JPH0751489A - 洗濯機及びその制御方法 - Google Patents

洗濯機及びその制御方法

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JPH0751489A
JPH0751489A JP5201646A JP20164693A JPH0751489A JP H0751489 A JPH0751489 A JP H0751489A JP 5201646 A JP5201646 A JP 5201646A JP 20164693 A JP20164693 A JP 20164693A JP H0751489 A JPH0751489 A JP H0751489A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、洗い時、すすぎ時の水はね音を抑
制し、同時に布絡み、洗いむら、布傷みを減少させるこ
とを目的とする。 【構成】 衣類を撹拌する撹拌翼6を所要の回転速度で
回転させるモータ制御信号をモータ駆動回路8に与える
とともに洗い或いはすすぎ時に撹拌翼6の回転速度を最
大回転速度状態から停止状態に至るまでの間に徐々に減
速させるモータ回転速度制御回路10,11を有するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撹拌翼を回転させるこ
とにより、衣類の洗い、すすぎを行う洗濯機及びその制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】撹拌翼を回転させることによって洗い、
あるいはすすぎを行う従来の洗濯機において、撹拌翼を
回転させる動力源であるモータの回転速度の変化は、図
13に示すように方形波状に制御されていた。したがっ
て、モータを停止させるとき、すなわちモータが回転状
態から静止状態に至ると、撹拌翼もそれに追随して急激
に回転状態から静止状態になる。しかしながら、洗濯水
とその中の布は撹拌翼の動きに追随できずに回転し続
け、停止している撹拌翼、あるいは次の逆方向に回転し
ている撹拌翼に衝突し、必要以上に激しい布の動きを生
じさせていた。これは、大きな水はね音の原因となって
いた。また、これは、布絡みの原因にもなっており、そ
の結果として洗いむらや布傷みも生じていた。一方、モ
ータ起動時の水はね音を抑制するために、このときのモ
ータの回転速度を、図14に示すように徐々に大きくし
ていくという方法が従来からあった。しかしながら、モ
ータ停止時に関しては、何ら改善されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】洗い、あるいはすすぎ
中に発生する水はね音を抑制することは、モータや給排
水弁の動作音が小さくなってきた現在、トータルとして
の洗濯機の静音化に欠かせないものである。しかしなが
ら、従来の洗濯機では、このような水はね音を十分に抑
制することができず、特にモータ停止時に関しては、何
ら考えられていなかった。また、布絡み、洗いむら、布
傷み等に対してもこれらを防止するのに十分なものでは
なかった。
【0004】本発明は、これらのことに鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、洗い時、あるいはす
すぎ時の水はね音を抑制し、同時に布絡み、洗いむら、
布傷みの発生を減少させることができる洗濯機及びその
制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1に、衣類を撹拌する撹拌翼と、該撹
拌翼を回転させるモータと、該モータを駆動するモータ
駆動回路と、前記撹拌翼を所要の回転速度で回転させる
モータ制御信号を前記モータ駆動回路に与えるとともに
洗い或いはすすぎ時に前記撹拌翼の回転速度を最大回転
速度状態から停止状態に至るまでの間に徐々に減速させ
るモータ回転速度制御回路とを有することを要旨とす
る。
【0006】第2に、衣類を撹拌する撹拌翼と、定回転
モータと、該定回転モータの回転速度を可変して前記撹
拌翼に伝達する回転速度可変伝達手段と、前記撹拌翼を
所要の回転速度で回転させる撹拌翼回転速度指示信号を
前記回転速度可変伝達手段に与えるとともに洗い或いは
すすぎ時に前記撹拌翼の回転速度を最大回転速度状態か
ら停止状態に至るまでの間に徐々に減速させる撹拌翼回
転速度制御手段とを有することを要旨とする。
【0007】第3に、上記第1又は第2の構成におい
て、衣類の布質を入力する布質入力手段及び衣類の布量
