JPH0751206A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0751206A
JPH0751206A JP19933893A JP19933893A JPH0751206A JP H0751206 A JPH0751206 A JP H0751206A JP 19933893 A JP19933893 A JP 19933893A JP 19933893 A JP19933893 A JP 19933893A JP H0751206 A JPH0751206 A JP H0751206A
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suction force
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vacuum cleaner
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Nobuhiro Hayashi
信弘 林
Saburo Kajikawa
三郎 梶川
Masaru Moro
勝 茂呂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は電気掃除機に関し、あらかじめ容易
に定格出力以上の出力にしてしかもこの出力で一時的に
使用でき、かつ定格以上で長く使用して電動機が過熱す
ることを防止することを目的とする。 【構成】 塵埃を吸入するための電動送風機と、吸入す
る塵埃の量を検出する塵埃検出手段と、検出された塵埃
の量にが多いほど前記電動送風機の吸い込み力を強くな
るように制御する制御手段を有し、吸い込み力を最も強
くする状態が連続する時間の上限に制限を設ける。電動
送風機が最大吸い込み力を発揮する状態と、最大吸い込
み力よりも低い吸い込み力の状態とを交互にくり返して
実施するようにする。センサー手段の検出した温度が高
いほど出力時間または入力上限を小さくするようする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸いこむ塵埃の量、また
は電動送風機の温度などを検出して電動送風機の吸い込
み力を制御する制御手段を有した電気掃除機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機の実施例とし
て、実公昭47−14378について図に示す。図7、
8は可変抵抗128を変化する操作つまみ117を有し
このつまみの設定位置を電動機102の定格速度よりも
大なる制御範囲においては固定せず、かつこの制御範囲
において上記つまみ117が常に上記定格速度以下の制
御範囲に戻されるようばね等によって附勢されるように
構成された可変抵抗器113は上記電動機の速度制御用
半導体素子106の点呼制御回路中に挿入した電気掃除
機を示すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
掃除機では、吸いこみホースにごみが詰まったり特に重
いものを吸いこむ必要が生じたとき、さらに畳の目や隙
間に入りこんだごみを吸いこむようなときに、あらかじ
め容易に定格出力以上の出力にしてしかもこの出力で一
時的に使用でき、かつ定格以上で長く使用して電動機が
過熱することを防止することを目的としている。
【0004】しかし、上記従来の構成においては、前記
のように特に強い吸い込み力が必要なときを使用者が判
断して定格以上の状態に設定するため、使用者が操作つ
まみを不必要に定格速度以上の状態に保持した場合には
電動機の故障につながる可能性があるという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記問題点を解決するもので、電
気掃除機の電動送風機の最大の出力を必要なときに得る
ことができ、かつ限界に近い状態での長期運転による故
障を防止するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の電気掃除機は、第1の発明として、塵埃を吸
入するための電動送風機と、吸入通路内に設けられ塵埃
の量を検出する塵埃検出手段と、前記塵埃検出手段から
の信号に応じて前記電動送風機の吸込力を制御する制御
手段を設け、前記制御手段に塵埃検出手段からの信号に
かかわらず最大吸込力での前記電動送風機の連続運転時
間が所定の時間を越えないように制限を設けたものであ
る。
