JPH0751543Y2 - パネルの連結構造 - Google Patents

パネルの連結構造

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JPH0751543Y2
JPH0751543Y2 JP10988789U JP10988789U JPH0751543Y2 JP H0751543 Y2 JPH0751543 Y2 JP H0751543Y2 JP 10988789 U JP10988789 U JP 10988789U JP 10988789 U JP10988789 U JP 10988789U JP H0751543 Y2 JPH0751543 Y2 JP H0751543Y2
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JP
Japan
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panel
curved
portions
bulging
curved portions
Prior art date
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JP10988789U
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JPH0348023U (ja
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勧 菊池
敏只 都倉
信隆 加島
武 辻
繁友 角倉
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば、バス停留所、ガレージ等の屋根、或
いは外壁や間仕切りなどとして好的に利用できるパネル
の連結構造に関する。
[従来の技術] バス停留所やガレージ等の屋根としては、例えば、第7
図に示すように、複数枚の金属製パネル100を凹部102と
凸部103とが連続して形成された支持部材104に嵌合して
構成したものがある。上記パネル100は両端に弯曲部100
a,101aが形成されており、該パネル100の弯曲部100a,10
0aを上側に位置させて支持部材104の凹部102内に嵌合す
ると共に、隣合うパネル100の弯曲部100a,100aを下側に
して上記凸部103に嵌合し、上記凹部102内のパネル100
の弯曲部100a,100aを凸部103に嵌合されたパネル100の
弯曲部100a,100aで覆った状態で組立てられている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、支持材104の凹部102に嵌合されたパネル
100の両弯曲部100a,100aを、凸部103に嵌合されたパネ
ル100の両弯曲部100a,100aで覆った状態で組立てると、
隣合う各パネル100の弯曲部100a,100a同士が互いに固定
されていないため、両者間に隙間が生じ易く、風雨が強
いとその隙間から雨漏りを生じたり、強風によって支持
材104の凸部103に嵌合されたパネル100が吹飛ばされて
しまう虞があった。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本考案のパネルの連結構造
は、パネル本体の両端に弯曲部を有し、該弯曲部先端に
曲面内側に膨出する膨出条部を設けたパネルを、互いに
その上下が逆になるように連続して配設すると共に、隣
合う各パネルの弯曲部の上記各膨出条部同士を係合して
連結することを特徴とする。
[作用] 上記構成のパネルの連結構造では、パネル本体の両端に
弯曲部が形成され、該弯曲部に曲面内側に膨出する膨出
条部が設けてあり、上下が互いに逆になるように連続し
て配設することにより隣合う各パネルの弯曲部先端の上
記膨出条部同士がその弾性によって確実に密着した状態
で係合し、隣合う各パネルが外れることなく確実に連結
される。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかるパネルの連結構造の
一部を示す斜視図であり、第2図は第1図I−I線に沿
った一部断面図である。図に示すパネル1の連結構造
は、隣合う各パネル1の上下が逆になるように支持材2
に配設した状態でそれぞれを連結するものであり、上記
パネル1は、例えば、ポリカーボネート、塩化ビニル等
の透光性を有する合成樹脂による押出成形によって連続
成形されたものである。該パネル1は、平板若しくは若
干の曲面となったパネル本体10の両端縁にそれぞれ同一
方向に弯曲する弯曲部11,11が形成されており、両弯曲
部11,11の先端には曲面の内側方向に膨出する略半円形
の膨出条部12,12が形成されている。
上記支持材2は、上方が開口した断面略コ字状を呈して
おり、側壁21,21には、上記パネル1の弯曲部11,11を上
側にした状態とほぼ等しい形状の凹部22と、弯曲部11,1
1を下側にした状態とほぼ等しい形状の凸部23とが連続
して成形されている。
本考案のパネル1の連結構造は、第2図に示すように、
支持材2の各凹部22内に弯曲部11,11を上側にして嵌合
されたパネル1と、支持材2の各凸部23に弯曲部11,11
を下側にして嵌合したパネル1との各弯曲部11先端の膨
出条部12同士を互いに係合したものである。このような
連結構造では、第3図に示すように、支持材2の凹部22
に嵌合されたパネル1の弯曲部11,11を凸部23に嵌合し
たパネル1の弯曲部11,11で覆って組立てるため、凸部2
3に嵌合されるパネル1の弯曲部11,11に曲面内側方向に
向って弾性力が生じるようになって、各パネル1の膨出
条部12,12同士が密着し、隣合う各パネル1が確実に連
結されるようになる。
従って、上記のごとく連結されたパネル1は、両端縁の
弯曲部11,11の膨出条部12,12同士が互いに密着状態で係
合されるため、この係合部分に隙間が生じ難くなり、雨
が強く降っても雨漏りを生じる心配がなくなる。また、
確実に膨出条部12,12によって係合されるため、強風に
よって支持材2の凸部23に嵌合されたパネル1が吹飛ば
される心配もなくなる。特にポリカーボネート等のよう
な合成樹脂では、太陽光等の熱によりパネル1が変形
