さ
れるように細紐条片を鉄筋メッシュにつないで固定する
場合には、外装ブロックの数に応じて細紐条片を鉄筋メ
ッシュに繋ぐことになり、工数がかかり過ぎるという問
題がある。
吸収壁では、コンクリート層との定着を図るためのアン
カー用としての脚部をある程度長くする必要があった。
そのため、外装材の重量が大きくなったり、電波吸収壁
が厚くなってしまうという問題がある。また図７に示さ
れるように細紐条片を鉄筋メッシュにつないで固定する
場合には、外装ブロックの数に応じて細紐条片を鉄筋メ
ッシュに繋ぐことになり、工数がかかり過ぎるという問
題がある。
【０００６】従って、本考案の目的は、上記の事情を鑑
みて、長いアンカー用脚部を不要とし、かつ細紐条片を
鉄筋メッシュに繋ぐ必要がない構造を有し、製造工程の
繁雑さの改善された電波吸収壁を提供することである。
みて、長いアンカー用脚部を不要とし、かつ細紐条片を
鉄筋メッシュに繋ぐ必要がない構造を有し、製造工程の
繁雑さの改善された電波吸収壁を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本考案者等は、外装タイルの裏面にフェライト
板を固着し、鉄筋メッシュとともにコンクリートで一体
に成形してなる電波吸収壁において、前記外装タイルの
上下面にアンカー係止用の凹部を形成し、この凹部の左
右の位置にアンカーを係止させ、その後コンクリートを
打設すると、外装タイル及びフェライト板がコンクリー
トにしっかりと固着され、かつ細紐条片等により鉄筋メ
ッシュに繋ぐ必要がないので、製造工程が簡便であるこ
とを見出し、本考案に想到した。
の結果、本考案者等は、外装タイルの裏面にフェライト
板を固着し、鉄筋メッシュとともにコンクリートで一体
に成形してなる電波吸収壁において、前記外装タイルの
上下面にアンカー係止用の凹部を形成し、この凹部の左
右の位置にアンカーを係止させ、その後コンクリートを
打設すると、外装タイル及びフェライト板がコンクリー
トにしっかりと固着され、かつ細紐条片等により鉄筋メ
ッシュに繋ぐ必要がないので、製造工程が簡便であるこ
とを見出し、本考案に想到した。
【０００８】すなわち、本考案の電波吸収壁は、外装タ
イルの裏面にフェライト板を配置し、鉄筋メッシュとと
もにコンクリートで一体に成形してなるもので、前記外
装タイルは、実装時の上面及び下面に長手方向に伸びる
アンカー係止用の凹溝が形成されており、前記凹溝に係
止されるアンカーは、一端が上面の凹溝に係止され他端
が下面の凹溝に係止されるＵ字状の形状を有し、前記フ
ェライト板は、前記外装タイルの裏面であって前記アン
カーが係止されていない部分に、実装時の垂直方向にほ
ぼ連続的にかつ水平方向に間隔をあけて配置されている
ことを特徴とする。
イルの裏面にフェライト板を配置し、鉄筋メッシュとと
もにコンクリートで一体に成形してなるもので、前記外
装タイルは、実装時の上面及び下面に長手方向に伸びる
アンカー係止用の凹溝が形成されており、前記凹溝に係
止されるアンカーは、一端が上面の凹溝に係止され他端
が下面の凹溝に係止されるＵ字状の形状を有し、前記フ
ェライト板は、前記外装タイルの裏面であって前記アン
カーが係止されていない部分に、実装時の垂直方向にほ
ぼ連続的にかつ水平方向に間隔をあけて配置されている
ことを特徴とする。
【０００９】
【実施例】本考案を添付図面を参照して以下詳細に説明
する。
する。
【００１０】図１は本考案の第一の実施例による電波吸
収壁の外装タイル及びフェライト板を示す側面図であ
る。図１に示すように、外装タイル１には、上面及び下
面にアンカー２係止用の凹部３が設けられている。アン
カー２は、一端が上面の凹部３に係止し、他端が下面の
凹部３に係止するようなＵ字状となっている。この外装
タイル１とアンカー２を用いた例では、電波吸収壁の垂
直面での断面を図２に、また水平面での断面を図３に示
す。この外装タイル１の左右の位置にアンカー２が嵌め
られ、そのアンカー２の間にフェライト板４が配置され
ている。このフェライト板４は、垂直方向にほぼ連続
に、かつ水平方向に間隔を開けて配置されている。この
フェライト板４のさらに後方には、鉄筋５が配置され、
コンクリート６で一体的に固着されている。
収壁の外装タイル及びフェライト板を示す側面図であ
る。図１に示すように、外装タイル１には、上面及び下
面にアンカー２係止用の凹部３が設けられている。アン
カー２は、一端が上面の凹部３に係止し、他端が下面の
凹部３に係止するようなＵ字状となっている。この外装
タイル１とアンカー２を用いた例では、電波吸収壁の垂
直面での断面を図２に、また水平面での断面を図３に示
す。この外装タイル１の左右の位置にアンカー２が嵌め
られ、そのアンカー２の間にフェライト板４が配置され
ている。このフェライト板４は、垂直方向にほぼ連続
に、かつ水平方向に間隔を開けて配置されている。この
フェライト板４のさらに後方には、鉄筋５が配置され、
コンクリート６で一体的に固着されている。
【００１１】好ましい一具体例では、外装タイル１の外
表面から凹部までは９ｍｍ、凹部の幅は２ｍｍ、凹部か
ら裏面までは７ｍｍ、高さは４５ｍｍ、幅は９５ｍｍで
ある。また、フェライト板４は、幅７０ｍｍ、高さ１０
０ｍｍ、厚さ８ｍｍである。