【0007】第2の発明として塵埃を吸入するための電
動送風機と、吸込通路内に設けられ塵埃の量を検出する
検出手段と、前記塵埃検出手段からの信号に応じて前記
電動送風機の吸込力を制御する制御手段を設け、前記制
御手段はさらに、塵埃検出手段から電動送風機の吸込力
を最大にする信号が出ている間、最大吸込力とそれ以下
の吸込力で交互に電動送風機を制御する制御回路を設け
たものである。
【0008】第3の発明としては塵埃を吸入するための
電動送風機と、前記電動送風機の吸込力を制御する制御
手段と、前記電動送風機又はその近傍の温度を検知する
センサー手段とで構成し、前記制御手段はさらに前記セ
ンサー手段から信号に応じて、電動送風機の最大吸込力
または、最大吸込力での連続運転時間を可変するように
した制御回路を設けたものである。
【0009】
【作用】上記した構成において、第1の発明では、塵埃
検出手段によって極めて多量の塵埃を検出した場合に、
連続して使用できる時間に上限を設けて電動送風機が出
力できる最大の吸い込み力を発揮することにより、必要
なときに電動送風機の持つ出力性能の限界に近い大きな
吸い込み力を得ることができ、かつ使用者の操作ミスな
どによらず電動送風機の加熱による故障を防止できる。
【0010】第2の発明では、塵埃検出手段によって極
めて多量の塵埃を検出した場合に、電動送風機の運転
を、連続しては使用することが好ましくない状態までに
高い出力状態と連続して使用しても故障の危険性のない
レベルの状態まで出力を落とした状態とを交互にくり返
したものにすることにより、電動送風機の限界に近い状
態と冷却の状態の組み合わせができ、比較的長い時間に
わたって電動送風機の限界の吸い込み力を故障を防止し
ながらえられるものである。
【0011】第3の発明では電動送風機または電動送風
機の近傍の温度を検出するセンサーの検出した温度が高
いほど、最大の吸いこみ力または最大の吸い込み力を発
揮する時間の上限を小さくするようにしたため電動送風
機の故障を防止しながら電動送風機が過熱する直前まで
の限界に近い大きな出力を得ることができるものであ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1において、1は電気掃除機本体で
あり電動送風機2を内蔵し、床ノズル3から延長管4ホ
ース5を通して塵埃を集塵室6内に吸入する。集塵室6
内には通気性の紙袋7が取りつけられる。8は本体1に
内蔵した電動送風機2を制御する制御回路であり、図2
に示すようにホース5の手元部9に設けた透過型のフォ
トカプラによってホース5の中を通る塵埃量を検出する
塵埃検知部(以下塵埃センサという)10によって検出
される塵埃量に応じて、塵埃量が多いときほど双方向性
サイリスタ11の導通角を大きくするように変化させて
電動送風機2の動作を制御する。
【0013】図3−A,Bは第1の発明の実施例を示す
タイムチャートであり、図3−Aは時間と共に塵埃セン
サが検知した塵埃量を示し、図3−Bはそれに対応して
制御回路が制御した電動送風機の入力を示している。T
1,T2,〜T5は塵埃センサが検出する塵埃の量が増
加するとそれにつれて電動送風機の入力が大きくなるよ
うに制御されることとT4,T5で最大入力に設定され
ている。次に塵埃量はT6〜T9においてT5以上とな
り電動送風機の入力が最大値を続けるように大きな値を
継続するが、電動送風機の入力は時間TMAXを限度と
して最大値よりも小さくなるよう制御したものである。
【0014】図4−A,Bは第2の発明の実施例を示す
タイムチャートであり、図4−Aは時間と共に塵埃セン
サが検知した塵埃量を示し、図4−Bはそれに対応して
制御回路が制御した電動送風機の入力を示している。T
11,T12,〜T15は塵埃センサが検出する塵埃の
量が増加するとそれにつれて電動送風機の入力が大きく
なるように制御されることとT14,T15で最大入力
に設定されている。次に塵埃量はT16〜T19におい
てT15以上となり電動送風機の入力が最大値を続ける
ように大きな値を継続した場合には、電動送風機の入力
は最大値と最大値よりも小さい値を時間TaとTbでく
り返し、塵埃量が低下すれば入力も低下させるよう制御
したものである。
【0015】図5、図6−A,Bは第3の発明であり第
1,2の発明とは図5に示すように電動送風機の近傍に
温度を検出する温度センサ12を設けこの温度Tcが低
いときには図6−A,Bに示すように塵埃量が多いとき
に電動送風機が最大入出力で運転される限度の時間をT