し、凸部23に弾性係止させている弾性がなくなり、がた
付きや雨漏れや吹き飛ばされる心配が増加するが、上記
膨出突起12,12により密着されている為に上記心配はな
くなる。尚、上記パネル1では、両端縁の弯曲部11,11
の先端に曲面内側に膨出する膨出条部12,12が設けられ
ているため、該膨出条部12,12をクランプすることで連
続押出成形が効率よく行えるようになる。
次に、本考案のパネルの連結構造で利用されるパネルの
他の実施例を第4図から第6図に示す。まず、第4図に
示すパネル3は、パネル本体31に例えば、長手方向に凹
条32と凸条33とを波型に形成して強度を向上させ、幅を
広くできるようにしたもので、第5図に示すパネル4
は、該パネル全体を2層構造とし、パネル本体41と弯曲
部11の長手方向に複数の中空部分42を形成して模様を構
成し、断熱性や防音性や補強を兼ね備えたものであり、
第6図に示すパネル5は、一カ所の凸部52の両側に凹部
53をそれぞれ連接してパネル本体51を構成したものであ
る。上記何れのパネル6,4,5においてもその両端縁に弯
曲部11,11が形成され、その先端に曲面内側に膨出する
膨出条部12,12が設けられており、隣合う各パネル3,4,5
の膨出条部12,12同士が上記パネル1の場合と同様に密
着して確実に係合した連結構造を呈する。
尚、各パネル1…をガラス繊維入りの合成樹脂製として
パネルの強度を向上させたり、表面にアクリルフィルム
やフッ素フィルム等を積層して耐候性を高めてもよい。
また、各パネル1…に染料等を含有させて着色すること
も可能であり、この場合、各パネル1…の弯曲部11,11
だけをパネル本体10より薄くなるように着色し、各パネ
ル1…を連結したときに全体がほぼ一定した着色状態と
なるようにしてもよい。
また、上記パネル4では、パネル本体41だけに中空部分
を形成してもよく、また、パネル5では凸部52と凹部53
をさらに連接することも可能である。
さらに、各パネル1…の弯曲部11,11先端の膨出条部12,
12の形状は略半円状に限らず、三角形状や他の係合状態
が得られる形状であればよいが、膨出条部12,12を密着
させて確実に係合させるためには、実施例に示した略半
円状を呈するように成形することが好ましい。
また、各パネル1…はそれら単独での連結は勿論、各パ
ネル1…の組み合わせや従来の金属製パネル100との組
み合わせ等は自由に行え、変化に富み屋根材として使用
できる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案のパネルの連結
構造では、パネル本体の両端縁の弯曲部先端に設けられ
た膨出条部同士が確実に密着状態で係合するため、この
係合部分に雨水が侵入して雨漏りを生じたり、強風によ
って連結されたパネルが吹飛ばされるといった心配がな
くなる。また、パネル本体の弯曲部先端に膨出条部が設
けられているため、該膨出条部をクランプすることで連
続押出成形を作業能率よく行えるといった効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るパネルの連結構造の一
部を示す斜視図、第2図は第1図I−I先に沿った断面
図、第3図は本考案のパネルの連結状態を示す断面図、
第4図乃至第6図は本考案のパネルの連結構造に使用さ
れるパネルの他例を示す断面図、第7図は従来のパネル
の連結構造を示す断面図である。 1,3,4,5…パネル 11…弯曲部 12…膨出条部 10,31,41,51…パネル本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 辻 武 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13号 タキロン株式会社内 (72)考案者 角倉 繁友 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13号 タキロン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭50−141128(JP,A) 特開 昭60−109457(JP,A) 特開 昭60−192048(JP,A) 実開 昭58−142217(JP,U) 実公 昭59−7477(JP,Y2) 実公 昭55−11365(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル本体の両端に弯曲部を有し、該弯曲
    部先端に曲面内側に膨出する膨出条部を設けたパネル
    を、互いにその上下が逆になるように連続して配設する
    と共に、隣合う各パネルの弯曲部の上記各膨出条部同士
    を係合して連結することを特徴とするパネルの連結構
    造。
JP10988789U 1989-09-19 1989-09-19 パネルの連結構造 Expired - Lifetime JPH0751543Y2 (ja)

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JP10988789U JPH0751543Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 パネルの連結構造

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JP10988789U JPH0751543Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 パネルの連結構造

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Publication Number Publication Date
JPH0348023U JPH0348023U (ja) 1991-05-08
JPH0751543Y2 true JPH0751543Y2 (ja) 1995-11-22

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JPH0348023U (ja) 1991-05-08

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