表面から凹部までは９ｍｍ、凹部の幅は２ｍｍ、凹部か
ら裏面までは７ｍｍ、高さは４５ｍｍ、幅は９５ｍｍで
ある。また、フェライト板４は、幅７０ｍｍ、高さ１０
０ｍｍ、厚さ８ｍｍである。
【００１２】なお上記具体例おいて、外装タイルの凹部
から裏面までの厚さを５ｍｍ、６ｍｍ、及び８ｍｍと変
化させたときの外装タイルの付着強度を表１に示す。
から裏面までの厚さを５ｍｍ、６ｍｍ、及び８ｍｍと変
化させたときの外装タイルの付着強度を表１に示す。
【００１３】
【００１４】外装タイルを表面にした一般的な外装用Ｐ
Ｃパネルは、コンクリート一体化で作製し、タイルの付
着強度は８ｋｇ／ｃｍ２以上必要であるとされている。
本考案では、電波吸収のためにフェライト焼結体といっ
た異種材料がサンドイッチされるため、タイルの付着強
度として１０ｋｇ／ｃｍ２以上が必要である。
Ｃパネルは、コンクリート一体化で作製し、タイルの付
着強度は８ｋｇ／ｃｍ２以上必要であるとされている。
本考案では、電波吸収のためにフェライト焼結体といっ
た異種材料がサンドイッチされるため、タイルの付着強
度として１０ｋｇ／ｃｍ２以上が必要である。
【００１５】表１から、凹部から裏面までの厚さが５ｍ
ｍのとき、付着強度が１０ｋｇ／ｃｍ２以上を常に満足
させることはできなく、タイル割れも発生する。従っ
て、本具体例では、凹部から裏面までの厚さは６ｍｍ以
上である必要がある。
ｍのとき、付着強度が１０ｋｇ／ｃｍ２以上を常に満足
させることはできなく、タイル割れも発生する。従っ
て、本具体例では、凹部から裏面までの厚さは６ｍｍ以
上である必要がある。
【００１６】また、上記のタイル及びフェライト板の脱
落防止のためには、アンカーの強さとして１２ｋｇ／ｃ
ｍ２以上が必要である。この強度を満足しないと、アン
カーが外れる危険性がある。
落防止のためには、アンカーの強さとして１２ｋｇ／ｃ
ｍ２以上が必要である。この強度を満足しないと、アン
カーが外れる危険性がある。
【００１７】アンカー２の厚さと外装タイル凹部３の幅
との差が大きくなると、コンクリート圧入時に振動圧に
よりアンカーが外れる危険性がある。従って、凹部３、
３の幅は１．２〜２．０ｍｍ、アンカー２の厚さは０．
８〜１．４ｍｍ、アンカー２の幅は６〜１２ｍｍである
のが好ましい。特に上記具体例においては、アンカー２
としては、特に幅１０ｍｍ、厚さ１ｍｍのものを用いる
のが好ましい。なお、アンカーとしては、錆びない材質
のものが良い。
との差が大きくなると、コンクリート圧入時に振動圧に
よりアンカーが外れる危険性がある。従って、凹部３、
３の幅は１．２〜２．０ｍｍ、アンカー２の厚さは０．
８〜１．４ｍｍ、アンカー２の幅は６〜１２ｍｍである
のが好ましい。特に上記具体例においては、アンカー２
としては、特に幅１０ｍｍ、厚さ１ｍｍのものを用いる
のが好ましい。なお、アンカーとしては、錆びない材質
のものが良い。
【００１８】また、上記実施例では、外装タイル１の裏
面に凹部２８が形成されているが、この凹部２８は、外
装タイル１とフェライト板４との間に挿入される裏面処
理剤の流れ防止に役立つ。また、上記実施例では、外装
タイル１の表面側より裏面側の幅が狭くなっており、外
装タイル間のメジ部分へコンクリートが完全に流れ込む
ように構成されている。また、角部に適度のアールを付
けて、コンクリートの流れをよくするようにしている。
面に凹部２８が形成されているが、この凹部２８は、外
装タイル１とフェライト板４との間に挿入される裏面処
理剤の流れ防止に役立つ。また、上記実施例では、外装
タイル１の表面側より裏面側の幅が狭くなっており、外
装タイル間のメジ部分へコンクリートが完全に流れ込む
ように構成されている。また、角部に適度のアールを付
けて、コンクリートの流れをよくするようにしている。
【００１９】図４は、本考案の第二の実施例の外装タイ
ルの側面図である。この外装タイル７は、一側面から他
の側面に貫通する水平方向の貫通孔８が形成されてい
る。その他の構造は前記実施例と同じである。この貫通
孔８は、外装タイルの補修時に用いられるもので、貫通
孔８にピアノ線を通し、又はアンカー等により固定して
補修した外装タイルを固定するものである。なお、この
外装タイルに形成する貫通孔は１つでもよい。
ルの側面図である。この外装タイル７は、一側面から他
の側面に貫通する水平方向の貫通孔８が形成されてい
る。その他の構造は前記実施例と同じである。この貫通
孔８は、外装タイルの補修時に用いられるもので、貫通
孔８にピアノ線を通し、又はアンカー等により固定して
補修した外装タイルを固定するものである。なお、この
外装タイルに形成する貫通孔は１つでもよい。
【００２０】図５は、本考案の第三の実施例による外装
タイルとアンカーの側図である。この実施例において
も、基本的に実施例１と同じ構造を有する。外装タイル
９に形成されたアンカー係止用凹部１０の形状は、実施
例１のものと異なり、それに応じてアンカーの先端形状
も異なっている。また、外装タイル９の裏面の溝１２が
２か所に形成されている。
タイルとアンカーの側図である。この実施例において
も、基本的に実施例１と同じ構造を有する。外装タイル
９に形成されたアンカー係止用凹部１０の形状は、実施
例１のものと異なり、それに応じてアンカーの先端形状