を入力する布量入力手段の少なくとも何れかを具備し、
前記布質入力手段からの布質データ及び前記布量入力手
段からの布量データの少なくとも何れかにより前記撹拌
翼の回転速度変化を変えるように構成してなることを要
旨とする。
【0008】第4に、衣類を撹拌する撹拌翼の回転速度
を、回転開始時、回転停止時のうち少なくとも回転停止
時において時間とともに変化させることを要旨とする。
【0009】
【作用】上記構成において、第1に、洗い或いはすすぎ
時に撹拌翼の回転速度が最大回転速度状態から停止状態
に至るまでの間に徐々に減速するようにモータ回転速度
制御回路によりモータの回転速度を制御することによ
り、撹拌翼停止時の洗濯水や衣類の急激すぎる動きの変
化が抑えられて水はね音が抑制される。また、過激な衣
類の動きが抑制され布絡みが抑えられる結果、洗いむら
や、布傷みが軽減される。
【0010】第2に、モータの回転速度は一定であって
も洗い或いはすすぎ時に撹拌翼の回転速度が最大回転速
度状態から停止状態に至るまでの間に徐々に減速するよ
うに撹拌翼回転速度制御手段で回転速度可変伝達手段を
制御することにより、上記と同様の作用が得られる。
【0011】第3に、衣類の布質及び布量の少なくとも
何れかに応じて撹拌翼を停止させるときの回転速度変化
を変えることにより、撹拌翼停止時の減速状態が衣類の
布質や布量に対しさらに最適なものとなって一層適切に
水はね音の抑制及び布絡み、洗いむら、布傷みの発生を
減少させることが可能となる。
【0012】第4に、撹拌翼の回転速度を回転開始時に
おいても時間とともに変化させることにより、水はね音
の一層の抑制及び布傷みの軽減が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1乃至図4は、本発明の第1実施例を示す図であ
る。図1は洗濯機の内部構造を示す部分断面図、図2
は、その制御回路のブロックダイアグラムである。本実
施例に示す洗濯機は、誘導モータを使用し、これをイン
バータによって駆動することにより発生するトルクを変
化させ、洗濯水や衣類による負荷に無関係に撹拌翼の回
転速度を連続的に変えることができるようになってい
る。まず、図1、図2を用いて洗濯機の構成を説明す
る。誘導モータ1は、トルク伝達手段であるモータプー
リ2、ベルト3、機構部プーリ4、クラッチ23、機構
部5を経て、撹拌翼であるパルセータ6へトルクを伝達
するようになっている。機構部5は、減速ギア、ブレー
キ、パルセータ回転軸9からなっている。クラッチ23
は、誘導モータ1からのトルクを洗い、すすぎ時に回転
させるパルセータ6へ伝達するか、あるいは脱水時に回
転させる脱水槽7に伝達するかを切り替えるためのもの
である。ブレーキは、パルセータ6を回転させるとき
に、脱水槽7が一緒になって回転するのを抑えたり、脱
水槽7の回転にブレーキをかけるためのものである。パ
ルセータ回転軸9は、減速ギアからのトルクをパルセー
タ6へ伝達するためのものである。誘導モータ1は、モ
ータ駆動回路であるインバータ8によって駆動される。
回転速度を指示するモータ回転速度制御回路は、パルセ
ータ6の回転速度を検出するためにパルセータ回転軸9
に取り付けられたロータリエンコーダ10と、ロータリ
エンコーダ10からのパルセータ回転速度信号を入力
し、その値が設定値になるようにインバータ8をコント
ロールするマイクロプロセッサ11とからなっている。
回転速度指示信号は0から5Vの範囲の電圧信号eで、
マイクロプロセッサ11の電圧出力端子から出力され
る。誘導モータ1は0Vのときは停止状態で、5Vのと
き最大回転速度で回転する。図1において、24はダン
パ、25は外箱、26は排水弁、27は排水ホース、2
8は吊り棒、29は液体バランサ、30は脱水槽回転
軸、31は洗濯槽である。
【0014】次に、図3のフローチャート及び図4のパ
ルセータ回転速度特性を用いて、この洗濯機の動作を説
明する。洗濯槽31の内部への注水終了後(ステップ4
1)、マイクロプロセッサ11はインバータ8に誘導モ
ータ1を回転させるように指示する(ステップ42)。
このときインバータ8に指示する回転速度指示信号e
(t)は、パルセータ6の回転速度がある設定値ωにな
るような値である。本実施例では、図4に示すようにω
(t)=Asin αt(ただしA、αはある正の定数、0
≦t≦(π/α))となるようにする(ステップ4
3)。マイクロプロセッサ11は、回転速度指示信号e
(t)を0Vから徐々に変化させる。すると誘導モータ
1は回転を始め、そのトルクはモータプーリ2、ベルト
