JPH0751198B2 - シャツ折りたたみ機 - Google Patents

シャツ折りたたみ機

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Publication number
JPH0751198B2
JPH0751198B2 JP23307191A JP23307191A JPH0751198B2 JP H0751198 B2 JPH0751198 B2 JP H0751198B2 JP 23307191 A JP23307191 A JP 23307191A JP 23307191 A JP23307191 A JP 23307191A JP H0751198 B2 JPH0751198 B2 JP H0751198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding
shirt
folding plate
plate
pedestal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP23307191A
Other languages
English (en)
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JPH0568797A (ja
Inventor
尚弘 速見
Original Assignee
富士車輌株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士車輌株式会社 filed Critical 富士車輌株式会社
Priority to JP23307191A priority Critical patent/JPH0751198B2/ja
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シャツ折りたたみ機
に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、ワイシャツ等のシャ
ツの折りたたみ機として、図11に示すように、シャツ
受台21の両側に、複数の折り板22、23を設け、そ
の各折り板22、23を受け台21の下方にスライドさ
せることにより、受台21から垂れ下げたシャツの両袖
などを折り返すようにしたものがある。
【0003】ところが、上記従来の折りたたみ機では、
受台21の幅がシャツの定形の折りたたみ幅で形成さ
れ、その受台幅を基準としてシャツを折り返す折り板の
数が、標準的なサイズのシャツが折りたためるだけの数
に設定されているため、シャツのサイズが大きくなった
場合、最下部の折り板23からシャツの端部Rが垂れ下
がり、折りたたんだ状態でその部分が、図12に示すよ
うに外側にはみ出す場合がある。
【0004】この問題は、最下部の折り板23の下側
に、独立して作動するもう1つの折り板を設け、その折
り板により、はみ出したシャツの端部を折り返すように
すれば解消できるが、しかし、このような追加の折り板
や、それを駆動するための駆動機構を設けることは、コ
ストアップになると共に、機械が大型化する問題があ
る。また、上記追加の折り板は、標準サイズのシャツの
折りたたみに対しては全く折り返し作用をしないため、
作業時間や装置的に無駄が多い欠点がある。
【0005】そこで、この発明は、従来の折り板に簡単
な構造を付与することにより、サイズの大小に関係なく
シャツを端部まで確実に折りたたむことができる折りた
たみ機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、下側より2番目の折り板の下面に、補
助用折り板を取付け、その折り板と補助用折り板との間
に、最下部の折り板がスライド可能に嵌合する間隙を設
けた構造としたのである。
【0007】
【作用】上記の構造においては、下側から2番目の折り
板でシャツを折り返し、その折り板から垂れ下がったシ
ャツの端部を、最下部の折り板によって2番目の折り板
と補助用折り板との間に押し込み、内側に折りたたむ。
【0008】上記の構造では、補助用折り板が折り板と
一体でスライドするため、それ専用の駆動機構を必要と
せず、また、下側から2番目の折り板が作動すれば同時
に作動するので、作業時間や装置的に無駄がない。
【0009】
【実施例】図1乃至図5は、実施例のシャツ折りたたみ
機を示している。図に示すように、シャツをセットする
ための受台は、外被フレーム1に固定される固定受台2
と、可動受台3とから成り、可動受台2は、基台4に対
して昇降自在に設けた昇降フレーム5の案内棒6に連結
されている。
【0010】この固定受台2と可動受台3は、幅寸法が
シャツの定形の折りたたみ幅で形成され、両台2、3を
図1に示すように配置した状態で、可動受台3上面にシ
ャツSの上半部が、固定受台2の上面にシャツの下半部
がセットされるようになっている。
【0011】上記の可動受台3と固定受台2の両側に
は、それぞれ各受台の下方に位置させて5個の折り板