も異なっている。また、外装タイル９の裏面の溝１２が
２か所に形成されている。
【００２１】以上の各実施例によれば、フェライト板及
び外装タイルを強固に固定することができる。
び外装タイルを強固に固定することができる。
【００２２】以上本考案を添付図面を参照して説明して
きたが、本考案はこれに限定されることなく、本考案の
思想を逸脱しないかぎり種々の変更を施すたことができ
る。例えば、各外装タイルに配置されるフェライト板の
枚数は１枚あるいは２枚に限られず３枚以上でもよく、
その枚数は、外装タイルの大きさや、フェライト板の大
きさに応じて適宜設定すればよい。また、外装タイルの
左右の位置にアンカーがあれば、外装タイルの中央部分
にもアンカーが設けられていてもよい。その場合、隣接
するアンカーの間にフェライト板が配置される。
きたが、本考案はこれに限定されることなく、本考案の
思想を逸脱しないかぎり種々の変更を施すたことができ
る。例えば、各外装タイルに配置されるフェライト板の
枚数は１枚あるいは２枚に限られず３枚以上でもよく、
その枚数は、外装タイルの大きさや、フェライト板の大
きさに応じて適宜設定すればよい。また、外装タイルの
左右の位置にアンカーがあれば、外装タイルの中央部分
にもアンカーが設けられていてもよい。その場合、隣接
するアンカーの間にフェライト板が配置される。
【００２３】
【考案の効果】本考案によれば、長いアンカー用脚部を
必要とせず、かつ外装タイルを固定する固着部材を簡単
に装着できるものであり、壁厚に自由度が増し、施工の
作業性が向上する。
必要とせず、かつ外装タイルを固定する固着部材を簡単
に装着できるものであり、壁厚に自由度が増し、施工の
作業性が向上する。
【図１】本考案の第一の実施例による電波吸収壁の外装
タイル及びフェライト板を示す側面図である。
タイル及びフェライト板を示す側面図である。
【図２】本考案の第一の実施例による電波吸収壁の垂直
断面図である。
断面図である。
【図３】本考案の第一の実施例による電波吸収壁の水平
断面図である。
断面図である。
【図４】本考案の第二の実施例の外装タイルを示す側面
図である。
図である。
【図５】本考案の第三の実施例による外装タイル及びア
ンカーを示す側面図である。
ンカーを示す側面図である。
【図６】従来の電波吸収壁の一例を示す断面図である。
【図７】従来の電波吸収壁の別の例を示す断面図であ
る。
る。
１，７，９・・・・・・・・外装タイル ２，１１・・・・・・・・アンカー ３，１０・・・・・・・・アンカー係止用凹部 ４・・・・・・・・・・フェライト板 ５・・・・・・・・・・鉄筋 ６・・・・・・・・・・コンクリート ８・・・・・・・・・・貫通孔 １２，２８．・・・・・・・凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 相場 新之輔 東京都港区元赤坂１丁目２番７号 鹿島建 設株式会社内 (72)考案者 島村 象二 神奈川県横浜市中区太田町４丁目51番地 鹿島建設株式会社横浜支店内 (72)考案者 古谷 利夫 東京都港区元赤坂１丁目３番８号 鹿島建 設株式会社東京支店内 (72)考案者 内藤 忠雄 神奈川県横浜市中区太田町４丁目51番地 鹿島建設株式会社横浜支店内 (72)考案者 佐藤 良雄 神奈川県横浜市中区太田町４丁目51番地 鹿島建設株式会社横浜支店内 (72)考案者 金子 義行 神奈川県横浜市中区太田町４丁目51番地 鹿島建設株式会社横浜支店内 (72)考案者 田中 俊彦 鳥取県鳥取市南栄町33番地12号 日立フェ ライト株式会社鳥取工場内 (72)考案者 輿 尉 東京都新宿区西新宿２丁目１番１号 株式 会社日本設計内 (56)参考文献 特開 平１−99291（ＪＰ，Ａ) 特公 平１−45238（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭61−7491（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (2)
- 【請求項１】 外装タイルの裏面にフェライト板を配置
し、鉄筋メッシュとともにコンクリートで一体に成形し
てなる電波吸収壁において、前記外装タイルは、実装時
の上面及び下面に長手方向に伸びるアンカー係止用の凹
溝が形成されており、前記凹溝に係止されるアンカー
は、一端が上面の凹溝に係止され他端が下面の凹溝に係
止されるＵ字状の形状を有し、前記フェライト板は、前
記外装タイルの裏面であって前記アンカーが係止されて
いない部分に、実装時の垂直方向にほぼ連続的にかつ水
平方向に間隔をあけて配置されていることを特徴とする
電波吸収壁。 - 【請求項２】 請求項１に記載の電波吸収壁において、
前記外装タイルの凹溝から裏面までの厚さが６ｍｍ以上
であり、前記アンカーは厚さ０．８ｍｍ〜１．４ｍｍで
あり、幅６〜１２ｍｍであることを特徴とする電波吸収
壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008512U JPH0751833Y2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 電波吸収壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992008512U JPH0751833Y2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 電波吸収壁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617298U JPH0617298U (ja) | 1994-03-04 |
| JPH0751833Y2 true JPH0751833Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=11695187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992008512U Expired - Fee Related JPH0751833Y2 (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 電波吸収壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751833Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS617491A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-14 | Seruko Kk | 信号処理回路 |
| JPS6445238A (en) * | 1987-08-08 | 1989-02-17 | Seibu Electric & Machinery Co | Method for continuously taking out content of corrugated cardboard box |
| JPH0199291A (ja) * | 1987-10-13 | 1989-04-18 | Inax Corp | アンカーを有する電波吸収体 |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP1992008512U patent/JPH0751833Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0617298U (ja) | 1994-03-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4602467A (en) | Thin shell concrete wall panel | |
| CA1302727C (en) | Masonry veneer wall anchor | |
| CA2532736C (en) | Composite building panel and method of making composite building panel | |
| US4075380A (en) | Construction panels | |
| JP2001512198A5 (ja) | ||
| WO2004101905A1 (en) | Composite construction element, in particular for making wall structures for buildings and process for its manufacture | |
| JPH0751833Y2 (ja) | 電波吸収壁 | |
| US20100005740A1 (en) | Lightweight Interior Sidewall and Method for Fabricating the Same | |
| JP2002541362A (ja) | 建築構造要素及び同要素のための剛直化プレート要素 | |
| JPH083534Y2 (ja) | 電波吸収壁 | |
| JPH04108716U (ja) | 電波吸収壁 | |
| JP2553256Y2 (ja) | 電波吸収壁 | |
| JPH10331117A (ja) | 吸音壁構造 | |
| JPH055351A (ja) | 建築用パネル | |
| JPH0410594A (ja) | 電波吸収パネルの製造法 | |
| JPH037465Y2 (ja) | ||
| JP3153456B2 (ja) | 電波吸収壁 | |
| JP2622489B2 (ja) | 電波吸収壁体パネルの製造方法 | |
| JPH0234336Y2 (ja) | ||
| JP2004353291A (ja) | メタルスキンパネルの梁への取付金具 | |
| JPH10196005A (ja) | 電波吸収体パネル及び電波吸収壁 | |
| JP3455940B2 (ja) | パネル状壁材 | |
| WO1992005322A1 (en) | Building element for erecting external building walls | |
| JP4172927B2 (ja) | 間仕切壁構造 | |
| JPH035553A (ja) | 金属製の外装板 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |