JPH0751494Y2 - 合成樹脂製包装袋 - Google Patents
合成樹脂製包装袋Info
- Publication number
- JPH0751494Y2 JPH0751494Y2 JP1987007697U JP769787U JPH0751494Y2 JP H0751494 Y2 JPH0751494 Y2 JP H0751494Y2 JP 1987007697 U JP1987007697 U JP 1987007697U JP 769787 U JP769787 U JP 769787U JP H0751494 Y2 JPH0751494 Y2 JP H0751494Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- breaking
- sleeve
- synthetic resin
- packaging bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、コーヒー、砂糖等を棒状に袋詰めした、いわゆ
るスティックを収納させる合成樹脂製包装袋に係る。
るスティックを収納させる合成樹脂製包装袋に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 上端と下端とを熱溶着等で接着した包装用袋が広く知ら
れている。
れている。
しかしながら、上記従来包装用袋は開封後に破棄される
ので、収納物が、コーヒー、砂糖等を棒状に袋詰めし
た、いわゆるスティックである場合、開封後、卓上容器
等に改めて収納する必要が生じた。
ので、収納物が、コーヒー、砂糖等を棒状に袋詰めし
た、いわゆるスティックである場合、開封後、卓上容器
等に改めて収納する必要が生じた。
本案は、包装用袋の底部に底板を装着させ、かつ袋に水
平方向への破断線と螺旋状の破断帯とを周設することに
より、開封後、袋の一部を卓上容器とし利用できるよう
にした。
平方向への破断線と螺旋状の破断帯とを周設することに
より、開封後、袋の一部を卓上容器とし利用できるよう
にした。
「課題を解決するための手段」 筒壁の一部として異材質の破断帯1を緩やかな螺旋状に
上端から下端へ周設した合成樹脂製のスリーブ3の一端
開口を偏平に潰し接合して口部4とし、他端開口に底板
5を装着し、かつ中間部に破断帯1と交差する断面V字
形の破断線6を周設し、前記破断帯1の口部4部分の端
部を開封用摘み部7に形成した。
上端から下端へ周設した合成樹脂製のスリーブ3の一端
開口を偏平に潰し接合して口部4とし、他端開口に底板
5を装着し、かつ中間部に破断帯1と交差する断面V字
形の破断線6を周設し、前記破断帯1の口部4部分の端
部を開封用摘み部7に形成した。
「作用」 摘み部7を持って破断線6と交差するまで破断帯1を切
り取り、次いで、破断線6を破断させれば、スリーブ3
の上半部を取り除くことができ、スリーブ3の下半部が
第2図のようにコップ状に残るので、同図に示すよう
に、砂糖等を棒状に袋詰めした、いわゆるスティック10
を立てる卓上容器として利用することができる。
り取り、次いで、破断線6を破断させれば、スリーブ3
の上半部を取り除くことができ、スリーブ3の下半部が
第2図のようにコップ状に残るので、同図に示すよう
に、砂糖等を棒状に袋詰めした、いわゆるスティック10
を立てる卓上容器として利用することができる。
「実施例」 本案の合成樹脂製包装袋は、合成樹脂製の比較的柔軟な
スリーブ3を袋体とし、該スリーブの上端開口を偏平に
潰し接着等の手段で閉塞して口部4とし、また下端開口
には円板状き底板5を接着等により装着して形成してお
り、口部4の中央部に穿設した孔8により吊り下げ棒9
へ吊り下げて陳列できるようにしてある。
スリーブ3を袋体とし、該スリーブの上端開口を偏平に
潰し接着等の手段で閉塞して口部4とし、また下端開口
には円板状き底板5を接着等により装着して形成してお
り、口部4の中央部に穿設した孔8により吊り下げ棒9
へ吊り下げて陳列できるようにしてある。
スリーブ3は、筒壁の一部として緩やかな螺旋状かつ巾
狭の破断帯1を介入接合させたものであり、該破断帯を
除くスリーブ部分2と破断帯1とを異なる材質、例え
ば、スリーブ部分2がポリエチレンであればポリプロピ
レンとしたものであって、押出し形成によりスリーブ部
分2と破断帯1を一体に接合させて形成し、適宜長さに
裁断して用いる。また、この押出し成形時、スリーブ3
を回転させながら引出すことにより、破断帯1を適宜曲
率の螺旋状とすることができる。このようなスリーブ3
は、スリーブ部分2と破断帯1との境界部で結合力が弱
く、従ってこの境界部で破断開封できる。
狭の破断帯1を介入接合させたものであり、該破断帯を
除くスリーブ部分2と破断帯1とを異なる材質、例え
ば、スリーブ部分2がポリエチレンであればポリプロピ
レンとしたものであって、押出し形成によりスリーブ部
分2と破断帯1を一体に接合させて形成し、適宜長さに
裁断して用いる。また、この押出し成形時、スリーブ3
を回転させながら引出すことにより、破断帯1を適宜曲
率の螺旋状とすることができる。このようなスリーブ3
は、スリーブ部分2と破断帯1との境界部で結合力が弱
く、従ってこの境界部で破断開封できる。
ところで、第1図の図示前面側には口部4部分には破断
帯1が存在しているが、後面側には破断帯1が存在しな
いので、この状態では開封しにくい。そこで符号7で示
すように破断帯1を上方へ延長して摘み部としている。
このようにすれば、容易に破断開封可能である、この場
合、破断帯1を上方へ延長する代わりに、想像線11で示
すように、口部4の破断帯1が存在しない後面側を封止
部として一部残して切欠き、口部4部分の破断帯1上端
に摘み部7の機能を付与してもよい。
帯1が存在しているが、後面側には破断帯1が存在しな
いので、この状態では開封しにくい。そこで符号7で示
すように破断帯1を上方へ延長して摘み部としている。
このようにすれば、容易に破断開封可能である、この場
合、破断帯1を上方へ延長する代わりに、想像線11で示
すように、口部4の破断帯1が存在しない後面側を封止
部として一部残して切欠き、口部4部分の破断帯1上端
に摘み部7の機能を付与してもよい。
尚、破断線6は成形後加工するが、V字形の切り込み深
さを適宜にし、破断帯1の境界部より破断し易いように
しておく。また、スリーブ3は透明でも不透明でもよ
い。
さを適宜にし、破断帯1の境界部より破断し易いように
しておく。また、スリーブ3は透明でも不透明でもよ
い。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、スリーブ3の下端開
口に底板5を装着させ、また、スリーブ3の上端から下
端に螺旋状に異材質の破断帯1を、かつスリーブ3中間
部に上記破断帯1と交差する破断線6を、それぞれ周設
したから、破断線6と交差するまで破断帯1を、次いで
破断線6を順次破断することにより、スリーブ3の上半
部を容易に取除くことができ、かつ上半部取り除きによ
