JPH0683758B2 - シャツ折りたたみ機 - Google Patents
シャツ折りたたみ機Info
- Publication number
- JPH0683758B2 JPH0683758B2 JP40822790A JP40822790A JPH0683758B2 JP H0683758 B2 JPH0683758 B2 JP H0683758B2 JP 40822790 A JP40822790 A JP 40822790A JP 40822790 A JP40822790 A JP 40822790A JP H0683758 B2 JPH0683758 B2 JP H0683758B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- folding
- shirt
- pedestal
- folded
- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、洗濯されたワイシャ
ツなどのシャツを定形の幅に折りたたむための折りたた
み機に関するものである。
ツなどのシャツを定形の幅に折りたたむための折りたた
み機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種のシャツの折りたたみ機として、
図７に示すように、シャツの折りたたみ幅に形成した受
台２０の両側に、その受台の下方にスライドする複数の
折り板Ａ’、Ｂ’、Ｃ’、Ｄ’、Ｅ’を設け、シャツＳ
をそのボタン側が上向きになるように受台２０上にセッ
トした状態で、各折り板を上方のものから順次受台の下
方にスライドさせて、受台から垂れ下げたシャツの両袖
Ｔ1 、Ｔ2 を受台の裏側に折りたたむようにしたものが
ある。
図７に示すように、シャツの折りたたみ幅に形成した受
台２０の両側に、その受台の下方にスライドする複数の
折り板Ａ’、Ｂ’、Ｃ’、Ｄ’、Ｅ’を設け、シャツＳ
をそのボタン側が上向きになるように受台２０上にセッ
トした状態で、各折り板を上方のものから順次受台の下
方にスライドさせて、受台から垂れ下げたシャツの両袖
Ｔ1 、Ｔ2 を受台の裏側に折りたたむようにしたものが
ある。
【０００３】従来のこのような折りたたみ機において
は、各折り板の側辺を、受台の両側辺に対して平行に形
成し、かつ、その各折り板と受台を水平に配置して、垂
れ下げたシャツの両袖を受台の両側辺に沿って交互に折
り返すようにしている。
は、各折り板の側辺を、受台の両側辺に対して平行に形
成し、かつ、その各折り板と受台を水平に配置して、垂
れ下げたシャツの両袖を受台の両側辺に沿って交互に折
り返すようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際のシャ
ツＳの両袖Ｔ1 、Ｔ2 は、図９に示すように、人体の形
状に似せて肩部から下向きに傾斜して縫成されているた
め、上記のように受台の両側辺に沿って折りたたんだ場
合には、図８に示すように折り返した袖Ｔ1 の位置が順
に裾側にずれていき、カフス部Ｒ1 が最も裾側に近い位
置で折りたたまれることになる。このため、次に、シャ
ツを縦折りして定形の形状に折りたたむ場合、シャツの
サイズによっては、縦折りの位置Ｐとカフス部Ｒ1 が干
渉して、前工程でプレス仕上げしたカフス部Ｒ1 を折り
曲げてしまうという不具合があった。
ツＳの両袖Ｔ1 、Ｔ2 は、図９に示すように、人体の形
状に似せて肩部から下向きに傾斜して縫成されているた
め、上記のように受台の両側辺に沿って折りたたんだ場
合には、図８に示すように折り返した袖Ｔ1 の位置が順
に裾側にずれていき、カフス部Ｒ1 が最も裾側に近い位
置で折りたたまれることになる。このため、次に、シャ
ツを縦折りして定形の形状に折りたたむ場合、シャツの
サイズによっては、縦折りの位置Ｐとカフス部Ｒ1 が干
渉して、前工程でプレス仕上げしたカフス部Ｒ1 を折り
曲げてしまうという不具合があった。
【０００５】上記の不具合をなくすには、作業者の判断
により、カフス部が縦折り位置と一致しないように折り
位置を手直しする必要があるが、このような作業は、作
業者の手間を増やすと共に、機械の休止時間を多くし、
能率を低下させる欠点がある。そこで、この発明は、作
業者の判断にたよらずに、シャツのカフス部を確実に縦
折り位置からずらして折りたたむことができる折りたた
み機を提供することを目的としている。
により、カフス部が縦折り位置と一致しないように折り
位置を手直しする必要があるが、このような作業は、作
業者の手間を増やすと共に、機械の休止時間を多くし、
能率を低下させる欠点がある。そこで、この発明は、作
業者の判断にたよらずに、シャツのカフス部を確実に縦
折り位置からずらして折りたたむことができる折りたた
み機を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、シャツの折りたたみ幅に形成した受台
の両側に、上下方向に交互にすき間をあけて受台の下方
にスライドする複数の折り板を設け、その最下位置の折
り板を除く少なくとも１つの折り板の受台と向かい合う
側辺を、受台の長手方向に対して傾斜させた構造とした
ものである。
め、この発明は、シャツの折りたたみ幅に形成した受台
の両側に、上下方向に交互にすき間をあけて受台の下方
にスライドする複数の折り板を設け、その最下位置の折
り板を除く少なくとも１つの折り板の受台と向かい合う
側辺を、受台の長手方向に対して傾斜させた構造とした
ものである。
【０００７】
【作用】上記の構造においては、例えば、図５に示すよ
うに、袖を折り返す途中の折り板Ｃの側辺７を、受台１
の長手の長手方向に対して、その受台上にセットするシ
ャツの裾部側の側辺が次第に離反する傾斜面で形成す
る。これにより、シャツ袖を各折り板で交互に折り返す
と、図６ａｂに示すように、折り板Ｃの傾斜した側辺７
から袖は平行又はシャツの衿部側に向かうように方向変
換して折りたたまれ、縦折り位置Ｐからずらすことがで
きる。
うに、袖を折り返す途中の折り板Ｃの側辺７を、受台１
の長手の長手方向に対して、その受台上にセットするシ
ャツの裾部側の側辺が次第に離反する傾斜面で形成す
る。これにより、シャツ袖を各折り板で交互に折り返す
と、図６ａｂに示すように、折り板Ｃの傾斜した側辺７
から袖は平行又はシャツの衿部側に向かうように方向変
換して折りたたまれ、縦折り位置Ｐからずらすことがで
きる。
【０００８】なお、上記の例では、１つの折り板だけに
傾斜する側辺を設けたが、最下位置の折り板以外であれ
ば、複数の折り板の側辺を所要の角度で傾斜させるよう
にしてもよい。
傾斜する側辺を設けたが、最下位置の折り板以外であれ
ば、複数の折り板の側辺を所要の角度で傾斜させるよう
にしてもよい。
【０００９】
【実施例】図１乃至図６は実施例のシャツ折りたたみ機
を示している。図に示すように、シャツをセットするた
めの受台１は、幅がシャツの所定の折りたたみ幅で形成
され、長さがシャツの全長を越える長さで形成されてい
る。
を示している。図に示すように、シャツをセットするた
めの受台１は、幅がシャツの所定の折りたたみ幅で形成
され、長さがシャツの全長を越える長さで形成されてい
る。
【００１０】この受台１の上部には、セットされるシャ
ツの上半部と下半部の両位置に対応させて、それぞれ受
台の幅方向に延びる複数対のガイド棒２、３、４、５、
６が設けられ、その各ガイド棒２〜６にリニヤブッシュ
８を介して移動可能に取付けたスライダ９に、受台１の
両側辺に向き合う５個の折り板Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅと２
個の折り板Ｆ、Ｇが取付けられている。
ツの上半部と下半部の両位置に対応させて、それぞれ受
台の幅方向に延びる複数対のガイド棒２、３、４、５、
６が設けられ、その各ガイド棒２〜６にリニヤブッシュ
８を介して移動可能に取付けたスライダ９に、受台１の
両側辺に向き合う５個の折り板Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅと２
個の折り板Ｆ、Ｇが取付けられている。
【００１１】また、上記各ガイド棒２〜６の上部には、
そのガイド棒の長さ方向に伸縮する駆動用シリンダ１
０、１１、１２、１３、１４及び１５、１６が設けられ
ており、その各駆動用シリンダ１０〜１６に、折り板Ａ
〜Ｇに連結する各スライダ９がそれぞれ連結されてい
る。
そのガイド棒の長さ方向に伸縮する駆動用シリンダ１
０、１１、１２、１３、１４及び１５、１６が設けられ
ており、その各駆動用シリンダ１０〜１６に、折り板Ａ
〜Ｇに連結する各スライダ９がそれぞれ連結されてい
る。
【００１２】上記折り板Ａ〜Ｅ及び折り板Ｆ、Ｇは、各
折り板の相互間及び受け台１の下面に対して、折りたた
まれるシャツの布地が挿通可能なすき間ａをあけて上下
方向に交互に配列されており、受台１に対して開放した
状態で、各折り板と受台１との間で、シャツＳの袖や胴