MAXLまたは入力の上限をWMAXLとし、Tcが高
いときにはそれぞれをTMAXH,WMAXHのように
低くするように制御回路を構成したところが異なり、冷
時の力を最大限に活かしながら熱時の温度保護を強化し
て故障を防止できるものである。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明の電気掃除機によれば、第1の発明では連続して
使用できる時間に自動的に上限を設けることにより、吸
いこむ塵埃量が多く強い吸い込み力が必要なときを自動
的に判別し、その時に限って電動送風機が出力できる最
大の吸い込み力を連続しては使用できないレベルまで上
げて、電動送風機の持つ出力性能の限界に近い大きな吸
い込み力を得ることがでる。かつ使用者の操作ミスなど
によらず電動送風機の加熱による故障を防止できるもの
である。
【0017】第2の発明では電動送風機が出力できる最
大の吸い込み力を連続しては使用できないレベルまで上
げて使用するときに、冷却効果をもって連続して使用で
きるレベルまで入力を落とした状態と最大の状態をくり
返すことによってより、故障を防止しながら最大の入出
力をもって最大の吸い込み力を得られるものである。
【0018】第3の発明では電動送風機の近傍の温度が
高い場合は、最大入出力で運転される限度の時間または
入出力の上限を低くするように制御回路を構成し、冷時
の力を最大限に活かしながら熱時の温度保護を強化して
故障を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機を示す図
【図2】同電気掃除機の構成を示す図
【図3】(A)本発明の第1発明の電気掃除機の実施例
を示すタイムチャート図 (B)同電気掃除機の実施例を示すタイムチャート図
【図4】(A)本発明の第2発明の電気掃除機の実施例
を示すタイムチャート図 (B)同電気掃除機の実施例を示すタイムチャート図
【図5】本発明の第3発明の電気掃除機を示す図
【図6】(A)同電気掃除機の実施例を示すタイムチャ
ート図 (B)同電気掃除機の実施例で示すタイムチャート図
【図7】従来の電気掃除機の構成を示す図
【図8】同電気掃除機の構成を示す図
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 2 電動送風機 3 床ノズル 4 延長管 5 ホース 6 集塵室 7 紙袋 8 制御回路 9 手元部 10 塵埃センサ 11 双方向性サイリスタ 12 温度センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵埃を吸入するための電動送風機と、吸
    入通路内に設けられ塵埃の量を検出する塵埃検出手段
    と、前記塵埃検出手段からの信号に応じて前記電動送風
    機の吸込力を制御する制御手段を設け、前記制御手段に
    塵埃検出手段からの信号にかかわらず最大吸込力での前
    記電動送風機の連続運転時間が所定の時間を越えないよ
    うに制限を設けてなる電気掃除機。
  2. 【請求項2】 塵埃を吸入するための電動送風機と、吸
    込通路内に設けられ塵埃の量を検出する検出手段と、前
    記塵埃検出手段からの信号に応じて前記電動送風機の吸
    込力を制御する制御手段を設け、前記制御手段はさら
    に、塵埃検出手段から電動送風機の吸込力を最大にする
    信号が出ている間、最大吸込力とそれ以下の吸込力で交
    互に電動送風機を制御してなる電気掃除機。
  3. 【請求項3】 塵埃を吸入するための電動送風機と、前
    記電動送風機の吸込力を制御する制御手段と、前記電動
    送風機又はその近傍の温度を検知するセンサー手段とで
    構成し、前記制御手段はさらに前記センサー手段から信
    号に応じて、電動送風機の最大吸込力または、最大吸込
    力での連続運転時間を可変するようにしてなる電気掃除
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0904723A1 (en) * 1997-09-15 1999-03-31 YASHIMA ELECTRIC CO., Ltd. Vacuum Cleaner
JP2012095700A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Toshiba Corp 電気掃除機

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