A,B,C,D,Eと、2個の折り板F,Gが配置され
ている。この各折り板A〜Gは、各受台2、3の上方に
設けたガイド軸7、8と駆動シリンダ9、10に連結さ
れ、そのガイド軸7、8の案内と駆動シリンダ9、10
の作動により、各受台2、3より離れた位置から受台
2、3の下方に位置までスライドするように設定されて
いる。
【0012】また、上記折り板A〜E及び折り板F、G
は、各折り板相互間、及び各受台2、3の下面に対し
て、折りたたまれるシャツの布地が挿通可能なすき間a
をあけて上下方向に交互に配列され、折り板がスライド
しない状態で受台2、3の両側辺との間に、シャツの両
袖や胴部の両側部を垂れ下げるための間隔cが設けられ
ている。
【0013】一方、固定受台2における上側の折り板F
の下面には、図5に示すように、その折り板Fに沿って
平行に延びる補助用折り板Hが取付けられ、その補助用
折り板Hと折り板Fとの間に、下側の折り板Gがスライ
ド可能に嵌まり込む間隙11が設けられている。
【0014】この補助用折り板Hの先端部には、大きな
丸みをもった曲げ部12が形成され、折り板Gによって
シャツを折り板FとHの間に挿入する際に、シャツが折
り板Hの端部と突っ張らないようにしている。また、折
り板Gと補助用折り板Hとの間のすき間bは、折り板F
と折り板Gの間のすき間aよりも大きく(b>a)設定
され、シャツが間隔11の中にスムーズに入り込むよう
になっている。
【0015】上記各折り板のガイド軸と駆動シリンダの
うち、折り板F,Gのガイド軸8と駆動シリンダ10
は、外被フレーム1に固定され、折り板A〜Eのガイド
軸7と駆動シリンダ9は、可動受台3と共に、昇降フレ
ーム5の案内軸6に取付けた摺動部材13に連結されて
おり、折り板A〜Eと可動受台3が、固定受台2に対し
て一体で昇降するようになっている。
【0016】この構造では、固定受台2と可動受台3に
シャツをセットした状態で、各折り板A〜Gをスライド
させると、シャツの上半部が可動受台3の下方で、下半
部が固定受台2の下方で折りたたまれ、この状態から、
可動受台3と折り板A〜Eを昇降フレーム5とともに上
昇させると、固定受台2と折り板F,Gの間のシャツが
受台2の長手方向に引抜かれる。
【0017】また、各受台2、3と基台4の間には、固
定受台2の上面にセットしたシャツを、可動受台3の先
端まで移動させるシャツ搬送装置14が設けられてい
る。
【0018】さらに、昇降フレーム5には、可動受台3
と折り板A〜Eが連結する摺動部材13を案内棒6に沿
って移動させる前後進用シリンダ15が設けられ、案内
棒6の端部に、案内棒を移動してくる可動受台3から垂
れ下がったシャツの下半部を長さ方向に折り返す縦折り
台16が設けられている。
【0019】この実施例の折りたたみ機は、上記のよう
な構造であり、シャツのセットは図1に示すように、固
定受台2の上面に、ボタン側を上に向け、両袖と胴部の
両側を受台2の両側辺から垂れ下げた状態でシャツSを
載せ、そのシャツを搬送装置14により可動受台3の先
端部まで移動させて行なう(図6)。
【0020】次に、可動受台3と固定受台2の両側の折
り板A〜EとF,Gを、上側のものから順にスライドさ
せ、シャツの垂れ下がった部分を各受台2、3の下側に
折りたたむ。
【0021】この場合、可動受台3の下側では、図7に
示すようにシャツの両袖が折り板A〜Eによって交互に
折り返される。
【0022】一方、固定受台2の下側においては、先
ず、図8に示すように、折り板Fが補助用折り板Hと共
にスライドしてシャツを折り返し、折り板Gの側方でシ
ャツが垂れ下がった状態となる。
【0023】この状態から、次に、折り板Gをスライド
させると、図9に示すようにシャツは、折り板Fと補助
用折り板Hとの間に押し込まれて折りたたまれ、折り板
Gからはみ出たシャツの端部Rは、折り板GとHの間で
折り返される。このため、シャツの端部Rは、図11に
示すごとく折りたたみ幅の外側に余らずに、内側へ折り
たたまれた状態となり、図12に示すような外側へのは
み出しが防止される。
【0024】上記のような折りたたみにおいて、折り板
Fの作動量は、受台2に向き合う側辺がその受台2の反
対側の側辺に一致するまでスライドするように設定され
るが、折り板Gの作動量は、シャツの折り返し量を考慮
して設定される。すなわち、シャツの端部Rの折り返し
量xは、シャツのサイズによって変化し、サイズが小さ
くなって折り返し量xが著しく小さくなると、シャツの
もつ弾力性によってシャツ端部Rが外側にはね、折り板
の間から取り出した状態で、その端部Rがはみ出した状
態になる場合がある。これに対処するため、最も大きな
サイズのシャツの時に、シャツ端部xと補助用折り板H
の先端との距離yが、零になるように折り板Gの折り返
し寸法を決定し、折り返し量xが出来るだけ大きくなる
ように設定する。これにより、シャツのサイズが変化し
ても、常に十分な折り返し量xを得ることができ、はみ
出しのない確実な折りたたみを行なうことができる。
【0025】なお、上記の折り板Gの作動量は、図8の
