JPH0751817A - 耐火出湯装置 - Google Patents

耐火出湯装置

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JPH0751817A
JPH0751817A JP3091773A JP9177391A JPH0751817A JP H0751817 A JPH0751817 A JP H0751817A JP 3091773 A JP3091773 A JP 3091773A JP 9177391 A JP9177391 A JP 9177391A JP H0751817 A JPH0751817 A JP H0751817A
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JP
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tap
refractory
hot water
outer reinforcement
dip
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Application number
JP3091773A
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English (en)
Inventor
Udo Weber
ウード・ヴエーベル
Ernst Luehrsen
エルンスト・リユールゼン
Albert Ott
アルベルト・オツト
Steve Lee
ステイーヴ・リー
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Didier Werke AG
Original Assignee
Didier Werke AG
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22—CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/50—Pouring-nozzles
    • B22D41/505—Rings, inserts or other means preventing external nozzle erosion by the slag

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 有効寿命を延ばすために粉末フラツクスに対
する外側補強材の耐食性を改善する。 〔構成〕 浸漬出湯口と，別個の構成部材としてこの浸
漬出湯口に固定されかつ運転中に溶鋼の粉末フラツクス
被覆より上方及び下方へ突き出る外側補強材とを持つ耐
火出湯装置において，外側補強材５が，高温での焼成に
より炭素なしに直接結合されている酸化ジルコニウムか
ら成りかつ浸漬出湯口１が炭素と結合された酸化マグネ
シウムから成ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，浸漬出湯口と，別個の
構成部材としてこの浸漬出湯口に固定されかつ運転中に
溶鋼の粉末フラツクス被覆より上方及び下方へ突き出る
外側補強材とを持つ耐火出湯装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の出湯装置はドイツ連邦共和国特
許第２０４２８９７号明細書に記載されている。外側補
強材はねじ又は差込み継手又はストツパによつて浸漬出
湯口に保持されている。浸漬出湯口及び外側補強材は同
じ耐火材料から成る。
【０００３】ドイツ連邦共和国特許出願公告第２９３６
４８０号明細書には，溶湯レベルの範囲において耐火層
が組み込まれている浸漬出湯口が記載されている。この
層は特に７０％ないし９０％酸化ジルコニウムを含みか
つ２％ないし１０％炭素を含んでいる。この層は浸漬出
湯口と一体に製造されなければならない。これには実際
上困難が伴つている。層の炭素成分は不利である。なぜ
ならば炭素成分は運転中に焼失し，それは層の気孔率を
高め，従つて層を腐食しやすくするからである。層を浸
漬出湯口と一体に製造することによつて，熱負荷の際に
層が張り裂ける恐れを生ぜしめる機械的応力が生ずるこ
とも不利である。
【０００４】ドイツ連邦共和国特許出願公告第２９３６
４８０号明細書において，浸漬出湯口の耐火材料は酸化
アルミニウム及び炭素を含んでいる。この炭素は酸化ア
ルミニウムの結合に寄与しかつ浸漬出湯口の熱伝導能力
を有利にする。この浸漬出湯口は溶鋼に対して耐食性を
持つ。
【０００５】ドイツ連邦共和国特許第３３４１５２４号
明細書に，一部安定化された酸化ジルコニウムから成る
耐火成形体が記載されている。この成形体は炭素なしで
ある。安定化するために，ＣａＯ，ＭｇＯ又はＹ２Ｏ３
が設けられている。成形体の結合は，炭素及び結合剤な
しで直接，１６００℃ないし２０００℃の高温での焼成
により行われる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は，溶鋼
に対する浸漬出湯口の良好な耐食性において，有効寿命
の延長のために粉末フラツクスに対する外側補強材の一
層良好な耐食性を持つ，冒頭に挙げた種類の出湯装置を
提案することである。
【０００７】更に，本発明の課題は，一方では溶鋼に対
して，特に酸素の豊富なカルシウム及び／又は珪素合金
鋼に対しても，すばらしい耐食性を持ち，他方では粉末
フラツクス範囲において非常に腐食の影響を受けやす
い，炭素と結合された酸化マグネシウムから成る浸漬出
湯口の使用を，原則的に本発明による外側補強材によつ
て可能にすることである。
【０００８】本発明によれば，上述の課題は，冒頭に挙
げた種類の出湯装置において，外側補強材が，高温での
焼成により炭素なしに直接結合されている酸化ジルコニ
ウムから成りかつ浸漬出湯口が炭素と結合された酸化マ
グネシウムあるいは炭素と結合された酸化アルミニウム
又は石英材料から成ることによつて解決される。
【０００９】この出湯装置において浸漬出湯口及び外側
補強材は種々の材料から成り，この場合，浸漬出湯口の
材料は溶湯による浸漬出湯口への荷重に合わされてお
り，それに対して，外側補強材の材料は粉末フラツクス
による荷重に合わされている。両方の部分，即ち浸漬出
湯口と外側補強材は別々に製造されているので，それぞ
れの製造条件は互いに影響し合わない。外側補強材は浸
漬出湯口上にはめられる。従つて外側補強材は必要な場
合には交換できる。更に，周知のやり方で製造された浸
漬出湯口も，あとから付加的に外側補強材を備えること
ができる。
【００１０】外側補強材は粉末フラツクスの影響に対し
て耐食性を持つ。この原因は，酸化ジルコニウムが炭素
なしに結合されていることに帰せられる。外側補強材は
更に，その形状のため，高い耐熱衝撃性を持つている。
外側補強材は，炭素と結合された酸化マグネシウム，炭
素と結合された酸化アルミニウム又は石英材料から成
り，従つて溶湯に対して耐食性を持つこのような浸漬出
湯口と難なく組み合わされ得る。
【００１１】
【実施態様】本発明の好ましい構成では，低温状態にお
いて浸漬出湯口と外側補強材との間に環状間隙が設けら
れており，この環状間隙は，浸漬出湯口及び外側補強材
の種々の熱膨張を吸収する。出湯装置の低温状態におい
て環状間隙が存在する。運転中，浸漬出湯口は外側補強
材の方向に，この外側補強材を破砕することなく，膨張
する。
【００１２】
【実施例】本発明のそれ以外の有利な構成は従属請求項
及び以下の説明から明らかになる。
【００１３】浸漬出湯口１は，炭素と結合された酸化マ
グネシウムを基材として又は周知のやり方で炭素と結合
された酸化アルミニウム又は石英材料を基材として製造
されている。図１による浸漬出湯口１は，流出端部２の
範囲にその周囲に形成された流出口３を持つている。図
２による実施例では，流出端部２に流出口３が設けられ
ている。
【００１４】浸漬出湯口１に段部４が形成されている。
この段部４と流出端部２との間において浸漬出湯口１の
外周は円筒状である。
【００１５】浸漬出湯口１上にその流出端部２から外側
補強材としてスリーブ５がはめられている。この場合，
段部４は軸線方向ストツパを形成している。この段部と
スリーブ５の長さＬは，運転中にスリーブ５が溶湯浴の
粉末フラツクス被覆の上及び下に達するようにそれぞれ
配置及び寸法設定されている。図１による実施例におい
て，スリーブ５は流出口３の上方にある。図２による実
施例において，スリーブ５は流出端部２まで達してい
る。
【００１６】低温状態において，浸漬出湯口１の円筒状
外周と形状安定性を持つ円筒状スリーブ５との間に環状
間隙６がある。スリーブ５は，環状間隙６に設けられた
パテ又はモルタル層７によつて縦軸線方向に浸漬出湯口
１に固定されている。このパテ又はモルタル層７は浸漬
出湯口１の熱膨張の際にスリーブ５の方へ撓むように変
形可能である。このパテ又はモルタル層は環状間隙６か
ら一部流出する。
【００１７】スリーブ５は，９４重量％ないし９７重量
％酸化ジルコニウムを含み，炭素を含まずかつ安定化の
ために２重量％ないし４重量％酸化カルシウム，酸化マ
グネシウム，酸化イツトリウム又はこれらから成る混合
物を含む材料から製造されている。スリーブ５は１６０
０℃ないし２０００℃の温度で焼成されている。
【００１８】実験の結果，浸漬出湯口１及びスリーブ５
から成る上述の出湯装置は従来の技術に比べてかなり長
い有効寿命を持つことが分かつた。
【００１９】スリーブ５を固定するために設けられたパ
テ又はモルタル層７の代わりに，外側補強材を突出部に
よつて浸漬出湯口に変位しないように固定することもで
きる。浸漬出湯口１の突出部は個々にこの浸漬出湯口の
外周において突出し又は環状又はねじ状に形成され得
る。それによつて，差込み継手又はねじのような結合手
段によりスリーブ５を浸漬出湯口１に固定することが可
能である。
【００２０】スリーブ５を浸漬出湯口１に固定するため
の突出部が，出湯装置の第３の別個の構成部材を形成す
る環である場合は，この環は浸漬出湯口１と同じ耐火材
料から成りかつ浸漬出湯口１に固定的にパテ止めされ得
る。その際，環状間隙６はあいたままである。この場
合，先ずスリーブ５は浸漬出湯口１上に段部４までゆる
くはめられる。続いて，下から流出端部２を介して環が
ほぼスリーブ５に当たるまではめられる。この環はこの
位置において浸漬出湯口１とパテ止めされる。
【００２１】段部４の代わりに，別個の環も環状突出部
として浸漬出湯口１に設けることができる。この環を前
述の環のように浸漬出湯口１にパテ止めすることができ
又はこの浸漬出湯口とねじ又は差込み継手により結合す
ることができる。この環は浸漬出湯口１と同じ耐火材料
から成ることができる。なぜならばこの環は粉末フラツ
クスの範囲外に位置し，従つてこの粉末フラツクスによ
り荷重をかけられないからである。同じ材料を選ぶこと
は有利である。なぜならばこの環はそれにより浸漬出湯
口と同じ特性を持つからである。この環又は環状突出部
自体を耐火パテ又はモルタルから形成することもでき
る。それによりスリーブは面取りされた縁８を持ち有利
である。
【図面の簡単な説明】
【図１】出湯装置の断面図である。
【図２】別の出湯装置の断面図である。
【符号の説明】
１ 浸漬出湯口 ５ スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルンスト・リユールゼン ドイツ連邦共和国バート・シユヴアルバツ ハ・ダンツイゲル・シユトラーセ５ (72)発明者 アルベルト・オツト ドイツ連邦共和国ヴアルデムス−ヴユース テムス・アウフ・デル・ラウ１ツエー (72)発明者 ステイーヴ・リー イギリス国スコツトランド・ジー82・５エ ルテー・ドンバートンシヤー・カード・ロ ス・リヴアー・ヴユー・クレセント６