3、機構部プーリ4、機構部5を経てパルセータ6へ伝
達され、その結果としてパルセータ6は回転を始める。
パルセータ6の回転速度ω’(t)は、ロータリエンコ
ーダ10により検出され、その検出値はマイクロプロセ
ッサ11に送信される(ステップ44)。マイクロプロ
セッサ11は時刻tでの設定回転速度ω(t)と実際の
回転速度ω’(t)との差Δ(t)=ω(t)−ω’
(t)を計算する(ステップ45)。もしΔ(t)>0
であるならば、制御電圧e(t)を小さくし、逆にΔ
(t)<0の場合はe(t)を大きくする。すなわちマ
イクロプロセッサ11は、時刻tのときの制御電圧e
(t)に対して、時刻t+δtでの制御電圧e(t+δ
t)をe(t+δt)=e(t)+βΔ(t)(βはあ
る正の定数)というように制御を行なうことで、パルセ
ータ6を設定回転速度で回転させる(ステップ46,4
7)。時刻t=π/αとなったときω(π/α)=0と
なり、パルセータ6は再び停止状態となる(ステップ4
8)。以上のような制御を繰り返して洗い、あるいはす
すぎを行なった場合、洗濯水や布は徐々に減速される。
したがって、パルセータ停止時の水や布の急激な動きが
なくなり、水はね音が低減される。また、必要以上に布
が捻られることがないため、布傷みや布絡みが減少し、
洗いむらも少なくなる。
【0015】図5に示す第2実施例では、パルセータ6
の回転速度ω(t)を、
【数1】(C/α)t (0≦t≦α) ω(t)= C (α≦t≦α+γ) (−C/β)t (α+γ≦t≦α+γ+β) のようにしている(ただしα、β、γ、Cは正の定
数)。これは、パルセータの回転速度が、図5に示すよ
うに、回転開始時、回転停止時において直線状に変化す
る台形状となり、水はね音が抑制されるとともに、パル
セータ停止時の水や布の急激な動きが減少して洗いむら
や布傷みが軽減される。また、図6に示す第3実施例で
は、ω(t)を図示のようにステップ状にしている。本
実施例において上記と同様の作用効果が得られる。
【0016】図7は、第4実施例に係る洗濯機の内部構
造を示している。前記第1実施例における誘導モータ1
をブラシレスDCモータ12に置き換え、モータ軸とパ
ルセータ回転軸9を直結しダイレクトドライブとした洗
濯機である。制御は、第1実施例、第2実施例、第3実
施例と同様にでき、同様な作用効果が得られる。
【0017】図8乃至図11には、第5実施例を示す。
図8は洗濯機の内部構造を示す部分断面図、図9はその
制御回路のブロックダイアグラム、図10は図8におけ
る回転速度可変伝達機構部の内部構成を示す図である。
本実施例の洗濯機は、永久磁石同期モータを使用してお
り、負荷状態にかかわらず一定の回転速度でしか回転さ
せることができない。このため、モータとパルセータの
間に、回転速度を可変する回転速度可変伝達機構部を持
ち、これによりパルセータの回転速度を変えることが可
能となっている。
【0018】まず、図8、図9、図10を用いて、この
洗濯機の構成を説明する。永久磁石同期モータ13は、
トルク伝達手段であるモータプーリ2、ベルト3、回転
速度可変伝達機構部プーリ14、及び回転速度可変伝達
手段である回転速度可変伝達機構部15を経て、パルセ
ータ6へトルクを伝達するようになっている。回転速度
可変伝達機構部15は、回転速度可変伝達部プーリ14
からのトルクを回転速度可変機構部15内に伝達するギ
ア32、ギア33、トゥースクラッチ(a)17、トゥ
ースクラッチ(b)37、クラッチ軸38、クラッチ制
御機構34、クラッチ制御モータ35、ブレーキ36、
5段の減速ギアからなるギアボックス16で構成されて
いる。トゥースクラッチ(a)17は、永久磁石同期モ
ータ13からのトルクをギアボックス16に伝達するか
伝達しないかを切り替えるためのものである。これは、
クラッチ制御モータ35の回転によりクラッチ制御機構
34を上下させ、これに連動したクラッチ軸38を動か
すことでトゥースクラッチ(a)17とトゥースクラッ
チ(b)37を噛み合せたり外したりすることで行なわ
れる。ブレーキ36は、脱水槽7の回転にブレーキをか
けるためのものである。パルセータ回転軸9は、ギアボ
ックス16からのトルクをパルセータ6へ伝達するため
のものである。永久磁石同期モータ13は、モータ駆動
回路であるリレー18によって制御される。パルセータ
6の回転速度を指示する撹拌翼回転速度制御手段として
の撹拌翼回転速度制御回路は、制御モータ35の回転を
制御するクラッチ制御回路19と、ギアボックス16の
中の複数の減速ギアを変えることによって、永久磁石同
期モータ13の一定の回転速度を、パルセータ6に複数