部を垂れ下げ可能な間隔ｂが形成されるようになってい
る。また、各駆動用シリンダ１０〜１６の作動量は、各
折り板Ａ〜Ｇが受台１の下方に入り込んだ状態で、各折
り板Ａ〜Ｇの側縁が受台１の側縁に一致するまで移動し
て、受台１の下方に重なり合うように設定されている。
折り板の相互間及び受け台１の下面に対して、折りたた
まれるシャツの布地が挿通可能なすき間ａをあけて上下
方向に交互に配列されており、受台１に対して開放した
状態で、各折り板と受台１との間で、シャツＳの袖や胴
部を垂れ下げ可能な間隔ｂが形成されるようになってい
る。また、各駆動用シリンダ１０〜１６の作動量は、各
折り板Ａ〜Ｇが受台１の下方に入り込んだ状態で、各折
り板Ａ〜Ｇの側縁が受台１の側縁に一致するまで移動し
て、受台１の下方に重なり合うように設定されている。
【００１３】一方、受台１の前側に位置する５個の折り
板Ａ〜Ｅのうち、上から３番目に配列される折り板Ｃ
は、その受台１に向かい合う側辺７が、受台１の側辺に
対して、その受台上にセットされるシャツの裾部側の側
辺が次第に離反する方向に所定の傾斜角度αをつけて形
成されている。これに対して、上記折り板Ｃ以外の折り
板Ａ、Ｂ、Ｄ、Ｅの受体１に向かい合う側辺は、それぞ
れ受台１の側辺に対して平行に形成されている。
板Ａ〜Ｅのうち、上から３番目に配列される折り板Ｃ
は、その受台１に向かい合う側辺７が、受台１の側辺に
対して、その受台上にセットされるシャツの裾部側の側
辺が次第に離反する方向に所定の傾斜角度αをつけて形
成されている。これに対して、上記折り板Ｃ以外の折り
板Ａ、Ｂ、Ｄ、Ｅの受体１に向かい合う側辺は、それぞ
れ受台１の側辺に対して平行に形成されている。
【００１４】この実施例の折りたたみ機は上記のような
構造であり、シャツのセットは、図１ａに示すように、
受台１の上に、実施例Ｓをボタン側を上に向けて載せ、
両袖Ｔ1 、Ｔ2 と胴部の両側を受台１の両側辺から垂れ
下げて行なう。次に、受台１の両側の折り板を、上側の
折り板から順に受台の下方にスライドさせて、シャツの
袖と胴部を折りたたむ。この場合、シャツＳの両袖
Ｔ1 、Ｔ2 は、図６ａｂに示すように、折り板Ａから折
り板Ｃまでは受台１の側辺に沿って折り返されるが、次
に折り板Ｄをスライドさせると、各袖Ｔ1 、Ｔ2 は折り
板Ｃの側辺７の傾斜により平行又はシャツの衿側に向か
って方向変換されて折り返される。
構造であり、シャツのセットは、図１ａに示すように、
受台１の上に、実施例Ｓをボタン側を上に向けて載せ、
両袖Ｔ1 、Ｔ2 と胴部の両側を受台１の両側辺から垂れ
下げて行なう。次に、受台１の両側の折り板を、上側の
折り板から順に受台の下方にスライドさせて、シャツの
袖と胴部を折りたたむ。この場合、シャツＳの両袖
Ｔ1 、Ｔ2 は、図６ａｂに示すように、折り板Ａから折
り板Ｃまでは受台１の側辺に沿って折り返されるが、次
に折り板Ｄをスライドさせると、各袖Ｔ1 、Ｔ2 は折り
板Ｃの側辺７の傾斜により平行又はシャツの衿側に向か
って方向変換されて折り返される。
【００１５】ついで、最後に最下位置の折り板Ｅをスラ
イドさせると、各袖Ｔ1 、Ｔ2 は折り板Ｄの側辺に沿っ
て平行に折り返されるために、各カフス部Ｒ1 、Ｒ2 は
折り返した袖からずれずにその上に重なり合って折りた
たまれることになる。（ここで、図６ａはシャツの左袖
Ｔ1 、図６ｂは右袖Ｔ2 の折りたたんだ状態を示してい
る。）したがって、折り返しの方向を決定する折り板Ｃ
の側辺７の傾斜角度αを適切に選ぶことにより、カフス
部Ｒ1 、Ｒ2 の位置を縦折り位置Ｐからずらすことがで
き、カフス部を折り曲げずに、シャツを図１０に示すよ
うな定形の形状に折りたたむことができる。
イドさせると、各袖Ｔ1 、Ｔ2 は折り板Ｄの側辺に沿っ
て平行に折り返されるために、各カフス部Ｒ1 、Ｒ2 は
折り返した袖からずれずにその上に重なり合って折りた
たまれることになる。（ここで、図６ａはシャツの左袖
Ｔ1 、図６ｂは右袖Ｔ2 の折りたたんだ状態を示してい
る。）したがって、折り返しの方向を決定する折り板Ｃ
の側辺７の傾斜角度αを適切に選ぶことにより、カフス
部Ｒ1 、Ｒ2 の位置を縦折り位置Ｐからずらすことがで
き、カフス部を折り曲げずに、シャツを図１０に示すよ
うな定形の形状に折りたたむことができる。
【００１６】なお、上記の実施例では、折り板Ｃにのみ
傾斜した側辺を形成したが、折り板Ａ、Ｂ、Ｄのうち任
意のものに傾斜状に側辺を形成してもよい。また、折り