りスリーブ3下半部がコップ状に残るので、これを卓上
容器として利用することができ、また、破断帯1と該破
断帯を除くスリーブ部分を異材質の合成樹脂材で形成し
たから、破断帯1を容易に切り取ることができ、更に、
その破断帯1は、スリーブ3の一部として一体に形成で
きるので何ら面倒なく形成することができ、更に、破断
帯1はスリーブ3の上端から下端に螺旋状に周設したか
ら、卓上容器として利用したスリーブ3下半部を廃棄す
る際、破断帯1を切り取ればスリーブ3を容易に折り畳
むことができ、よって、廃棄時の嵩を簡単に小さくする
ことができる。
口に底板5を装着させ、また、スリーブ3の上端から下
端に螺旋状に異材質の破断帯1を、かつスリーブ3中間
部に上記破断帯1と交差する破断線6を、それぞれ周設
したから、破断線6と交差するまで破断帯1を、次いで
破断線6を順次破断することにより、スリーブ3の上半
部を容易に取除くことができ、かつ上半部取り除きによ
りスリーブ3下半部がコップ状に残るので、これを卓上
容器として利用することができ、また、破断帯1と該破
断帯を除くスリーブ部分を異材質の合成樹脂材で形成し
たから、破断帯1を容易に切り取ることができ、更に、
その破断帯1は、スリーブ3の一部として一体に形成で
きるので何ら面倒なく形成することができ、更に、破断
帯1はスリーブ3の上端から下端に螺旋状に周設したか
ら、卓上容器として利用したスリーブ3下半部を廃棄す
る際、破断帯1を切り取ればスリーブ3を容易に折り畳
むことができ、よって、廃棄時の嵩を簡単に小さくする
ことができる。
第1図は、本案包装袋の陳列状態での斜視図、第2図は
卓上容器として利用した状態での斜視図である。 1……破断帯、3……スリーブ、6……破断線
卓上容器として利用した状態での斜視図である。 1……破断帯、3……スリーブ、6……破断線
Claims (1)
- 【請求項1】筒壁の一部として異材質の破断帯1を緩や
かな螺旋状に上端から下端へ周設した合成樹脂製のスリ
ーブ3の一端開口を偏平に潰し接合して口部4とし、他
端開口に底板5を装着し、かつ中間部に破断帯1と交差
する断面V字形の破断線6を周設し、前記破断帯1の口
部4部分の端部を開封用摘み部7に形成した合成樹脂製
包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987007697U JPH0751494Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | 合成樹脂製包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987007697U JPH0751494Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | 合成樹脂製包装袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63114971U JPS63114971U (ja) | 1988-07-25 |
JPH0751494Y2 true JPH0751494Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=30791392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987007697U Expired - Lifetime JPH0751494Y2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | 合成樹脂製包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751494Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5734091Y2 (ja) * | 1977-09-26 | 1982-07-28 | ||
JPH0662178B2 (ja) * | 1984-09-06 | 1994-08-17 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製シートとこのシート製容器 |
-
1987
- 1987-01-21 JP JP1987007697U patent/JPH0751494Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63114971U (ja) | 1988-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4512475A (en) | Single or multiple dose container-closure assemblies | |
US2628906A (en) | Nursing devices | |
US4830222A (en) | Combination spoon and food container | |
US6116450A (en) | Cover structure with integral utensil means for canned and cupped food | |
US3648922A (en) | Bag | |
JP2009517292A (ja) | 一体に溶着した飲用スパウト又は吐出用スパウトを有する密閉流体袋 | |
JPH10211937A (ja) | コンテナ | |
US5076452A (en) | Plastic receptacle | |
US5280844A (en) | Beverage containers and filling thereof | |
EP0187820A1 (en) | LOCKED CONTAINER WITH INTERCHANGEABLE STOPPER. | |
JPH0751494Y2 (ja) | 合成樹脂製包装袋 | |
US2629377A (en) | Syringe bag | |
US2226049A (en) | Milk container | |
JP2949694B2 (ja) | 食品容器 | |
KR20160001036U (ko) | 스틱형 티백과 이를 포함한 차 제품 | |
JP4533212B2 (ja) | 流動物絞り出し二重袋 | |
JP2002337891A (ja) | 包装袋 | |
JPS5830476Y2 (ja) | デコレ−シヨン用絞り袋 | |
JPH0344203Y2 (ja) | ||
KR200490567Y1 (ko) | 빙과 용기 | |
KR920006625Y1 (ko) | 절취식 비닐봉지 | |
JPH0526075Y2 (ja) | ||
JP3626272B2 (ja) | 飲料用容器 | |
JPS633982Y2 (ja) | ||
JPH1081355A (ja) | 口 栓 |