の回転速度として伝達するためのギアボックス制御回路
20と、クラッチ制御回路19、ギアボックス制御回路
20およびリレー18に動作指示を与えるマイクロプロ
セッサ11とからなっている。
【0019】次に、図11のフローチャートを用いて、
この洗濯機の動作を説明する。洗濯槽31の内部への注
水終了後(ステップ51)、マイクロプロセッサ11
は、クラッチ制御回路19にトゥースクラッチ(a)1
7を外すよう指示し(ステップ53)、トゥースクラッ
チ(a)17が外れた後にリレー18をオンさせて永久
磁石同期モータ13を回転させる(ステップ54)。そ
して、ギアボックス制御回路20に最も減速比の大きい
ギア(第1ギア)を選択するように指示し、その後トゥ
ースクラッチ(a)17を接続して、パルセータ6にト
ルクを伝達する(ステップ55,56)。パルセータ6
を一定時間t1 回転させたら(ステップ57)、マイク
ロプロセッサ11は再びクラッチ制御回路19にトゥー
スクラッチ(a)17を外すよう指示し、トゥースクラ
ッチ(a)17が外れた後ギアボックス制御回路20に
2番目に減速比の大きい減速ギア(第2ギア)を選択す
るように指示する(ステップ58)。再びトゥースクラ
ッチ(a)17を接続して、パルセータ6を回転させ
る。そして、さらに時間t1 後に3番目のギアに変更
し、このようにして5番目の最も小さい減速比のギア
(第5ギア)にと切り替えていく(ステップ59)。マ
イクロプロセッサ11は時間t2 の後(ステップ6
0)、今度は逆に減速比の小さいギアから大きいギアへ
と5つのギアを変えていった後、リレー18をオフさせ
て永久磁石同期モータ13を停止させる(ステップ61
〜69)、これによりパルセータ6の停止時の回転速度
は、ステップ状に変化する。この動作を繰り返すこと
で、本実施例においても、前記第1実施例等と同様の作
用効果が得られる。
【0020】図12には、第6実施例における制御回路
のブロックダイアグラムを示す。本実施例は、前記第1
実施例を改良したもので、マイクロプロセッサ11にご
わごわ、標準、なめらかの3つの種類の洗濯物の質を入
力するための布質入力手段としての布質選択スイッチ2
1と、大、中、小の3つの種類の洗濯物の量を入力する
ための布量入力手段としての布量選択スイッチ22とが
設けられている。この2つのスイッチの信号はマイクロ
プロセッサ11に出力され、結果としてマイクロプロセ
ッサ11は、洗濯物の質と量をそれぞれ3段階に知るこ
とができるようになっている。
【0021】本実施例の洗濯機の動作は第1実施例と同
様であり、そのパルセータ6の動きは、第2実施例と同
様に台形状であるものとする。しかしながら、その形を
決める4つのパラメータα、β、γ、Cは一定ではな
く、マイクロプロセッサ11が布質選択スイッチ21と
布量選択スイッチ22の出力する値によって変化させ
る。特に、パルセータ6の停止時の回転速度を決めるも
のはβとCであり、布質情報と布量情報により、例えば
表1の例のように変化させることが考えられる。
【0022】
【表1】 布量\布質 なめらか 標 準 ごわごわ 小 β→大 β→中 β→中 C→小 C→中 C→中 中 β→中 β→中 β→小 C→中 C→中 C→大 大 β→中 β→小 β→小 C→中 C→大 C→大 このような設定により、第1実施例に示したような作用
効果を、さらに洗濯物の布質と布量に最適なものとする
ことが可能となる。なお、本実施例では、パルセータ6
の動きを台形状にしたが、正弦波状やステップ状にして
もよい。また洗濯物の布質や布量をスイッチにより入力
したが、これをセンサによって行なうようにしてもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、洗い或いはすすぎ時に撹拌翼の回転速度が最大
回転速度状態から停止状態に至るまでの間に徐々に減速
させるようにモータ回転速度制御回路によりモータの回
転速度を制御するようにしたため、撹拌翼停止時の洗濯
水や衣類の急激すぎる動きの変化を抑えることができて
水はね音を抑制することができる。また、過激な衣類の
動きを抑制し布絡みを抑えることができる結果、洗いむ
らや、布傷みを軽減することができる。
【0024】第2に、モータの回転速度は一定であって
も、洗い或いはすすぎ時に撹拌翼の回転速度が最大回転
速度状態から停止状態に至るまでの間に徐々に減速させ
るように撹拌翼回転速度制御手段で回転速度可変伝達手
段を制御するようにしたため、上記と同様の効果が得ら
れる。
【0025】第3に、衣類の布質データ及び布量データ