段階でシャツの垂れ量zを検出し、その垂れ量に基づい
て折り板Gのスライド量を変化させ、一定の折り返し量
xを得るように制御することもできる。
【0026】上記のように折り板A〜Hによるシャツの
折り返しが完了すると、図10に示すように可動受台3
を上昇させる。これにより、固定受台2と折り板F〜H
の間で折りたたまれたシャツの下半身が、受台2の長手
方向に引き抜かれる。
【0027】ついで、可動受台3を縦折り台16に向っ
て移動させることにより、シャツは縦折りされて定形形
状に折りたたまれる。
【0028】なお、上記の実施例において、折り板Fと
固定受台2の間に、複数の折り板を設けるようにしても
よい。
【0029】また、補助用折り板Hは、可動受台3側に
おける折り板Dの下面に取り付けるようにしてもよい。
【0030】
【効果】以上のように、この発明は、折り板に補助用折
り板を取付け、その両者の間に最下部の折り板をスライ
ドさせてシャツの端部を折り返すので、シャツのサイズ
が大きく変化してもその端部を確実に内側に折り返すこ
とができ、シャツを常に正しい形状と幅で折りたたむこ
とができる効果がある。
【0031】また、補助用折り板が折り板と一体でスラ
イドし、専用の駆動機構を必要としないので、機械を低
コストでコンパクトに形成でき、作業時間等の点で無駄
がない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシャツ折りたたみ機を示す縦断正面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1の要部を拡大して示す正面図
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図
【図5】aは図1のV−V線に沿った断面図、bは折り
板の嵌合状態を示す図
【図6】実施例の作用状態図
【図7】同上の作用状態図
【図8】同上の作用状態図
【図9】同上の作用状態図
【図10】同上の作用状態図
【図11】従来例を示す図
【図12】シャツの折りたたみ状態を示す正面図
【符号の説明】
2 固定受台 3 可動受台 5 昇降フレーム 11 間隙 A、B、C、D、E、F、G 折り板 H 補助用折り板 S シャツ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャツ受台の両側に、その受台の下方へ
    スライドする複数の折り板を設けたシャツ折りたたみ機
    において、下側より2番目の折り板の下面に補助用折り
    板を取付け、その折り板と補助用折り板との間に、最下
    部の折り板がスライド可能に嵌合する間隙を設けたこと
    を特徴とするシャツ折りたたみ機。
JP23307191A 1991-09-12 1991-09-12 シャツ折りたたみ機 Expired - Lifetime JPH0751198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23307191A JPH0751198B2 (ja) 1991-09-12 1991-09-12 シャツ折りたたみ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23307191A JPH0751198B2 (ja) 1991-09-12 1991-09-12 シャツ折りたたみ機

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Publication Number Publication Date
JPH0568797A JPH0568797A (ja) 1993-03-23
JPH0751198B2 true JPH0751198B2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=16949351

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23307191A Expired - Lifetime JPH0751198B2 (ja) 1991-09-12 1991-09-12 シャツ折りたたみ機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5087431B2 (ja) * 2008-03-07 2012-12-05 株式会社プレックス 衣類折畳み機
JP5252962B2 (ja) * 2008-03-21 2013-07-31 洋左右 前嶋 衣類の折り畳み装置
CN109957957B (zh) * 2019-03-15 2023-06-27 浙江大学 基于嵌入式系统的自动叠衣机装置及方法

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JPH0568797A (ja) 1993-03-23

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