板Ａ〜Ｄのうち、複数の折り板、或いは全ての折り板の
側辺を、傾斜状に形成してもよい。
傾斜した側辺を形成したが、折り板Ａ、Ｂ、Ｄのうち任
意のものに傾斜状に側辺を形成してもよい。また、折り
板Ａ〜Ｄのうち、複数の折り板、或いは全ての折り板の
側辺を、傾斜状に形成してもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、折り
板による折りたたみの途中で、シャツの袖の折り返し方
向を変換させるようにしたので、各袖のカフス部を確実
に縦折り位置からずらして折りたたむことができる。し
たがって、シャツの折りたたみを、作業者の判断にたよ
らずに全て機械的に行なうことができ、能率の良い折り
たたみ作業が行なえる効果がある。
板による折りたたみの途中で、シャツの袖の折り返し方
向を変換させるようにしたので、各袖のカフス部を確実
に縦折り位置からずらして折りたたむことができる。し
たがって、シャツの折りたたみを、作業者の判断にたよ
らずに全て機械的に行なうことができ、能率の良い折り
たたみ作業が行なえる効果がある。
【図１】ａは実施例の正面図、ｂはａのＩ−Ｉ線からみ
た横断平面図
た横断平面図
【図２】実施例の平面図
【図３】同上の側面図
【図４】図３のII−II線からみた縦断正面図
【図５】実施例の折り板の形状を示す展開図
【図６】ａはシャツの左袖の折りたたみ状態図、ｂは右
袖の折りたたみ状態図
袖の折りたたみ状態図
【図７】従来例の斜視図
【図８】従来例におけるシャツ袖の折りたたみ状態図
【図９】シャツの形状を示す正面図
【図１０】シャツの折りたたみ完成品を示す斜視図
１ 受台 ７ 側辺 １０、１１、１２、１３、１４、１５、１６ 駆動用シ
リンダ Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇ 折り板 Ｓ シャツ
リンダ Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇ 折り板 Ｓ シャツ
Claims (1)
- 【請求項１】 シャツの折りたたみ幅に形成した受台の
両側に、上下方向に交互にすき間をあけて受台の下方に
スライドする複数の折り板を設け、その最下位置の折り
板を除く少なくとも１つの折り板の受台と向かい合う側
辺を、受台の長手方向に対して傾斜させたシャツ折りた
たみ機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40822790A JPH0683758B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | シャツ折りたたみ機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40822790A JPH0683758B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | シャツ折りたたみ機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04242700A JPH04242700A (ja) | 1992-08-31 |
| JPH0683758B2 true JPH0683758B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=18517710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40822790A Expired - Fee Related JPH0683758B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | シャツ折りたたみ機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0683758B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP40822790A patent/JPH0683758B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04242700A (ja) | 1992-08-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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