の少なくとも何れかに応じて撹拌翼を停止させるときの
回転速度変化を変えるようにしたため、撹拌翼停止時の
減速状態が衣類の布質や布量に対し、さらに最適なもの
となって一層適切に水はね音の抑制及び洗いむら、布傷
みの発生を減少させることができる。
【0026】第4に、撹拌翼の回転速度を回転開始時に
おいても時間とともに変化させた場合には、一層の水は
ね音の抑制とともに布傷みを軽減することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗濯機の第1実施例の内部構造を
一部断面で示す構成図である。
【図2】上記第1実施例における制御回路のブロックダ
イアグラムである。
【図3】上記第1実施例の制御方法を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】上記第1実施例におけるパルセータの回転速度
の変化を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例におけるパルセータの回転
速度の変化を示す図である。
【図6】本発明の第3実施例におけるパルセータの回転
速度の変化を示す図である。
【図7】本発明の第4実施例の洗濯機の内部構造を一部
断面で示す構成図である。
【図8】本発明の第5実施例の洗濯機の内部構造を一部
断面で示す構成図である。
【図9】上記第5実施例における制御回路のブロックダ
イアグラムである。
【図10】図8における回転速度可変伝達機構部の内部
構成を示す構成図である。
【図11】上記第5実施例の制御方法を説明するための
フローチャートである。
【図12】本発明の第6実施例における制御回路のブロ
ックダイアグラムである。
【図13】従来の洗濯機における撹拌翼の回転速度の変
化を示す図である。
【図14】他の従来例における撹拌翼の回転速度の変化
を示す図である。
【符号の説明】
1 誘導モータ 6 パルセータ(撹拌翼) 8 インバータ(モータ駆動回路) 10 ロータリエンコーダ 11 ロータリエンコーダとともにモータ回転速度制御
回路を構成するマイクロプロセッサ 12 ブラシレスDCモータ 13 永久磁石同期モータ(定回転モータ) 15 回転速度可変伝達機構部(回転速度可変伝達手
段) 19 クラッチ制御回路 20 マイクロプロセッサ及びクラッチ制御回路ととも
に撹拌翼回転速度制御手段となるギアボックス制御回路 21 布質選択スイッチ(布質入力手段) 22 布量選択スイッチ(布量入力手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を撹拌する撹拌翼と、該撹拌翼を回
    転させるモータと、該モータを駆動するモータ駆動回路
    と、前記撹拌翼を所要の回転速度で回転させるモータ制
    御信号を前記モータ駆動回路に与えるとともに洗い或い
    はすすぎ時に前記撹拌翼の回転速度を最大回転速度状態
    から停止状態に至るまでの間に徐々に減速させるモータ
    回転速度制御回路とを有することを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 衣類を撹拌する撹拌翼と、定回転モータ
    と、該定回転モータの回転速度を可変して前記撹拌翼に
    伝達する回転速度可変伝達手段と、前記撹拌翼を所要の
    回転速度で回転させる撹拌翼回転速度指示信号を前記回
    転速度可変伝達手段に与えるとともに洗い或いはすすぎ
    時に前記撹拌翼の回転速度を最大回転速度状態から停止
    状態に至るまでの間に徐々に減速させる撹拌翼回転速度
    制御手段とを有することを特徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】 衣類の布質を入力する布質入力手段及び
    衣類の布量を入力する布量入力手段の少なくとも何れか
    を具備し、前記布質入力手段からの布質データ及び前記
    布量入力手段からの布量データの少なくとも何れかによ
    り前記撹拌翼の回転速度変化を変えるように構成してな
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 衣類を撹拌する撹拌翼の回転速度を、回
    転開始時、回転停止時のうち少なくとも回転停止時にお
    いて時間とともに変化させることを特徴とする洗濯機の
    制御方法。
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