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 浸漬出湯口と，別個の構成部材としてこ
    の浸漬出湯口に固定されかつ運転中に溶鋼の粉末フラツ
    クス被覆より上方及び下方へ突き出る外側補強材とを持
    つ耐火出湯装置において，外側補強材（５）が，高温で
    の焼成により炭素なしに直接結合されている酸化ジルコ
    ニウムから成りかつ浸漬出湯口（１）が炭素と結合され
    た酸化マグネシウムから成ることを特徴とする，耐火出
    湯装置。
  2. 【請求項２】 浸漬出湯口と，別個の構成部材としてこ
    の浸漬出湯口に固定されかつ運転中に溶鋼の粉末フラツ
    クス被覆より上方及び下方へ突き出る外側補強材とを持
    つ耐火出湯装置において，外側補強材（５）が，高温で
    の焼成により炭素なしに直接結合されている酸化ジルコ
    ニウムから成りかつ浸漬出湯口（１）が炭素と結合され
    た酸化アルミニウム又は石英材料から成ることを特徴と
    する，耐火出湯装置。
  3. 【請求項３】 外側補強材（５）が，９４重量％ないし
    ９７重量％酸化ジルコニウムを含みかつ安定化のために
    ２重量％ないし４重量％酸化カルシウム，酸化マグネシ
    ウム，酸化イツトリウム又はこれらから成る混合物を含
    む炭素なしの材料から前もつて製造されておりかつ外側
    補強材（５）が１６００℃ないし２０００℃で焼成され
    ていることを特徴とする，請求項１又は２に記載の耐火
    出湯装置。
  4. 【請求項４】 外側補強材（５）が，その流出端部
    （２）から浸漬出湯口（１）上にはめられる，形状安定
    性を持つスリーブ（５）であることを特徴とする，請求
    項１ないし３のうち１つに記載の耐火出湯装置。
  5. 【請求項５】 浸漬出湯口（１）と外側補強材（５）と
    の間に環状間隙（６）が設けられていることを特徴とす
    る，請求項１ないし４のうち１つに記載の耐火出湯装
    置。
  6. 【請求項６】 環状間隙（６）に，外側補強材（５）を
    浸漬出湯口（１）に固定する，変形可能なパテ又はモル
    タル層（７）が設けられていることを特徴とする，請求
    項５に記載の耐火出湯装置。
  7. 【請求項７】 外側補強材（５）が浸漬出湯口（１）上
    にはめられておりかつ浸漬出湯口（１）の段部（４）に
    当たることを特徴とする，請求項６に記戴の耐火出湯装
    置。
  8. 【請求項８】 外側補強材（５）が突出部によつて浸漬
    出湯口（１）に変位しないように固定されていることを
    特徴とする，請求項１ないし５のうち１つに記載の耐火
    出湯装置。
  9. 【請求項９】 突出部が環状であることを特徴とする，
    請求項８に記載の耐火出湯装置。
  10. 【請求項１０】 一方の環状突出部が，はめられた外側
    補強材（５）が当たる浸漬出湯口（１）の段部（４）に
    より形成されており，他方の環状突出部が別個の環によ
    り形成されていることを特徴とする，請求項９に記載の
    耐火出湯装置。
  11. 【請求項１１】 環状突出部が，外側補強材（５）をそ
    れぞれ片側で固定する，２つの別個の環であることを特
    徴とする，請求項９に記載の耐火出湯装置。
  12. 【請求項１２】 環が浸漬出湯口（１）と同じ耐火材料
    から成りかつ少なくとも一方の環が浸漬出湯口（１）に
    パテ止めされており又はこの浸漬出湯口とねじ又は差込
    み継手で結合されていることを特徴とする，請求項１０
    又は１１に記載の耐火出湯装置。
  13. 【請求項１３】 環状突出部が耐火パテ又はモルタルか
    ら形成されていることを特徴とする，請求項１０ないし
    １２のうち１つに記載の耐火出湯装置。
  14. 【請求項１４】 外側補強材（５）が浸漬出湯口（１）
    の流出端部（２）まで達することを特徴とする，請求項
    １ないし１３のうち１つに記載の耐火出湯装置。
  15. 【請求項１５】 外側補強材（５）が浸漬出湯口（１）
    の流出端部（２）の流出口（３）の上方で終わつている
    ことを特徴とする，請求項１ないし１４のうち１つに記
    載の耐火出湯装置。
JP3091773A 1990-02-07 1991-01-29 耐火出湯装置 Pending JPH0751817A (ja)

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